№553 週末 ちょっと慌て気味に関西旅行 4.久し振りの関西空港展望ホール
午後は関西空港の展望ホールで旅客機を撮ります。
関西空港はターミナル自体には展望ホールがなく、R/W24Lの傍らに独立した展望ホールがあります。
開港当初は少々割高な入場料金を徴収していましたが、現在は無料です。
ここに来るのは、実に10年振り位かなあ。
まず、和歌山駅から空港バスで関西空港に向かいます。
11時30分発は関西空港交通担当でした。
乗客は5人と少々寂しくなりました。
阪和自動車道で峠を越え、やがて左手にりんくうタウン、そして関西空港が見えてきます。
空港連絡橋を渡り、空港が近付いてきました。
展望ホールには、1Fから南海バスに乗っていきます。
運賃は大人100円。
展望ホールは開港以来何度か改装が行なわれていて、今年も8月にリニューアルが行なわれたばかりでした。
「メインホール」と「エントランスホール」の2棟に別れていて、上部でつながっています。
展望ホールから見た関西空港ターミナル。
屋内には、離着陸する機体のインフォメーションがあります。
下部のモニターには、離陸して行った、あるいは着陸しようとしている旅客機のアニメーションが、デフォルトされて表示されます。
インフォメーションの便名の会社名は、国内線は3レター、国際線は2レターで表記されます。
両方あるJALとANAの場合、国際線はJALがJL、ANAはNHと表記される事になります。
エントランスホール3Fにはレストラン「レジェンド・オブ・コンコルド」があります。
1994年の開港直後にコンコルドが飛来した事にちなんでいます。
入口にはコンコルドの模型。
テーブルにもコンコルドを模した大型テーブルがあります。
このレストランでは機内食が各クラスのスタイルで提供されますが、訪れた時にはちょうど「ガルーダ・インドネシア航空フェア」と題して、同社のビジネスクラス及びエコノミークラスの機内食がサービスされていました。
エコノミークラスを試してみましょう。
2種類から選べ、和食もありますが、せっかくの「インドネシア」なのだから、インドネシア風フィッシュカレーをチョイスします。
これがそのフィッシュカレー。
ソフトドリンクのフリーサービスが込みで1,600円。
ドリンクはセルフサービスになりますが、気兼ねなく何度でもお代わりができます。
ただし、アルコールはない(単品を有料で購入)なので念のため。
なお、明後日11日までは「キャセイパシフィック航空」フェアを行なっています。
屋外で眺める着陸シーンは、ちょうど目の前を着陸機が通り過ぎる事になるので、さすがに迫力あります。
関西空港はだいたい夏場は西よりの風になる事が多いので、ちょっと暑いんですけれど夏場の午後に来るときれいに撮れるのではないでしょうか。
ターミナルからR/W24Lに進入する旅客機も撮れます。
ランディングするのは、フェデックスのMD-11F。
エントランスホール4Fのショップ。
グッズ類が豊富にそろっています。
それではいよいよ展望ホールで撮影した旅客機を、一部ですがご覧頂きましょう。
羽田や成田では撮れない機体が撮れるのも、関空の魅力でしょうか。
JALエクスプレス B737-800
やった、「新鶴丸」機を、羽田・成田以外で撮れました。
「新鶴丸」カラーは、国内線位は羽田・成田以外で撮りたいというのが個人的なテーマでしたから。
ANAウイングス B737-500
ANAウイングスは昨年、グループ会社3社が合併してできた航空会社で、ANAからの委託により運航を行ないます。
機体は胴体に小さく「ANA WINGS」と書かれている事が変わった点。
香港エクスプレス B737-800
香港エクスプレスは成田にも来ますが、時間帯が悪いので、この時間に撮れるのは嬉しい。
エア・マカオ A319-100
A320やA321は成田でも撮りましたが、A319もあったとは。
皆、微妙にロゴやマークの書き方や位置が違っています。
済州航空 B737-800
韓国のLCC。
以前セントレアで撮ったものをご覧頂いていますが、改めてこの1枚。
ジェットススター・アジア A320-200
先頃JALと組んで日本の国内線に参入すると発表した、ジェットスターの系列。
台湾経由とはいえ、シンガポールからA320とは少々きついかもなあ。
トルコ航空 A330-200
トルコ航空といえば、初めて日本路線にA340を就航させた航空会社として知られるのですが、今は成田線がB777-300ER、そして関西線がこのA330です。
ちょっとピンと来ない感じがします。
カタール航空 B777-300ER
こういうのが明るい時間に撮れるというのも嬉しいかも。
この他、エミレーツ航空のB777-300ERも来ました。
済州航空 B737-400
済州航空からもう1機。
中国東方航空 B737-700
社名の脇に書かれている、緑の羽根?状の模様は何でしょう?
なお、2007(H19)年になって、第2滑走路が開設されました。
しかし、今の所は第1滑走路の予備として使われているのか、少なくとも今回の滞在時間中には、旅客機の離発着はありませんでした。
繰り返しですが、ここの展望ホールは、南寄りの風が吹く夏場の午後が絶好だと思います。
今はちょっと発着便数が一頃より少なくなっていますが、成田や羽田では撮れない機体も多いですし、来年には「Peach」も就航し、LCCの発着も増えるでしょうから、バラエティが増えるのは期待して良いのではないでしょうか。
17時になり、沖縄からのJALのB737-800(「Arc of the Sun」カラー)が着陸しました。
これがそのまま羽田行186便となります。
この186便に乗るので、これを見た直後に展望ホールを後にし、帰路につく事にします。
このフライトについては、次回書きます。
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