№536 和歌山電鐵がちょっと気になる

 実は今日は、たった今大阪の方から帰って来た所です。
 昨日今日の2日間行ってまいりまして、色々ありましたが、簡単に言うと昨日は神戸市内でバスの写真を撮り、今日は午前中は和歌山電鐵、午後は関西空港で旅客機の撮影をしてきたという流れでした。
 さすがに疲れましたので今日は少し軽めにします。
 本当は今日更新する予定の記事も既にできているのですが、次回以降とします。

 その和歌山電鐵ですが、「いちご電車」は検査のためか9~13日は運用なし、「おもちゃ電車」は朝晩のみの運用で、改造車トリオは日中は「たま電車」のみでした。
 今日は結局和歌山~貴志を、途中下車しながら1往復しただけで終わったのですが、その中で気になった事が一つ。

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 和歌山電鐵は元々は「いちご電車」で売り出そうとしていたはずで、それは一日乗車券のデザインもそうですし、そもそも会社のマークも漢字の「苺」をアレンジしたデザインになっています。
(それは「たま」がかぶっている制帽もそうなっています)
 ところが第2弾「おもちゃ電車」がデビューした頃、貴志駅のネコ「たま」があれよあれよと人気になり、マスコミにも取り上げられ、「たま電車」までデビュー、しかも「たま」のキャラクターグッズや物品(わたしも「たまジャム」を買ってきました)が発売されたり、貴志駅自体がネコをモチーフにした駅舎に改造されたり、挙句には親会社の岡山電気軌道の電車 … 次の「私鉄の車両シリーズ」では、岡山電軌の「たま電車」を出します … や観光バスまで「たま」デザインになって、ついには「役員」にまで上りつめる事になります。
 その結果…「いちご電車」「おもちゃ電車」は何だかどこかへ忘れられてしまったように見えます。
 確かに生きているネコの方がカワイイですけれど。
 貴志駅以外の駅は未だ南海時代のままになっている事ですし、どこかで「いちご」「おもちゃ」を生かした施策が盛り込まれても良いのではないでしょうか。
 現状は何だか不平等のような気がします … 電車でそんな事を言ってもしょうがないですけれど。

 他にもいくつか感じる事はありますが、その他のバスや旅客機も含めて後日書く事にします。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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《今日見た・聞いた・思った事》
 鉢呂経済産業大臣が「放射能がうつった」発言の責任を取って大臣を辞任しました。
 ヤレヤレ。
 普段から「政治主導」を掲げている民主党なのに、肝心の大臣がこんな事でどうすんのよ。
 でもまあ人の事はあまり言えないので。
 鉢呂さんは大臣(それも原発に直接関わる経済産業省)ですから辞めるのは当然でしょう。
 ただ思い出せばつい最近、愛知のテレビ局による「セシウムくんテロップ事件」ってありましたよね。
 あれは画面に流された事以上に、テロップそのものがおふざけで造られた、という事自体が大問題なはずです。
 本当に放射性物質の怖さが解かっているなら、そしてそれによって生活が破壊された者の痛み・苦しみが解かっているなら、最初からそんなものを造ろうなんて考えないと思うのです。
 №496でも少し書きましたが、私は少年時代にチェルノブイリの事故に触れた時、もし日本で同じような自体が起きたら、たぶん北海道から沖縄まで、日本全国の全ての活動が完全にマヒしてしまうだろうと感じていました。
 ではこの現状はどういう事なの?
 それで昨晩なんばのホテルに泊まったら、付近はネオンや音声がガンガンだし、どうも右も左も上も下も、世の中のことを一生懸命考えているようなふりをして、結構勝手な事ばかりやっているように思えます。
 ANAの皆様には悪いですけれど、今の日本は「心ひとつに」は、明らかになっていないです。

《今日のニュースから》
野田総理大臣 北朝鮮拉致事件被害者家族と面会

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