№513 福岡の週末 4.SFJ086便

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 あっという間で名残は惜しいですが、北九州空港から羽田へ帰る事にします。
 スターフライヤー(SFJ)初搭乗です。
 小倉駅から西鉄バスで北九州空港へ。

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 小倉15時20分発の西鉄は中谷経由便。
 小倉駅前発車時点の乗客は私を含めても2名だけでしたが、次の平和通でそれなりに乗車がありました。
 空港島が近付くと、ちょうど目の前をSFJ機が着陸する所。

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 小倉駅からの「北九州エアポートバス」は運賃は600円。
 所要時間は、直行便は35分、今回乗った中谷経由は49分です。
 ちなみに2年前にJAL便で帰った時の事は№105で書いていまして、あの時は折尾・黒崎からの北九州市営バスを利用したのですが、今年の3月に市営バスが撤退、西鉄バス北九州の運行になっています。

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 その№105では大ウソを書きました。
「日産自動車の展示は定期的に変わるらしい」と書いたのですが、今回行ってみたら展示は「デュアリス」のままでした。

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 SFJのカウンターの前にはA320の模型がありました。
 残念だったのは、「搭乗券」「搭乗案内書」がいずれもANAのものになっていた事。
 ANAのシステムをそのまま使っているからですが、確かに大半がANAとのコードシェア便ではあるものの(ちなみに086便はANA3886便)、敢えてSFJ便として搭乗するので、やはりSFJオリジナルのものが欲しかった…。

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 手荷物検査場を通過した後、搭乗までの間、出発ロビーの軽食スタンドで販売している宮崎のB級グルメ、「肉巻きおにぎり」を食します。
 1個380円。
 生ビールとのセットでは800円だそうです。

 雨だった一昨年とは違って今日は快晴(結局一日晴だった)。
 海もきれいだし、もう少し飛来する便にバラエティがあれば、撮影の名所になれるのだけれどなあ。
(SFJ・JAL以外ではSKYが深夜に来るのみ。済州航空のソウル便が週3便あるが、7月20日まで休航)

 搭乗開始、機内に入ると、オールブラックのモノトーンなインテリアが印象的。
 座席は革張りで、全席にパーソナルTVがついています。
 定刻より早めに出発すると、そのパーソナルTVで非常デモビデオが放映されますが、なにやらおかしなキャラクターがゾロゾロ出てきて、何、「FLYER NINJA」?

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 まあもちろん、言っている事はまじめなのですが、後は実演するのが男性とは珍しいかも。
 終了すると、「ビデオプログラムは離陸後開始」のメッセージが出ました。

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 離陸はR/W36で、一昨年のJAL便の時とは逆。
 左手に宇部・小野田の工業地帯をみる事になります。

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 離陸からわずか4分で左手に山口宇部空港。
 本当に北九州と宇部は近い。

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 笠戸島。

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 岩国。沿岸に基地が見えます。
 この後四国北部の上空を通過していきます。

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 離陸から30分で徳島上空。
 鳴門大橋を見ます。 

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 鳥羽上空。
 ちょっと解かりづらいでしょうが、遠くにセントレアが見えます。

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 機内は座席の黒と壁面の白のモノトーン。

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 機内では通常のドリンクサービスが回ってきます。

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 コーヒーを注文すると、チョコレートがついてきます。
 何だか高級ホテルみたい。
 コーヒー自体は、タリーズとの共同開発という事。
 少量だなと思いましたが、これはカップ自体が小さいためで、SFJ自体の考えによるものだそうです。
 なお、茶菓子は私が空港で購入したものです。

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 SFJの売り物のパーソナルTVは、ビデオプログラムが12chもあり、さすがに長い映画はないものの、「鋼の錬金術師」やBBCワールドニュースも入っています。
 NHKニュース(SFJは継続みたい)も入っていますが、福岡局のローカルニュースも入っていて、この日は鹿児島本線で起きた事故について伝えていました。
(新幹線で小倉に着いた時点で、在来線はかなり混乱していた)
 まあしかし、私の場合は外の景色が見られれば、短距離の国内線なら特に必要はないので(申し訳ないが)、画面をMAPにして、音楽を聴いていました。
 音楽チャンネルは8つありますが、全てナビゲーターはSFJのCAだそう。
 JALやANAとは一味違う、手作り感が出ていると思います。

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 さて、そうやって窓の外を眺めていると、下界はいいのだけれど、遠くの方にまたえらく恐ろしげな積乱雲が…。

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 これも今問題になっている、浜岡原子力発電所。

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 富士山も見えるのだけれど、バックの雲が富士山の倍以上の高さにまで膨れ上がっている。
 あの雲の下は、ひょっとしたらものすごい雨と雷になっているんじゃないだろうか。

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 MAP飛行ルートでは、御前崎を大回りして、伊豆半島上空を通過するルートだった事が表示されています。
 こういう事は初めてではなく、数年前のJALの松山便でも同じような蛇行ルートを飛行していました。

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 ベルト着用サインが点灯する頃、機体は房総半島上空。
 富津岬の向こうに三浦半島も見えます。

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 もう18時を回っていて、夕陽が西の空に消えていきます。
 左旋回すると窓から光が差し込んでまぶしい。

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 市原の工業地帯を左に見て、東京湾へ。
 手前に見える2本の煙突は、東京電力の千葉火力発電所。
 今回はこんなのばっかりだな…。

 
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 左後方にD滑走路に進入するANA機を見ながらアプローチ、R/W24に着陸。
 ロゴを消されて売却待ちのJALのA300-600R、逆に15日に就航するソラシドエアのB737-800などを見てターミナルに向かいます。
 到着は少々遅くなってしまいましたか。
 やはり御前崎迂回の影響か?

 初めてSFJに搭乗しての感想ですが、「手作りの高級感」を出そうという意図は伺えました。
 ただ、SFJ自体は多少運賃を低めに抑えてはいますがLCCという訳ではなく、今後全国規模で「安さこそ一番の価値」というLCCが台頭するようになるとどうなるか。
 新規就航の福岡線は既にLCCのSKYがかなりのシェアを獲得しているようですから、+大手2社相手にどのような勝負を挑む事になるでしょうか。
(福岡線はANAとのコードシェアは行わない)

 今回の福岡週末旅行の間に撮影した写真の内、西鉄・JR・昭和バスについては先日の本体の更新時にアップしましたからそちらをご覧下さい。
 堀川バスはもう少しお待ちください。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

 仕事の都合で、次回の更新は8日(月)になります。

 明日もマツダスタジアムで試合が行われます。
 原爆の日に広島で試合が行われるのは53年振りです。
《今日のニュースから》
「はだしのゲン」原作者・中沢啓治氏 広島-巨人戦で始球式

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