№501 韓国46時間弾丸旅行 1

 長らくお待たせいたしました。
 先月3日~5日の間の韓国旅行について、6回に分けて書きたいと思います。
 韓国と言う国にはもちろん元々興味はありましたが、やはり国情からして特に写真撮影の点で厳しい部分が多いのではないかと思い、写真撮影を旅行のかなりの部分に占める私としては、二の足を踏む毎日でした。
 しかし、「ANAマイレージバンク」の一部のマイルの有効期限が6月一杯に迫っていた事があり、ではどうやってマイルを使おうかと考えた時に、では思い切って近場の海外ではどうだろうかと考え、今回の韓国旅行と相成りました。
 今回はANAと同じ「スター・アライアンス」に属する、アシアナ航空での往復となりました。
 アシアナ航空の往復だと、ANAよりも多くのマイルを必要とするのですが、海外の航空会社も積極的に利用してみたいという希望もありましたので。
 ただ今回は日程がタイトで、ただでさえ2泊3日と短い上に、帰国は夕方の便を確保できず、午前中の便を選択せざるを得なくなって、結局韓国滞在時間わずか45時間40分。
 それで、もちろん他にも色々行きたい所、やりたい事もありましたが、初めての国ですし、今回はソウル~釜山で「往路:高速バス 復路:高速鉄道」の乗り比べをメインに絞る事にしました。
 何しろ韓国の言葉は全くわかりませんから、どうなる事かとも思いましたが、ともあれ出発地、羽田空港の国際線ターミナルに向かうリムジンバスの車中の人となったのでした。

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6月3日(金)

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羽田空港 国際線ターミナルカウンター

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出発便案内表示

 出発便は、ほとんどが日系+外資系のコードシェアだ。今回乗るOZ1075便も、ANAとのコードシェア(NH6983)だ。JALは、ここではもう鶴丸表記になっている。台北行ANA1185便が1時間近く早い出発になっているのはどうしてだろう?それと下から3行目、SKYのグアムチャーター便(BC9903便)の出発があった。

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R/W34Rへタキシング

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離陸

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レインボーブリッジ

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谷津

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東京スカイツリー

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富士山

 C滑走路R/W34Rより離陸、すぐに右旋回して翼の後方にレインボーブリッジとお台場を見る。続いて左旋回でTDRから新浦安や谷津の上空を通過、やがて東京スカイツリーに東京ドームの屋根も見えてきた。こういう時に翼の真横と言うのはやはり恨めしい。
 離陸から5分も経たない内に一旦ベルトサインは消灯。ところが富士山が左手前方に現れたあたりで再びベルトサインが点灯した。機長自らアナウンスしているようだが、当然理解不能。揺れはないのだが、雲行きからして大気の状態は不安定そうだ。

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機内

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機内食

 ベルトサインはついたままだが、食事のサービスが始まった。メインは酢豚、それとギリシャ風サラダにフルーツとパン。お茶請けにモナカ。それにしてもご飯ものだと言うのに、お箸がない。

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飛行ルート

 残念ながら日本の上空はひたすら雲が広がっている。というか、本当は山陰の海岸線は見えるのだけれど、繰り返しの恨み言になってしまうが、つくづく翼の真横が恨めしい。(A330だと、客席部以外の窓は皆小さくて景色を眺めるのに適していない)ルートマップを見ると、東京から山陰の海岸線まではほぼ一直線、そこから右に進路を変えて、浦項の上空から朝鮮半島に入るようだ。

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金浦空港着陸直前

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金浦空港到着

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金浦空港ターミナル

 朝鮮半島上空は山また山という感じがした。ディセンドはスタートしたが、この高度ではまだ日本とどう違うというのは解からない。しかし、陸地が近付くと、白っぽい超高層マンション?がいくつも並んで建っているのが見えてくる。まるで香港みたい。だが、金浦空港付近は一点、水田が広がっているようだ。
 空港周辺は一見のどかな農村地帯の中にあるけれど、鉄条網が周りを取り囲み、見張り小屋も見られる。やはり「韓国」という事なのかなあ。ターミナルにはJALが2機とANA機の姿が見られるけれど、思った以上にひなびた感じがした。

 入国審査に向かうと、日本語でこんな文字の幕が。

希望者は放射能検査を実施する事ができます

 皆さん笑っているけれどねぇ!
 国際線の便が少なくなったからか入国審査は閑散としている。しかし「健やかな暮らしのためのベストチョイス 健康旅行の最適地 江原道」(ちなみに冬のオリンピック開催が決まった平昌(ピョンチャン)は江原道にあります)なんて文字を見ると、ここは日本ではないのか?と錯覚させられる。両替商で1万円札を渡すと、即座に127,000ウォンが入った封筒を渡されたのには少々意表をつかれた。1ウォン=約0.07円という事か。

 この後地下鉄で市内の高速バスターミナルを目指す事になるが、それは次回。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

 ところで、この記事を書いている最中 …といっても大方書きあがっていましたが… 、21時過ぎ、神奈川もかなり揺れました。
 横浜は震度3だそうで、栃木の真岡では5弱だったそうですが、すぐそばの益子の焼き物は大丈夫だったでしょうか?
 皆様の所はいかがだったでしょうか?

 という状況なのに、こんな事やっている場合ですかね?
 こんなに皆の仲が悪い、てんでバラバラな政党だとは思わなかった。
《今日のニュースから》
民主党有志議員11人 菅首相の退陣要求を決議

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