あっという間に韓国とお別れの時が来ました。
帰りは仁川→成田便を利用する事になります。
6月5日(日)
仁川空港ターミナルビル
仁川空港ターミナルビル 出発階
仁川空港の出発階は、フロアの中央部に免税品などの店舗が並び、その両側にカウンターがある。日本各地へ行くOZのエコノミークラスは、他の東南アジア行と同じになるので行列が長い。それにしてもまだ7時30分なのに人が多いなあ。20分以上待たされた。
雲西の安ホテルでは、朝食サービスはロビーの脇のセルフサービスのトーストとコーヒーだけだったので、改めてここで朝食バイキングを採る。
仁川空港ターミナル フィンガー
仁川空港ターミナル32番ゲート
メインターミナルは、両側に2本のフィンガーが延びて、その両側に旅客機が発着するスタイル。(他にサテライトが増築されている)フィンガーは中央部にショップが並び、ゲートはそのショップの裏側になる。他では見た事がない、変わったスタイルだと思う。
出発準備
OZ104便はB777-200だと思っていたのだが、32番ゲートで出発準備を行っているのは、行きの羽田→金浦便と同じA330-200だ。やはり乗客が少なくなっているのだろうか。NH6974、CO4434のナンバーがついている。
さて、出発準備が整い、搭乗開始。日本語のアナウンスも入る。
口蹄疫防護マット
日本では大震災・原発事故で忘れられているだろうが、韓国では昨年末から口蹄疫の被害が拡大していた。到着ロビーに向かう出口には防護マットが敷かれている。今はどういう状況なのだろう。
搭乗口には日本の新聞も置かれているが前日のもの。衛星版は入らないのだろうか。
タキシング
姿の見えない乗客がいて多少もたついたが、ともあれ10分遅れで出発、東側の滑走路(33R)へタキシングして行く。後方に見えるのはLCCのジン・エアーとOZ機だ。
離陸
離陸してすぐに海上へ、空港の上空を一周する格好で上昇して行く。しかし空港付近はまだ良かったのだが、ソウル市方面は雲が多い。
日本海(東海)
離陸して20分強で朝鮮半島とはお別れ、日本海(東海)に抜ける。この付近になると青空が広がり、真っ青な海が美しい。
機内サービス
機内食
ここで機内食のサービスが回る。今日はキャビンクルーに1人日本人がいたが、こちらには回ってこられなかった。食事は焼肉メイン。しかし日本そばまでついて、ここでも箸がない…。
思うにこの時間でこの内容だと、朝食には重いし(空港で朝を食べた事もあったが)、昼食には若干早い。もう少し軽いメニューでも良さそうな気がするのだが。
日本列島に差し掛かると急に揺れが大きくなり、ベルトサインも点灯する。日本上空の大気は不安定そうだ。津からセントレア、伊良湖あたりが一番揺れたか。成田が近付き、降下が始まると耳がミシミシし始める。
利根川上空
東関道 四本木
成田の着陸はB滑走路のR/W16L。利根川の上空を横切り、№210・№211で撮影地としてご紹介した、東関道脇の四本木のポイントをかすめて着陸する。上空から見るとこんな感じ。畑はビニールハウスが作られていた。
着陸し、第2ターミナルを掠めて第1ターミナルに向かう。一時はB滑走路の撮影ポイントとしても使われていた天神峰は、やはりフェンスが頑丈に張り巡らされていて、もはや撮影には向かないようだ。
成田空港到着直前
成田空港到着
到着の前、同じOZのB767-300を見る。1時間前に仁川を出発した便の折返しではないだろうか。結局成田は16分の遅れで、仁川での遅れを取り戻す事はできなかった。
パスポートコントロールは割とすんなりだったけれど、荷物が出てくるのに非常に時間がかかる。国際線を利用すると(国内線も一部はそうだが)、これが一番じれったい。
成田空港からのJR線は節電でちょうど<成田エクスプレス>運休の時間帯にかち合ってしまい、13時00分発の横須賀線直通快速で帰る事になる。JRは<成田エクスプレス>がなくなると、事実上ローカル列車だけになってしまって、本数も少ないし、東京まで時間がかかりすぎる。もうちょっと何とかならないものか。
あっという間でしたが、初の韓国旅行は、幸い大きなトラブルもなく、つつがなく終わりました。
国内旅行の感覚でいける国とはいえ、やはり海外旅行、特に私みたいに移動そのものも目的になるような旅をするようなものにとっては、やはりあと1~2日は欲しいかなあ。
次に行く機会があるのかどうかは解かりませんが、もし行く事があれば、今度はもう少し鉄道の旅を加えてみたいと思います。
在来線の列車には乗ってみたいなあ。
ところで、出発前に懸念していた撮影の問題は … 結局何もありませんでした。
もちろん空港の外周の滑走路とかでは撮影はダメに違いないけれど … 見張り小屋まであった位だから … ターミナルの中から記念写真的に撮る位なら全然OKなのでは?
地下鉄も、駅構内に撮影禁止の標識がある訳でもなく、撮影しても兵隊さんが近付いてフィルム没収、なんて事は全くありませんでした。
従って、もちろん軍事基地などが近かったら最大限の注意を払わなければならないのですが、普通の観光旅行のスナップ的な写真だったら、何も問題がないのではないかと思います。
さあ、次の海外はどこへ行こうかな?
香港あたりを考えていますが…。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
たまにはこんな平和なニュースも欲しいですよねえ。
大震災・原発事故はもちろん、爆弾テロだの銃乱射だのなんていうのもご勘弁。
《今日のニュースから》
北海道・厚沢部町 直径2mの巨大コロッケ製作
この記事へのトラックバック