関東地方は朝から改正で富士山も丹沢も美しい姿を見せてくれましたが、当方は残念ながら、多くの用事にせっかくの休日の大半を費やす事となりました。
まあその合間で、川崎市営バスのポスト新長期規制BLCハイブリッドを撮ったから良しとするか。
次回の本体の更新時に公開できると思います。
「JTB時刻表」の3月号も、先月25日に発売になっていながら、これもJALのB747-400を特集していたため、少々遅くなってしまいました。
去る者あれば来る者ありで、明日5日、東北新幹線E5系<はやぶさ>がデビューします。
表紙ももちろんE5系<はやぶさ>。(仙台-古川)
◆ 新乗り物風土記シリーズ122 東北新幹線に新型車登場! E5系『はやびさ』
先月が九州新幹線でしたから、今月は当然の如く、東北新幹線E5系。
車内は「グランクラス」を含めて既に公開済みですから、特に記す事はないでしょう。
一方で、再来年運行を開始する、秋田新幹線E6系も公開されました。
こちらはさすがに「グランクラス」はなく、4-4シートのグリーン車と普通車。
グリーン車は写真だけで見る限り、正直E5系より若干見劣りするのではないか?と思うのですが。
E5系は当面300㎞/h、2014年に320㎞/hに引き上げられますが、残念ながら東京~新青森間は3時間は切れない模様。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第51回
レギュラーの「鉄おとめ」は昨年12月号以来となりました。
今回は伊豆箱根鉄道三島駅の駅員さん。
初の女性駅員とは意外です。
温泉場が多く、東京からの直通特急もある観光路線ですから。
業務は観光案内の比重が高そうです。
なお、初耳だったのですが、伊豆箱根鉄道の電車には、ハートのつり革がある電車があるそうです。
(大雄山線にもあるらしい)
◆ 駅旅本線 第60駅
津軽鉄道の金木駅。
今回は駅舎よりも、構内での列車交換作業に重点が置かれています。
駅舎は2003年に改築され、特に語るべき事はないのでしょう。
ただ、2Fの食堂の「しじみラーメン」が名物のようです。
腕木式信号機とタブレット閉塞、それに「ストーブ列車」の3点セットは、確かに鉄道ファンにはこたえられない存在でしょう。
新幹線新青森延伸で訪れる人も多くなったそうで、是非盛業を祈ります。
◆ 駅弁細見 283
八戸駅の「東北新幹線 E5系はやぶさ弁当」(1,150円)。
先月の「九州新幹線 さくら辧當」と同じく、ファミリー向けだと思います。
仙台・大宮・東京でも販売。
「売切御免」の「八戸小唄寿司」の方が、本来の八戸の名物駅弁のようです。
◆ 黄色のページ
特急<あそぼーい!>は6月4日運行開始。
ダイヤ改正以外では横浜線~富士急行直通の快速<富士河口湖号>が注目。
3月19・26日、4月2日の運転で、富士急行の公式Webサイトからすると、115系を使用するようです。
(だから横浜には直通できず、東神奈川発着なのか)
「たいむたいむてぇぶる」が黄色のページに移動。
◆ 本文
まず東海道・山陽新幹線からいきますが、700系16連は定期の<のぞみ>は、
下り
のぞみ203号 東京7:00 → 9:36新大阪
のぞみ207号 東京8:00 → 10:36新大阪
のぞみ251号 東京18:20 → 20:56新大阪
のぞみ255号 東京18:40 → 21:16新大阪
のぞみ259号 東京19:20 → 21:56新大阪
(土曜運休、6月26日からN700系)
のぞみ265号 東京20:50 → 23:23新大阪
(4月30日からN700系)
上り
のぞみ218号 新大阪8:27 → 11:03東京
(5月1日からN700系)
のぞみ224号 新大阪10:07 → 12:43東京
(休日運休)
のぞみ226号 新大阪10:47 → 13:23東京
のぞみ228号 新大阪11:47 → 14:23東京
のぞみ240号 新大阪15:47 → 18:23東京
のぞみ244号 新大阪16:27 → 19:03東京
(土曜運休、6月26日からN700系)
と最大で6往復にまで減少。
300系に至っては、定期の<のぞみ>はなくなりました。
在来線では、まずJR四国の特急全てから「L特急」の愛称がなくなりました。
これで「L特急」はJR東海がらみの<しなの><ひだ><しらさぎ>のみ。
来年には「L特急」の名がなくなりそうです。
それから、JR東海・東海道線の幸田~東岡崎間に建設中の新駅は、今改正での開業はなし。
(この改正で開業しそうだと前にウソを書いてしまいました。申し訳ありません)
鹿児島本線・大牟田~熊本間は日中に快速<くまもとライナー>が設定されましたが、増発ではなく在来の普通列車の立て替えのため、普通列車はこの区間、日中は1時間おきに削減される事になります。
元々この区間の普通列車は日中半分が田原坂通過になっていて、同じ熊本県なのに、日常的な流動が少ないようです。
荒尾は完全に福岡の通勤圏なのでしょう。
Sugocaのエリアの南端だし、かつては西鉄バスの営業所もあったほどですから。
その福岡では、小倉~博多間の準快速が小倉~福間間各駅停車の「区間快速」になり、小倉側では快速が削減された格好です。
特急に乗って欲しいという事でしょうか…。
さて、2月号の時に少し書いた、JR最北端・稚内と最南端・西大山の間の所要時間ですが、
稚内 16:51 -(54D 特急スーパー宗谷4号)- 21:50 札幌
札幌 22:00 -(202 急行はまなす)- 5:40青森
青森 5:46 -(242M 特急つがる2号)- 5:51新青森
新青森 6:10 -(4102B はやぶさ4号)- 9:24東京
東京 9:30 -(23A のぞみ23号)- 14:43博多
博多 15:09 -(5419A さくら419号)- 16:48鹿児島中央
鹿児島中央 17:11 -(1349D)- 18:41西大山
と、25時間50分となりました。
ただ、これ以上の短縮がなり、ひいては24時間を切る事ができるか、と言ったら、札幌~稚内間の夜行がなくなっているので、もう難しいかも知れません。
JR以外では、明知鉄道で急行<大正ロマン>が運行を開始する事になりました。
途中阿木・岩村のみ停車で、月曜運休。
注目されるのが「食堂車」の連結なのですが(和食提供とかで、ナイフ・フォークマークではなく御膳のマークなのがご愛嬌)、5日前の15時までに予約が必要で、7人に満たないと連結されないと言う事。
時刻表上ではこれ以上の情報がなく、また今日現在では公式Webサイトでも、急行運転も含めて詳細がわかりません。
明知鉄道では以前からイベント列車として車内で食事を楽しめる列車を運行してきていて、その発展形なのだと思われますが…。
平成筑豊鉄道は糸田線の直方直通がなくなり、金田~田川伊田間に振り返られてこの区間は増発になっています。
◆ ピンクのページ
九州新幹線がらみで、新幹線~在来線特急の乗り継ぎに大きな変化が出ました。
まず、JR九州の特急料金が12日から値下げになります。
(例:小倉~大分間通常期 1,870円→1,700円)
しかし、同時に小倉・博多で新幹線~在来線乗り継ぎの際の在来線側の料金の半額割引は廃止になります。
したがって両者の乗り継ぎの場合も単純に料金の合算になり、例えば新大阪~大分間の料金は、
3月11日まで 新大阪~小倉間(<のぞみ>) 5,540円 + 小倉~大分間 930円(1870÷2、10円未満切捨て) = 6,470円
3月12日から 新大阪~小倉間(<のぞみ><みずほ>) 5,540円 + 小倉~大分間 1,700円 = 7,240円
と、770円の値上げになってしまいます。
この値上げもさる事ながら、乗り継ぎ割引制度の廃止自体(九州のみだが)が結構重要な事項だと思われるのですが、時刻表ではピンクのページをよく読まないと解かりません。
こういう大事な事は時刻だけでなく、あらかじめもっと大きく書いておくべきではないでしょうか。
(実は私自身、先日山口に行って、新山口駅に掲げられていたポスター書きを見るまで知らなかった)
上で少し掲げたJR九州の「Sugoca」が、12日から下関まで利用できるようになります。
下関はJR西日本管理の駅ですが、自社の「ICOCA」のエリアには入っていません。
自社のICカードが利用できず、他社のICカードのみ利用可能になるのは、JR以外も含めて多分初めてです。
さて来月は、航空のダイヤが国内線・国際線とも変更になります。
(今年は国内線も、国際線サマースケジュール移行に合わせて今月27日変更)
JALを中心にどちらも大きく変わりそうで、それを中心にチェックする予定です。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
《今日のニュースから》
地震・津波の大規模実験施設 横須賀市に完成
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