JTB時刻表11月号は20日に発売になっていましたが、先日の松山~福岡の旅行記を書いていたので、少し遅くなってしまいました。
表紙は昨日の冒頭で触れた、21日開業の羽田空港国際線ターミナルビルと、駅を出発する東京モノレール。
東京モノレールは、900号記念の2001年1月号以来の表紙への起用です。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第49回
わたらせ渓谷鐵道の「わ鐵アテンダント」。
47回の時と同様の、第3セクター鉄道のアテンダント。
1人だけなのかな?
おお、車内補充券も売るのですか。
わ鐵は経営がかなり厳しいとも聞いていますので、頑張って欲しいと思います。
ただ、以前もどこかで書いた気がしますが、「アテンダント」という立場の場合、列車に異常が発生した場合はどうするのだろう?
スカート姿というのは、ちょっと疑問。
◆ 駅旅本線 第57駅
箱根ロープウェイの大涌谷駅で、ロープウェイの駅が取り上げられるのは初めて。
小田急~箱根登山鉄道~ケーブルカー~ロープウェイ~芦ノ湖の観光船と連なる、小田急グループのゴールデンコースの一角を担うロープウェイの中継点という位置づけになります。
ロープウェイの駅というのは、駅というよりは観光施設の一部というイメージがしていますが、ここもそんな感じです。
あんまり「駅舎」という感じはしない。
カツカレー、食べたいな…。
◆ 新乗り物風土記シリーズ118 秋の信州へ!-ハイブリッドトレイン リゾートビューふるさと
この冬、東北で怒涛の攻勢をかける、JR東日本のハイブリッド・リゾート列車の第1弾。
他に長野県を走る特急と、小海線のハイブリッド(キハE300形)列車。
加えて長野県内の私鉄・第3セクターも取り上げられていますが、上田電鉄の車両の解説が間違っちゃっています。
同じ元東急でも1000系で、これについては№63で書きました。
そういえば10月号の時に「<はまかぜ>の189系について取り上げられるかも知れない」と書いたのですが、何もありませんでした。
12月号は東北新幹線関連になるだろうし、このまま取り上げられず仕舞いになってしまうのか?
◆ 駅弁細見 279
またいつものシリーズに戻ったようです。
姫路駅の「元祖 幕の内辧當」(難しい漢字を使うなあ)。
1,300円と駅弁としてはえらく高いのですが、これは明治時代に発売された、日本初の幕の内の復刻なのだそうです。
3日前までに3個以上の予約が必要との事で、簡単に購入できるものではありません。
新駅弁として「但馬牛牛めし」。
これも1,100円とちょっと高いですが、これは普通に売店で買えるようです。
「ノリノリ乗り物情報局」には、「かしてつバス専用道開通記念乗車券」があり、鉄道時代のDC(キハ600)と、同じ場所で取ったらしいかしてつバスの写真、そしてキャラクターのイラストが描かれていて500円。
◆ 黄色のページ
№338で記した、12月4日東北新幹線新青森開業に合わせたダイヤ改正のあらましと、関連する新幹線・特急の時刻が掲載されています。
基本的にはその時に記した事がそのまま書かれていました。
記事になっていない部分でJR東日本の各支社のプレスリリースを基にして付け加えると、
1.上越新幹線の本庄早稲田・浦佐などで停車列車の見直し
2.<フレッシュひたち>で一部減車・夕方上りの牛久停車の取り止め
3.新宿発着の<あかぎ>の10連化(田町の0番台を運用か?)
4.中央線快速のダイヤのパターン化
などが行われるそうです。
また、盛岡<はやて>は仙台~盛岡間の停車駅相互間の移動も指定券が必要になりそうだと記しましたが、100番台<はやて>の仙台~盛岡間に限って、自由席特急券で乗れる事になるようです。
(盛岡~新青森間の特定特急券と同じで、空席が発生した時に着席できる)
あくまでローカルルールなのでしょう。
<さざなみ>は、毎日運転という列車は6往復→2往復に激減。
1往復を廃止(年末年始の臨時で設定)、3往復は土休日運休。
高速道路の影響は、相当深刻なようです。
(内房線自体の問題もありますが…)
<水上>は臨時のみ2往復運転。
その後は臨時列車の後、東京モノレール全駅・全列車の時刻を掲載しています。
会社線ページでは富士急の<フジサン特急><富士登山電車>の12月4日からの時刻も掲載されています。
<フジサン特急>が平日に1往復増発されるようです。
「お得なキップ」では、「旅名人の九州満喫きっぷ」がスゴイ。
在来線の全ての鉄道(西鉄も、第3セクターも、路面電車も)が利用できるのだそうです。
ただ有料の特急などは乗れず、日豊本線の佐伯~市棚間は普通列車は1日3往復しかないのでご注意を。
あと、今月号ではJTB時刻表に関するアンケート募集がありました。
これについては別に私の考えを交えて書いてみるつもりです。
◆ 本文
早いもので、改正を行わないJR在来線のページの欄外には、「12月30日(木)→1月3日(月)は休日ダイヤで運転」の注釈が入りました。
国際線航空便の10月31日(欧州のサマータイム終了に合わせたもの・米国本土は11月7日から)からのウインター・スケジュールが発表になっていますので、今月は国際線に注目してみました。
言うまでもなく羽田空港がらみが中心になり、31日になるとまた各種報道で大々的に騒がれるのでしょう。
詳しくは別に取り上げるつもりですが、10月31日(一部は11月1日より運航)時点では1日46便が就航します。
全体的には既に公表されている通り(後にブリティッシュ・エア(BA)が2月20日からのロンドン線就航を発表)です。
細かい所では、上海線の上海航空が、共同運航の相手をANAから中国東方航空(MU)に変えています。
(MUとの合併を控え、スター・アライアンスも脱退)
一方成田では、香港線で香港航空が就航しますが、18時30分到着・19時30分出発では撮影にはならないなぁ。
JALはホノルル線の75・76便が2月一杯までB744で、これが最後のジャンボ機の便になります。
(以前10月一杯で終わりだろうと書いたが、逆に言うと2月までは定期便で見られるわけ)
他空港では福岡空港に香港ドラゴン空港(KA)が再就航します。
KAはなんだか日本に現れたり消えたりの繰り返しって感じ。
12月号では、改正ダイヤが全て発表されるので、もう少し詳しいディティールがわかるでしょう。
それと、例年通りなら大晦日~元日の終夜運転も発表になるはずです。
「鉄おとめ」特別編って何だろう?
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
さて、急な話ですが、実は明後日26日より、なんとフランスに行く事になりました。
いろいろ個人的な事情があって、今でないとまとまって日程を確保できないのです。
期間は11月6月までの12日間。
ただ、ご存知の方も多いでしょうが、今フランスでは全土で、政府の年金改革に反対する大規模な抗議行動が繰り広げられており、無事に旅行が完遂できるのか、かなり不安ではあるのですが…。
と言う事で、まず当ブログの更新は今日を持って一時お休み。
そして、11月1日付(10月31日の晩)に行う予定だった本体の更新を、明日の晩に行う事にしています。
明日の更新では、先日行って来たばかりの福岡で撮影した西鉄バスや昭和自動車(新規公開)、撮影したばかりの羽田京急バスの羽田空港シャトル(ポスト新長期規制車初登場)などの画像を公開しますのでお楽しみに。
少しばかし長いお休みを頂きますが、帰ってきたらまた当ブログで報告させて頂きたいと思っています。
それでは、行って参ります。
《今日のニュースから》
ケニア・ナイロビのサッカー場で観客が殺到し転倒 9人死亡
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