№315 セントレア夜行日帰り撮影行・E170タッチアンドゴー

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 先月30日(月)、思い立ったが吉日とばかり、夜行日帰りでセントレアまで飛行機の撮影に行きました。
 目当てはシンガポール航空とフィンランド航空のA330。
 特に前者は成田では撮れないので…。

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 名鉄の中部国際空港駅。
 英文は「Central Japan International Airport」。
 いつか書いたはずだけれど、どうも名古屋は「Central=中央」にこだわる傾向が強いようです。
 普通に「Chubu International Airport」でいいじゃんかと思うのは、首都圏在住者の驕りでしょうか?
(ちなみに小牧空港へのバス路線を持つあおい交通は、セントレアの英文を「Chubu Centrair International Airport」と表記しているようです)

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 ターミナルの南側は国際線エリア。
 少し小さいけれど、遠くに「ドリームリフター」の姿があります。

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「スカイデッキ」。
 ターミナルから伸びるフィンガーの上部に細長く伸びています。

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タイ国際航空 A330-300
 TGのA330も成田では見られません。
 ところでTGはスター・アライアンス所属なのですが、このバンコクからの便はANAとのコードシェア(NH5958)であるものの、折返しバンコク行はJALとのコードシェア(JL5035)になるのです。
 TGは関空路線ではANAコードシェアとJALコードシェアを両方飛ばしているし、一方JALにもTGコードシェア便があります(国内線にもある)。
 歴史的な経緯もあるでしょうが、いいのかな?

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ベトナム航空 A321-200
 これは先月13日に就航したばかりのホーチミンシティ線です。
 ターミナル内にも就航を歓迎する幕が掲げられていました。
 A321自体は成田でも見られます。

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ルフトハンザ・ドイツ航空 A340-300
 フランクフルトから週5便の乗り入れ。
 日本ではA340は少々影が薄くなってきたような気がします。

 ここで、私的には「ビックリ」だった1機。
 R/W18のかなたに、ウィングレット付のJALが見えてきましたが、B737-800にしては小振り。
 まさか…。

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 J-AIRのE170のタッチアンドゴー訓練なのでした。
 朝方はこの後4回に渡って姿を現します。

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シンガポール航空 A330-300
 これが今日の目当ての一つ。
 日本で見られるのはここだけなので。

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 JALのB777-300ERです。
 成田への連絡便。
 この便は現在は国際線扱いですが、ウィンタースケジュールから国内線になるそうです。

 もう一度E170のタッチアンドゴーを見て頂きましょう。

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 R/W18に接地し…。

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 再加速して上昇開始。

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 急上昇して青空に消えていきます。
 うん、なかなかカッコいい。
 これを見たら乗ってみたくなります。
 羽田から南紀白浜線や一部の関空線での就航が始まりましたが、10月末にはいよいよ本格的に羽田路線で飛ぶ事になりそうで、搭乗できる可能性も多くなるでしょう。

 タッチアンドゴー訓練をここで行っているとは知りませんでしたが、小牧は市街地にあるので、旅客便以外でむやみに離着陸はできないからここでやっているのでしょう。
(何でもNCAのB747-400Fもここでやっているそうです)
 撮影に関しては、300㎜で滑走路上はやはり厳しい…。

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中国東方航空 B737-800
 青島経由北京行。

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フィンランド航空 A330-300
 面白い事にセントレアからはロンドンやパリへ行く便はないのに(パリは昨年まであったが)、ヘルシンキという「マイナー」な地へ飛ぶ路線がある訳です。

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 JALのMD-90-30です。
 これももうすぐ見られなくなってしまいます…。

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ガルーダ・インドネシア航空 A330-300
 セントレアには通常は胴体が短い200型が来るそうですが、この日は300型でした。

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デルタ航空 B757-200
 これはサイパンからの便。

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チャイナ・エアライン A330-300
 こうして並べてみると、セントレアにおける外国からのワイドボディ機は、A330が中心になっているようです。

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 ここで、「ドリームリフター」の貨物(B787の胴体)積み込みの様子。
 胴体の後部が大きく割れて、90度に開きます。
 ド素人から見たら、こんな構造では飛行中に空中分解を起こしてしまうのではないか、と思ってしまうのですが…。
 なお、セントレアの公式ホームページに「ドリームリフター」の飛来情報が公開されますが、夜間到着・翌日夜間出発というスケジュールなので、通常は撮影は難しそうです。

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アシアナ航空 B767-300
 今のセントレアでは意外に少ないかもしれない、ボーイングのワイドボディ機。

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エバー航空 MD90-30
 エバー航空は今の所週5便の乗り入れ。

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デルタ航空 B747-400
 週6便のデトロイト~マニラ線がここを経由します。(これはデトロイト行)
 こんなものが見られるなんて、数年前は思いもしませんでした。

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チェジュ航空 B737-800
 韓国のLCCで、セントレアにはこの春より就航しました。

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 最後に、ANAのB767-300「坂の上の雲」。

 今日はここまでにして、帰宅の途につきます。
 その前に。

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 改めて展望デッキ。
 撮影条件は良好ですが、難点としてはこのフロアにはトイレや飲料の販売機がなく、1Fまで降りなければならないという事。

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 1Fのギャラリーでは、セントレアで撮影された旅客機の写真が多数展示されていました。

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 ロビーでは三菱の電気自動車MIEVが展示されていました。

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 岐阜行の特急。
 2334Fは、1600系から転用された1700系を特別車とした編成です。
 行先・種別表示はフルカラーLEDに変更。

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 車内は他の2200系の一般車とほとんど変わらないようです。

 名古屋からは、またも東海道線の普通列車を乗り継いで帰る事になります。
 名古屋駅では10・11番ホーム(特急<しなの><ひだ>発着)で駅弁を買いますが、広げるのはうんと先。

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名古屋→豊橋 2340F 新快速 クモハ313-1

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 岡崎~幸田の新駅工事現場。

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 豊橋の手前で、飯田線と線路を共用する名鉄の特急とすれ違います。

 豊橋から熱海までは、先週と同じ列車の乗り継ぎ。
 従ってひたすらロングシートでトイレなし。

 
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豊橋→浜松 968M 普通 クモハ211-6009

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浜松→熱海 454M 普通 クモハ211-5011

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 静岡での5分停車も同じ。

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熱海→戸塚 936M 普通 クハE231-8058
 熱海からは、今日はすぐの接続の列車。
 階段を降りて隣のホームに移動する事になりますが、地下通路が意外に1本だけで、しかも狭いので乗り継ぎが結構大変。
 ここでようやく、名古屋で買った駅弁を広げる事になります。

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 名古屋といえばみそかつ弁当。

 これでこの夏の「青春18きっぷ」は全部使い切りました。
 撮り歩きは、しばらくは近場でしょうか…。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。

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