№260 東急東横線 元住吉駅

 日本代表、決勝トーナメント進出おめでとうございます!
 大会開始前は正直どうなるかと思いましたが、やってくれました!
 JR東海の「熊野那智大社サッカー必勝祈願ウォーキング」について当ブログで少し触れましたが、どうやら参加者(に限らずサポーター全体)の祈りがはっきり届いたようです。
 しかし、あれだけズバズバフリーキックが直接決まるとは。
(本田選手の先制点は、多分今大会の全試合を通じて初めて直接ゴールに決まったフリーキック。)

 トーナメント初戦の相手はパラグアイですか。
 日本が勝ち抜くとしても2位で、初戦はF組の1位が相手になるからイタリアが順当だろうと大方の人が思ったでしょう。
 まさか前回大会の決勝を戦ったイタリアとフランスが、そろってグループ最下位で消えるとはねぇ。
 しかし今回は南米勢が皆絶好調ですし、パラグアイも強敵には違いありません。
 正直ベスト4という目標までは解りませんが、健闘を期待しましょう。
(ちなみに南米勢の好調の要因に、普段から高地で試合をする機会が多いから、という事もあげられていますが、パラグアイ自体は高地にはなく、首都のアスンシオンも標高50m程度との事。)

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 ほとんど乗り物に関係ない所から始まってしまいましたが、今日は東急東横線の元住吉駅について書いてみたいと思います。
 多少昔の話(2006年)になってしまいましたが、元住吉駅は複々線化(目黒線延伸)に伴って高架化されました。
 しかし、併設されている東横線の元住吉検車区は地平のまま残りました。
 なので、高架線の真下に車両基地への出入庫線を残す必要があり、駅施設は高架線のホームの上に移動する事になって、

高架線上の橋上駅

という、極めて珍しい形態となりました。
 この駅に6月14日に訪れ、観察を行ってきましたので画像をご覧頂きましょう。

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 その前に、高架化工事が始まる前の旧駅舎です。
 当時の駅は元住吉1号踏切より渋谷側にありました。
 券売機や改札などの駅施設は地下にあり、ホームは2面4線で追い抜きが可能になっていました。

 
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 現在の元住吉1号踏切です。
 前述のように検車区は地上のまま残されたので、出入庫線のために踏切が残されています。
 日中でも検車区内の車両の入換のため、たまに踏切が閉まる事もあります。
 なおこれにより元住吉駅から直接検車区への出入りはできなくなり、出入庫列車は武蔵小杉発着で設定されています。
(東横線下りのみ、日吉方への出庫線あり)

 この踏切は、朝方のみ川崎市営バス・臨港バスの通過があります。
 ただし、井田→元住吉方向のみ。

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 高架線の上に設けられた駅舎に上がるため、エスカレーターも長くなります。

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 もちろんエレベーターもあり、やはりかなり長いです。
 この他、奥には一応階段もあります。

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 高架駅舎の改札前コンコース。

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 この駅舎ではわざと屋根を設けず、野ざらしになっている部分があって、庭園が設けられています。
 訪れた日は雨だったので、床が濡れています。

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 その傍らにはベルギー・ワッフルを販売する店舗「ミスター・ワッフル」もあります。

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 元住吉駅では高架新駅舎の開業に合わせ、太陽光発電や雨水の再利用といった環境対策も施されており、駅構内のディスプレイでもPRしています。

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 改札を入った先のコンコース。
 天井がドーム状になっています。

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 先の庭園もそうですが、この駅は橋上駅舎としては珍しく吹きさらしの部分が多く、コンコースの端からはホームをガラス越しではなく、じかに見る事ができます。
 現在のホームは両端(2・5番線)が東横線(そのさらに外側に通過線)、真ん中の2線(3・4番線)が目黒線。
 ホームの番号は、東横線の通過線も含めて付けられています。
 東横線の2番ホームにはメトロ日比谷線の03系。
 目黒線の3番ホームは都営三田線の6300系が通過していきます。

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 さらにコンコースのトイレの脇にはガラス張りの小スペース(東急の乗務員の職場に通じているようだ)があり、ガラス越しに検車区を見る事ができます。
 元々みなとみらい線開業もあって手狭な感じはあったし、本当だったらこの機会に検車区ごと別の場所に移動できれば良かったのでしょうが、もう東横線の沿線に検車区を造れそうな場所は何処にもなさそうですからね…。
 東横線の通過線を通過していくのは、そのみなとみらい線(横浜高速鉄道)のY500系。
 この駅では東急・横浜高速・メトロ・埼玉高速・東京都と、5者の電車を見る事ができる訳です。
 さらに後数年したら、西武・東武の電車も見られるようになるはずです。
 そうなると田園調布~日吉は7者になりますか…。

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 ホーム上の待合室。
 つい一昔までは関東ではほとんど見かけなかった待合室ですが、最近では待ち時間が短い東急でも、待合室の設置が進みつつあります。

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 ホームの横浜側から駅全体を眺めてみます。
 4番線を通過していく急行はメトロ南北線の9000系。
 東横線の5番線に停車しているのは同じメトロの日比谷線03系。
 メトロの異なる路線の電車が並ぶ訳です。
 さらにその外側を、東横線の特急が通過していきます。
 現在のダイヤでは、日中は東横線の特急と目黒線の急行が武蔵小杉で接続、元住吉では上下とも両者が同時に通過していく事になります。
 日吉に特急が停車しないので、その代替という意味があるのでしょう。

 先に書いたように、東横線ではまもなくメトロ副都心線との相互直通が始まる事になり、これに備えて特急・急行停車駅の10連化対応工事も始まるでしょう。
 渋谷~代官山の地下線化工事も急ピッチで進んでいて、東横線は車両も駅も、まだまだ姿を変えていくはずです。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

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