№215 旅客機カラーひと昔 1 アジア・オセアニア

 今月は随分と旅客機について書いていますが、今日から3日間は旅客機のカラーについて書いて見たいと思います。
 私が旅客機の写真を撮るようになったきっかけは、№56で書いたANA「マリンジャンボ」でした。
 以来羽田・成田空港を中心に地方都市や、あるいは海外でも旅客機を数多く撮る様になりました。
 その「マリンジャンボ」の就航が1993年ですから、もう17年経ちました。
 それだけの間があれば、国の内外を問わず、機体のカラーリングを変える航空会社も数多く出てきます。
 今回は、そんな海外の航空会社の昔のカラーを、3つの地域に分けてご覧頂こうかと思います。
 なお、今現在日本に就航している会社に絞ります。
 また、まだ旧塗装が残って、今も日本で見る事ができるものもあります。
 第1回目はアジア・オセアニアです。

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アシアナ航空 B747-400M
 滑走路が1本だけだった頃の成田には、1週間にわずか5便の乗り入れでした。

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チャイナ・エアライン B747SP
 取り壊し前の、羽田空港の国際線ターミナルからの撮影です。
 成田空港開港後も、チャイナ・エアラインは政治的な配慮からか、2002年まで羽田に残留していました。
 特にホノルル線は人気があったようです。

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キャセイ・パシフィック航空 B747-400
 今も昔も日本ではポピュラーなエアラインですが、このカラーは今思えば、良くぞ撮っていたと思います。

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ベトナム航空 A320-200
 これは関西空港での撮影です。
 成田空港B滑走路暫定供用開始まで、ベトナム航空の乗り入れは関空に限られていました。
 なお、定期便は当時としてももっと大型(B767-300だったっけ?)が乗り入れていて、このA320はチャーター便だったのでしょうか。
 定期便は時間的に撮影が難しい時代だったので、これを撮った時は、「ラッキー」と思ったものです。

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タイ国際航空 B747-400
 タイ国際航空と言うと現在、さらに昔のカラーを復刻させたB747-400が就航しているそうですが、これは今より一つ前のカラーです。
 カラーも去ることながら、「The King's 72nd Celebration」の文字に注目してください。
 1999年のプミポン国王(タイの国内情勢の悪化を伝えるニュースの際には必ずその名が出てきます。)の72回目の誕生日を祝うメッセージなのです。

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ガルーダ・インドネシア航空 A330-300
 セントレア開港前の名古屋空港での撮影です。
 新カラーは№206で掲げましたが、比較的最近の発表です。

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エア・インディア B747-400
 エア・インディアはB747-400も保有していますが、写真のように日本線に就航させたのは、極めて短期間でした。
(今年の夏に関空線に就航させるそうです。もちろん新カラーでですが。)
 インディアン航空との合併を機に、カラーリングを変更させています。

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パキスタン航空 A310-300
 昔はB747-200の乗り入れもありましたが、現在ではA310-200にほぼ統一されているそうです。
 カラーリングはこの後何度かマイナーチェンジが繰り返され、最近では尾翼の色が1機ずつ異なったものになっているそうです。
(パキスタンの州のイメージらしい。)

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エアランカ A340-300
 同社は現在はスリランカ航空と呼称しています。
 20世紀の終わり頃までトライスターを日本線に就航させていたそうですが、撮る機会がなかったのが残念でした。

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MIATモンゴル航空 A310-300
 関西空港での撮影です。
 関空就航当初はB727-200を使用していました。

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ニュージーランド航空 B767-300ER
 関西空港への着陸時です。

 明日はヨーロッパの航空会社の旧塗装をご覧頂きます。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

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