№183 姫路と名古屋にバスを追う 3・「レトロ」だ「ループ」だ「メーグル」だ
3月27日(土)
今日の名古屋は、朝から快晴です。
チェックアウトの後、名古屋駅に荷物を預けて栄へ。
№121で書いたように、「昭和レトロカラー」車は〔名駅16〕系統(名古屋駅~栄・東新町間)で、ダイヤを限定して運行しています。
土曜ダイヤだと、10時台まで約1時間おきに往復した後、一旦入庫してしまうようなので、何とかここまでには撮影したいと思っていました。
でもこの系統は、東西に延びる広小路通りを走るので、午前中だときれいに撮影できる場所が少ないんですよね。
栄の広小路久屋東交差点でで待ってみたのですが、9時台までは交差点全体に影がかかってしまって撮影は不可能。
それで、10時過ぎまではオアシス21の前で、出発便の写真を撮っていました。
10時を過ぎて、交差点全体にも陽が差してきました。
当然レトロカラーを狙うのですが、その前にサプライズな1台。
M-5
「メーグル」用の新車。
ブルーリボンシティ・ハイブリッドになりました。
この後のメーグルは在来の中型ノンステップだったので、単なる増備のようです。
そして、10時40分過ぎ、ついに「レトロカラー」撮影成功。
それが、一番上の写真です。
撮影ばかりじゃなく、市営バスでどこかの終点に行ってみようと思います。
前から考えていた「新大正橋西」に行ってみようと、〔幹栄2〕系統に乗りました。
稲西〔営〕の新エアロスター・ノンステップ。
広小路通りは何だか走りづらい。
単に車が多いだけでなく、信号の表示の間隔がてんでバラバラなので、一つ青信号を通過しても、すぐ次の赤信号につかまってしまうという感じ。
おかげで、広小路本町~広小路伏見の一区間だけで、遅れが一気に6分に増大してしまいます。
栄を出たばかりなのに。
ところで、この通りは都心ループ〔栄758〕が走っているのですが、新エルガミオが都心ループカラーで走っているのを見かけました。
前回来た時はなかったので、正真正銘バリバリの新車。
帰ってから撮れると良いのですが。
何とか市の中心部を抜け、新大正橋で庄内川を渡ると、名古屋市から大治町になります。
右の名鉄バスは津島行。
終点の新大正橋西。
川を渡った先を左折して着きます。
ここは庄内川と新川に挟まれた平地にあります。
名古屋市ではなく大治町。
折返しの間に、付近を少し回ってみます。
以前は農村地帯だったのでしょうか。
人通りも少なく、閑静な感じがします。
バス停近くの神明社。
桜の木は、間もなく満開になるでしょう。
神明社の簡素な社。
おじいちゃんおばあちゃんたちがシートを広げて賑やかそうでしたね。
庄内川の堤防に上がって、名古屋駅方面を眺めてみます。
一番右手の高層ビルは、最近完成したモード学園。
近くで見ると解かりますが、なんとも妙ちくりんなデザイン。
(新宿もそうですよね。)
〔幹栄2〕系統は、そのモード学園のビルの袂を走ってきた訳です。
折り返しの便で帰りますが、広小路通りの渋滞はさらに激しくなっていました。
工事で1車線狭くなっている事もあったし、先に上げた事情に加え、脇道からの信号が必要以上に「青」が長いように思えました。
そのため、系統によっては20~30分位の遅れが発生してしまい、「レトロカラー」運用も指定のダイヤより30分程度の遅延が発生、「都心ループ」も2台ダンゴで走っていったりしていました。
何とかなりませんかねぇ。
そんな中で撮影した市営バスの写真です。
TS-5
都心ループ用新エルガミオ。
TS-7までは確認できました。
なお、在来の三菱ふそうエアロミディも若干運用されていました。
新エルガミオは一般色もあり、〔栄16〕(栄オアシス21~名古屋大学間)で運用されていました。
S-575
改めて「レトロカラー」をご覧頂きます。
他の地域の旧塗装復刻車と同様、比較的新しい車体(FHI 7E)に施されているのでミスマッチではあるのですが、これはこれでバスらしく楽しいと思いました。
後は…以前も書きましたが、やはり「レモン&グリーン」もやって欲しい所。
NS-38
これは栄で撮りました。
「メーグル」ですが、車番でもわかるとおりあくまで予備車で、外装もラッピングです。
上に挙げたBLCハイブリッドのM-5は、予備車運用を解消するために増備されたものだと勝手に考えていたのですが、違うようですね。
「レトロカラー」「都心ループ」「メーグル」(BLCハイブリッド)については、1日の本体の更新時に公開させていただきました。
予報よりも晴れが長く、夕方までは撮影が楽しめそうです。
それで、名鉄バスセンターの近くの名鉄バス・名古屋中央〔営〕の近くまで移動してみました。
名鉄バスの名古屋中央営業所。
ここは各地から来る高速バスの待機場所でもあります。
中央には京王バスの姿もあります。
片方はエアロエースだ…。
三交南紀交通 2814
今回はあまり目新しいものはなかったのですが、その中から1枚。
南紀特急用のエアロエースです。
これについては、5月の本体の更新時に改めて公開します。
16時を過ぎた所で、帰路につくことにします。
「青春18きっぷ」使用で、戸塚まで普通列車の乗り継ぎ。
名鉄百貨店前に立つ、ドラゴンズ応援の巨大マネキン。
名古屋駅ビルになっている、高島屋の一階のコンコースの行列。
有名ドーナツ店のものですが、こういうのは苦手だなあ。
16時32分発・特別快速豊橋行5116Fに乗ろうと行列の先頭で待っていたのですが…。
特別快速は尾張一宮~木曽川間で踏切障害があったとかで、本来特別快速の後に発車するはずの3190Fが先に出発してしまいました。
刈谷まで先に着くというから、5116Fは相当な遅れのはずです。
下りは普通に出発して行っているようだから、不通にはなっていません。
ところでこの時、放送は何度か流れましたが(これも正直聞き取りにくかった。)、発車時刻の案内には何も表示がありませんでした。
関東だったらちょっとした騒ぎになる場面なのに、少々遺憾です。
改札には何か表示が出たのかもしれませんが。
名古屋→豊橋 特別快速 5116F
結局、17分遅れで到着。
クモハ313-1。
結局豊橋まで遅れを回復できず、この後の乗継がメタメタになります。
結果論だけど、1本前の新快速5340Fに乗るべきだったか。
まあ、今日中に戸塚にたどり着ければいいか。
慌てずに行きましょう。
豊橋→浜松 普通 5972M
クモハ311-4。
浜松には18時20分に着きましたが、ここで乗り継ぎを調べると、2本見送って49分に乗っても、熱海の到着が同じになるのですね。
なので、ここで夕食という事にして、うどんを食べます。
浜松→静岡 普通 844M
クモハ313-2514。
6両編成で、後の3両は211系。
途中ですれ違った普通列車も、6連の場合はほとんどが211系(下り方)+313系(上り方)の組み合わせでした。
211系にトイレがないからだと思いますが…。
静岡→熱海 普通 1472M
クモハ313-2502。
丹那トンネルを抜けて熱海に着くと、いよいよ関東地方に帰ってきたという印象が強くなります。
(熱海はまだ静岡県だが、ここはJR東日本の東京近郊区間。)
熱海→小田原(東京行) 普通 948M
クハE231-8035。
この列車は、小田原で快速〈アクティー〉に接続します。
ラッキー。
小田原→戸塚(東京行) 快速〈アクティー〉3772M
モハ211-2016。
戸塚着22時27分。
名古屋から約5時間40分かかりました。
お疲れ様!
3日間、色々あっちへウロウロこっちへウロウロでドタバタしてしまいましたが、ともかく最終日の姫路市営バス、及び名古屋市営の「レトロカラー」を撮影できました。
良かった良かった。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
さて、性懲りもなく明日から、今度は東北方面に出かけてきます。
往復ともJALのA300-600R。
実は昨日、JALのA300-600RはB747-400と共に、今年度一杯で全機リタイアするという一部報道がありました。
正式な発表ではないのですが、もしこの報道が事実なら、ヘタするとこの往復が「お別れフライト」になってしまうかも知れません…。
だけど、東北地方の天気が全体的に良くなく、心配だなあ。
秋田や岩手、青森のバスや第3セクター鉄道の写真を撮りたいのですが…。
このため、当ブログの更新はしばらくお休み。
次回は、8日(木曜日)に更新する予定です。