「JTB時刻表5月号」は20日に発売になりましたが、北東北旅行の連載を書いていたので遅くなってしまいました。
5月号の表紙は、久大本線(野矢~湯布院)を走る特急<ゆふいんの森>。
◆ ダイヤに輝く鉄おとめ 第44回
今回はJR四国・高松運転所の運転士。
JR四国の女性運転士は初めてですか。
特に本州だともう女性運転士も珍しくなくなってきているのですが。
この方は一度本社勤めを経験され、それから運転士になったのですね。
通常は車掌からダイレクトに運転士になるものだと思っていたのですが、そういうルートもある訳ですか。
朝4時21分の点呼で、30分前の出勤ですか。
高松発普通列車の一番は4時56分松山行で、この乗務かと思いますが(<マリンライナー2号>はこの時刻の点呼では多分間に合わない。)、自宅あるいは寮から来るのでしょうか?
この位の時刻の出勤だと、普通は前夜の仕業からの泊まり勤務になるかと思うのですが…。
◆ 新乗り物風土記シリーズ113 龍馬の故郷を走る 土讃線特急と土佐の鉄道
今年のNHK大河ドラマが「龍馬伝」、という事で、土讃線の特急<なんぷう><しまんと><あしずり>と、予土線の<清流しまんと号>、それに土佐くろしお鉄道(ごめん・なはり線)・土佐電気鉄道が取り上げられています。
しかし、特急は「アンパンマン」で、どうにも坂本龍馬とは結びつかないなあ。
ところで、「アンパンマン」といえば、最近は各地の鉄道で人気のコミックやアニメを描いたり、ラッピングしたりする列車が多く見られます。
「アンパンマン」もそうだし、北海道では「ドラえもん」があったし、もう少し上だと「ゲゲゲの鬼太郎」そして最近富に多いのが「銀河鉄道999」。
一度、そういう列車を集めて特集してみても面白いのではないでしょうか。
ただ、「アンパンマン」のような特急列車だとどうかなあという気もしないではありませんが…。
◆ 駅旅本線 第54駅 高野山駅
ケーブルカーの駅が出てくるのは、ひょっとしたら初めてかもしれません。
(全部確認していないのではっきりとは言えませんが。)
この駅は他のケーブルカーの終点のような、ハイキング等のの行楽地の起点ではなく、ここから高野山金剛峯寺や、集落へ向かう南海りんかんバスの路線が頻繁に発着します。
特に立里行や護摩壇山行は、4WDのローザが使われていたりします。
極楽橋駅は、あくまで高野線とケーブルカーを乗り換えるための駅なのですね。
なお、先月の下小代駅に関するお詫びが(東武日光線が東海道線になっていた。)黄色のページの訂正にありました。
◆ 駅弁細見 274
東京駅の「駅弁いなり」。
2月に発売されたばかりの新しい弁当。
500円とは東京駅らしからぬ?うれしい値段ですね。
「売切御免」のミニチキン弁当も450円と割安でおいしそう。
「ノリノリ乗り物情報局」では上に挙げた「銀河鉄道999」をあしらった、北九州モノレールの記念乗車券の発売。
それと、中井貴一主演の映画「RAILWAY」の試写会招待。
この映画は、一畑電車を舞台にしていて、デハニ50をバックにした、制服姿の中井貴一のスチール写真が宣伝で使われています。
なんでも京王電鉄でもロケが行われたそうで(「KEIO」のヘルメットを被った中井貴一の姿も見られるようだ。)、一畑は実際に運転士の養成を京王に委託しているのでしょうか。
という事で、京王電鉄でもキャンペーンを行っています。
あえてリンクはしませんが、京王電鉄の公式HPにありますのでご覧ください。
◆ 黄色のページ
「NEWS」では、ついにこの時が来たか、と思わせる工事の予告がありました。
餘部鉄橋の架け替えのため、7月17日(土)~8月11日(水)の約一ヶ月、列車が運休し、バス代行になるという事です。
詳しくは6月号で、との事です。
工事関連では他に横浜の工事と、5月22日(土)~23日(日)にかけての辻堂の工事が大きな所。
横浜の工事は既に終わりました。
この件は後日、昨日成田空港に行った時の様子を書く事にしている記事の中でも少し触れる予定ですが、昨日(4月25日)の東戸塚発所定5時31分の成田空港行が、なんと3分も早発になっていて、乗り遅れてしまったのです。
チェックしていなかった自分も非があるのですが、やはり大幅な時刻の変更があるなら、普通列車といえどもやはり「黄色のページ」で変更ダイヤをきちんと公示しておくべきではなかったでしょうか。
欄外の注記だけでは不十分です。
こうなると、大幅に運転パターンの変化がある辻堂の工事はもっと心配ですね。
何しろ藤沢の次が武蔵小杉になるのですから。
この辺はJTBではなく、情報を提供するJR側の問題になりますが…。
あとはいよいよGW、という事で、関連の臨時列車が多数記載されています。
諏訪の「御柱祭」の臨時も、5月2日~4日及び8~10日運転。
「有田陶器市」関連の列車もあり、特急が博多~早岐間で2往復運転されます。
上毛電鉄の春のイベントで、デハ101の臨時運転もあったようですが、昨日の話でもう終わってしまいました。
「立山黒部アルペンきっぷ」というのは、かつてのルート周遊券の名残です。
でも、いつも思うのですが、なぜ関東発着がないのだろう?
◆ 本文
「黄色のページ」以外でも、GW関連と思われる臨時列車がいくつか見られます。
全部はカバーできませんが、たとえば弘前。
№199で本数の少なさを指摘した青森~弘前間の普通列車では、私が乗車した普通642Mの後に、<快速弘前号>として、9時24分発の臨時快速が設定されています。
弘前では例年、ちょうどGWの頃が桜が満開になりますから。
願わくば、新幹線開業後の定期化を望みます。
他に秋田~弘前間の快速<弘前さくらまつり号>(グリーン車・指定席車連結なので多分特急車)や、秋田内陸縦貫鉄道直通で角館~弘前間の快速<角館武家屋敷とさくら号><弘前お城とさくら号>。
私が行った時はつぼみさえまだだった北東北の桜も、いよいよ見頃が近づいているようです。
東名ハイウェイバスは、先月分を見落としていたのですが、3月12日に改正が行われていました。
(3月号で既に公表されていました。)
でも公式HPでは「一部ダイヤを見直します。」だけなんだから…。
<ノンストップライナー>がなくなり、<スーパーライナー>の停車を増。
(大和・綾瀬・厚木・伊勢原・足柄・焼津西・豊川・岡崎・日進に停車。)
<東名ライナー>は一部が東京駅~静岡駅・浜松駅に短縮。
急行便が削減されており、この結果、急行のみ停車のバスストップは、停車がかなり減ってしまいました。
(特に名古屋側)
国際線では、これも見落としてしまっていたのですが、マカオ航空による東京~マカオ線が就航していました。
成田発着火・金・日曜日で、
マカオ9:00 → 14:25 成田 15:30 → 19:15 マカオ
(実は、このマカオ航空機を昨日撮ってきました。後日公開します。)
ところで、№198でも書きましたが、JRバス東北の二戸(<スワロー号>を除く)と福島の路線が、索引地図からも、時刻表からもまったく抹消されています。
今回の旅行の際に時刻表を見て気付いた事です。
二戸からは少なくなったとはいえ葛巻・軽米・浄法寺への路線があり、福島からもわずかながら福浪線の川俣行が残っています。
いずれの路線も観光需要はないと思われるので削減したのでしょうが、もはやJRバスといっても、他の事業者とまったく同じ扱いなのですね。
もっとも、一方で一時消えていた、JR四国バスの松山高知急行線(松山~落出間)は、掲載が復活していました。
「№53 JTB時刻表大研究 1991年」の大幅な加筆・修正を行いました。
今回は一部《十大トピックス》の項目や画像も入れ替えを行っています。
宜しければ、今一度ご覧下さい。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
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