当ブログも、昨年8月16日の開始以来、半年強で150回を迎えました。
拙いブログではありますが、これだけ続けられたのも、ひとえに皆様のおかげです。
今後とも、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」共々、よろしくお願いいたします。
幕張地域を走る京成バスでは、19日金曜日、いよいよベンツ・シターロGの新型ノンステップ連接バスの運行が始まりました。
愛称「シーガル幕張」。
2日後の21日日曜日。
午前中は晴れだったし、今週も京王の「高尾」マーク付6000系の運転が取り止めになった事もあり、早速「シーガル幕張」を撮りに行きました。
早朝の横須賀線~総武快速線直通で、まずは津田沼に着き、駅前のファミレスで朝食。
自宅を出るのが早かったから…。
南口では、バスを数枚撮影。
その中から2枚。
習志野新京成バスの貸切車、S-114。
貸切車ですが、特定輸送ではなかったでしょうか。
日曜日ながら企業の従業員送迎バス運用が目立ち、平和交通やちばシティバスも見かけました。
京成バスの4045。
「ボートピア習志野」(競艇の場外舟券売場)送迎用のレインボーⅡ特定車。
休館日を除き…つまり、ほとんど毎日9時30分から20分間隔で津田沼駅~京成津田沼駅~ボートピア習志野間を走ります。
片道約20分との事で、3運用、つまり3台あります。
京成津田沼から幕張本郷を目指します。
しかし、この頃から上空は雲が多くなってきました。不安…。
京成津田沼駅での3000形の並び。
左の4番線がうすい行。
右の(新京成ホーム)5番線がちはら台行。
3000形で行先・種別表示のフルカラーLED化が急速に進んでいるようです。
「成田スカイアクセス」開業に整備が進んでいるようです。
フォントはなんとなく名鉄に似ています。
メーカー(日車)が同じだから?
なお、3700形にもフルカラーLED車があるらしいですが未確認。
車内の「シーガル幕張」運行開始告知ポスター。
今回の「シーガル幕張」デビューに合わせて整備された、幕張本郷駅のバス発車・乗場案内表示装置。
別に海浜幕張方面だけでなく、他の京成バスの表示も出ます。
まずはブルーリボンⅡで海浜幕張駅を目指します。
途中で、ボルボの在来連接車と出会います。
一気に全車両交代という訳ではないようです。
とりあえず、海浜幕張駅前に現れた「シーガル幕張」を1枚。
しかし雲行きはいよいよ怪しいものに。
かろうじて晴れ間は見えるのですが、「シーガル幕張」は1運用だけのようで、果たして次の機会に撮れるかどうか。
海浜幕張駅の幕張本郷駅行乗場では、京成バスの職員が、「シーガル幕張」運行開始の告知と、合わせて新サービス及び乗車方法の変更を記したチラシを2枚配っていました。
これは本社製作の公式のチラシで、表は先にご覧頂いた、電車の車内づりと同じですね。
裏面の下部には、「非常ドアがないので、緊急時にはハンマーで窓ガラスを割って外に出るように」と注意書きがあります。
神奈中(厚木ルート)と同じです。
これは営業所サイドで作られたものでしょう。
新車の幕張本郷駅行のみ乗車方法が変更になり、幕張本郷駅まで乗り通すPASMO・Suica所持の大人1名の時は、右側の列から乗車できるというもの。
乗車時分短縮のため、2列乗車を行うという訳です。
海浜幕張駅前の京成バス案内所では、「シーガル幕張」運行開始記念の乗車券を発売していました。
幕張本郷駅⇔マリンスタジアム間の往復で500円。
以前なら共通バスカードだったでしょうが。
(京成グループでは3月31日を持って発売を終了。)
つかの間の晴れ間を利用して、駅の西側でバスを何枚か撮影して見ました。
千葉海浜交通の313号車。
稲毛海岸から乗り入れるレインボーⅡの新車。
最後の力走を見せるボルボの4819号車。
成田空港行のエアロエース、5376号車。
せっかくなので、「シーガル幕張」も、幕張本郷から折り返した所を撮影してみました。
たまたま雲の隙間から日がわずかながら覗いたので。
でも、もう一度取り直してみたい気がします。
「シーガル幕張」は、最終的には15台揃いますが、窓上の帯の色は一台ずつ異なるものになるそうです。
海浜幕張駅前の「プレナ幕張」1Fにある、千葉ロッテマリーンズのオフィシャル・グッズショップ。
正直別にマリーンズのファンという訳ではなかったけれど、油性ペンを1本買ってみました。
隣のハンバーガーショップはもちろんロッテリア。
マリーンズネタをもう一つ。
京成バスの4586号車(ブルーリボンシティ)は、マリーンズのユニフォームをイメージした、縦縞のラッピングが施されています。
「26」というのは、「ファン」の番号とされています。
(現在マリーンズに背番号26の選手は存在しません。)
間もなく引退する事になる、ボルボの在来連接車のフロントには、こんな横断幕が掲げられていました。
午後になって空はもはや完全な曇り空。
なので撮影はあきらめ、「シーガル幕張」の試乗に充てようと思いました。
しかし、海浜幕張駅からマリンスタジアムまで行き、折り返して本格的に試乗しようと思いましたが、残念ながらスタジアムからは回送で車庫に帰ってしまいました。
それで、少し早いかもしれないけれど、ボルボ車の「お別れ乗車」をする事にします。
その前に。
スタジアムの前に立つ、「マリーンズ6冠達成記念モニュメント」。
2005年にマリーンズが6冠(交流戦、パ・リーグ、日本シリーズ、アジアシリーズ、それに2軍のイースタンリーグとファーム日本選手権V)を記念して建てられているもので、当時のバレンタイン監督を初め、選手の手形が刻印されています。
右から2番目の下が、「ジョニー」黒木。
スタジアム前の広場で待機していたボルボが、時間になって乗場に姿を現わしました。
後方に見えるのは、千葉シーサイドバス。
海浜幕張駅・幕張駅を経由し、八千代台駅の方へ行く便もあります。
しかし付近はスタジアム以外には何もないように思えましたが、他に千葉海浜交通の乗り入れもありますし、京成バスの本数も多く、思いの他移動に便利です。
ちなみに海浜幕張駅までだと、現金では100円です。
車内はこんな感じ。
更新時に座席の地が、マリーンズのマスコット(マーくん、リンちゃん、ズーくん)を描いた柄に変わっています。
後部の車体はサイドシート中心になっています。
最後部に乗車。
ミッドエンジンなので、静かです。
バス停毎に乗客が増えていきますが、立つ客は多くありません。
連接車ですから当然で、一般の単車だと立つ客も多くなるでしょう。
その意味では、日本の道路でも、「嵌れば」連接バスが有効な路線もあるのでしょう。
しかし、運行開始から10年以上、そろそろ目に見えて疲れが見える部分があるのは事実でした。
ボルボ連接バスは、外部への売却も行われるという事で、購入者の公募も行われています。
間もなく京成からは姿を消しますが、最後のその日までめい一杯走りぬく事を期待します。
「シーガル幕張」の本格的な試乗はまた次の機会。
もう少し台数が増えてからの方が良さそうです。
できれば平日朝方の幕張本郷駅行に乗り、2列乗車が実際にどの程度有効か見てみたいと思います。
また、「環7シャトル」に投入された、BLCハイブリッドとの乗り比べもして見たいと考えています。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)
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