№116 年末年始 気まぐれ近畿・東海の旅 6ついに最終日・天竜浜名湖線に初めて乗った

1月2日(土)
 ついに最終日。
 しかし、名古屋市上空は曇り空。
 昼過ぎには晴れるのかも知れないけれど、朝食も早々に、名古屋から東海道線で南下する事を決定。

 名古屋7時50分発の新快速で豊橋に着くと、一転して青空。
 同じ愛知県でも、名古屋と豊橋は天気の様子もかなり違ってくるようです。

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 豊橋からの浜松行117系は、国鉄新快速色復刻編成でした。

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 その車内。
 国鉄時代からほとんど変わっていません。

 浜松も晴れていましたが、このまま乗り継いで掛川へ行きます。
 掛川は2007年8月以来、約2年半振り。
 まず、駅前でバスを撮影。

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 ジーネット・コーポレーションが運行する、掛川市内循環の北回り。
 前回訪問時のエアロミディMEが、レインボーⅡに代替されていました。
 なお、掛川バスサービス担当の南回り、及び東循環線はエアロミディMEのままです。
 本体のしずてつジャストラインのページからご覧下さい。

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 もう一枚。
 しずてつジャストラインの新エアロスター。
 浜松ナンバーをつけています。
(なお、後述の天竜浜名湖鉄道に乗車して、帰ってきてからの撮影。)
 掛川付近の正月三が日バス路線は、特別ダイヤで多少本数の減少はあるものの、ローカル線も含めて全路線運行が確保されているようでした。

 天竜浜名湖鉄道は、1987年3月15日、民営化間近の国鉄二俣線を引き継いで運行を開始した第3セクター鉄道です。
 国鉄時代に全線乗車した事はあるものの、第3セクターになってからは乗車した事がありませんでした。
 今回は、遠州森までの短区間ではありますが、約四半世紀ぶりに乗車する事にします。
 秋葉バスサービスの撮影も期待してではありましたが。

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 乗車前に、掛川~掛川市役所前の線路際で待っていたら、いきなりTH9201が来ました。
 イベント対応の転換クロスシート車という事。
 何しろ1両しかないので、ラッキー?

 この列車ではなく、その次のTH2100型で遠州森を目指します。
 原谷で交換の掛川行の同型と交換します。

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 TH2100型は、先行してデビューしたTH2100型のブレーキ改良タイプで、両数的に最大勢力となります。
 これにより、開業当時からのTH1・2・3・4型は全滅しました。

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 遠州森駅。
 業務委託駅で、正月は終日無人のようでしたが、なかなか味わい深い木造駅舎。
(NHKの「にっぽん木造駅舎の旅」では取り上げられていないようですね。天竜二俣は取り上げられたようですが。)
 しかし、駅付近には何もなし。
 期待した秋葉バスサービスも、駅付近に限るとただでさえ本数が少ない上に土休日運休だから、運行なし。
 遠州森町へ行けば撮れるのかも知れないけれど、遠そうなので今日はギブアップ。
 おとなしく次の掛川行で戻ります。
 多少大げさなタイトルになってしまいましたが、次回は何とか機会を作って、新所原まで乗り通してみたいですね。
 トロッコ列車も楽しみだし。

 掛川へ戻って、前述のしずてつの新エアロスターを撮影した後、再び東海道線で静岡を目指します。
 外は寒いけれど、日差しは穏やか。
 昨日の大阪とか、関ヶ原のクソ寒さがウソのよう。

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 静岡駅前では、虎の氷像が出迎えてくれました。
 駅付近の百貨店とか専門店街などは今日店開きという所も多く、結構な賑わいを見せています。
 静岡では1時間程度ですが、駅前でバスを撮影する時間を取ってみます。

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 中部国際空港行のガーラ。
 しかし、正月の最中という事もあるでしょうが、乗客が全然いませんでした。
 運転手も、これじゃあ張り合いがないかもなあ。
 なお、日産ディーゼル・スペースランナーで運用される事もあります。

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 JRバス関東・東名高速線のスペースアロー(H658-00425)。
 15時15分発の東京行急行。
 この便は盛業だったようです。
 この車両を、この時期に撮影できたのは良かった。
 JR関東初のNSKボディ(C型)の高速車の中の1台なのですが、まだ撮影できていなかったというのに、デビューから10年を迎え、そろそろ代替かもしれないと、少々あせっていた所なので。
 ちなみに記事にはしませんでしたが、静岡には去年の12月20日にも訪れていました。
(この時のしずてつバスについては、昨年末に公開しています。)
 この時も、このボディの高速車が15時15分発の東京行急行で運用されていました。
 偶然でしょうか。
 この時は出発が多少遅れた上に中央郵便局の影が長くなってしまい、撮影できていませんでした。
 なので今日撮影できたのは本当に良かった。
 この他、「駿府浪漫バス」も3色全部撮れましたし、暫定バスターミナル発着の三菱ふそう・エアロミディ・ノンステップも撮影。
 この日のしずてつ、JRの撮影分は、2月1日の本体の更新時に公開します。
(JRについては、従来の画像のサイズの拡大も実施。)

 いよいよ帰路につく時が来ました。

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 15時33分発の熱海行は、興津で特急〈ふじかわ〉退避。
 JR東海区間の東海道本線では、特急の退避も珍しいものになりました。
 並行する道路は東名高速も、一般道も渋滞が激しく、「やっぱり電車だよなあ。」と感じます。
 渋滞に巻き込まれていたJR関東のセレガRは気の毒でしたが。

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 富士川からの富士山。
 相変わらず美しい姿を披露しています。
 私以外にも、車内からカメラを向ける乗客は少なくありませんでした。

 日もとっぷり暮れた熱海について、E231系の姿を見ると、「ああ、『関東』地方に帰ってきた…。」との思いも強くします。

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 熱海で購入した「お楽しみ弁当」とお茶。
 多少ムードは欠けるかもしれませんが、ともかくE231系のクロスシートで食します。
 相模湾はとっぷり日が暮れて真っ暗。
 戸塚は18時過ぎに帰り着きました。
 さすがに疲れた…。

 この連載の最初に書いたように、空模様に左右された旅行だったので、多少心残り的な部分もありました。
 しかし、途中でも記したように、毎日ともかく少しでも青空が広がって、鉄道やバスの写真を撮れたのですから良しと言わなければなりません。
 足掛け2年で大雪に見舞われた、北陸地方の方々のご苦労に比べれば…。
(ちなみに「トワイライトエクスプレス」「日本海」「きたぐに」「北陸」「能登」は連日軒並み運休になっていたようでした。)
 とはいえ、例えば姫路市営バスは残り時間が少なくなっているので、何とか撮りにはいければいいなとは思っていますし(ただし、行けても3月後半)、天竜浜名湖線も、早いうちに改めて全線乗りつぶしてみたいと思います。

 しばらくは泊りがけで遠出、というのはありません。
 ただし、今晩の時点で未だに「青春18きっぷ」を1日分使い残しています。
 天気に関係なく、これから「ムーンライトながら」で名古屋まで夜行日帰りする予定です。
 果たして、何が待っているのでしょうか。(オオゲサな…。)

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

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