№115 年末年始 気まぐれ近畿・東海の旅 5・京阪電車と大阪市営バス撮影に挑戦
1月1日(金)
通常ダイヤの初発、尼崎4時50分発(本来は瓢箪山行だが、奈良まで延長)の阪神1209Fで、奈良まで向かいます。
といっても、車内ではひたすら爆睡。
ところで、ここまで書いた所で、「随分あっちへウロウロ、こっちへフラフラ乗り歩いているけれど、電車・バス代大丈夫?」と思われる方も、ひょっとしたら居られるかもしれません。
心配御無用。
何しろ、関西の各社が発行する「スルッとKANSAI」のカードを大量に溜め込んでいて(日比谷の「鉄道の日」のイベントで買ったものもあります。)、しばらくは多目に使っても大丈夫な位は残っています。
何しろ、「アーバンライナーnext ブルーリボン賞受賞」とか、2003年の阪神タイガース優勝記念のカードを、ここまで使っていなかったのですから。
近鉄奈良駅の終夜運転時刻表。
近鉄は何しろただでさえ規模が多いし、奈良だとか、橿原神宮とか、伊勢志摩とか著名な初詣スポットが多く、特急も夜通しガンガン走ったりするので、元旦も午前中のかなり遅い時間まで、終夜運転のダイヤ(近鉄では越年ダイヤと呼んでいるようです。)を引きずるのが普通です。
大阪までの帰りは、ちょうど6時33分の難波行が「アーバンライナーplas」だったので、デラックスシートをおごって帰ります。
おごるといっても、難波~奈良系統の場合は特急料金のみになり、デラックス料金は不要なので乗り得。
上本町について、外に出ると、新年早々、空模様は微妙かな…。
とはいえ、京阪の電車を撮りに行く事にして …まだ3000系をとっていないし… 市営バスで天満橋へ。
とりあえず初詣の客は一段落したみたいで、駅構内は閑散としていましたね。
まず、西三荘に行ってみたのだけれど、さすがに真冬は影が長いし、それに雲がうっとおしくてしばらくは撮影にならず。
時が向くまで、暖房が効いた待合室でウツラウツラ。
9時過ぎに緩行線のみ光が当たるようになってきましたけれど、雲も多いので、思うようには撮れません。
そんな中から1枚。
京阪7001F「トーマスランド」。
昼前には西三荘はあきらめ、大阪側へ戻って、関目で下車。
とりあえず各駅停車はおいて、急行線の特急・急行を狙ってみます。
9000系の新塗装。
3000系デビューと入れ替わりに、ロングシート化も行われています。
特急車8000系の旧塗装。
こちらは6000系の旧塗装。
特急色も一般色も、決して悪くはないと思うのですが。
一般色は石山坂本線の600・700形でかろうじて残る事になります。
これが8000系の新塗装。
ダブルデッカー車については、時代祭の行列はなくなってしまいました。
また、まもなく内装も大幅に変わる予定で(車端部はロングシートになるらしい。)、同時に車内のTVも撤去されるそうです。
そして、お待たせしましたの3000系。
これは、淀屋橋行の急行での運用でした。
京阪では毎年正月3ヶ日は特別ダイヤを編成して運行します。
快速急行は取り止め。
区間急行も早朝深夜のみとなり、日中は原則として、
特急 … 出町柳 ~ 淀屋橋
急行 … 出町柳 ~ 淀屋橋(3本に1本は中之島)
普通 … 三条 ~ 中之島(3本に1本は淀屋橋)
を、いずれも10分サイクルで運行する事になります。
通常快速急行運用の3000系は、特急運用の8000・8030系の不足分に充てられる他は、急行の運用で運行されていたようです。
その快速急行用に番号を召し上げ、8000番台に編入された8030系。
随分強引な気もします。
この編成も、いずれ新カラーになるのでしょうか。
昼を過ぎた所で、今度は大阪市営バスを撮りに行きます。
関目駅の目の前に市営地下鉄谷町線の関目高殿駅があります。
(別の場所に、今里筋線の関目成育駅があります。ちょっとヤヤコシイかも?)
谷町線で太子橋今市へ。
駅の出口の前は、34系統(大阪駅行)や110系統(天満橋行)など本数はかなりありますが、ああ、やっぱり雲がジャマだなあ。
そんな中、つかの間に見えた晴れ間で撮った内の1枚がこれ。
大阪市営バス・39-2686号車。
日野・ブルーリボンⅡ・ノンステップです。
ちなみに、大阪市営バスは当然大阪市内を中心に走るので、ナンバープレートはほとんどが「なにわ」ですが、この車両が配置されている守口営業所は、市外の守口市にあるので、「大阪」ナンバーになっています。
政令指定都市の公営バスで、市の外に営業所が設けられているのは、大阪市営の守口営業所が唯一です。
大阪市は市域がかなり狭いので、地下鉄路線も両端が市域外に伸びている事が多いのですが(太子橋今市駅自体が守口市に存在。)、バスも守口市の他、堺市や八尾市にも路線が延びています。
結局雲が多くてうっとおしく、早々にあきらめる事にします。
関西の4日間は、初日の北条鉄道を除いて、雲行きに悩まされる部分が多々あって、フラストレーションも溜まってしまったのですが、しかしこれこそが冬の大阪だと割り切るしかないでしょう。
他の3日も、少しずつでも青空の合間に電車・バスを撮影できたのだから、良しと言わなければならないのでしょう。
なお、来月1日に、本体の方で、大阪市営バスの画像の公開を始めます。
今回関西に行って、気付いた事2点。
1.「スルッとKANSAI」は、記念カードを発行しなくなった?
見落とした、あるいは売り切れていたのかも知れないけれど、年末年始では恒例だった新春記念カードなんてどこも発行していませんでした。
さすがの「スルッとKANSAI」も、ひょっとしたら終わりが近づいているのでしょうか?
と言っても「PiTaPa」はクレジットカード加入が必要なので、すぐには取って代われないのですが。
2.司法書士事務所の車内広告がやたら多い
もちろん関東の私鉄等でも見ますが、特に京阪電鉄は数えてみたら、1両に12箇所(ある事務所は2箇所に掲載。)もありました。
場所柄でしょうか。
今日は名古屋に泊まるので、どうやって行こうかと考えました。
最初は高速バス(大阪駅16時10分発名阪近鉄バス)も考えましたが、急行便なので意外に遅く、結局米原で新快速同士を乗り継いで行く事にします。
運賃は300円程高くなりますが(「青春18きっぷ」は、今日は温存)、案外早く名古屋に着きます。
やはり徹夜の影響が残っていて、長浜行では彦根までひたすら居眠り。
米原に近づく頃には、年末には見なかった積雪が。
ところが、豊橋行に乗り換えるとそれどころではなく、近江長岡から関ヶ原にかけては吹雪だ!
停車してドアが開くと雪が吹き込み、居眠りしていた乗客が冷たさに気付いて目を丸くする程。
山間部だけではなく、大垣や岐阜でもかなりの雪を見ました。
名神高速の状況は解からなかったけれど、電車にしたのは結果的に正解だったかも。
さすがに名古屋は積雪こそなかったものの、それでも小雪がちらついておりました。
この様子だと、明日の名古屋は期待薄かな…?
本当は名鉄瀬戸線の4000系なんて撮りたいのだけれど…。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)