12月8日(火)
朝起きてホテルの部屋から見ると、窓の外は快晴。よしよし。
バスも撮りたいけれど、先ずは熊本市電の新型0800形を撮りに行きます。
熊本市電の一日乗車券。
大人500円。
熊本市電の他、市営バス及び熊本都市バスの中心部の区間が乗れます。
本当は「SUNQパス」で、路面電車にも乗れると良いの思うのだけれど…。
旧塗装をまとった1063号。
熊本市電では最古参です。
昨今の「旧塗装復刻ブーム」に乗ったものではなく、数年前からこの色で走っていますが、原則朝方のラッシュ時のみの運用のようです。
0800形はどこで撮ろうかと思っていたけれど、商業高校前で0802号を1枚。
この直後、西鉄色を復元した連接車の5014号が、教習車として姿を現わしたのには虚をつかれました。
別の場所で撮影できないか。
5014号車は健軍→上熊本駅前と折り返していくので、再び戻ってきてくれる事を信じて、洗馬橋で待ってみます。
よかった。来てくれました。
結果的には、5014号は一日中、上熊本駅前と健軍の間を往復していたようです。
その洗馬橋の電停。
健軍行ホームの傍らにタヌキの像があり、電車が接近すると、案内放送に続いて「あんたがたどこさ~」のメロディーが流れます。
これで市電はOK。
後の時間はバスの撮影に費やせます。
昼頃はANAニュースカイホテル前の交差点。
午後は熊本城前電停の交差点。
その成果は…
九州産交バス → こちらを
熊本電気鉄道 → こちらを
熊本市交通局 → こちらを
熊本都市バス → こちらを
それぞれご覧下さい。
(過去の撮影分も含みます。また、熊本バスは今回は撮影できませんでした。ゴメンナサイ。)
熊本都市バスは、自社カラーへの塗り替えがかなり進んでいるようです。
見た限りでは、まだ全車両、市営バスからの譲渡車みたい。
熊本市営バスは、数年後には全線都市バスに譲渡される見込みです。
そうなった時点で、今後は都市バスと、在来の民営バス3社との棲み分けのあり方が課題となるでしょう。
バスの撮影の間に、熊本城前の電停で撮影した、市電の9205号車。
だけど、穴吹工務店って、確か破産したのでは…?
熊本の市内を流れる白川。
熊本城。
手前は清正公の銅像。
虎の皮の上に乗っているのだそうです。
西鉄高速バス 〈ひのくに〉号
16時30分発の「スーパーノンストップ便」で、福岡に向かいます。
待機する西鉄バス。
左手は熊本市営バス。
この並びが見られるのは、あとわずか…。
九州道に上がると、もう夕暮れ…。
九州道はまだ交通量は少なく、快走が続く。
もちろんきちんとした高速バスだけれど、待たずに乗れる程本数が多いし、高速道路上の武蔵丘・西合志バスストップには出発表示のディスプレイ(バスロケ?)もあったりして、感覚的には普通の路線バスっぽい。
下り車線は、熊本電鉄の貸切車が随分目立った気がした。
10台以上は出会ったはず。
それにしても、トラックの運転手が、携帯を片手に運転したのには呆れてしまいました。
車内。
ストロボをたかないで撮影しているので、ブレが酷いのはご勘弁。
大宰府ICから都市高速へ。
急に車の数が多くなる。
何より、天神北で地上に降りたら、信号ばかりで走りづらい。
夜になり、歩行者が多くなっている事もあるのか、青信号でも全然前に進まない。
距離は短いはずなのに、10分位かかった気がします。
こういうのは、高速バスの利用獲得のためには、意外なアキレス腱になってしまいそうな気もします。
一般路線バスも含めて、もう少しバスがスムースに走れるシステムが必要なのでは…。
熊本みたいな、左車線からの右折もできるような、終日バスレーンみたいなものも欲しいと思います。
もちろん、西鉄一社ではどうにもならない話だけれど。
天神バスセンターに着いたら、西肥バスのセレガRが大型レッカーに牽引されて、センターから出て行く所。
これも遅れの増幅につながってしまったのだけれど、何があったんだろう?
外見上は問題がないように見えたのだけれど…。
西鉄福岡駅で手にした「にしてつニュース」には、「にしてつ博物館」に「第3回 西鉄の路線バス」と題して、ハイブリッド車の仕組の解説が記されていました。
わかりやすい。
西鉄が運行している「パラレル方式のハイブリッドバス5台」とは、西日本鉄道本体で2台、西鉄バス北九州3台の日野ブルーリボンシティ・ハイブリッドの事ですが、今回は結果的に見る事も、撮る事もなく終わってしまうのが残念でした。
もう一枚。
22日に運行開始した新〈はかた〉号。
その運行開始の予告です。
明日は今日とは一転、どうあっても晴れてはくれない様子。
どうしたものでしょうか…。
申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
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