№59 「たまちゃんバス」と臨港バス

 少し前の話になりますが、先週の木曜日(14日)の撮り歩きについて書きます。
 と言っても、午後には所用があったので午前中だけで終わってしまっているのですが、「おお、こんな車がデビューしていたんだ。」というのもありますから、その辺を中心にご覧いただければと思います。

 朝方は、11日(日曜日)に運行を開始した大田区のコミュニティバス「たまちゃんバス」を撮りに行きます。
 この日は京急線で人身事故があったのですが、JR線の方には大きな影響はなかったようです。

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 東急の蒲田駅で並ぶ7700系。
 手前が東急多摩川線。向こうが池上線。
 7700系は、7000系をVVVF改造した系列ですが、既にデビューから最古で47年経っており、7000系もデビューしている事から、今後急速に姿を消していくと思われます。
 今までの例なら地方鉄道へ譲渡、となる所でしょうが、さすがに古くなりすぎて、今や一足飛びに平成生まれの1000系が譲渡される位(上田電鉄については後日書きます。)ですから、今残っている車両は、このまま東急で寿命を全うする事になるのでしょう。

 多摩川線に一駅乗って、次の矢口渡で下車。
 第二京浜を横断して、「たまちゃんバス」が撮れそうな場所を探しに行きます。
 なるほど、この付近は中小の工場がかなり目立ちます。
 不況の真っ只中で苦しいでしょうが、皆頑張れ!

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 下丸子二丁目の交差点で「たまちゃんバス」を撮影。
 今の所、9時台~17時台で35分間隔の運転。
 東急バスで新ポンチョは、渋谷区「ハチ公バス」に次いで2路線目。
 2ドアのロングは初めて。
 それにしても、「たまちゃん」は今、どこで、何をしているのでしょうね?
 沿線は春先の桜が美しい場所らしいので、来年の春にまた来てみたいですね。

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 池上・東急多摩川線で運用される1000系の内、1312Fの先頭車は、貫通扉が中央にあります。
 これは、以前は東横線の日比谷線直通運用(8連)と、目蒲線(4連)の予備を共用させていたで、時には8連を分割して目蒲線で運用していた訳です。
 今の池上・東急多摩川線は3連なので、編成を変更して、先頭車を両方とも中央貫通型に統一しています。

 蒲田に戻り、京浜東北線で川崎に向かいます。
 まず西口北に行きますが、市営バスについてはめぼしい車両はなし。

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 川崎駅西口北に乗り入れる、唯一の臨港バス〔川61〕系統・神明町車庫行。
 このPA-LR234J1は、以前本体でノンステップ車をご覧頂いていますが、これはワンステップ。

 東口に移動すると、なんとビックリ!

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 エアロスター・ノンステップではありませんか!
 番号からすると、浜川崎〔営〕に、少なくとも4台はいる模様。
 後部は窓の段差の部分を黒く塗って、目立たないように処理しています。
 なので、ブラックサッシでもあり、黒い部分が随分広くなっています。
 神奈川県のエアロスター・ノンステップは、私が知る限りでは、相鉄ホールディングスの1台に次ぐ導入のはず。

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 臨港のアクアライン高速バス。

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 川崎市営の川崎病院線専用バス。
 臨港バスとの共同運行。
 ちなみに、市営バスはPASMO、Suicaが利用できるのですが(バス特はなし)、臨港バスは利用できません。

 それから、バス停の張り紙でちょっと驚いたのですが、7日から、日立造船の折返場への乗り入れができなくなり、臨港バスの日立造船行は全て水江町行に変更して運行されています。
 張り紙の日付からして、相当唐突な出来事だったようですが、理由は不明です。

 上空は青空が存分に広がっていますが、残念ながら今日はこれで終り、所用のため新横浜に向かいます。
 新横浜の駅前も、JR東海の駅ビルのオープンにより、相当様変わりしました…。

 今日はちょっとあっさりした「撮り歩き」になりました。
 バスについては、来月1日(今月31日夜間)の更新時に、本体上で改めて公開します。
 (一部は交換という形になります。)

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

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