№37 京成3300形 旧塗装復元車撮影に挑戦! 2

 3300形旧塗装復元は、京成電鉄の創立100周年記念事業の一つである訳ですが、来年の4月15日には、今度は京阪電鉄が開業100周年を迎える事になり、各種記念行事も行なわれるようです。
 といっても、現在がカラー変更の真っ只中なので、「旧塗装復刻」というのはありえないと思いますが。
 
 さて、昨日の続きです。 
 翌17日・木曜日。
 昨日は青・赤両方とも撮れなかったので、今日は思い切って早起き。
 ラッシュ前に出て、運用をきちんとチェックしておかないといけませんね。
 という事で、横須賀線の朝一番で横浜へ。東海道線と山手線を乗継ぎ、上野へ向かいます。

 まず、快速で京成高砂へ。
 日暮里の下りの高架線はもう完成間近。
 切換えも遠くはなさそうです。
(10月3日(土)に切換え・新ホーム使用開始だそうです。)

 京成高砂で下車。
 ここまでの間では「青電」「赤電」とも姿を見せませんでした。
 京成高砂駅は金町線高架化工事の真っ最中で、構内はちょっと暗くなりました。
 ラッシュを控え、車庫から続々出庫。
 しかし車庫からの編成には「青電」「赤電」の姿はなし。

 京成津田沼始発の658列車が「赤電」でした。
 この後京成上野で運用番号を83に変え、金町まで2往復する事になるので、ここで待つ事にします。

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 これは2往復目の883列車。
 うまく撮れたとは思います。 
 ただ、上下線の間のトークバック?(2両目と3両目の連結部付近に見えるもの)が少々邪魔なので、できれば別の機会に撮りなおしたい、と思いました。
(それについては明日書きます。)

 朝方の上野発着の4連運用では「青電」は見かけませんでした。
(ちなみに、京成上野~金町間の運用に入る編成は、ひたすら金町線内を折り返す71運行を除き、日中は全て高砂の車庫に収容されてしまう。)
 宗吾に入庫する(と思われる)55・53運行に入っていない事は確認しているので、後は津田沼付近で運用されているのではないか?
 そこで、快速で津田沼へ移動。
 途中すれ違う上りの4連は、現行色の3300形は見かけるものの、「青電」は来ない。
 京成津田沼の引き上げ線にいたちはら台行も3500形(更新車)。
 もし、10時前に現れる9B52列車が「青電」でなかったら、津田沼に収容されて、やはり今日は撮れない事になります。
 その結果は…。

 「青電」、来てくれました。
 これでとりあえず一安心。
 後は、上野まで行って折り返してくるのにかなり時間がかかるはず。
 その間を利用し、JR津田沼駅前のファミレスでモーニングを食する事にします。
 何しろ朝飯抜きなので、腹が減った…!

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 話が前後しますが、引き上げ線にいた3500形更新車。
 更新車は現在も6・8連があり、8連は特急や京急直通運用に入る事もありますが、やはり4連の運用の方が多くなっています。
 来年の空港鉄道開通以降は、京成で唯一の4連組成の系列になるでしょう。

 腹の虫を黙らせた後京成津田沼に戻り、「青電」を迎え撃つべく、良好な撮影場所を探しながら普通電車で移動します。
 海神が良さそうだったので、ここで待ちます。小駅です。

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 まず、手始めに現行色。

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 そして、来てくれました!
 折返し1165列車の「青電」。
 しかし、塗り替えて日が余り経っていないからまだピカピカしてきれいだけど、改めて近くで見ると、なんだか「凄い」色使いだなあ。
 もちろん、3300形がこのカラーをまとった事はありません。
 だから新鮮といえば新鮮なのだけれど。

 空はひたすら青空。バスも撮りたい!
 けれど、今日は午後にどうしても済ませなければならない所用があったため、残念ながらこのまま帰る事にします。
 快速でそのまま新橋まで行けば良いのですが、先月ダイヤ改正を行なった日暮里・舎人ライナーの時刻表が欲しかったので、 -私は資料として、各路線の時刻表を入手し、保存しています。- 青砥で普通電車に乗り換え。
 京成線のホームは下りの切換えの直前とあってかなり雑然としていたけれど、JRの駅舎のコンコースは、一頃に比べたらだいぶ広々としていました。

 山手線を待っていたらこの編成が。

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 ニュースでも報じられていたようだから、ご存知の方も多いでしょう。
 「山手線」と命名されて100周年(これもか)になるのを記念して、車体全体に旧型電車を模した茶色のラッピングを施したものです。
 ただ、このラッピングは明治製菓がスポンサーになっているのですが、それもあってか、チョコレートの広告ばかりが目立つような。
 車内の中吊りやドア横の広告、ドア上の液晶画面も皆チョコレートのCMだけ。
 このラッピングの本来の趣旨からすれば、その「山手線」の名前の由来とか、山手線そのものの歴史とかが記された何かが、どこかにあって然るべきだと思うのですが。
 正直な所、あまり感心しませんでした。

 シルバーウィークの間は、ひたすら大事な仕事。
 その初日の19日(土)、旧塗装復元車の第3弾、「ファイアーオレンジ」色が運行を開始しました。
 連休が終わった昨日の24日、事前の予報とは打って変わって青空が広がり、三たび京成線を訪れる事になりますが、それは明日書きたいと思います。

 申し訳ありませんが、コメントは受け付けない事にしています。この記事について何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。
 また、何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。(名前は公表しません。)

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