
先月の11日(建国記念の日)、成田空港へ行ってきました。旅客機の撮影目的で成田に行ったのは、2020(R2)年1月20日以来です。
№2111・№2112で書いて、その最後に「今年(2020年)こそ夏にも来たい」と結んでいたが、この直後のコロナ・パンデミックがあり、それがともかく一息ついたら、今度は我が身の腰痛(圧迫骨折)なんて事態があって、その後機会は伺っていたが、いつの間にか5年も経ってしまいました。
国際便需要の急速な回復に新顔の就航もあり、活気を完璧に取り戻していた成田での撮影記録を、2回に分けて書きたいと思います。

朝方は第1ターミナルの展望デッキで撮りました。5年前はJR成田駅から直接ひこうきの丘に行っていたので、ここはさらに1年前、2019(H31)年1月14日(成人の日)、以来6年ぶり。

滑走路の向こうの「NARITA」の6文字もかわらないが、花時計はもう使っていない?
枚数が多いので、一気に行きます。と言っても、早朝はLCCとカーゴが中心。

フェデックス B777-200F

日本航空 B767-300ER(BCF)
久しぶりの貨物専用機。今回は旅客型からの改造なので、胴体も真っ白に塗られています。JA654Jは14年前、現行新鶴丸デザインが発表されてから、最初にやってきた機体でした。

ピーチ A320-200neo

アシアナ航空 B767-300EREF
こちらは最初からカーゴ。アシアナは近年、大韓航空との統合が本決まりになって、親会社のクムホのマーク(赤い逆「く」の字)が消されています。少々しまりなく見えてしまう(よく見ると、消した跡がある)。

フェデックス B777-200F

ポーラーエアカーゴ B747-8F

日本航空 B767-300ER(BCF)

ジェットスター・ジャパン A320-200

香港エクスプレス A321-200neo

ZIP AIR TOKYO B787-8
5年前にひこうきの丘から見た時はまだ訓練飛行段階で、尾翼に「Z」と描かれていました。ただ、このJA850Jは一昨年、最初からZIP機として導入されていて、だから尾翼も最初からこのデザインでした。

キャセイパシフィック航空 B747-400F

ジェットスター・ジャパン A320-200

ピーチ A320-200

日本貨物航空 B747-8F

スプリング・ジャパン B737-800

ガルーダ・インドネシア航空 A330-300

このガルーダ便はバリ島デンパサールからのGA880便だが、手前を見ると、ANAとJAL、両方の車両が並んでいる。コードシェアでANA(NH5470)・JAL(JL5014)両方のナンバーを背負っていて、こんなのありかとか思っていたのだが、両社それぞれの便名で搭乗している旅客のケアで来ているのだろう。なお、ハンドリングはスイスポート、ケータリングはANAだが、ガルーダは4月から日本の提携相手をJAL一本に絞るので、このような光景が見られるのは、今月いっぱい。

アエロ・ロジック B777-200F

ANA B767-300EREF
後部に描かれているのは、国際輸送サービスOCS(Overseas Courier Service)のマークで、会社自体の創業は古いが、15年位前にANAのグループになりました。

ジェットスター・ジャパン A321-200neo
ようやく撮れた、JJPのA321。

エアー・ホンコン A330-300(P2F)

香港航空 A320-200

ベトナム航空 A321-200
ベトナム機は、朝来た時点では3機固まって出発を待っていました。これはダナン行で、唯一のナローボディ。

ANA B777-200F

中原龍浩航空 B737-800(BCF)
初めて見たのだけれど、広州市に本社がある貨物専門のキャリアで、寧波から週3回来ているらしい。一時運休して、去年再開したそうだ。

ZIP AIR TOKYO B787-8

ベトジェット・エア A321-200neo

セブ・パシフィック航空 A321-200neo

キャセイパシフィック航空 A350-900

大韓航空 A321-200
「100機目のエアバス機」みたいな事が書きこまれている。

中国国際航空 A321-200

スクート・タイガーエア B787-9

フィリピン航空 A321-200neo

ベトナム航空 B787-9
ハノイ行とホーチミンシティ行はB787-9。

タイ・エアアジアX A330-300
機種部の国旗以外は完全に真っ白で、面白くもなんともない。
10時前になると、第1ターミナルは順光でなくなってしまうので、移動します。

ひこうきの丘へ行く成田空港交通の路線バスは第2ターミナルからの発車(第1ターミナルからは乗れない)なので、ターミナル内循環バスで移動します。この循環バスは、デザインが少し変わりました。

航空は活気が戻ってきたが、バスはドライバー不足のためだろう、まだまだ運休路線が多い。第2ターミナル12番線の千葉駅方面や柏方面行は全便運休中だし(幕張方面へは運行あり)、

11番線からは全く出発がない、という状態(運行している路線も、10番線に集約されている)。
すぐの成田空港交通バスでひこうきの丘に向かっても良かったが、せっかくの久々の成田、飛行機だけでなく、バスも撮りたいと思って、時間を作って、南側でバスの撮影もしました。成田空港交通はまもなくなくなる事になるし(本体で公開済みです)。
午後はひこうきの丘、「畑ポイント」で、より沢山の画像を撮りまくりました。それは次回です。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
JALは今日、B737-8X17機の追加発注を発表しました。また、ZIP AIRはJALからの転用でB787-9を導入すると発表しています。2027(R9)年度からの予定で、A350-900国際線仕様が導入されるので、玉突きで転用されるのでしょう。JALは国際線事業規模を1.5倍まで拡大させるとしていて、この5年でJALグループのフリートは内際とも大きく様変わりしそうです。
一方、JR東海は東海道新幹線N700S系のグリーン車に、半個室タイプの上級タイプ6席を導入すると発表しています。こちらも2027(R9)年度サービス開始としています。100系以来となる個室タイプの導入で、東海道新幹線のサービスも多様化するようだが、これも航空への対抗策、かも知れません。
(東日本の「グランクラス」のような付帯サービスはないようだ)
《What's New》
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