
しまった!寝坊した!
6時には起きるつもりだったんだけれど、ホテルの部屋の目覚ましの時刻は合わせていたのに、ONにするのを忘れていた。
目覚めると、もう7時過ぎ…!
どのみち北濃まで行く列車は9時56分までなく(8時12分発は美濃白鳥まで)、実害はなかったのだけれど。やはり前の晩、終夜運転で「徹夜」だったのが、堪えていましたねえ。前の晩は、早めに床に就いたのだけれど…。
1月 2日(木)

改めて、美濃太田駅。今は橋上駅舎となり、JR東海と長良川鉄道の入り口は分離されています。
折り返し北濃行5列車となる、北濃始発6列車を、JR駅のホームから撮影(入場券を買って入っています)。ナガラ307の単行。

JRのホームから、長良川鉄道の駅のホームを見る。長良川は、ホームに窓口があります。一日乗車券を購入。

このナガラ307号は「食品サンプル列車」と称し、車内の各所に、食品のサンプル(一昔前の大衆食堂でよく見られたもの)が置かれています。

チャーハンのトンネルを、列車が走っている(もちろん実際には動かない)。

今川焼きも。

ホームには「観光列車ながら」の広告があり、チラシも作られています。デラックスな料理がふるまわれるレストラン列車だが、それこそ、この「サンプル」の実物を食べられる列車があっても良いのに。郡上地方には郷土料理「鶏ちゃん」というものがあるそうで、こういうのを列車で味わいたい。

長良川鉄道では、C/Cのタッチ決済が利用できるらしい。一日乗車券等もアプリから購入できるそうだ。

美濃太田を発ってしばらくは、普通のローカル線風情。関口駅は、隣のローソンに「関口駅」と記されている。左手には、LE-CARのハリボテも。

関駅。右側は、一時発着があった名鉄美濃町線関駅の跡。廃止からもう20年以上経ってしまった。

山間部にかかると、やはり線路は貧弱だし、この第4種踏切は見通しが良くなさそうで危なっかしい。

湯の洞温泉口駅。この駅、一部折り返し列車があるのだが、棒線の上、信号機は一切ない。どうなっているのだろう?

長良川を何度も渡っていく。ちなみにこの列車は〔ゆら~り眺めて清流列車1号〕と称して、長良川を渡るところなどで減速運転を行うが、特に観光のアナウンスがあるわけではない。アテンダントの乗務もないし、運転士もアナウンスはしない。

やはり行楽の乗客が多いのか。郡上八幡まではインバウンドも少なくなかったような。

遠くに見える高速道路は、東海北陸道だろう。岐阜から高岡まで高規格で縦断していく道路で、こういうのが相手だと、ローカル鉄道はやはり苦しいだろう。

郡上八幡到着。美濃太田から約1時間20分。

郡上八幡からは、なお長良川に沿って上っていく。

郡上八幡を発つと、雪を見るようになってきた。だんだん量が増えてくる。空も曇りがちで、美濃太田とは様相がまるで違ってくる。

白鳥交通のバスとすれ違う。郡上八幡~美濃白鳥間は、昔は岐阜バスが新岐阜から直通していたのが、今は郡上八幡より北側の旧岐阜バスや、JR東海バス(九頭竜湖行を除いて)の路線は、基本的にはこの白鳥交通の運行になっているようだ(他に自治体のコミュニティバス・自主運行バスがあるようだが)。

上万場駅に到着。

美濃白鳥が近づくと、遠くに白山を中心とした白き峰々が連なっている。

美濃白鳥を過ぎて、2つ先の白山長滝は、案外地元の人々の下車が多かった。

駅に隣接して長滝白山神社があるからで、皆初詣客だろう。こういう地元の利用が、普段から定着してくれれば、良いのだが。

北濃駅が近づいてくる。白い山も近づいてくる。大日ヶ岳だろうか。

北濃到着。美濃太田から2時間10分。
郡上八幡を境に、天候がまるっきり変わった。今日2月8日・明日2月9日は郡上八幡~北濃間は大雪で全面運休になるそうで、なるほどねえと、今改めて思った。
北濃でしばし佇んだのち、今乗ってきた列車の折り返し12列車で美濃太田に戻る。その後は名古屋を経由して豊橋に向かうが、それはまた次回です。
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