№2908 ふくい旅と北陸新幹線 3.三国芦原線 と 福鉄バス

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 一昨日、昨日の北陸乗り継ぎの旅についてはまた後日書きます。
 11月の福井の旅について続けます。11月28日の後半です。

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 福井駅西口には、巨大なタッチパネル式のガイドシステムがあります。

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 午後の電車で、三国港を目指します。6100形の単行だが、アテンダント乗務。

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 こちらは途中、ひたすら平たんな田園地帯。

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 途中居眠りしてしまって、いきなり終点の三国港まで端折ります。最終区間は、乗客は自分一人だけだった。

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 駅には、国鉄三国港支線の遺構として、ホームの跡が残されている。貨物用で、ホームのすぐ横が海だったから、船からの積み替えが容易だった、と記されている。

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 その海は荒れ模様。不安定な空模様を反映しているよう。
 折り返しの電車ですぐに戻ります。

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 少々ピンボケ気味で申し訳ないが、線路の状態は、地方鉄道としては良い方。この位は整備されないと。

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 鷲塚針原では、福井鉄道からの終着の電車の到着を待ちました。この直通運転はもうすぐ開始から9年になるが、実際のところ、この効果は、どの程度出ているのだろうか。

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 これもピンボケ気味だが、仁愛グランドの臨時駅。一般の旅客駅に昇格させよう、という動きはないのだろうか。確かにこの乗降場付近の人家は多くはなさそうだが。

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 高架で福井口駅に取りつくが、その高架線と、北陸新幹線の高架の間に車両基地がある。

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「恐竜電車」の姿もありました。元静岡鉄道1000系。

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 福井駅西口を発着する循環バス「すまいるバス」は、今はEVM-JのEVになっています(全部かどうかは分からないが)。こういうの、撮りたいけれどなあ。

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 さて、ハピラインふくい初乗り、となったが、今回は北鯖江まで。敦賀行1242M。カラー以外はJR西日本時代とほぼ変わらないが。

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 北鯖江駅。駅舎とは反対側になるが、企業の立地はあるが、他には何もない。

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 北鯖江駅のバス停。「JR」の2文字は、テープで塞がれていた。

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 さて、今回北鯖江駅で降りたのは、かつての福井鉄道南越線の代替バス路線となる、福井鉄道のバス路線に乗るためでした。この路線、10月にダイヤ改正を行っているが、その結果利用が難しくなり(日中は織田→北鯖江の便が皆無になってしまった)、この時間になったのでした。この便の終点の織田へは、以前は福井駅・田原町からも路線があったが、この10月の改正で廃止になっている。
 北鯖江駅発車時点で乗客は、自分を含めて2人乗り。その後ショッピングセンター「アルプラザ」を経由したのち、福井鉄道線の神明駅で3人乗車。鯖江市の中心部、となるのだろうが、どうも車が多くて走りづらい。

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 西田中までは電車時代とは別ルート(電車時代は国鉄鯖江発着・福鉄水落経由)、西田中からは越前町に入ると、ローカル色が出てくる。破風(壁面の上部)が格子組になっているのが目を惹いた。この辺ではよく見られた。

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 終点の織田。以前は電車の駅があったらしい。一応、町内の交通の結節点。ビルの1Fが乗り場だが。近くの白山神社を模してか、鳥居のような壁面が印象的。

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 傍らには織田 信長の像。「織田」とはいえ、信長は連想できなかったのだが、織田家発祥の地はここなのだそうだ。「織田 信長通り」という道路もあるらしい。

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 町内のコミュニティバス「フレンドリー号」のバス停もある(上のターミナルで、一番右のワゴン)。また「チョイソコ」というデマンド交通もあるらしい。

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 しかし、ここを発着する交通は、現状はお寒い。バスは鯖江のほか、武生からも路線があり、ともにかれい崎までの便もあるが、どの方向も便数が少ないし、まして乗客は希少。何より普通の平日の夕方なのに、付近の人影もほとんどない。ここは9月まで、田原町行の他に京福バスの乗り入れもあったらしい(「チョイソコ」はその代替)。武生行は、上に見える真ん中の16時21分発がこの日の最終便。右の北鯖江行は16時33分発だが、土休日だとこれも最終。「よん・さん・とお」の頃は、電車が22時頃まで30~60分間隔くらいで走っていたらしいが、この地の公共交通は半世紀で、相当凋落してしまった。

 その16時33分発の便で北鯖江へ戻る。前の便から約7時間(江波経由だと約9時間)空いている。乗客は希少。ただし、次の明神前から乗車があって、以降終点まで、他に乗客がいない、という事にはならなかったが。どんどん暗くなっていって、車窓に関しては記す事はない。

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 本来の北鯖江駅、の駅舎。無人駅なのはまあやむなしとしても、どうも東も西も殺風景に過ぎる、という印象が否めなかった。

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 駅舎には、電車の位置情報がある。

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 北鯖江駅の現状の時刻表。日中は約30分間隔で停車があるが、8時台の福井方面行は、一応ラッシュのはずなのに停車がない。快速が通過していくが、今春ダイヤ改正では時刻の調整により、8時25分くらいには福井行の停車が設定されるようだ。

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 17時50分発255Mで福井に戻ってきました。2番線ですぐに折り返す。5番線には、IRいしかわ鉄道の521系がいました(351M金沢行)。

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 最後に、西口駅前の「福井駅」。なんだかややこしいが、鷲塚針原行のえちぜん鉄道「Ki-bo」がいました。

 明日は、午前中は福鉄乗車。そして敦賀から北陸新幹線〔かがやき〕に初乗りです。
 その前に、福井市内で新幹線を撮れる場所があると、良いな…。

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posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)旅行