№2874 山陰 振り子特急の弾丸旅行 1.初乗り 273系〔やくも〕

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 先月は2度にわたって、月曜日仕事終了直後出発→宿泊→翌火曜日休みで乗り歩き、の「弾丸旅行」を繰り返してしまいました。効率が悪くてカネもかかるのも事実で、もう少し日程が欲しいのが正直なところだが、新しい職場に移って半年もたっていないから、有給がないんですよ。公休も飛び飛び(今の私は火・金曜日)だし。
 今回は山陰です。今春ダイヤ改正の数ある目玉の一つに、〔やくも〕用新型車両273系のデビューがありました。岡山発時点でもう真っ暗になってしまうが、ともかく乗りに行きました。

10月14日(月)
 今回も、3連休最終日の月曜日の夕方、出発です。

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 東海道新幹線は、開業60周年を迎えたばかりでした。新横浜駅ビルのコンコースに掲げられた、60周年記念の大型タペストリー。
 この日も、9月に博多まで乗り通した〔のぞみ71号〕。今回は指定席を取りました。結果的に、正解だったみたい。しかし、弁当を買おうと右往左往している間に列車が来てしまって、列車そのものの写真は、ナシ。5号車・785-5308号車。この日は西日本の編成でした。9月に乗った時は東海だったが、共通運用なのか。

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 その車内。指定席車だが、やはり混雑している、という雰囲気は感じてもらえるでしょうか。

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 そんなこんなで、ホームの売店で買い込んだ、崎陽軒のチャーハン弁当。980円。

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 今日は岡山で下車。

 岡山からの〔やくも27号〕は、クモロハ272-3×4連。〔やくも〕は今春から全車指定席で、もちろん事前に座席を確保していました。②号車・モハ273-103に乗車。

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 側面の行先表示が車体の真ん中にあるのは、特急車両としては異例。窓との比較で大きさがわかるでしょうか。行先表示は、やはりこの位の大きさは、必要ではないのか。ただ、「やくも」の表示はイラストマークになっているが、「やくも27号」とフルに表記した方が良いかも。

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 その車内。シートが青と緑で互い違いになっていて、カラフル。

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 ③号車には、3台分確保された広い車いすスペースがあります。

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 コロナ禍の後のデビュー、とあってか、抗菌対策についても大きく張り出されていました。Wi-Fiは外国人向けの英語のみ。

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 ①号車にはセミコンパートがあるが、少なくとも新見以北では利用がなかった。
 ほかの普通車は連休最終日とあってか、新見の先でも半分くらいは乗車があったようでした。

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 ③号車には少々狭いが、フリースペースがあります。

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 伯備線や山陰本線の写真集もあります。デッキと隔てる扉とかはないのでやや走行音がやかましくも感じるが、気分転換には良いでしょう(タバコはダメよ)。あとはやはり、自動販売機でいいから飲食物の提供があると、良いのだが。岡山~米子間だけでも2時間以上かかるので。

 肝心の乗り心地なのだけれど、下からゴツゴツする揺れが目立つ気がしました。むしろ山陽本線など、振り子区間ではないところで大きかったような。
 車窓に関しては、もう何も書く事はなく、ひたすら真っ暗。眠りについた田舎町も、これはこれで何となく、旅情みたいなものを感じないわけではないが。この列車は根雨にも停車するが、この駅は乗降は全くなかった。

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 松江到着。もう22時47分。
 この日のホテルは川の向こうで、もうタクシー以外に選択肢がない。10分くらい待たされる事になったのは、松江でもタクシー不足、なのだろうか?

 ともかく新型特急車両に早速乗る事が出来たのは、満足です。
 翌日は山口の方を回ります。一畑にも乗るが、今回は、乗車だけ…。

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posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行