台風10号、確か事前の予報ではストレートに日本列島に向かって北上し、今週前半位に関東付近に到達する予想、だったと思ったのに、いつの間にか進路を西寄りに変えて、九州を直撃しました。交通への影響が非常に心配だが、それは我が神奈川県も同じで、特に相模川より西でかなり激しい雨になって、小田急は伊勢原~小田原間が今日いっぱい運転見合わせ、となりました(盛り土流出が発見された伊勢原~秦野間は明日も終日運休)。ロマンスカーは明日にかけて全列車運休。あちこちで浸水も起きて、私の実家のすぐ近くでも、土砂崩れの恐れがあって避難指示が出されるほどでした。スマホの警報音にはびっくりさせられた(我が家付近は対象外で大丈夫だったが)。台風は更新時点では瀬戸内付近のようだが、来週前半位には、今度こそ関東地方を直撃するかもしれません。非常に心配。今月の神奈川は地震もあったし、どうしたものか。
「JTB時刻表2024年9月号」、先週発売になりました。
「のりもの情報局」は今月も1つだけ。JR北海道・JR東日本・JR九州の新幹線駅「東西南北最極端」のスタンプ作成で、台紙はすでに配布中。ところで、新函館北斗はいつかは最北端でなくなるが、札幌に延伸した時点では、最北端の新幹線駅は、新小樽になるはず。
読者が選ぶ 今食べたい駅弁ランキング
読者アンケートの結果に基づく、駅弁のランキングの発表。
顔ぶれを見ると、順当な結果かな、と思う。一位はやはり、「峠の釜めし」なのか(このためだろう、表紙は「横軽」の〔あさま〕。廃止からもう30年近くになるのか)。
富山のますのすしは私も好きで、先日も富山駅で廉価版を購入した事は当ブログでも書いたが、ただし昼食時間にかかるJR東海のローカル列車がロングシートのキハ25系だったので、列車内で食べるタイミングを逸してしまって、岐阜のホテルで夕食、という形になってしまいました。「青春18きっぷ」派だと、最近はローカル線でもロングシートが中心で、駅弁食べづらいなー、と感じる事になるのかも。ただし一方で転換クロスシートというのも、案外雰囲気的に食べづらい、気もする。やはり昔ながらのボックスシートが一番、なのかな?
駅弁とは無縁そうなJR貨物のコンテナを容器に模した「コンテナ弁当」は面白いが、販売店舗のほとんどは「デパ地下」みたいだ(大阪中心)。「スペーシアX」を模した容器の弁当もあるが、最近の傾向としては、新幹線などの列車を模した容器に入った駅弁が多くなってきた事が挙げられるではないか。ほとんどは、別に「お子様ランチ」的な子供向け、ではなく、万民向けのスタンダードな内容だと思うが、ファミリー層へのアピールなのかも知れない。容器はそのまま持って帰れるし。
加賀野立弁当の10,000円とかいうのは別格としても、原材料のコスト増を反映して、最近は駅弁も少々高めになってきたという印象もあります。1,000札1枚では買えないものが多い。丹精込めて作るものであり、仕方がないとは思うが、もう少し低廉になるといいな、というのが本音。あとは、鉄道を利用するインバウンドが最近は多いわけだが、日本の多彩な「駅弁」は、どう映るのだろうか。
ところで、私が推す「駅弁」は何だろう?「推す」というのは大げさだし、「弁当」…なのかな?という感もあるが、大船軒の「大船軒サンドウヰッチ」を挙げたいと思います。大船軒といえば「鯵の押し寿し」が知られていると思うが(残念ながらここではランクインされていない)、このサンドウィンチも歴史があります。とにかくハムもチーズも最高にうまいし、お値段も580円とお手頃。さすがにボリュームという点ではご飯ものの駅弁と比べてしまうと正直酷だけれど、その分あっさり食べられて、少しだけ空きっ腹を満たしたい、向きには非常にうってつけだと思う。大船軒の公式WEBでは、店舗は大船のほか、藤沢・小田原・熱海・鎌倉・逗子、それに東京・上野・新宿にあるとされているが、このサンドウィッチは、大宮(駅弁屋 旨囲門 エキュート大宮)でも購入できます。先日新潟に行った時も、大宮で〔はくたか〕に乗る前に買って朝食にしました。
この他では、横浜の者としてはやはり、崎陽軒の「シウマイ弁当」などを挙げておきたい。ひと頃より高くはなったが、それでも950円と、1,000円札でおつりが来ます。「横濱チャーハン」(730円)あたりもおススメ。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、新京成電鉄のN800形。「N」「E」はデビュー時点のデザインで、今年になって復刻した茶系、「W」「S」は現在のジェントルピンク。新京成は来年4月に京成電鉄に吸収合併されて京成松戸線となるが、N800形はどうなるのか。デザインは京成と同じとなるそうだが、形式も、ベースとなった京成3000形に編入される事になるのだろうか?ジェントルピンクは最近の採用なので、マーク共々短命に終わるのは、少々寂しい気がしないでもない。
松山駅が9月29日より高架化されることになり、特集のページでは、9月29日からの四国内特急の時刻を掲載(快速〔マリンライナー〕は掲載なし)。といってもパッと見比べた限り、一部の駅(特に松山)の時刻の修正以外、パターンの変化を伴う大掛かりなものはほとんどない。〔宇和海31号〕が伊予中山に新規停車するのみ。なお同日普通列車もダイヤ改正があり(次の10月号に掲載)、JR四国の公式WEBでは、減便や最終列車の繰り上げ等が予告されている。
会社線は、山岳リゾートに向かう高速バスが中心。
「おトクなきっぷ情報」は、その新潟に行った時に車内吊り広告で見かけた「えちごツーデーパス」に注目してみました(15P)。基本的には、新潟県内のJR東日本ほぼ全線、北越・トキめきの全線に乗れる。また、米沢線は山形県の小国まで乗れる(ただし現在は不通でバス代行)。しかし一方で、上越線の土樽及び飯山線の越後田中・足滝は新潟県内ながら行けない。JR西日本は対象外で、北陸新幹線と大糸線は乗れない(この他、ガーラ湯沢も行けないようだ)。来年3月30日までの発売で、金・土・日及び夏季(明日まで)・年末年始期間のうちの連続2日間に通用。大人2,800円・小児1,400円。
本文
JR西日本の新観光特急〔はなあかり〕が、10月5日より運行を開始。189系改造で、全車グリーン車指定席。スーペリアグリーンを設定。
今後JR西日本の各地域での運行が予定されているが、まずは「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、敦賀~(京都丹後鉄道)~城崎温泉間で運行。
往路 10月5日~11月30日の土曜日運転
9962D~(西舞鶴)~9163D 敦賀10:40 → 15:39城崎温泉
途中停車駅:美浜・小浜・若狭高浜・東舞鶴・宮津・天橋立・夕日ヶ浦木津温泉
(宮津・天橋立・夕日ヶ浦木津温泉は降車のみ)
※東京7:20 → 10:28敦賀〔かがやき503号〕から接続
復路 10月6日~11月24日の日曜日運転
9172D~(西舞鶴)~9973D 城崎温泉9:54 → 15:07敦賀
途中停車駅:夕日ヶ浦木津温泉・天橋立・宮津・若狭本郷・小浜・上中・戸村・美浜
(夕日ヶ浦木津温泉・天橋立・宮津は乗車のみ)
※敦賀15:41 → 17:03富山〔つるぎ28号〕・敦賀16:04 → 19:20東京〔かがやき512号〕に接続
小浜線に特急が走るのは、電化直後の一時期、〔まいづる〕が小浜まで乗り入れて、それ以来だろう。小浜~敦賀間は初?
予讃線(下り342P・343P:上り350P・353P)は、松山駅高架化工事のため、高架移転前日の9月28日に加え、9月21日にも 工事運休が発生。
特急 … 〔しおかぜ27号・いしづち27号〕伊予北条→松山間 〔宇和海32号〕伊予市→松山間
普通 … 4561M・4567M 堀江→松山間 4360M 松山→堀江間 4664D 北伊予→松山間
また、4558M(松山→今治)は時刻を変更。
山田線(下り626P:上り627P)は毎年秋シーズン、落葉による大幅な遅延が常態化しているとして、その対策として、10月15日~11月15日のまる一か月の間、上米内~川内間が全面運休、川内~宮古間も大幅な減便が行われます。
本文では通常ダイヤの時刻も掲載され、注釈もあって、ゴチャゴチャして分かりづらいかもしれません。まず、この期間の山田線の時刻を作成・整理してみました。
盛岡側(盛岡~上米内間)は全列車確保されているが、宮古側(川内~宮古間)は、下り2本・上り4本のみ。川内発は6時32分に宮古行が発つと、この日はもう宮古へ行ける列車がない。茂市も8時37分発が宮古行の最終。一方の上りは、5時台に川内行が出発すると、次は15時54分発川内行となって、10時間以上列車がない。
代行バスの運行は行われない。山田線ではこの4月から1年間の予定で、並行して走る岩手県北バスの「106バス」(106特急・106急行の、JRが定義した総称)との連携による実証実験を行っており、106バスへの振替輸送を行う形で大体の足を確保する。
次に、その106バスも含めた、山田線の長期運休期間の時刻を作成してみました。
106バスの実証実験運行では、盛岡~宮古間のJR乗車券(上盛岡・山岸・上米内は除く)で106バスが利用できる。中間のバス停は、山田線の駅に対応した所のみ利用可能。陸中川井(通常快速〔リアス〕停車)に隣接する川井バス停は、急行のみ停車。一つ盛岡寄りのやまびこ産直館には特急が停車するが、ここの利用は不可(ここを川井駅に対応するバス停として認められても良いと思うが)。なお、この実証実験では、フリーパス形態の乗車券は利用できない。振替輸送期間中は関係ないが、「青春18きっぷ」も不可。またバス側の乗車券で山田線の利用は不可。
今回106バスの時刻を並べてみると、改めてバスと鉄道の、ダイヤ面での格差が大きすぎるなあと思う。106バスは盛岡~宮古間で特急1時間40分・急行2時間15分。対して山田線は、通常運行時の快速〔リアス〕でも、最速2時間19分。この格差は国鉄時代から指摘され続けていた事だけれど、今回の実証実験、および振替輸送の結果、「バスの方が便利」とばかり、鉄道からバスへの利用の転移がさらに進んでしまうのかもしれない。この振り替え輸送が終わった後の輸送動向は、注視が必要かも。
快速運転縮小でスッタモンダの京葉線(700P)は、9月1日にダイヤの変更を行い、快速運転時間帯を拡大。平日ダイヤのみ掲載だが、現在10~15時台12往復(+先行して改正をリリースした後に快速運転に変更した、6時台2本)→東京発20時台2本・蘇我発7・9時台3本を追加。
個人的には、快速の運行本数は明らかに不足していると思う。前にも書いたが、京葉線の距離や性格からして、蘇我発6~22時台・東京発7~23時台の間で、コンスタントに設定がされるべきではないか?(快速通過駅への配慮も必要だろうが、要は緩急のバランスの問題)
会社線では、とさでん交通の電車(865P)が8月1日に改正し、9月号で新ダイヤを掲載。減便や運航時刻の調整が行われているが、時刻表掲載分では、鏡川橋6時14分発便の文殊通終着時刻の繰り上げのみ(桟橋車庫前6時00分始発高知駅前行がはりまや橋発に短縮されているように記載されているが、桟橋通四丁目を始発としている)。なお、10月1日にはバスの改正が行われ、減便や路線再編が予定されている。
営業案内
東海道新幹線の車内ワゴン販売の終了はニュースになったが、実は先日、上越新幹線〔とき336号〕に乗車した時には、ワゴンによる車内販売が回ってきました。あの「カチンコチンアイス」を買って食したのだが、どうなっているのだろう?JR東日本クリエーションサービスの公式WEBには、車内販売がPDFで案内されています。新幹線のほか、〔あずさ〕〔ひたち〕にもある(〔かいじ〕〔富士回遊〕〔ときわ〕はない)が、ホットコーヒーは販売しない列車がある(〔あずさ〕は全列車販売しない。振り子だから?)。
ICOCAは9月21日より、津山駅にも導入。ただし利用できる方向は津山線・岡山方面のみ。法界院~津山間の中間駅には導入されず、津山駅発着のICOCA定期券は発売されない。姫新線・播磨新宮~津山~新見間の利用は不可。なお、ICOCAエリアで特急の運行がない駅が「一部利用駅」になるのは初。
さて次号10月号は、東海道新幹線開業60年・JTB時刻表100周年記念、という事で、東海道新幹線100系クラフト模型付きの特別版を発売する、数量限定で、という事なので、今日さっそく近くの本屋で予約を入れました。どんなものになりますかね。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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