№2830 北陸・東海 国内久々の長旅 11〔終〕.帰宅の路は 中央本線
今月中に最終回を迎える事が出来ました。もう、3か月前の話なのに、遅くなってスミマセン。
いつもなら名古屋に出て東海道本線、になるが、何度も乗っているし、少々大回りだが、今回は中央本線・塩尻経由を選択して、帰路に就いたのでした。
恵那から中津川は、区間快速2905M。315系。
中津川からは、1831M松本行に乗り換え。313系2連(一番上です)。
この列車はワンマン運転のはずだが、車掌が乗務していました(ドア扱いは行わない。運賃収受は最前部ドアのみ)。旧宿場町が点在する区間だからかインバウンドも少なくなくて、そのための乗務だったかも知れない。
十二兼で離合した、上り1826M。
須原で〔しなの10号〕待ち合わせ。383系も置き換えが視野に入ってきた。
木曽川に沿って駆け上がっていく。特にこの「寝覚の床」が、最大のハイライト。
奈良井はお客さんが多かった(上り1828Mを待つ乗客も多い)。ハナモモの花がきれい。
中津川~塩尻間は所々が複線になっていて、洗馬~塩尻間も複線になっている。木曽福島行の1830Mとすれ違い。
塩尻到着。乗務員はここから東日本となり、正式に車掌も乗務。種別表示から「ワンマン」の文字が消えました。
辰野から着いた159M(このまま松本行1235Mになる)。かつてはクモハ123-1の専任だった折り返し運転も、今は127系か。この区間も久しく乗った事がないなあ。
(また年齢バレるけれど、みどり湖経由新線が開通する前に、新宿からの115系の夜行で経由した事がある。途中にスイッチバックの信号場があった)
今は211系のみどり湖経由。松本発塩山行の440M。
富士見で14分も停車し、〔あずさ38号〕の通過を待つ。
曇天になってしまったのが残念だが、八ヶ岳。手前の線路は小海線。
小淵沢からグングン下っていくと、行く手に富士山が現れる。
韮崎が近づくと、左手には金峰山や瑞牆山を見る。高校生の時に、部活動で行った事があるんだよなあ。
このまま塩山まで乗り通しても、その先の普通列車は甲府始発の544Mになる。甲府~塩山間のどこかの小駅で降りてみよう。
今回は、東山梨で下車。御覧の通り、駅舎もない簡素な無人駅。ではあるが、なぜか下りホームには、JRの職員が何人も立っていた。別に多客のイベントがある、というわけではなさそうなのに。
上り〔あずさ42号〕。
下り〔かいじ35号〕。
そのあとにやってきた普通列車甲府行349Mは、先に塩尻から乗ってきた440Mからの折り返し。
甲府始発で立川まで行く、544M。土休日はこの甲斐大和で4分停車するが、追い抜く列車はなかった。
セミクロスシートの車内。今はこれでも、レトロに見えてしまうのかなあ。
こうしてこのまま八王子まで乗り、横浜線に乗り換えて、長旅が終わりました。
パソコンのトラブルもあって、完結までに非常に長い時間がかかってしまって、申し訳ありませんでした。
このあと5月から新しい仕事が始まっていて、当分は今回のような長期の旅は、できません。「青春18きっぷ」のシーズンも始まっているが、今シーズンに関しては、ほとんど日帰りで使う事になるのではないか。今の日本の鉄道ネットワークが置かれている実情を、実際に列車に乗る事で確かめたい、それはこの数年変わらない私のテーマなのだけれど、やはり5日~一週間程度の、まとまった期間でやりたいですねえ。
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パリ五輪が始まったが、その直前のTGVの設備への放火による長時間の途絶が、暗い影を投げかけているようです。先の東海道新幹線もだが(理由は異なるが)、高速鉄道が長時間止まってしまうと、影響は計り知れないものがあります。こんな事、起きては欲しくないです。TGVの場合は、在来線経由での迂回運行、あるいは在来線の臨時列車の運行、はできなかったのだろうか?
《What's New》
26日 上川外相 中国・王毅外相と会談 「戦略的互恵関係」推進を確認
27日 「佐渡島の金山」 世界文化遺産に登録決定
心配していた由利高原鉄道は、幸い杞憂に終わってくれて、明日には全線の運行が再開できそうです。しかし一方、秋田内陸縦貫鉄道の方は、29日までは全面運休、30日から鷹巣~阿仁合間は運行を再開できそうだが、阿仁合~角館間は再開の見込みが立っていないそう(29日に状況を知らせる、との事)。秋田はまた大雨の危険があると予報が出ているようだが、JRなども含め、これ以上の鉄道の被害が出ないでほしい。東北の雨も凄まじかったが、関東地方も「危険な猛暑」の一方、ゲリラ豪雨や突風やらで被害が相次いでいます。どこも天気が極端すぎる。やはりどれもこれも「温暖化」による異常気象、という事に落ち着いてしまうのだろうか。東北地方は九州などと比べて豪雨に弱いそうで(昔は頻度が低かったから備えがあまりできていない)、この先は毎年この時期、豪雨におびえ続ける事に、なってしまうのでしょうか。