前回更新から、また間が開いてしまいました。例によって、「設定」で四苦八苦で…。ITオンチには辛いです。「日本ではデジタル化が進まない」という意見が多いようだけれど、私の十数年のパソコンライフの経験からすると、「できる人」目線だけで事が語られている部分が、IT・デジタルの世界ではかなり多い気がします。もうちょっと、「できない」人の目線でフォローする体制が、官民両方で整備されないといけないのではないか。日本において「デジタル化」そのものが悪い、という人は、実はうんと少ないと思っています。ただ、ちょっとしたつまづきから、IT・デジタル嫌いに陥るのでは、ないですかね…。そんな事も、この十日間くらいで感じました。
「JTB時刻表2024年7月号」、先月20日には発売になっていたのに、こんなに遅くなってしまいました…。掲載されている臨時列車でも、とっくに運行が終了している列車が多い。
表紙は、水郡線の上小川~袋田間で、久慈川橋梁。比較的最近まで、長期間の不通を強いられていた所。
「のりもの情報局」は、「鉄道・運輸機構『第25回鉄道のある風景写真コンテスト』作品募集」「『鉄道の日』関東実行委員会 第9回『鉄道の日』記念フォトコンテスト開催中」「JTBパブリッシング『東武デラックスロマンスカー』復刊」「JTBパブリッシング『青春18きっぷで行こう’24~’25』発売中」。もう「鉄道の日」という話になってきている。
青春18きっぷ 2024夏 最新活用ガイド
まず、今夏シーズンのトピックスとして、①発売開始日が7月10日~に変更 ②東室蘭~室蘭間〔すずらん〕に乗車可(全車指定席になったので、その空席に着席する。石勝線も同じ) ③〔ひなび〕〔SATONO〕も乗車可(普通車のみ) ④BRT「ひこぼしライン」も乗車可 ⑤JR西日本宮島フェリーは、宮島渡航時に訪問税(100円)の支払いが必要 が挙げられている。「ひこぼしライン」に新車が入っていたとは知らなかった。画像を検索してみたら、エルガミオだった。
初心者向けコースは、①東京発着 熱海・三島・沼津周遊(復路は御殿場線) ②東京発着 国営ひたち海浜公園と袋田の滝 の2コース。①では、沼津で時間を取っているのは沼津港への往復を想定しているようだが、それよりも、例のアニメの「聖地巡礼」の方がいいよー、というファンも、少なからずいるはずだ?駅前にはカフェもあるし(バスで市南部の「聖地」への移動は、このプランにこだわるなら無理)。なお「ほとんどの列車にトイレがある」と記載されているが、JR東海の211系にはトイレがないので要注意!
上級者向けコースは、①釧路→函館 釧路湿原・札幌・小樽の手宮線跡(1泊2日) ②京都発着 小浜線・越美北線 の2コース。どちらも特例を間に組み込んでいる。①は、乗り継ぎのための時間が、特に新夕張と長万部は2時間前後とかなり長くなる。どちらも近くに観光スポットはないし、新夕張からバスで夕張往復、も不可能。どうやって時間をつぶそう?②は京都発が初列車で少々大変だが(山陰本線→舞鶴線の乗り換えは綾部でも良いはずだが、どの道京都→園部間と小浜線は同じ列車になる)、越美北線往復まで組み込みながら、その日のうちに帰って来れるとは意外だ。敦賀~越前花堂(~大聖寺)間がハピラインに転換されたので、通過利用はできるが、福井へは寄り道できなくなってしまった。
今春の、北陸本線のハピラインふくいおよびIRいしかわ鉄道転換により、北陸地方への「青春18きっぷ」の旅は、極めて困難なものになってしまいました。前述の「上級者向けコース」のごとく、「落下傘路線」と化したJR支線への特例はあるが、特に福井・金沢の両駅は、完全にJRの在来線がなくなってしまった。JRが走る46都道府県の県代表駅では、初のケースになります。やはり釈然としない面は否めず。並行在来線の第3セクター鉄道への転換の是非は置くとして、これらの鉄道でも「青春18きっぷ」での乗車が認められるようになってほしい。3セク鉄道へは、関係するJR各社が補償する。JRが被るはずだった減収分を3セク鉄道が引き受けてくれるのだから、この程度の配慮はあってもよいのでは?でなければ、「青春18きっぷ」と同時使用で有効となる、各第3セクター鉄道のオプション券の発売とかも、検討していただきたい。
特集のページ
「のりもの情報局」と連動しているのか、「NEWS」の4文字は東武DRC。
「夏祭り・花火大会の臨時列車」が掲載になりました。
青森ねぶた祭・弘前ねぷたまつり(8月2~7日)関連では、青い森鉄道はの期間中、初の試みとなる有料ライナー列車・特別快速〔ねぶたライナー〕を、青森→八戸で運行する。去年までの快速を格上げ。青森21:10→22:17八戸。途中停車駅は三沢のみ。青森駅からの乗車時は、乗車整理券700円が必要。
なお、青い森鉄道の公式WEBによると、〔ねぶたライナー〕は青い森703系2連を使用。乗車整理券は、(7月9日10時~)乗車当日19時まで発売、余裕があった場合には、青森駅ホームで当日受付をする場合がある。「青春18きっぷ」の特例では乗車できない(八戸からの八戸線の運行が終了しているため)。
この他、青森発上りは、去年までの野辺地行普通2本は八戸まで運行し、その後に野辺地行1本を増発(他に定期列車を運行)。下りは去年とほぼ同じ。なお、増発分の普通列車に付いていた〔ねぶたモーリー〕の愛称は、今年は八戸→青森間の特別快速(去年までの快速〔ねぶたライナ〕)に付与し、普通列車は愛称なし。
JR奥羽本線は、特急〔ねぶたまつり〕は、時刻の変更はある以外は前年と同じ(8月7日は運転なし)。普通列車は、青森行は新青森始発・津軽新城始発各1本、青森発は弘前行き2本を運行。去年より輸送力が増えています。
会社線は、箱根登山電車(去年は箱根登山鉄道と記載されていた。今春に社名を「小田急箱根」に変更)〔夜のあじさい号〕(既に今シーズンの運転は終了しているが)の他は、登山シーズンで登山口や山岳リゾートへの直通高速バスのダイヤが中心。この他、JRバス関東・JR四国バスの東京~徳島・阿南間〔ドリーム阿南・徳島号〕の、8月1日の時刻を掲載。淡路島内の志知に新規停車。なお8月後半までは毎日運行されるが、以降は週末中心の運行。
なお、「本文の訂正」欄にあるが、小湊鉄道の「キハ40形」観光急行列車は、今月からは毎週日曜日のみの運転に削減。小湊鉄道では、今号ではまだ反映されていないが、7月22日~9月30日の平日は、早朝・夜間の一部列車・一部区間が運休になり、特に里見~上総中野間の最終列車が大幅に繰り上がる(五井17時01分発養老渓谷行・養老渓谷18時23分発五井行)。どちらも乗務員不足が理由。
本文
〔やくも〕は6月15日に273系への置き換えが一応完了しているが、8月9~18日は、2往復が381系で運行される。下りが13・29号、上りが12・28号(12→13→28→29号 全て「11月30日までの毎日運転」の注記がある、臨時列車扱いの列車番号7000番台)。
四国では8月9~18日、〔しおかぜ〕と〔いしづち〕、〔南風〕と〔しまんと〕の分離運転が行われる。8月12~16日の〔しまんと4号〕(宇多津→高松)〔しまんと7号〕(高松→多度津)は、電車の8600系で運行(それ以外の分離運転日は2600系で運行)。〔いしづち〕は明日7月13日と9月14・21日(3連休初日の土曜日)の朝方・7月15日と9月16・23日(3連休3日目の月曜日)の夕方~夜間も一部分離運転があり、〔5・6・19・20号〕は2600系、〔7・8・21・22号〕は2000系で運行。
去年6月から不通が続いていた、山陰本線・長門市~小串間は、長門市~人丸間・滝部~小串間が6月22日に、朝夕のみ列車の運行が再開されました。今号で時刻を掲載。長門市~人丸間6往復(人丸発初列車は土休日運休)、滝部~小串間は8往復。
代行バスは、日中は長門市~小串間通し。朝夕は、人丸発は全便、滝部からさらに小串まで、逆に滝部発は全便、人丸からさらに長門市まで行くという、やや変則的な形態になっている。なお、人丸~滝部間の復旧は、来年度になる見通し。また美祢線は復旧の見通しが立っていない。
JR九州・福岡市営地下鉄など九州の鉄道の大半は、8月10~15日は休日ダイヤで運行(西鉄は今日現在、発表を確認できていない)。
石北本線は、9月30日の日中は北見~網走間が運休となり、代行バスを運行。〔大雪〕は2往復全列車全区間、〔オホーツク1号〕は北見→網走間が運休。
高速バスは、相変わらず運休・減便が多く、状況が好転できていない。大阪バスの大阪~福岡線〔HEARTエクスプレス・博多特急ニュースター号〕は、3往復全便が運休。今号では「7月1日から」と記されているが、6月1日から全便運休、となっているらしい。
川崎~木更津線も6月1日に改正になり、今号より新ダイヤを掲載。こちらは、平日は1往復増便になっている。また、川崎駅東口6時00分発初便は、通過していた木更津金田バスターミナルに停車。なお、今号では社名が残ってしまっているが、東京ベイサービス(東京湾横断道路サービス)は撤退し、臨港・小湊・日東の3社で運行。ここにはないが、7月1日より大師橋駅入口(江川一丁目)に新規停車。
トキエアは、今号では記載がないが、7月12日より札幌(丘珠)・仙台両路線とも、全便デイリー運航開始。
今号は「青春18きっぷ」特集だったが、私は…、今シーズンは泊りがけはしません。日帰り×5で使う事になると思います。少し遠いなーと思えるような場所へ行ってみよう。4年ぶりの成田空港での撮影でも使う事も考えています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
千葉県の鎌ヶ谷観光バスが、9月いっぱいで路線バス事業から撤退すると発表しました(貸切・送迎に専念)。現在は新鎌ヶ谷駅~千葉ニュータウン中央駅間を1日1往復するのみ。ドライバー不足などを理由に挙げているが、このバスの場合、元々は北総鉄道の運賃の高さから、沿線住民より低廉な足の確保を求められて運行を始めた、という経緯があったと思う。北総鉄道の値下げと新鎌ヶ谷折返し列車の増発による利用者の転移、が主な理由になるのではないかと思うが、どうでしょうか。
《What's New》
1日 東京外国為替市場 1€≒173円台 ユーロ導入以降の最安値更新
2日 日本体育大学女子アーチェリー部 6人無期限活動停止処分 学生寮で飲酒
3日 成田空港新ターミナル集約構想 成田空港会社が構想報告
4日 通園バス女児置き去り死亡事故 元園長に実刑判決
5日 NY株式市場 ナスダック・S&P500株価指数 最高値更新
6日 米エマニュエル駐日大使 南相馬市でサーフィン大会観戦
7日 日本プロゴルフ選手権 杉浦 悠太 初出場で初優勝
8日 埼玉県鳩山町長選挙 小川 知也氏初当選 現職で最年少町長誕生
9日 オリエンタルランド クルーズ事業参入発表
10日 ヨーロッパ宇宙機関 新型ロケット「アリアン6」初打ち上げ成功
11日 道後温泉本館 5年半ぶり 全館営業再開
12日 バスケ日本代表渡邊 雄太 Bリーグ・千葉ジェッツ加入発表
という事で、今回から、本当に本格的に再開させていきます。4月後半の旅行記も、今月中にはキチンと完結させないと。