№2831 2024年7月 今月は何があった 何をやった

 新紙幣発行・流通開始の7月(私は今日現在、まだ現物を見たことすらない)。自らの命を落としかけた銃撃事件でさえパワーに変えようとするトランプ共和党に、現職大統領が撤退に追い込まれた民主党はどう立て直し、挑むつもりなのか?のアメリカ大統領選。政権が交代したイギリス、改革派勝利のイラン、かろうじて右派躍進を食い止めたフランスと、重要な選挙が相次いだ世界。それに引き換え、「自由」と「権利」が金儲けの手段と化した、のんきな東京都知事選。外国にはどう映るのか?東北は豪雨被害、関東以西は殺人的猛暑とゲリラ雨。いよいよオリンピック開幕、みんな、頑張っているね!キプロス分断から50年、AED使用開始20周年、新潟・福島豪雨からも20年、マレーシア航空機撃墜事件から10年、今月は何が起きたのか。

 1日 東京外国為替市場 1€≒173円台 ユーロ導入以降の最安値更新
 2日 日本体育大学女子アーチェリー部 6人無期限活動停止処分 学生寮で飲酒
 3日 成田空港新ターミナル集約構想 成田空港会社が構想報告
 4日 通園バス女児置き去り死亡事故 元園長に実刑判決
 5日 NY株式市場 ナスダック・S&P500株価指数 最高値更新
 6日 米エマニュエル駐日大使 南相馬市でサーフィン大会観戦
 7日 日本プロゴルフ選手権 杉浦 悠太 初出場で初優勝
 8日 埼玉県鳩山町長選挙 小川 知也氏初当選 現職で最年少町長誕生
 9日 オリエンタルランド クルーズ事業参入発表

10日 ヨーロッパ宇宙機関 新型ロケット「アリアン6」初打ち上げ成功
11日 道後温泉本館 5年半ぶり 全館営業再開
12日 バスケ日本代表渡邊 雄太 Bリーグ・千葉ジェッツ加入発表
13日 防衛省 218人処分 特定秘密情報取り扱い違反58件確認
14日 京都アニメーション放火事件 慰霊碑 宇治市に完成・式典
15日 リニア中央新幹線「南アルプストンネル山梨工区」 国の有識者会議が視察
16日 福島第一原発処理水 7回目の放出完了
17日 岸田首相 旧優生保護法裁判原告らに謝罪 補償策検討
18日 欧州議会 フォンデアライエン委員長再任を承認
19日 三菱UFJフィナンシャル・グループ 顧客情報無断共有問題で役員21人の報酬減額発表

20日 韓国・尹錫悦大統領夫人 収賄容疑で検察が事情聴取
21日 JR渋谷駅「新南改札」 新駅舎に移設
22日 新型コロナウィルス感染拡大 厚生労働省専門家会合開催
23日 「生活道路」法定速度30㎞/hへ引き下げ 再来年からの実施決定
24日 最低賃金 全国平均時給1,054円 過去最大50円の引き上げ
25日 「渋谷さくらステージ」開業
26日 上川外相 中国・王毅外相と会談 「戦略的互恵関係」推進を確認
27日 「佐渡島の金山」 世界文化遺産に登録決定

 今月はこの他、富士山が登山規制をかけて山開き、俳優浜畑 賢吉氏・「かしまし娘」正司 照枝さん・「徳洲会」創設者徳田 虎雄氏・ベトナム最高指導者グエン・フー・チョン共産党書記長・声優小原 乃梨子さん・宜野湾市松川 正則市長ら死去(同じく声優三輪 勝恵さん(「パーマン」など)の死去も明らかに)、サムスン電子半導体工場で創業以来初のストライキ、日経平均株価が終値で初の42,000円超え、兵庫県知事に「パワハラ」疑惑、サッカー欧州選手権はスペイン優勝、女子ゴルフで古江 彩佳が海外メジャーV、激辛ポテトチップスを食した高校生が病院搬送、大谷 翔平がオールスター戦初HR、自民党・堀井 学・広瀬 めぐみ議員に強制捜査、体操女子日本代表選手が喫煙・飲酒で五輪辞退、原子力規制庁審査会合が敦賀原発2号機再稼働を事実上不認可、京急百貨店で大規模食中毒、柳川市でヘリコプター墜落、などがありました。
 アメリカの情報セキュリティー会社のソフトウェア欠陥に端を発した全世界規模のシステム障害は、日本でも航空やファストフード、コンビニなどにダメージを与えたが、日本ではこの他、KADOKAWAや自治体(から業務を委託されていた会社)から大量の個人情報流出が発覚する事態もありました。
 毎日新聞が富山県への配送休止、東京新聞が東京23区以外の夕刊終了を発表、日本新聞協会は生成AIによる「記事無断使用」でプラットフォーム事業者に対応を求める声明を出したが、新聞はどこも、新メディアへの対応に四苦八苦しているようです。
 苫小牧でのフェリーの座礁、高速船が航行不能になってえい航、など、船に関するアクシデントが数多く発生しました。
 保線車両の事故でまる一日不通になった東海道新幹線だが、月の初めにも送電ケーブル損傷で運転を見合わせる事態が起きていました。五輪直前に運行妨害工作があったTGVもだが、高速鉄道が長時間運行不能になると、その影響は計り知れない。東海道新幹線の場合は内部の事情によるものであり、安定した輸送を行えるよう、今一度、保守作業手順の見直しなどが行われるべきではないか。

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≪今月この一枚≫

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 関東地方は南も北も関係なく、「命にかかわる」危険な猛暑が続いていて、宇都宮なんてその典型的な場所のひとつだろう、と思うのだが、それでも23日、「青春18きっぷ」1日分使って宇都宮まで、「外出するな」の警告を無視して?(少なくとも私には、コロナウィルスよりはまし)出かけてきました。メインは宇都宮ライトレールだったが、昼にはJR日光線に乗って、日光まで行きました。その途中、E131系600番台撮影のため鹿沼駅に途中下車、上りで撮ってきました。当然次の下り日光行までは1時間近くあって、どうやって時間をつぶすか、という事になるが、鹿沼駅の場合は、鹿沼市のコミュニティバス「リーバス」の発着があり、むろん全体の便数は少ないが、それでも1時間の間に4便の発車があり、交差点で撮る事が出来ました。
「リーバス」は大半が関東自動車の運行で、本体でも何枚かご覧頂いているが、上久我線・小来川森崎線については、ヘイタクという有限会社が運行しています(緑ナンバー車だが、車体に社名が記されていない)。画像はその上久我線のトヨタコースターです(この他一部地域の予約バスはまた別の会社が運行)。「リーバス」は、しばらく来なかった間に、関東自動車も含めて車両の代替が行われていて、統一新デザインになっているようです(宇都宮市で使っていたリエッセにラッピングした車両もある)。残念ながらどの便も、鹿沼駅出発時点では乗客がいませんでした。列車回数が少ないJR駅出発の時点では致し方なく、市中心部を周回するので、そこからの乗客がいてくれればと思うが、「リーバス」も4月からは一部区間が予約制ワゴン車に置き換わったりするなど、苦しいのは例外ではないようです。公共交通を盛り上げたい、という意欲は見えると思うので、なんとか利用の増加につながってほしいと願います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
28日 マハトマ・ガンジーの胸像 東京都江戸川区 新田6号公園で除幕式
29日 鈴木 宗男議員 再度ロシア訪問 漁業庁副長官と会談
30日 「遺族厚生年金」 厚生労働省 審議会に見直し案提示
31日 岐阜高島屋閉店 「百貨店なし」県4例目

 ところで、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」ですが、次回更新は少し先になります。今月頭のPC大体で、WEBの転送設定が白紙になったうえ、設定に必要なパスワードなどなどが記された「会員証」が見当たらず、再発行を請求しているのだが、まだ来ていなくて、転送の設定を作れないので、更新ができないのです。設定を作れたら、即次回の更新を行います(神奈中バスのハイブリッド連節車などの追加を予定)。
 このように、今月はPC故障→代替の影響で、前半は更新が全然できませんでした。お見苦しい限りで申し訳ありません。来月は通常通りにやりたいが、暑いという事もあるし、一方で暑くても構わずに外に出ていく事にしていることもあり、やや更新回数は少なくなるかも。できるだけ間をあけず、コンスタントな更新を目指します。8月も、よろしくお願いいたします。

№2830 北陸・東海 国内久々の長旅 11〔終〕.帰宅の路は 中央本線

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 今月中に最終回を迎える事が出来ました。もう、3か月前の話なのに、遅くなってスミマセン。
 いつもなら名古屋に出て東海道本線、になるが、何度も乗っているし、少々大回りだが、今回は中央本線・塩尻経由を選択して、帰路に就いたのでした。

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 恵那から中津川は、区間快速2905M。315系。
 中津川からは、1831M松本行に乗り換え。313系2連(一番上です)。

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 この列車はワンマン運転のはずだが、車掌が乗務していました(ドア扱いは行わない。運賃収受は最前部ドアのみ)。旧宿場町が点在する区間だからかインバウンドも少なくなくて、そのための乗務だったかも知れない。

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 十二兼で離合した、上り1826M。

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 須原で〔しなの10号〕待ち合わせ。383系も置き換えが視野に入ってきた。

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 木曽川に沿って駆け上がっていく。特にこの「寝覚の床」が、最大のハイライト。

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 奈良井はお客さんが多かった(上り1828Mを待つ乗客も多い)。ハナモモの花がきれい。

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 中津川~塩尻間は所々が複線になっていて、洗馬~塩尻間も複線になっている。木曽福島行の1830Mとすれ違い。

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 塩尻到着。乗務員はここから東日本となり、正式に車掌も乗務。種別表示から「ワンマン」の文字が消えました。

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 辰野から着いた159M(このまま松本行1235Mになる)。かつてはクモハ123-1の専任だった折り返し運転も、今は127系か。この区間も久しく乗った事がないなあ。
(また年齢バレるけれど、みどり湖経由新線が開通する前に、新宿からの115系の夜行で経由した事がある。途中にスイッチバックの信号場があった)

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 今は211系のみどり湖経由。松本発塩山行の440M。

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 富士見で14分も停車し、〔あずさ38号〕の通過を待つ。

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 曇天になってしまったのが残念だが、八ヶ岳。手前の線路は小海線。

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 小淵沢からグングン下っていくと、行く手に富士山が現れる。

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 韮崎が近づくと、左手には金峰山や瑞牆山を見る。高校生の時に、部活動で行った事があるんだよなあ。

 このまま塩山まで乗り通しても、その先の普通列車は甲府始発の544Mになる。甲府~塩山間のどこかの小駅で降りてみよう。

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 今回は、東山梨で下車。御覧の通り、駅舎もない簡素な無人駅。ではあるが、なぜか下りホームには、JRの職員が何人も立っていた。別に多客のイベントがある、というわけではなさそうなのに。

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 上り〔あずさ42号〕。

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 下り〔かいじ35号〕。

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 そのあとにやってきた普通列車甲府行349Mは、先に塩尻から乗ってきた440Mからの折り返し。

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 甲府始発で立川まで行く、544M。土休日はこの甲斐大和で4分停車するが、追い抜く列車はなかった。

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 セミクロスシートの車内。今はこれでも、レトロに見えてしまうのかなあ。

 こうしてこのまま八王子まで乗り、横浜線に乗り換えて、長旅が終わりました。
 パソコンのトラブルもあって、完結までに非常に長い時間がかかってしまって、申し訳ありませんでした。
 このあと5月から新しい仕事が始まっていて、当分は今回のような長期の旅は、できません。「青春18きっぷ」のシーズンも始まっているが、今シーズンに関しては、ほとんど日帰りで使う事になるのではないか。今の日本の鉄道ネットワークが置かれている実情を、実際に列車に乗る事で確かめたい、それはこの数年変わらない私のテーマなのだけれど、やはり5日~一週間程度の、まとまった期間でやりたいですねえ。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 パリ五輪が始まったが、その直前のTGVの設備への放火による長時間の途絶が、暗い影を投げかけているようです。先の東海道新幹線もだが(理由は異なるが)、高速鉄道が長時間止まってしまうと、影響は計り知れないものがあります。こんな事、起きては欲しくないです。TGVの場合は、在来線経由での迂回運行、あるいは在来線の臨時列車の運行、はできなかったのだろうか?

《What's New》
26日 上川外相 中国・王毅外相と会談 「戦略的互恵関係」推進を確認
27日 「佐渡島の金山」 世界文化遺産に登録決定

 心配していた由利高原鉄道は、幸い杞憂に終わってくれて、明日には全線の運行が再開できそうです。しかし一方、秋田内陸縦貫鉄道の方は、29日までは全面運休、30日から鷹巣~阿仁合間は運行を再開できそうだが、阿仁合~角館間は再開の見込みが立っていないそう(29日に状況を知らせる、との事)。秋田はまた大雨の危険があると予報が出ているようだが、JRなども含め、これ以上の鉄道の被害が出ないでほしい。東北の雨も凄まじかったが、関東地方も「危険な猛暑」の一方、ゲリラ豪雨や突風やらで被害が相次いでいます。どこも天気が極端すぎる。やはりどれもこれも「温暖化」による異常気象、という事に落ち着いてしまうのだろうか。東北地方は九州などと比べて豪雨に弱いそうで(昔は頻度が低かったから備えがあまりできていない)、この先は毎年この時期、豪雨におびえ続ける事に、なってしまうのでしょうか。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2829 北陸・東海 国内久々の長旅 10.5年ぶり 明智鉄道

 また豪雨…。人的な被害が出ない事が第一だが、子吉川氾濫と聞いて真っ先に頭をよぎったのが、由利高原鉄道。ニュース映像では、曲沢駅付近の線路が水没してしまっている様子が映し出されていたが、2か所ある子吉川の鉄橋がどうなっているのか、非常に心配。今日・明日は終日取りやめるそうだが、間違いなくこれでは済まないだろう。これ以上の壊滅的な被害がなく、早期に運行が再開される事を望むが、更新時点でも由利本荘市全域に大雨警報が出ているようでは、まず被害の把握自体、相当時間がかかってしまうのだろう。

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 4月後半の北陸・東海の長旅、ようやく最終日までこぎつけました。午前中は明知鉄道に乗り、午後は中央本線経由で帰路に就きます。

 4月29日(月)

 ホテルを出て、徒歩で恵那駅に向かう。

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 人手不足なのはバス・交通だけではない、という事なのか、途中で見かけた郵便ポストも、取集回数の削減のお知らせがありました。

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 改めて、JRの恵那駅。

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 そして、右隣の明知鉄道の恵那駅。

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 駅舎内のモニターには列車だけでなく、駅前から出発する路線バスの時刻も表示されていました。

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 8時04分発3D。アケチ11の単行。明知鉄道は5年前の正月・1月3日に乗車して以来だが、あの時と同じ列車・同じ車両だ。

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 明知鉄道は、1934(S9)年6月24日に開業、だから(乗車日時点では)まもなく開業90年となり、記念のヘッドマークが掲げられている。国鉄時代のSLとキハ20形(たぶん)も描かれているが、明知鉄道に関しては、転換当初のLE-CARを入れた方が、良かったのではないか。

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 いきなりグングン急こう配を登り、恵那の市街地を見る。

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 飯沼駅の、「勾配日本一の駅」の看板。

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 行き違いができた頃の名残がある、阿木駅。

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 前回は途中下車もした、極楽駅。この5年の間で、ずいぶんデコッている。

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 岩村で6Dと交換。アケチ102号だ。前回は撮れなかったから、今日こそは。

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 急こう配が多いくらいだから山の中の区間がほとんどだが、それでものどかな田園地帯もみられる。

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 山岡駅のホームには、バス路線の案内もありました。便数は少ないはずだが。

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 乗客は少ない。休日の午前中の下りでは当然か。

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 野志~明智間の田園地帯。

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 明智駅に着きました。5年前は恵那ともども、大河ドラマ放映を見据えた幟が並んでいたっけ。

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 この明智駅にも、バスと一体になった発車時刻表示のモニターがありました。こういう試みが、全国各地にも広まってほしいと思う。

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 お約束の、有名人やTV番組のサイン。

 この後、8Dの出発を、駅近くで撮影しました。それが一番上だが、№1957と、まったく同じ場所。

 真冬だった5年前と異なり、太陽の位置が違ってくるので、5Dでやってくるアケチ102号を、順光で撮影できる場所が、明智駅付近にはちょっと見つからない。
 野志まで歩いてみたらどうだろう。先に出した田園地帯まで、多少距離があったが歩いてみました。

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 この付近にはオンデマンドのバスがあるのか。そのバス停というか標識が、田んぼのすぐ脇に立っていました。明知鉄道も運行に関わっているようだが、具体的にどのような姿なのかは分からず(そもそもこの日は祝日で運行なし)。

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 野志駅に着いた5D。

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 アケチ102号を、田んぼを挟んだ道路上から撮影してみました。多少薄曇り勝ちになっていて、少々白っぽくなってしまいました。今回は画像処理ソフトで補正しているから多少見てくれは良くなっているかなと思うが、できたらもう一度取り直したいかな。
 これを撮って、再び明智駅に戻ります(野志から乗ればいいじゃんか?)。

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 もう一度、明知駅。
 多少慌ただしくもあったが、それでも5Dの折り返し10Dには、余裕で乗れました。

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 行きと同様、帰りも最後部に陣取ります。明知出発。

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 休日とあって、遊びに行こうか、という風情の乗客も見られました。もう少し多いと、良いのか。

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 先も構内を出したが、山岡駅には、LE-CARのアケチ1形が、倉庫代用としておかれていました。

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 今回明知鉄道に乗る直前、上信電鉄の踏切事故があって、第4種踏切の安全性が改めて問題視されているけれど、当然のごとく、明知鉄道も多数ありました。山間部ゆえ、見通しが良くないなあ、という場所も、少なからず存在し、零細な第3セクター鉄道にとっては、いろいろな意味で負担が大きいだろうなあ、と思ってしまう。

 とか考えながら、恵那に戻ってきました。明知鉄道は、自身もデマンドバス運行に関わっているくらいなので、バスとの連携も重視している事が伺えました。バス会社(主に東濃鉄道となるか)や、沿線の自治体にも連携の意識が広まり、定着する事が、期待されると思います。
 次に明知鉄道に乗る機会を作れるなら、「レストラン列車」の元祖・〔大正ロマン号〕にも乗ってみたいかな。

 今日はこの後中央線・塩尻を経由して、帰ります。次回が最終回です。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 今日は東海道新幹線の保線車両の事故で、一日中大混乱になってしまいました。少なくとも日本では、米バイデン大統領の選挙戦撤退の大ニュースも押しやった感があります。明日も、とにかく運行はするが、通常通りの運行が確保できるかどうかは微妙、との事。このような形で止まってしまうと、東海道新幹線では影響が極めて大、という事も思い知らされました。夜間作業の保守作業の事故がこの近年相次いでいて、あるいはこれを見て東海道新幹線でも、上越新幹線同様、夜間作業時間の確保を目的として、終列車の繰り上げとかありうるのか?

《What's New》
23日 「生活道路」法定速度30㎞/hへ引き下げ 再来年からの実施決定
24日 最低賃金 全国平均時給1,054円 過去最大50円の引き上げ
25日 「渋谷さくらステージ」 開業
 大ベテラン声優の小原 乃梨子さんが亡くなられました。お悔やみを申し上げます。小原さんというと、「ドラえもん」ののび太君、という印象が今でも色濃く残っていますね(他には「タイムボカンシリーズ」「超時空要塞マクロス」などがあるが)。降板されてから既に20年近く経つのだが。藤子・F・不二夫ミュージアムからもお悔やみのメッセージが発出されていました。のび太君というと困った時のドラえもん頼み、「ドラえも~ん💦」と泣きつくあの声が、印象的でした。増山 江威子さんが亡くなった「ルパンⅢ世」もなのだけれど、作品そのものは今に至るまで脈々と新作が作られ続けていても、オールドファンだと、声優陣の初期メンバーが発した声が、やはり強く印象に残っているもの、なのではないでしょうか。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行