№2813 日帰りで 蒲郡線

 今日は日帰りで、名鉄蒲郡線を訪ねました。
 もちろん、6000系の旧塗装復刻編成を撮るためです。往復新幹線とは、我ながら異例でした。

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 三河鳥羽駅近くの浄水場の前から撮影した、「白帯車」6011F。座席指定車に改装した7700系を模したもので、ムード本位、ですよね。蒲郡線のワンマン6000系は広見線(新可児~御嶽間)と共通運用で、ちょうど1年前、広見線で乗りました

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 三河鳥羽駅の西側の踏切の脇に立つキロポストは。38.5㎞と記されていました。どこから?蒲郡でも、新安城でも、もちろん吉良吉田からでもない。旧三河線の三河知立(今年の移転の前)~吉良吉田間が35.6㎞、吉良吉田~三河鳥羽間は3.2㎞、合計すると38.8㎞で、ほぼ一致します。三河線も蒲郡線も旧三河鉄道が開業させた路線で、このキロポストは三河知立を起点に立てられていると考えられます。両路線は、昔は一体で運営されていたようですね。

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 現在の蒲郡線は3編成で運用されているが、今日は1編成が、6800系で代走になっていました。当然ワンマン対応ではなく、車掌が乗務しています。割と頻繁にあるみたい。

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 そして、午後になって三河鹿島~形原間で撮った、3400系カラー復刻のグリーン系ツートンの6009F。3400系はその形態とこのカラーから「いもむし」の異名があったが、この編成自体も、その丸みを帯びた正面の形態と、コーナーが弧を描く固定窓の形状から、なんとなく「いもむし」のイメージ、しませんか?この日は西尾線から送り込まれて、吉良吉田9時31分発から蒲郡線の運用に入りました。

 今日は三河線と、ついでに西尾線も撮影の合間に全線乗り通してみたのだが、西尾線はまだしも、蒲郡線は線路の状態が貧弱で、昔ながらの地方私鉄そのもの、の印象が否めませんでした。両路線とも複線化を想定したスペースが確保されている区間があって、西尾線は実現している区間もあるが、蒲郡線は…、存続そのものが危ういと公然とウワサされるようでは、実現の可能性は間違いなく、なさそうです。平成の初めの頃には名古屋への座席指定特急も走っていたほどなのに、凋落は著しいです。蒲郡線に限らないが。当面は存続となるようだが、何とか頑張って、恒常的に残って欲しいとは、思っています。そのためには、やはり大幅な近代化が必要、ではないかな…。

 6000系はマルーン+ピンク(と皆言っているが、肌色、という方があうのかも)の編成もあるし、7月にはクリーム+赤帯カラーも走り出すので、また蒲郡線を訪れなければ、なりませんね。しばらく長期の休みは取れなさそうなので、こんな感じで新幹線を使ってでも日帰り、という休みの日が、多くなりそうです。

 北陸・東海の長期の旅行記は、次回から再開します。

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posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)日記