№2805 ときがわ町 EVに乗った

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 なんか今日は歩いた距離が長めだったせいか、かなり疲れているので、少し軽めに行きます。
 今日は、埼玉県ときがわ町を走る、オノエンスターのEVを撮りに行きました。ときがわ町は去年の5月5日(こどもの日)に行って一年ぶりだが、№2663でも書いたが、あの時は完全に空振り。1台は走っているだろうと思っていたのに、全部リエッセとジャーニーJだった。それが今日は一転、3台動いているのを見たが、全てEVでした。どうなっているの?と思ってしまった。やはり1年前は、祝日だったから?
 そこでも付記したが、特に小川町へ行く路線は、途中幹線道路から分かれた田舎道を走る区間があって、そこの走行写真を撮ってきました。もう少し違う撮りようもあったかなとは思うが、本体の来月(今月最終日)の更新時に、表紙で使う予定です(EVそのものの公開は、もう少し待ってください)。

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 小型だが、先日乗ったみどり坂タウンバスと、共通の部分が多い。シートベルトも付いている。全体的なレイアウトはポンチョに似ているが、後部ドアと最後部席(5人掛け)の間に1人席があるのが特徴的か。窓はやはり片側嵌め殺しだが、窓ガラスは、かなり茶色っぽかったタウンバスと異なり、グレー系でそんなに濃くはない。

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 ときがわ町のバスは、「コミュニティバス」と名乗ってはいないが、実質そうでしょう。ときがわ町を走る鉄道はJR八高線のみ、駅も明覚だけなので、バス路線は東武東上線の武蔵嵐山と小川町、越生線の越生に延びています。皆ときがわ町の外へ越境しているが、東京方面への利便性を確保しようと思ったら、当然そうなるでしょう。しかしここもご多分に漏れず減便が行われていて、この4月からは、最終バスが大幅に繰り上がっています。明覚駅経由武蔵嵐山行は平日のみかろうじて20時台の便があるが、小川町行と越生行は、16時台がもう最終です。
 その越生行に乗って、越生駅に向かいました。地産霊園からの利用が目立った。東京方面へ、だと、越生経由が一番早そうだが。

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 最後に、その越生駅で発車を待つ、東武越生線の8000系(八高線ホームから撮影。JRの方は駅員がいない)。この81119Fは最終期の新造だが、それでも1983(S58)年製だからもう41年、いよいよ引退へのカウントダウンが、始まっているのだろうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 JALでの相次ぐ「不安全事象」を受けて、国土交通省が今日、羽田の事務所で臨時の監査を行いました。他にもダラスでの機長の飲酒から欠航が発生しているとか起きているし、極めて遺憾。正月の羽田の一件もあり(これはまだ、誰にどう責任があると判断が下されているわけではないが)、4月からの鳥取新社長にとってはいきなり試練と言えるだろうが、体制をきっちり立て直して頂きたい。地上での機体の接触については他社でも起きていて、ひょっとしたら人員不足とか、要員の数的な問題が関わっていないか?

《What's New》
23日 国の責任で教育費無償化 関東地方知事会で要求確認
24日 10年もの国債利回り1.005% 約12年ぶりの高水準

№2804 中国地方 ローカル線めぐり 6〔終〕.ANA696便

 空の旅について書こうか、という回のしょっぱなでナンだが、シンガポール航空機が激しい乱気流に巻き込まれ、バンコクに緊急着陸した一件は、世界中で報道されました。この手のアクシデントは程度の差はあれ、最近日本でもたまに起きるようになったが、しかし乗客に犠牲者まで出てしまうとは…(直接身体が損傷を受けたのが原因ではないようだが)。話を聞いていると、到着前の食事の時間に起きたようで、シートベルトを締めていなかった乗客が相当数いたようです。正月の羽田の事故も思い出されるのだが、とにかく機内安全ビデオは毎回キチンと見て、異常時にはそこで伝えられた事はキチンと守る事、なにより着席時は常時シートベルトを締める事。最低この2点は、確実に守りたいものです。これだけでも、ずいぶん違うはず。

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 旅は終わり、山口宇部空港から帰宅の途に就きます。
 山口宇部から羽田まではJAL・SFJもあるが、今回は最初からANA利用と決めていました。しかし、1日3便のANA便(他にSFJとのコードシェアあり)は、夕方は17時40分発と少々遅くなり、今回は私的には少々異例と言えるが、真昼間、まだまだ午後は長い、という時間の12時40分出発の便で帰る事としました。

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 宇部新川から、宇部市営の空港連絡急行便で行きます。と言っても、クルマ自体はごく普通のエルガミオ。
 急行なので、途中の停車は少ない。途中からの乗車はなく、宇部新川からの、自分を含めて4人のみだった。宇部市営バスはICOCAを導入していて、他の客も皆ICだったようだ。

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 空港到着間際、草江駅前の宇部線の踏切を通過。駅は、これだけ見たら普通の田舎の無人駅。空港ターミナルまで、歩いて5~10分くらい?

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 山口宇部空港のターミナル。チョコッと宇部市営バスの屋根が見えるが、これは新山口へ行く便で、本格的なリムジン仕様。この空港、以前は山口や下関へ行く路線があったが、廃止になって久しく、公共交通のアクセスは少々お寒い?

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 通路みたいななりだが、一応展望デッキ。

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 11時53分、羽田からのANA693便が、西側のR/W07に着陸。定刻。B737-800。JA59AN。ANAウイングス運航。

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 1FのANAのカウンター。

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 搭乗待合室は、ほとんどが旅行者で、ビジネスパーソンは少ないように見えた。昼間だからね。

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 萩の焼き物が陳列されているが、萩・石見空港が開港して久しい今となっては、少々?かも。

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 搭乗開始。事前改札で車イスの乗客がゲートを通過して行った後、グループ1・2・3の純に搭乗していく。自分は3だが、グループ2(上級会員)が結構多い。

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 11K席は、エンジンカウルのすぐ横、という位置で少々外が見づらいが、実は最初に予約した時は、窓際は翼の真横しか残っていなかった。それが、直前のオンラインチェック時に座席表を見たらこの位置に空きが発生していたので、即変更。少なくとも、翼の真横よりは遥かに良い。

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 機内安全ビデオは、やはり少々早口だなあの印象が否めない。緊急脱出時には手荷物を持たないで、と言っているが、正月の羽田の一件を踏まえて、今後さらにこの点を強調した内容に、改められるのではないか。

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 定刻より心持ち早めの出発。グランドスタッフが見送ってくれる。

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 R/W07から離陸。右手に海を見る。

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 すぐに右旋回。曇り空になっていたが、まだ雲の位置が高くて、下界を見る事ができる。

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 陸地が見えてきたが、国東半島だ。鉄道にはまっているとすごく遠回り、という印象しかしないが、空路だともう目と鼻の先だ。竹田津。

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 大分空港も見える。

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 しかしやがて、窓の外は白くなって、下界は見えなくなった。その代わり頭上は、いつでも青空。

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 キャビン。

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 ドリンクサービスが回ってきたので、コーヒーを注文して、空港で買っておいた「月でひろぅた卵 山口夏みかん」というお菓子をほおばる。

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 スマホをWi-Fiに接続させて、ANAのアプリを見る。飛行経路。国東半島をかすめて、愛媛県上空、という所。

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 コクピットからは、こんな感じで見えますよー、という前方の風景もある。もっともこのフライトではそうはなっていないはずだが。

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 リアルタイムのTVもある。これは日テレNEWS24。大谷 翔平の通訳のスキャンダルを報じている。他にCNNやGAORAなどもある。
 ビデオプログラムも多数あるが、一方でオーディオは、機内誌「翼の王国」の一部をCAが朗読するプログラムだけ。オーディオは引き続きシートサービスで、という事だが、洋楽(ポップス・ロック等)はない。

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 頭上のTVでは、GAORAを放映していた。前日の阪神vs広島戦の録画。

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 徳島付近はちょっとだけ地上が見えた。空港も確認。離陸から23分。

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 渥美半島のあたりでもう降下が始まる。もう伊豆諸島だが、何と言う島だろう?

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 手前が利島、奥が鵜渡根島。

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 房総半島上空。戸面原のダム湖。

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 さらに北上して、木更津市の上空にかかる。館山自動車道の上を横切る。

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 木更津駅。

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 東京湾上空に出て、アクアライン・海ほたるをすぐ右に見る。

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 風の塔。という事は、羽田のランディングはA滑走路・R/W34Lだ。

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 D滑走路。航空母艦のよう。

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 山口宇部空港の離陸から1時間12分、14時ちょうどに着陸。この後ターミナルの北側を回り込んでいく。降機後はバスになるとアナウンスが入る。

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 ソラシドが3機並んでいる。その向こうでは、新サテライトが工事中だ。

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 定刻より早く、14時09分に84番スポットに入った。もっともこの後バスに乗り換え。2台口の1台目に乗車。

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 席は全部埋まった状態で、立ったまま撮影しています。窓のブルーがかなり濃い。
 途中、スターウォーズ機のトーイングを待ったりして、ターミナルまでは5分かかった。

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 バゲージクレームは、案外人が多かったですかね。

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 到着ロビーは、昼を過ぎたばかりだと、羽田と言えどもそんなには多くないかも。

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 京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅のホームドアには、次の列車の情報が表示される。

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 14時37分発の急行に乗れました。605F。この列車は印旛日本医大からの特急で着いて、すぐの折返しになる。

 という感じで、多少のハプニングはあったが、中国地方の旅は終わりました。
 そういえば、今回の旅先の鉄道はほとんどがJR西日本になったが、全体的な印象としては、鉄道としては切羽詰まった状況にあるなあ、という路線と、やりようによっては、もう少し何とかなるんじゃないかなあという路線(芸備線広島口・宇部線など)と、様々あると感じました。純粋なローカル線のみならず、山陽本線も、以前の岡山県内でもだったが、特に山口県内は本数がだいぶ減ってきていて、冴えない印象は否めず。中国地方は他にもまだ、しばらく乗っていない路線がいくつもあるし、姫新線も残してしまっているが、じっくりと訪れたいと考えています。そこまでに、少なくとも今のダイヤが維持されていると、良いのだけれど。

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 JR四国の新社長に、四之宮 和幸専務が就任する事になりました。現在の西牧 世博社長は、会長になります(なぜかJR四国の公式WEB上では、今日現在ではリリースを確認できない)。四之宮氏は1989(H元)年入社で、国鉄時代を知らないという事になります。国鉄分割・民営化からもう37年、JRのグループのどの会社も、もう上も下も、国鉄時代を経験していない人材がほとんどになってきています。四国もご多分に漏れずローカル輸送は深刻な状況で、四之宮氏は「利便性向上を図りつつ、今後の在り方について協議したい」という意向のようだが、どのような解決策を示す事になるのでしょうか。

《What's New》
21日 ソフトバンク 今宮 健太 1イニング2三塁打 78年ぶり3人目
22日 江東区長選挙公職選挙法違反事件 前区長に連座制適用 立候補5年間禁止の判決

№2803 中国地方 ローカル線めぐり 5.35年ぶり より一層ひなびた小野田線

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 最終日になりました。今回の中国ローカル線紀行、最後は小野田線です。

 4月11日(木)

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 この日は妻崎駅から始まります。泊まったホテルは家電量販店などが並ぶ国道沿いの一角にあったが、駅は歩いて15分程の静かな住宅地の中にあります。もちろん無人駅。
 長門本山への支線に乗らなければならないから、ホテルの朝食は後回しにしています。
「青春18きっぷ」シーズンは前の日に終わっているから、今日は全部運賃を払って乗る事になります。小野田線だけなら、そんな大した額にはならないはず。

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 便数は、これだけ。電化された路線としては、かなり少ないです。妻崎駅は行き違いができるが、行き違いがあるのは18時05分の1回だけ。

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 長門本山直通の1223M。クモハ123-3の単行。以前は可部線で使われていた車両。3人先客があったが、2人は雀田で下車していった。

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 その雀田で、小野田からの1222Mを待つ。向こうもクモハ123-6の単行。乗り換え客はいない。

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 1日3往復だけの、長門本山への支線。住宅地というか、農村地帯というか、沿線は両者が混在した感じ。

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 長門本山駅に進入。カーブが少々不自然で、遠い昔は側線があったようだ。

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 長門本山駅に到着。
 ここは30年以上前、平成の世になって間もなくの1989(H元)年5月8日に来ています。雰囲気は、そんなには変わっていないかな。

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 ちょっと見づらくなっているが、こんな駅でも、駅前には観光案内図がある。観光には到底使えないダイヤになって久しいが、いつからあるのだろう。

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 もう少し離れた所から撮ると、右手にバス停があります。

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 船木鉄道バスの小野田駅~本山岬路線が、駅前を経由していきます。こちらは本山岬行。

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 反対側の、小野田駅行の時刻表。頻発とは言えないが、それでも便数はそれなりに多く、日中も便があります。ただ、バス停の名称とか、路線図とかは、だいぶ色褪せて読みにくくなっているのに、そのまんま。

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 海に面していて、道路の反対側には築堤があるが、その築堤には、長門本山支線を描いた大きなイラストがあります。

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 その傍らにはクモハ42の写真があるが、一昨年掲げられたばかりだ。

 これから雀田折返し運転の、1322M~1323Mと乗って行きます。1322Mは、乗客は他に5人いました。皆女性で、うち3人は高校生。

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 雀田駅。駅舎は昔からのものだが、比較的最近、改装されたようだ。

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 雀田駅の時刻表。3方向とも本数が少ない。

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 長門本山へ戻ります。宇部新川からの1225Mからの乗り換え客はなく、1323Mの乗客は、終始自分一人のみ。

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 クモハ123-3の車内。長ーいバケットタイプのロングシートが続いている。

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 クモハ123-3の銘板で、国鉄時代最末期の改造だが、上のプレートもひたすら「日本国有鉄道」のまま。

 宇部新川直通1224Mで妻崎に戻る。今度は、長門本山から18人、浜河内からは3人の乗車があった。大半は高校生。

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 長門本山駅の駅名標。これは標準的なJR西日本のスタイル。

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 一方の雀田駅は、デザインが全く異なる。近くにある大学のスクールカラーだそう。宇部新川からの1227Mからも、学生が大勢降りてきた。

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 ここでまた、年齢が思いっきりバレそうな画像を並べてみました。平成になってすぐ、1989(H元)年5月8日の撮影です。クモハ42がまだ現役だった頃。国鉄時代末期は黄色の警戒色が入っていたようだが、この時は茶色一色だった。重圧なボックスシートが並ぶ様が旧型国電の黄金時代をしのばせるようでいいですねえ(ただしひじ掛けがない)。長門本山駅自体は今とあまり違わないが、自転車がズラリと並んでいるのが今と全然違う。長門本山発着が朝晩だけだったのは今と同じだが、当時は朝方6往復・夕方~夜間に5往復(他に土曜のみ日中に1往復)ありました。

 いったんホテルに戻ってモーニングにして、チェックアウトして再び妻崎駅に戻ります。今度は小野田へ。

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 9時35分発1229M。クモハ123-6。阪和線羽衣支線で使われていた車両。同じクモハ123型でも、先のー3とは、パンタの位置が逆だ。

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 小野田駅。

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 なんと!この駅はもう、最初から駅員がいない!
 いや、まったくいないのではなさそうだが、もう常駐はしていないという事のようだ。さすがに驚いた。かつてはブルトレも一部停車していたのに(1989(H元)年3月改正では〔みずほ〕が停車していた)、ローカル線だけでなく、幹線も凋落が著しい、と感じずにはいられない。

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 駅員はいないけれど、そば屋はオープンしている。

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 宇部新川までは乗車券を買う必要があるが(宇部・小野田線はIC不可)、この付近は大都市近郊区間ではないから経路通りに買わなければならないはずで、小野田線経由だと240円になるはず。しかし運賃表には宇部経由しか記されていない。ともかく200円切符を買って、宇部新川に戻る事にする。

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 宇部と同じく、小野田駅の時刻表も寂しい。

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 駅前の通りには船木鉄道のバス停があり、前述の長門本山経由本山岬への路線の時刻も掲載されている。他にサンデン交通バスも入ってくる。

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 小野田線が発着する3番線は、行き止まり。

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 また、山陽本線とはつながっていない。直通運転はできない、という事だ。

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 駅舎側にもホームらしき跡があり(たぶん旧1番線)、線路が残っている。だから、かつての小野田線は駅舎側に発着し、山陽本線は2面4線だったが、山陽本線も本数が減っているので、かつての下りの副本線を小野田線に転用した、という事ではないだろうか(そうすれば、少なくとも山陽本線下り列車と小野田線は同じホームで乗り換えができる。)。
 ただ、両路線とも便数が大幅に減って、駅員の常駐もない、のなら、ここでももう一段のコンパクト化が合っても良いのではないか、と強く感じられました。

 折返し1230Mで小野田を後にする。山陽本線上り3324Mからの乗り換えは、決して少なくはなかったが。

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 小野田港。その名の通り港に面している。この付近は工業地帯という感じだし、船も多い。小野田港は立派な駅舎が建っているが、どうも今は使われていないようだ。ここに限らず、駅舎はどこも必要以上にみすぼらしく見えてしょうがない(雀田は違っていたが)。

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 居能で宇部線に合流する直前、厚東川を渡る。

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 宇部新川駅は、少なくとも到着時点では駅員がいた。先に小野田で買った200円切符は、そのままで良いという事だった。小野田線経由で着いた事は分かっていたはずだが。特例があるのだろうか?

 小野田線に関して、今後はどうする?と問われても、正直、ウーンと唸ってしまうしかない。学生の利用は長門本山支線を含めて少なくはなく、雀田では大学に通う学生が数多く降りていくのを見ているから、通勤・通学に存在意義を求め続ける事になるのだろう。昼間に3時間以上列車がなく、最終列車が大幅に早まっている(宇部新川発は19時23分)現状を見ても、日常の生活にはあまり利用されていないように見えて、しばらくはジリ貧が続くのではないか…。

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 宇部新川駅の駅舎。なりは大きい。

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 宇部市の中心部はやはり宇部新川の方で、市営バスの拠点となっている。新山口へ行く、セレガ使用の特急便もあるほどだ。

 という事で、JR西日本・中国地方のローカル線めぐりは、今回はここまでです。
 この後ここから山口宇部空港に向かい、ANAのB737-800で帰ります。

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 京成が今日、今年度の設備投資計画を発表しました。関東大手では今年度ラストです。まず別リリースで、3200形の2025(R7)年冬導入が発表になった。イラストを見ると、顔つきは3100形の扉を中央部に移したような感じで、「2両単位でフレキシブルに編成両数の変更を可能にする」としている(車種構成は不明)。先頭部は、座席は設けられないようだ(腰当てはあるみたい)。防犯カメラを各車両3台搭載するとともに、京成では初めて、非常通報装置に連動して、防犯カメラの映像が乗務員室で確認出来る機能を採用する。投資計画においては、3200形は、今年度は6連1編成。ホームドアは京成高砂・青砥・鬼越の各駅への設置を推進。勝田台駅南口は、エレベーター設置工事が完了。大森台はエレベーター・バリアフリートイレの整備に着手する。押上線京成立石駅付近の連続立体化と、本線荒川橋梁の架け替え工事を引き続き推進する。また成田空港輸送強化を図るため、宗吾車両基地の新工場建設工事を推進する。投資総額243億円は、昨年度比+52%の増だそう。
 関東大手は、今年度は京成・東武・京王で通勤車両の新形式車の導入の発表がありました(東急大井町線もそうなるかも知れない)。導入時期は多少バラつきがあるが、今後の利用者の日常の足として活躍する事が、大いに期待されます。

《What's New》
19日 パドレス・ダルビッシュ 有 日米通算200勝達成 史上3人目
20日 富士山の登山日予約・通行料決済の新システム 山梨県側で受け付け開始