№2785 鉄道と 温泉めぐる 山形路 1.磐梯熱海温泉と 仙山線
先月「青春18きっぷ」を使って、2日間かけて山形に行ってきました。
今回は若干趣向を変えて、鉄道のみならず、温泉地にも足を運んでみました。といってもせいぜい2時間、足湯につかる程度だったが。
最後は山形新幹線E8系です。
3月21日(木)
上野駅。右は戸塚から乗ってきた初列車、高崎行1820E。左は宇都宮線(東北本線)の527M。この頃「青春18きっぷ」で東北を目指すとなると、この乗り継ぎが定番。
7時51分、宇都宮着。
宇都宮に限らないが、このようにエスカレーター上下が並んで配置されていると、片方(この場合は下り)が完全にデッドスペースになるので、渋滞が激しくなってしまう。階段があればそちらへ廻ろうという乗客もいるはず(私もその一人)だが、この配置は、考え直すべきではないか?スペースがない場合は、上下を分離すべき。
(エスカレーターを駆けあがる乗客が多くなるのは、その構造も一因では?)
ホームの案内表示。左側の空白は時刻表だったのだろう。宇都宮ライトレールがまだ記されていない。
黒磯行637M。E131系6連。
その車内。E131系は、房総と相模線は乗った事があるが、宇都宮は初めて。
那須の山々。
E531系が来る。回送だが、やはり新白河~宇都宮間直通運転は、不可能なのだろうか?
運転室。上部に車載のモニターが付いているのは、昨今のJR東日本のワンマン列車ではお馴染み。ホームは柵で仕切られていて、端の方には行けない。6連より長い普通列車はもう走らない、という事なのか。
車内にはライトレールと、「Totora」の中吊り広告があった。
黒磯着。駅舎内には模型と、115系あたりで使っていた、運行区間表示のホーロー板が並んでいる。
新白河行4129M。右にはフレートライナーが着いて、乗務員が交代する。4129Mが先発。
ドア上の表記は常磐線と水戸線だけで、東北本線については一切記載がない。どんなものかとは思う。
豊原~白坂間の、黒川。これが栃木県と福島県の県境。
新白河に着きました。白河の赤だるまと白だるま。
新白河の乗り場の表示。中線を分割しているわけだが、他の駅でもできないものか?
この頃、関東地方で地震があって、東北新幹線はダイヤが乱れていた。こちらの方も揺れたらしいが、全く気づかなかった。
2129Mは701系4連。
山形地域のSuicaエリア拡大の案内が窓上にあったが、この701系ではあまり意味がないだろう。
郡山到着。有人窓口は、これもいつもどこでも、長い列。「青春18きっぷ」シーズンもあるだろうが、これもまた何とかならないか、と思ってしまう。
磐梯熱海に行く。磐越西線1227M。E721系2連のワンマン運転。
磐梯熱海駅から徒歩5分の、湯泉神社。
駅から徒歩15分程とやや遠いが、ケヤキの森足湯。
このすぐ近くを、磐越西線が通過する。線路の脇まで行って(もちろん十分距離を撮っていますよ)、快速3236Mを撮ってみました。それが、一番上。
この足場のすぐ近くにいた鳥。おとなしそうではあるが、何という鳥なのか、知識が全くないのが悲しい…。
改めて、磐梯熱海駅。昔は上野行特急・急行も停車していたが、今は郡山発着の快速・普通のみ。
駅前にも、足湯があります。
近くには、磐梯熱海温泉(萩姫伝説)について書かれた解説もあります。
現在、日本各地の温泉地には、「鉄道むすめ」同様全国展開している「温泉むすめ」なるキャラクターがいて、ここでは「磐梯熱海 萩」が設定されています。駅舎内のタッチパネル式ガイドにも表れます。観光案内所には各種グッズあり。
郡山行1230M。
東北本線に戻り、福島行1139Mに乗り継ぎ。
雪が残る山々を見る。
福島は晴れていたけれど、14分しかなくて、バスを撮る時間がなかった。駅前にある、地元出身の作曲家・古関 裕而のモニュメント。4年前の今頃の朝ドラの主人公、でしたよね。
白石行1183M。701系2連ワンマン。
蔵王の山々。
白石で457Mに乗り換え。同じホームだったが、時間が少ない…。
間もなく桜が咲きそうだ、の船岡付近。
仙山線はこの数年で2回乗っているが、どちらももう真っ暗で車窓とかは分からなかった。今回もやや遅いが、それでも春分の日を過ぎたばかりだし、車窓を楽しむ事は出来るはず。
山形行843Mは、山形から来た840Mからの折返し。E721系4連。
仙台市の中心部を、東側から回り込む形で走る。高層ビルも見る。
一方で、棒線の駅もあったりする。葛岡。仙台近郊では国鉄時代末期から新駅の開業が目立つが、棒線の駅がほとんど(行き違いができるのは国見のみ)。
沿線は山の上の方まで来ても、結構宅地開発が進んでいる。陸前落合付近は、マンションも目立つ。
陸前落合で、愛子始発1868Mと行き違い。
2面3線の愛子を過ぎると、急にローカル色が濃くなる。
陸前白沢で842Mが待っているが、この辺はもうローカル線の装い。
作並を過ぎると雪が現れ、奥新川の先は完全に積雪。
線路の整備状態はさすがに良いが、カーブが多いし、勾配もさらにキツくなる。
面白山トンネル内の信号場で、上り844Mを待つ。
トンネルを抜けると、一転して下り勾配。
山形県に入りました。山寺。
羽前千歳では、奥羽本線1447Mがこちらの到着を待っていました。羽前千歳は、仙山線同士・奥羽本線同士の行き違いはできない。
羽前千歳を発ったすぐ先で、奥羽本線の標準軌と、仙山線の狭軌が交差する。
このまま、両線が単線並列で山形を目指す。だから、三線軌条にはならない。
ブレブレだが、北山形で仙台行846Mとの行き違い。左沢線と合流するのは、この先。
18時10分、定刻に山形に着きました。乗客はさっさと改札へ。右の左沢線のホームは、欠き取り式。
仙山線は去年のダイヤ改正で運行形態が変わり、仙台~愛子間は全て各駅停車となって、仙台~山形間の快速は1時間20分かかるようになった。全線乗り通した感触では、線路の整備状態は良かったが、結局のところ、本質はローカル線そのものなので、仙台市内の都市圏輸送と、仙台~山形間の都市間輸送を両立させるのは、相当困難な作業だろうな、と感じました。仙台~愛子間が複線化できれば、もっとバランスが取れた良いダイヤが作れるだろうとは思うが、現状ではちょっと難しそうだ。
山形駅前には、山交バスの姿もありました。エアロスターSだ(フロントに「FUSO」とある)。
今晩は駅前のホテルに宿泊し、明日に備えます。久しぶりに、左沢線だ。
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