№2775 京王線 千歳烏山付近 踏切の現状

 京王線では現在、笹塚~仙川間の連続立体交差工事が進行中です。その中の、千歳烏山付近に行ってみました。

京王線芦花公園4号踏切.jpg
 歩行者専用の芦花公園4号踏切です。踏切横断の注意とか、駅近くにある迂回路(遮断時間が長いので)の表示がある中、「貼紙看板取り付け厳禁」の看板には、いまだに「京王帝都電鉄」の6文字が残っていました。京王電鉄への社名変更は1998(H10)年7月1日なので、四半世紀以上経ちました。
京王線芦花公園4号踏切看板.jpg
京王線芦花公園5号踏切.jpg
 そして、千歳烏山駅のすぐ東に位置する、芦花公園5号踏切です。ご覧の通り、踏切の待ち人がいつも多いです。特に、自転車。京王線は日中でも1時間に片道21本の運行があり、1分以上遮断桿が空いている事は、ほぼありません。列車が通過し、遮断桿が上がっているその最中、また警報機が鳴りだす、という事がしょっちゅうです。結構危なっかしい。
(地下道もある。エレベーターも併設)
 1時間見ていたのだけれど、現状を放置できない状況にあるのは、間違いなく事実です。私鉄乗務員時代に2度、踏切事故の対処の経験がある(どちらもけが人もいない軽微なものだったが)者としては、他の踏切も含め、早急に立体化を進めてもらいたい、というのが実感。ただ問題は、8つに分割されている工区の内の第5工区(上北沢駅付近)が今のところ、工事が全く始まっていない事です。ご多分に漏れず、用地買収の遅れが原因なのだろうと思うが。千歳烏山付近は既に西側の区間で高架橋が見えてきているし、他の工区でも高架橋が立ち上がっている所がチラホラあるのだけれど、第5工区は先月ようやく地元への説明会が行われ、着工が2024(R6)年度、だから早くても4月以降という事になり、このままだと全体の完成は、あと5~6年は先になりそうです。関わる人それぞれで、いろいろ言い分はあるだろうが、ともかく早期の完成が、何としても望まれると思いました。

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 モスクワ近郊のテロ、亡くなられた方々にはお悔やみを申し上げるが、他国を侵略する余裕があるなら、国内のテロこそ何とかしろよな、というのが正直な感想。プーチン政権はウクライナの関与ありとしたがっているようだが、国内テロでさえ侵略の口実に利用しようと思いつくのは、発想が悪魔的。そもそもプーチン体制が確立した20年以上の間、同じような大規模テロが何度も繰り返されているのは、どういう事なのか。
 尊富士関、優勝おめでとうございます。今後の足の具合は心配だが、悔いは残したくなかった、まずはその意気を、大いに買いたいと思います。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)日記