№2733 大阪と京都 去りゆくものと生まれるものを訪ねて 2〔終〕.紅葉シーズンの叡山電鉄

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 急ぎ足、2日間の「弾丸旅行」となった関西紀行、2日目は叡山電鉄に行きます。なかなか面白い電車が見られるようになったもので…。

11月16日(木)

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 投宿先に近いオリックス本町ビルに掲げられていた、バファローズ優勝(3連覇)記念のポスター(?)。

 投宿先から京阪の淀屋橋駅は、ちょっと大変だったけれど歩いて行きました。

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 京阪淀屋橋駅のホームに通じる階段には、西武「52席の至福」の、英文オンリーの広告がありました。次の機会には秩父にも来てね、という事か?

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 7時59分発特急は3000系。座る事は出来たが、やはり朝ラッシュ時とあって、京橋からかなりの混雑。通路側に座っていて、窓にカーテンがかかっていた事もあって、外の景色を眺める、という事はできませんでした。

 出町柳の叡山電鉄の券売機で、一日乗車券「ええきっぷ」(1,200円)を購入して、改札を入る。

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 叡山電鉄の出町柳駅。左は鞍馬行、多くのお客さんが待っていました。
 先に本線の電車を撮りたくて、右の単行の、八瀬比叡山口行に乗車。臨時の増便。更新されています。

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 終点の、八瀬比叡山口駅。普通の平日なのに、行楽客が多かったです。
 残念ながら本線上は撮影がキチンとできる場所が、見当たらなかった。

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 そこで、以前やった事を思い出して、修学院の車庫の南側、踏切の近くでの撮影となりました。単行・2連ならうまく撮れそうなので。
 1時間ほど滞在。車庫内には「きらら」902Fがいたが、この後回送で出庫して、出町柳に向かって行きました。

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 722号。「星屑テレパス」のヘッドマーク付き。

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 初めて生で見たが、この楕円形がインパクトあるなあ、の732号「ひえい」。乗車は次の機会に。

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 緑色の711号。

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 青色の723号。

 700形シリーズはこの他、車庫の奥の方にウグイス色の712号車がいました。今日は動かないみたいだ。


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 №2724でも出した、901F「きらら」のグリーン塗装、だが、ベールのような雲が太陽を遮り、少々薄暗くなってしまいました。902F共々、また撮影にチャレンジしたい。

 これを撮って、今度は鞍馬に向かいました。

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 市原~二ノ瀬間の、「紅葉のトンネル」。この時期の叡山電鉄は乗るのが初めてので、いつもと比べてどうだ、というのは分からないが、パーフェクトな見頃には、もう一息なのかな、という印象。それでも乗客の皆さんが、歓声を上げていました。


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 紅葉だけではない、里山の集落もまた見どころと言える。だからもう一度、穏やかな時期に再訪したい。

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 鞍馬駅。

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 何しろ駅前には、乗客整理のロープが一面、ジグザグに貼られている。この日は普通の平日だったが、それでも観光客の姿が多い。もちろんインバウンドも(イスラム系が多かったようだ)。土休日のピーク時、帰りは何本待てば乗れるだろう。
 …という時期は、正直避けたい。でもそうなると紅葉をキチンと楽しむ事はできなくなるし、難しい…。

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 名物、鞍馬駅前の天狗。

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 駅舎の中はこんな感じで、最近リニューアルされた?

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 乗降は完全に分離され、到着した電車から全員降りてから、乗車の改札が始まる。たとえ「ええきっぷ」でも、車内に留まる事は出来ない。
 という感じで、途中市原で途中下車しつつ、出町柳駅に戻ってきました。

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 これも見て頂いたが、改めて「きらら」コラボの、「星屑テレパス」のヘッドマーク。
 この他、「きらら」コラボとは別に、「甘神さんちの縁結び」のヘッドマークも、見かけました。

 午後は京阪三条から、京都市営地下鉄全線に乗車。正直お見せするような画像は、ほぼない。ほぼ全線地下ゆえ。特に東西線は…。

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 その地下鉄三条京阪駅への通路には、リニア中央新幹線の京都誘致の大きなポスター(?)を見かけました。名古屋~大阪延伸部は奈良県経由が有力視されているが、本来の計画は京都経由じゃなかったのか?みたいな事も書かれている。でも、東京~名古屋間でさえいつ開通するのか分からなくなっているのに、状況が見えていないのではないか?という印象が否めない。それに、北陸新幹線の敦賀以西の延伸が小浜~京都~京田辺ルートとなり、京都に北陸新幹線の駅ができたら、さらにリニアを受け入れる余地は、あるのか?

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 市バスの一日乗車券終了のお知らせの、車内吊りポスター。一般のニュースにもなっていました。

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 初めて、南北線の20系に乗りました。と言っても五条~京都間の一区間だけだったし、混雑していたので、今日のところは評価の下しようがない。

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 帰りも新幹線、となるが、できるだけ特急料金を浮かせるべく、米原間では在来線で行く事に。先に野洲行普通が来たのでこれで先行し、野洲から新快速。

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 米原から、小田原停車の〔ひかり658号〕に乗車。〔のぞみ422号〕(N700S系)通過待ち。

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 駅弁は、改札口近くの売店で買うしかない。「牛肉弁当」は、最後の一つだった。1,200円。

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 編成の案内。来年になると、喫煙ブースの使用が停止になる。そうなったら、どう変わるか。

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 小田原到着。小田原に始まり、小田原に終わった、今回の弾丸旅行でした。

 こうして、慌ただしい2日間が終わりました。前回も書いたように、金剛バスは残りがあと10日、ヨソモノがああだこうだ言えないが、残念だな、という印象はあります。ともあれ最後まで無事に走り通して欲しいと願います。関西圏の電車・バス、もっと撮りたいなあ!

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 最後に、前回出すべきだった、毎年恒例の南海・学文路駅の入場券。今年はお守りスタイル。河内長野駅で購入しています。

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 国際興業が飯能エリアで走らせていた「ヤマノススメ」ラッピングバス、2月までに全車両の運行が終了、その直前直後の飯能での展示の模様は、№2598でご覧頂きました。その「ヤマノススメ」ラッピングバスが再び走る事になったと、国際興業と飯能商工会議所からそれぞれ一昨日、リリースされました(最新シリーズ「Next Summit」)。デザインや運行開始時期など具体的な内容の発表はこれから。商工会議所では今日、協賛のお願いをリリースしています(一口10,000円、から)。

《What's New》
 9日 大阪「万博鉄道まつり」 5年ぶり開催
10日 阪神タイガース MVP・新人王村上 頌樹 球団史上最高857%増6,700万円で契約更改
 すごいよねえ、オオタニサーン!メッシさえ越える日本人が現れるとは、正直思っても見なかった。日本一の阪神タイガースを中心に、億単位の更改が相次いでいるが、正直オオタニサーンの前には、霞んで見えてしまう(落合 博満が日本球界初の1億円プレーヤーになったの、いつだったっけ?)

 こんな感じで慌ただしく西に向かったばかりなのに、明日から3日間、九州に行ってきます。これは前から決めていた事で、福岡市営地下鉄七隈線延伸部、日田彦山線「ひこぼしラインBRT」、そして南阿蘇鉄道に乗ってきます。南阿蘇は帰りの航空便の都合で、午前中に行って帰ってくるだけで終わりそうだが。とにかく今年の鉄道・交通界を代表する出来事が起きた路線の、「今」を見ていきたいと思います。明日は羽田出発の福岡行SFJ便が6時35分と相当早いので、もう寝ないと…。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行