「JTB時刻表2023年10月号」、先週発売になりました。
表紙は、高山本線・飛騨小坂~渚間のHC85系。
今月の「のりもの情報局」は、なし。時刻表復刻版各号の宣伝になっています。
最新は山陽新幹線・新大阪~岡山間が開業した、1972(S47)年3月号です。50周年となる去年、刊行になるかと思っていたが。
「復刻版シリーズ」は、これで10号目になりました(それ以前に、国鉄分割・民営化前後の1987(S62)年3・4月号が復刻されているが、ここではカウントされていない)。次は、「国鉄最後のダイヤ改正」の、1986(S61)年11月号だろうか。
絶景!紅葉列車と 湯めぐり紀行
日本各地の、紅葉を楽しめる鉄道路線と、近場の温泉。
紅葉って、実は本格的に見に行った事がありません。鉄道に限らず。行ってみたい見てみたい、という気持ちはあるが、やはりどこも混雑しそう。私はウィルスの存在とは関係なく、人混みが苦手なので…。ご近所にも1・2本程度ならあって、休み時間程度でも楽しむ事ができる春の桜と違って(ただし短期間)、当然のごとく山奥の方になるので、まずアクセスが大変、また温泉旅館のガイドもあるが、予約も大変そう。料金も相当高くなりそうだし。
長野電鉄はこれ、紅葉じゃないよね?
ここで取り上げられた路線を眺めると、上越線は大幹線でもあるが、その他の路線は皆ローカル線で、しかも近年、大規模な豪雨災害で、長期間不通になった路線・区間が多い。只見線なんて再開まで10年以上かかっているし、磐越西線も去年再開したばかり。久大本線も、この数年、何度も長期間不通になる事態が起きている。車窓が風光明媚な路線は、一方で災害リスクが高いと言って、間違いはなかろう。加えて昨今の気候変動の影響で、紅葉の発色が良くなくなっているという話も聞いていて、鉄道そのものも、紅葉も、この先は気候変動の影響を心配しなければならなくなるのだろうか。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、京阪3000系。「E」の字はプレミアムカー。本来は全特急への連結を目指しての導入だったはずで、鉄道友の会ローレル賞も受賞したが、その直後のコロナ禍で当てが外れてしまった感があります。系列自体は中之島線開業時の快速急行運用を想定したものだったが、プレミアムカーはそうではなかったはず。意外にも叡山電鉄が巻頭グラビア特集になかったが、ともあれそのアクセスとしては、大いに期待されます。
10月14日「鉄道の日」のイベント、ここではJR各社主催のイベントア記されているが、やはりメインは日比谷、になるのでは?
会社線では、10月14日からの福井鉄道(福鉄)の主要駅の時刻、福鉄~えちぜん鉄道直通の時刻を掲載。福鉄は、日中の急行が全てなくなってしまいました…。各駅停車のみ30分間隔。えちぜん鉄道直通も各駅停車となり、日中はたけふ新発9~17時台毎時15分(9時台のみ13分)・鷲塚針原発9~17時台毎時59分の9往復。朝方の福大前西福井折返し2往復は、時刻変更のみ。えちぜん鉄道線内列車は変更なし。
また、「会社線」の前のページ、花火大会・マラソン大会の臨時と共に、京福電鉄(嵐電)の、8月26日改正ダイヤが掲載されています。と言っても掲載は初電・終電付近のみだが、嵐山本線は2連運転時間帯の拡大と、朝夕ラッシュ時の運転間隔が見直し(朝は単行・2連混在の5分間隔→2連の8分間隔、夕は単行8分間隔→2連の10分間隔)、北野線は朝方8時台前後を8分間隔で運行。トータルでは輸送力が増強される。
本文
表紙に「2022年10月7日 土 JR西日本ダイヤ改正」と仰々しく記されていて、あれ、JR西日本で大型ダイヤ改正の予定あったっけ?と思った。JR西日本の9月11日のリリースでは、「ダイヤ修正」とあって、山陽本線・岡山~三原間と、岩徳線(櫛ケ浜~徳山間の山陽本線区間)の一部列車の時刻修正のみ。増発も減便もない。なおリリースにはないが、おおさか東線の直通快速1本・奈良6時42分発2103Mも10月7日より修正があり、放出→大阪間が1分繰り下げ。
先月9月号で既に記載があるが、10月23日より、平日朝方の大和路線(関西本線)・加茂→大阪環状線方面区間快速2本を〔Q区間快速〕、おおさか東線・奈良→大阪間直通快速2本を〔F直通快速〕と称して、指定席を設定して運行。11月30日までとあるので、まずは1ヶ月間お試しでやってみるという事だろう。
〔まほろば〕は、今秋シーズンは法隆寺に停車。
サザンオールスターズ(今年で45周年)のライブが、今日9月27日~10月1日(9月29日除く)、茅ヶ崎で行われます。これに合わせて東海道本線・東京~茅ヶ崎間に、臨時特急〔えぼし〕を運行。
下り
えぼし1号 東京13:54 → 14:43茅ヶ崎
えぼし3号 東京14:53 → 15:22茅ヶ崎(9月30日・10月1日のみ)
上り
えぼし2号 茅ヶ崎22:10 → 22:58東京(9月30日・10月1日のみ)
えぼし4号 茅ヶ崎22:25 → 23:19東京(9月27・28日のみ)
停車駅:品川・川崎・横浜 全列車E257系 全車指定席(グリーン車あり)
なお、普通列車の臨時は、時刻表には掲載がない。
(終了後、茅ヶ崎発及び平塚発横浜行各1本を運行)
また、185系の臨時特急〔「185」〕が11月も運転されるが、時刻は変わる。
下り
横浜8:50 → 10:16伊東
上り
伊東13:35 → 14:59横浜
途中ノンストップ 全車指定席(グリーン車なし)
会社線では、京王・京急・新京成で運賃改定があります。早い話値上げだが、京急は、長距離は逆に値下げになります。
◆主な区間の運賃
京王 新宿~京王八王子 370円→410円
新宿~橋本 390円→410円(相模原線の加算運賃は廃止)
渋谷~吉祥寺 200円→230円
京急 品川~羽田空港第1・第2ターミナル 250円→280円
品川~横浜 310円→320円
品川~三崎口 950円→740円
新京成 松戸~京成津田沼 270円→280円
なお、南海も10月1日に運賃改定があるが、特集のページの「本文の訂正」欄に新運賃の記載があります。難波~関西空港間930円→970円・難波~和歌山市間930円→970円・難波~極楽橋間890円→930円など。
長距離バスは相変わらず運休・減便が多いが、北海道では加えて札幌駅前ターミナルが9月30日を持って閉鎖になり、10月1日より、近辺の路上に分散して出発になります。現行ターミナル発着路線は、10月1日からの出発のバス停の番号が付記されています。
釧路・函館・余市・ニセコ・小樽→① 旭川・富良野→② 網走・名寄→③ 紋別・遠軽・帯広→④ 留萌・滝川→(中央)⑤(沿岸・増毛経由)㉜ 岩見沢・夕張→⑥ 苫小牧→(中央)⑦(道南)㉚ 室蘭→⑦ 広尾・えりも→⑮ 豊平峡温泉→㉗ 登別・浦河→㉚ 幌延→㉜
〔高速はこだて号〕は10月1日より、1日4往復に削減。夜行は廃止(ただしまだ「夜行便」欄に掲載)。道南バスが撤退(ここでは社名が残ってしまっている)。
東京~八戸・十和田線〔シリウス号〕は、9月8日にダイヤ改正を実施。八戸駅は東口→西口に変更。ここには時刻の記載がないが、六戸→三沢駅経由に変更している。今のところ、土休日中心の運行のまま。
高速バスはまだ全国的に運休・減便の路線が多い。需要は回復傾向のはずだが、やはりドライバー不足が影響しているのだろうか。
バス路線はこの他にも10月1日に各地で様々変更があり、特に北海道の旧国鉄特定地方交通線転換路線の一部で廃止が行われるが、今号では記載がなかった。猪苗代地域は10月1日より磐梯東都バス→会津バスになるが、これも今号では記載なし。
次号は久しぶりに、冬スケジュールに移行する、国際線航空の現状をチェックしてみようかと思っています。〔のぞみ〕が年末年始は全列車全席指定席になると発表があり、これに関するお知らせ、も載るでしょう。
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当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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西武鉄道が、「サステナ車両」と称して、東急9000系・小田急8000形を導入し、支線区で運用させると発表しました。既にそういう話は聞いていたが、「サステナ」なんて言葉にはものすごく新しいイメージもするのだが、中古車両が「サステナ」、とはね…。まず2024(R6)年度に小田急8000形が、2025(R7)年度以降に東急9000系が順次導入され、2030(R12)年度前に全車両のVVVF化を達成する計画、としています。
東急9000系(たぶん9020系も含むと思う)は現在5連18編成が大井町線に集結しているが、1両減らし、4連にする事になるはず。西武の投入予定線区(西武秩父線は当然、池袋線・飯能~吾野間を含むはず)を見ても、101系と4000系を置き換える事になるのは間違いない。現在101系は7編成(牽引車兼用含む)、4000系は11編成(「52席の至福」除く)、合計18編成なので、ちょうど合う。西所沢または飯能で東横線編成と顔を合わせる可能性もあるが、4000系を置き換えるのなら、セミクロスシートにはして欲しいかなあ。
小田急は、1000形ならまだしも8000形とは。国分寺線専用になるみたいだから、6連が欲しかったのか(今の西武で6両編成は国分寺線のみ)。1000形は既に6連がもうないそうで、タイミングが合えばあるいは1000形の可能性も、あったのではないだろうか。
両者で合計100両程度導入としているが、9000系が4連×18編成=72両、8000形が6連×5編成=30両、合計102両となるのではないか。
大手私鉄同士の車両譲渡は、遠い昔に東急の旧型電車が名鉄に大挙移籍した事があり、また京急の初代1000形が京成に移った事もあるが、前者は6000系デビューまでのラッシュ輸送の助っ人だったし、後者は比較的短期間のリースだった。今回は完全に西武の電車として、相当な期間使用する事になるはずだが、かつては(鉄道の外で)ライバル、というか敵?だった小田急と東急から中古車両を購入する事になるとは、時代も変わったものだと思った。今後も他社で同じようなケースが見られる事に、なるのだろうか。
弘南鉄道は弘南線・大鰐線とも、線路の著しい摩耗が発見されたとの事で、25日から全線の運行が止まっています。再開の見込みも立たないとの事(一部区間は来週中に再開を目指すとの事)。バスの代行輸送は、来月3日からになるそう。大鰐線では8月6日に脱線事故があり、2週間程度全線で運転を見合わせ、23日に再開したばかりでした。現地の近況は分からないから迂闊な事は言えないが、今の状況はちょっとばかし、まずいのではないか?
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