№2708 2023年9月 今月は何があった 何をやった

 関東大震災から100年となった9月は、モロッコで地震、リビアで洪水の大災害が発生。NYも洪水だそう。日本は真夏日の最高記録を更新。我々の住む足場は、徐々に揺さぶられているのか。所属タレント、出すか否か?ジャニーズ事務所の記者会見を受けて、各業界はテンヤワンヤの大混乱。駅弁の食中毒にアイリスオーヤマのごはん自主回収、一方で給食納入業者の経営難で、学校等の食事提供が突然停止、「食」に関わるトラブルが頻発しました。「アレ」を成し遂げた阪神タイガース、そしてオリックス・バファローズに沸き立つ大阪。関西の両雄の対決は実現するか?「北斗の拳」連載開始40周年を、佐久平駅に完成したジャギの胸像も祝福⁉今月はいったい、何が起きたのでしょうか。

 8月31日 浦和レッズ・サポーター18人 日本サッカー協会が無期限入場禁止処分
(この後、レッズの来年度の天皇杯出場資格がはく奪された)

 1日 「豪雨災害伝承館」 広島県安佐南区に開館
 2日 大相撲横綱審議委員会稽古総見 4年ぶりに一般公開
 3日 林外相 ヨルダン・サファディ外相と会談 緊密な連携で一致
 4日 西武 山川 穂高 球団独自の無期限公式試合出場停止処分
 5日 英バーミンガム市 財政破綻を宣言
 6日 「スーパークレイジー君」宮崎市議会議員 性的暴行容疑で逮捕
 7日 ゲームプレー動画無断投稿 ウェブクリエイターに有罪判決
 8日 ビッグモーター 除草剤検出9店舗 警視庁一斉捜索
 9日 林外相 ウクライナ訪問 ゼレンスキー大統領と会談

10日 テニス全米OP ノバク・ジョコビッチ優勝 4大大会最多タイ24回目
11日 同性カップル 扶養手当認定賠償請求裁判 札幌地裁 請求棄却
12日 日産自動車 硬式野球部 活動再開発表
13日 企業の景況判断指数+5.8 2期連続のプラス
14日 マツダ 11年ぶりロータリーエンジン車 予約販売開始
15日 ビッグモーター本社 警視庁・神奈川県警が捜索
16日 米軍オスプレイ 大分空港に緊急着陸
17日 ゴルフ日本シニアオープン 藤田 寛之初優勝
18日 韓国最大野党「共に民主党」党首 断食中に病院搬送
19日 損保ジャパン・ビッグモーター 金融庁が立入り調査

20日 米FRB 利上げ見送りを決定
21日 元参議院議員ガーシー氏保釈 保釈金3,000円万円
22日 富士通 本社機能川崎市移転 正式発表
23日 大リーグ レイズ 岩村 明憲氏銅像建立 お披露目
24日 旧新潟交通電車 乗車体験催し 旧月潟駅構内で実施
25日 バスケWリーグシャンソン 選手一斉退団でけん責処分
26日 バスケ日本代表馬場 雄大 Bリーグ長崎ヴェルカ入団 記者会見
27日 サッカー元日本代表小野 伸二 引退発表

 今月はこの他、京都アニメーション放火事件初公判、資生堂福原 義春名誉会長・クローン羊誕生のイアン・ウィルムット博士・「コブラ」原作寺沢 武一氏・歌舞伎俳優市川 猿翁氏・社民党前党首又市 征治氏、「ダークダックス」遠山 一氏・「ハリーポッター」シリーズ校長役マイケル・ガンボン氏、在職最長の米上院議員ダイアン・ファインスタイン氏ら死去、W杯得点王宮澤 ひなたがマンチェスター・ユナイテッド移籍発表、秋本 真利衆議院議員逮捕、濱口 竜介監督「悪は存在しない」がベネチア国際映画祭審査員大賞受賞、露朝首脳会談、東京駅前ビル工事現場で鉄骨倒壊、米大手自動車メーカー労働組合がストライキ突入、ルパート・マードック氏がメディア界の一線から引退、ナゴルノカラバフで軍事衝突、神奈川県真鶴町長がリコール住民投票で失職、水俣病訴訟で原告全員を水俣病認定の判決、などがありました。
 渋谷では「マルキュー」が配電盤火災で一週間休業、センター街でも火事がありました。「ハロウィンには来ないで」との区長のアピールもあった渋谷、一ヶ月後はどうなる?
 金剛バス廃業決定の一報は、全国的にも衝撃を与えました。今月は日本のバス120年、でもあったが、現状のバス業界は正直、明るい展望を描きにくくなっています。既にドライバー不足による悪影響が各地で公然のものになっているが、このままでは2030(R12)年度には3万6000人不足するという試算も公表されており、何とかしないと、都会も地方も関係なく、バスのネットワークが崩壊しかねません。真面目な話、皆で真剣に考えなければ。本当にバス(を始めとした公共交通)を必要とするのなら。
 ジャニーズ事務所の記者会見の影に隠れた感があるが、知床半島観光船の沈没事故の最終報告書が公表されました。
 いよいよ北陸新幹線・金沢~敦賀間の走行試験が始まりました。無事に来年3月16日の開業を迎えたいもの。

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≪今月この一枚≫

岐阜バス.jpg
 その新幹線開業日が発表になった敦賀・福井を含めた、山陰から北陸、東海にかけての普通列車の旅に、今月頭行ってまいりました(小田原→岡山間は新幹線とせざるを得なかったが)。また来月書くが、最終日の6日は、岐阜バスの写真を撮ってきました。最初は名古屋から直接帰宅の途につくつもりだったが、多少不安定気味ながらも青空が広がり、せっかくの機会で、「青春18きっぷ」でもあったのだからと、わざわざ岐阜に寄り道したものです。12年ぶりの岐阜駅は、1時間程度と短時間だったが、ある程度は撮影が叶いました。今晩当記事の直前に、本体の方を更新して、岐阜バスの画像を再公開、その中に追加して掲載しています。
 岐阜駅前で撮った中から、「市内ループ」線のエアロスターです。同路線の専用車には、岐阜の英雄・織田 信長がラッピングされています。一台毎に表情、ポーズが異なります(岐阜バスの公式WEBに拠れば、9パターンある)。同じ戦国時代の英傑でも「正統派」の徳川 家康などとの対比で、どの映像作品でも程度の差はあれ、エキセントリックな面が強調される事が多い信長だが、実はその破天荒ぶりが、地元の人々に愛される要素になっているのかも知れません。駅前には信長の銅像もあります。静岡駅前の徳川 家康像と合わせて訪ねてみるのも、一興かも。
(本体の方は、別の車両を公開しています)

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
28日 中国不動産大手恒大グループ株式売買 香港証券取引所 一時停止
29日 プロ野球2軍 新規2球団静岡・新潟 来年からの参入内定
30日 福島県大熊町 13年ぶり 町の学校運動会開催

「更新回数を増やす」などと大ぼらを吹いてしまったが、結局旅行からの帰宅後は、3日間隔の更新となってしまいました。来月もたぶんこの程度の更新回数になってしまうような気がするが、可能な限りは増やしたいと思います。明日10月1日には、全国各地でバス路線の時刻改変があり、今日を持って廃止になってしまう路線も多数あります。個人的には「インボイス制度」よりも「ビールの税金」よりも、バス業界の行く末の方が断然心配なのだが、ともかく応援がてら、その行方を見続けたいと思います。来月もよろしくお願いいたします。

№2707 JTB時刻表2023年10月号(JTBパブリッシング)

「JTB時刻表2023年10月号」、先週発売になりました。
 表紙は、高山本線・飛騨小坂~渚間のHC85系。

 今月の「のりもの情報局」は、なし。時刻表復刻版各号の宣伝になっています。
 最新は山陽新幹線・新大阪~岡山間が開業した、1972(S47)年3月号です。50周年となる去年、刊行になるかと思っていたが。
「復刻版シリーズ」は、これで10号目になりました(それ以前に、国鉄分割・民営化前後の1987(S62)年3・4月号が復刻されているが、ここではカウントされていない)。次は、「国鉄最後のダイヤ改正」の、1986(S61)年11月号だろうか。

絶景!紅葉列車と 湯めぐり紀行

JR東海 HC85系.jpg
 日本各地の、紅葉を楽しめる鉄道路線と、近場の温泉。
 紅葉って、実は本格的に見に行った事がありません。鉄道に限らず。行ってみたい見てみたい、という気持ちはあるが、やはりどこも混雑しそう。私はウィルスの存在とは関係なく、人混みが苦手なので…。ご近所にも1・2本程度ならあって、休み時間程度でも楽しむ事ができる春の桜と違って(ただし短期間)、当然のごとく山奥の方になるので、まずアクセスが大変、また温泉旅館のガイドもあるが、予約も大変そう。料金も相当高くなりそうだし。
 長野電鉄はこれ、紅葉じゃないよね?
 ここで取り上げられた路線を眺めると、上越線は大幹線でもあるが、その他の路線は皆ローカル線で、しかも近年、大規模な豪雨災害で、長期間不通になった路線・区間が多い。只見線なんて再開まで10年以上かかっているし、磐越西線も去年再開したばかり。久大本線も、この数年、何度も長期間不通になる事態が起きている。車窓が風光明媚な路線は、一方で災害リスクが高いと言って、間違いはなかろう。加えて昨今の気候変動の影響で、紅葉の発色が良くなくなっているという話も聞いていて、鉄道そのものも、紅葉も、この先は気候変動の影響を心配しなければならなくなるのだろうか。

特集のページ
「NEWS」の4文字は、京阪3000系。「E」の字はプレミアムカー。本来は全特急への連結を目指しての導入だったはずで、鉄道友の会ローレル賞も受賞したが、その直後のコロナ禍で当てが外れてしまった感があります。系列自体は中之島線開業時の快速急行運用を想定したものだったが、プレミアムカーはそうではなかったはず。意外にも叡山電鉄が巻頭グラビア特集になかったが、ともあれそのアクセスとしては、大いに期待されます。

 10月14日「鉄道の日」のイベント、ここではJR各社主催のイベントア記されているが、やはりメインは日比谷、になるのでは?

 会社線では、10月14日からの福井鉄道(福鉄)の主要駅の時刻、福鉄~えちぜん鉄道直通の時刻を掲載。福鉄は、日中の急行が全てなくなってしまいました…。各駅停車のみ30分間隔。えちぜん鉄道直通も各駅停車となり、日中はたけふ新発9~17時台毎時15分(9時台のみ13分)・鷲塚針原発9~17時台毎時59分の9往復。朝方の福大前西福井折返し2往復は、時刻変更のみ。えちぜん鉄道線内列車は変更なし。

 また、「会社線」の前のページ、花火大会・マラソン大会の臨時と共に、京福電鉄(嵐電)の、8月26日改正ダイヤが掲載されています。と言っても掲載は初電・終電付近のみだが、嵐山本線は2連運転時間帯の拡大と、朝夕ラッシュ時の運転間隔が見直し(朝は単行・2連混在の5分間隔→2連の8分間隔、夕は単行8分間隔→2連の10分間隔)、北野線は朝方8時台前後を8分間隔で運行。トータルでは輸送力が増強される。

本文
 表紙に「2022年10月7日 土 JR西日本ダイヤ改正」と仰々しく記されていて、あれ、JR西日本で大型ダイヤ改正の予定あったっけ?と思った。JR西日本の9月11日のリリースでは、「ダイヤ修正」とあって、山陽本線・岡山~三原間と、岩徳線(櫛ケ浜~徳山間の山陽本線区間)の一部列車の時刻修正のみ。増発も減便もない。なおリリースにはないが、おおさか東線の直通快速1本・奈良6時42分発2103Mも10月7日より修正があり、放出→大阪間が1分繰り下げ。
 先月9月号で既に記載があるが、10月23日より、平日朝方の大和路線(関西本線)・加茂→大阪環状線方面区間快速2本を〔Q区間快速〕、おおさか東線・奈良→大阪間直通快速2本を〔F直通快速〕と称して、指定席を設定して運行。11月30日までとあるので、まずは1ヶ月間お試しでやってみるという事だろう。
〔まほろば〕は、今秋シーズンは法隆寺に停車。

 サザンオールスターズ(今年で45周年)のライブが、今日9月27日~10月1日(9月29日除く)、茅ヶ崎で行われます。これに合わせて東海道本線・東京~茅ヶ崎間に、臨時特急〔えぼし〕を運行。

下り
えぼし1号 東京13:54 → 14:43茅ヶ崎
えぼし3号 東京14:53 → 15:22茅ヶ崎(9月30日・10月1日のみ)

上り
えぼし2号 茅ヶ崎22:10 → 22:58東京(9月30日・10月1日のみ)
えぼし4号 茅ヶ崎22:25 → 23:19東京(9月27・28日のみ)

停車駅:品川・川崎・横浜 全列車E257系 全車指定席(グリーン車あり)
 なお、普通列車の臨時は、時刻表には掲載がない。
(終了後、茅ヶ崎発及び平塚発横浜行各1本を運行)

 また、185系の臨時特急〔「185」〕が11月も運転されるが、時刻は変わる。

下り
 横浜8:50 → 10:16伊東

上り
 伊東13:35 → 14:59横浜

途中ノンストップ 全車指定席(グリーン車なし)

 会社線では、京王・京急・新京成で運賃改定があります。早い話値上げだが、京急は、長距離は逆に値下げになります。

◆主な区間の運賃
京王 新宿~京王八王子 370円→410円
   新宿~橋本 390円→410円(相模原線の加算運賃は廃止)
   渋谷~吉祥寺 200円→230円
京急 品川~羽田空港第1・第2ターミナル 250円→280円
   品川~横浜 310円→320円
   品川~三崎口 950円→740円
新京成 松戸~京成津田沼 270円→280円

 なお、南海も10月1日に運賃改定があるが、特集のページの「本文の訂正」欄に新運賃の記載があります。難波~関西空港間930円→970円・難波~和歌山市間930円→970円・難波~極楽橋間890円→930円など。

 長距離バスは相変わらず運休・減便が多いが、北海道では加えて札幌駅前ターミナルが9月30日を持って閉鎖になり、10月1日より、近辺の路上に分散して出発になります。現行ターミナル発着路線は、10月1日からの出発のバス停の番号が付記されています。
釧路・函館・余市・ニセコ・小樽→① 旭川・富良野→② 網走・名寄→③ 紋別・遠軽・帯広→④ 留萌・滝川→(中央)⑤(沿岸・増毛経由)㉜ 岩見沢・夕張→⑥ 苫小牧→(中央)⑦(道南)㉚ 室蘭→⑦ 広尾・えりも→⑮ 豊平峡温泉→㉗ 登別・浦河→㉚ 幌延→㉜ 
〔高速はこだて号〕は10月1日より、1日4往復に削減。夜行は廃止(ただしまだ「夜行便」欄に掲載)。道南バスが撤退(ここでは社名が残ってしまっている)。

 東京~八戸・十和田線〔シリウス号〕は、9月8日にダイヤ改正を実施。八戸駅は東口→西口に変更。ここには時刻の記載がないが、六戸→三沢駅経由に変更している。今のところ、土休日中心の運行のまま。
 高速バスはまだ全国的に運休・減便の路線が多い。需要は回復傾向のはずだが、やはりドライバー不足が影響しているのだろうか。

 バス路線はこの他にも10月1日に各地で様々変更があり、特に北海道の旧国鉄特定地方交通線転換路線の一部で廃止が行われるが、今号では記載がなかった。猪苗代地域は10月1日より磐梯東都バス→会津バスになるが、これも今号では記載なし。

 次号は久しぶりに、冬スケジュールに移行する、国際線航空の現状をチェックしてみようかと思っています。〔のぞみ〕が年末年始は全列車全席指定席になると発表があり、これに関するお知らせ、も載るでしょう。

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 西武鉄道が、「サステナ車両」と称して、東急9000系・小田急8000形を導入し、支線区で運用させると発表しました。既にそういう話は聞いていたが、「サステナ」なんて言葉にはものすごく新しいイメージもするのだが、中古車両が「サステナ」、とはね…。まず2024(R6)年度に小田急8000形が、2025(R7)年度以降に東急9000系が順次導入され、2030(R12)年度前に全車両のVVVF化を達成する計画、としています。
 東急9000系(たぶん9020系も含むと思う)は現在5連18編成が大井町線に集結しているが、1両減らし、4連にする事になるはず。西武の投入予定線区(西武秩父線は当然、池袋線・飯能~吾野間を含むはず)を見ても、101系4000系を置き換える事になるのは間違いない。現在101系は7編成(牽引車兼用含む)、4000系は11編成(「52席の至福」除く)、合計18編成なので、ちょうど合う。西所沢または飯能で東横線編成と顔を合わせる可能性もあるが、4000系を置き換えるのなら、セミクロスシートにはして欲しいかなあ。
 小田急は、1000形ならまだしも8000形とは。国分寺線専用になるみたいだから、6連が欲しかったのか(今の西武で6両編成は国分寺線のみ)。1000形は既に6連がもうないそうで、タイミングが合えばあるいは1000形の可能性も、あったのではないだろうか。
 両者で合計100両程度導入としているが、9000系が4連×18編成=72両、8000形が6連×5編成=30両、合計102両となるのではないか。
 大手私鉄同士の車両譲渡は、遠い昔に東急の旧型電車が名鉄に大挙移籍した事があり、また京急の初代1000形が京成に移った事もあるが、前者は6000系デビューまでのラッシュ輸送の助っ人だったし、後者は比較的短期間のリースだった。今回は完全に西武の電車として、相当な期間使用する事になるはずだが、かつては(鉄道の外で)ライバル、というか敵?だった小田急と東急から中古車両を購入する事になるとは、時代も変わったものだと思った。今後も他社で同じようなケースが見られる事に、なるのだろうか。

 弘南鉄道は弘南線・大鰐線とも、線路の著しい摩耗が発見されたとの事で、25日から全線の運行が止まっています。再開の見込みも立たないとの事(一部区間は来週中に再開を目指すとの事)。バスの代行輸送は、来月3日からになるそう。大鰐線では8月6日に脱線事故があり、2週間程度全線で運転を見合わせ、23日に再開したばかりでした。現地の近況は分からないから迂闊な事は言えないが、今の状況はちょっとばかし、まずいのではないか?

《What's New》
25日 バスケWリーグシャンソン 選手一斉退団でけん責処分
26日 バスケ日本代表馬場 雄大 Bリーグ長崎ヴェルカ入団 記者会見
27日 サッカー元日本代表小野 伸二 引退発表

№2706 スペーシアX 撮った

今日は一日晴れ、だったので、デビュー記念の1日乗車券を使って、ようやく「スペーシアX」、撮りに行きました。

東武スペーシアX.jpg
 なるほど、両端の車両の六角形の窓は印象的だが、白ベースで黒とのツートン、という事もあって、シンプルさも感じました。
 いつかは乗りたい、とも思うけれど、敷居が高くなった、と感じた事もあるが、「男の一人旅」で乗る列車、なのかなあ?という印象も正直あるので、案外先になってしまうかも。一人だと、ラフなスタイルでは乗りづらそうな気も、しないではない。少し衣装も考えてみます。
 この画像は、板荷~北鹿沼間の踏切から撮りました。今日は日曜日だから4往復走るが、それでも本数は限られているし、今回は山の方(新鹿沼より北)で撮りたいという希望があったのだが、線路際に立てる場所がかなり限られてしまう。この踏切も、板荷駅で降りて、30分は歩きましたかねえ。そして撮影後、北鹿沼駅までまた30分位かかりました。これから冬になると、午後の2往復、特に上り列車はかなり撮りづらくなりそうで、少ないチャンスをものにしたいです。撮影場所を絞ると、難しいのか?

東武板荷駅.jpg
 その板荷駅。かつては島式ホームの両側に通過線があった退避駅だったが、今は退避がなくなり、ホームを通過線側に拡幅しています(なので屋根がホーム両側全体にはかかっていない)。
 何度も書いている事だが、田舎の駅の跨線橋、この駅でも右側に見えているが、やはりその存在は今後、バリアフリー・維持コストの両面で問題になるはずです。JRや、JRから転換した第3セクター鉄道(特に整備新幹線並行在来線からの転換)がそうなのだが、私鉄でも、特に東武はそうだと思います。この板荷を始め、栃木・群馬県内では元々駅員がいない駅が多いが、そうなると車イスの利用はより困難になるし、地方だと高齢者がより多いから、さらに利用し辛く感じられるはずです。これが鉄道の利用を遠ざける事になりはしないか。踏切にしてしまって良いと思う。むろん安全性の確保が必要だが、より列車回数が多い近鉄の路線でも駅舎⇔ホーム間の移動は踏切、という駅は少なくない(この前降りた伊賀上津もそうだった)し、東武でも宇都宮線の国谷や南宇都宮はそうです。駅によってはホームそのものを若干移動させて、近くにある公道の踏切と一体化させる事も、あって良いのではないか。「バリアフリー」は、都会の駅の整備(ホームドア)などが中心だが、もう少し地方の駅の整備でもやるべきでしょう。これは東武に限った話ではないが、駅員がいようがいまいが、障害者・その介助者が、安全かつストレスなく列車に乗り降りできる状態に整備される事が、都会でも田舎でも必要なはずです。

栃木の蔵.jpg
 小難しい話ばかりでもなんだから、板荷から北鹿沼にかけての道すがらで撮った一枚もご覧いただいます。栃木県はどこでもそう、東武日光線沿線でもそうだが、この大谷石の蔵を列車の窓から見ると、栃木県を走っていると強烈に感じます。傍らには彼岸花も咲いています。コスモスも咲いていました。例年以上に殺人的な猛暑が続いた夏だったが、さすが「暑さ寒さも彼岸まで」、夜半は急に涼しい風が吹くようになりました。これからは、「鉄」をするにはいい季節?願わくば暑くても涼しくても、秋晴れが欲しいです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


 いよいよ北陸新幹線の試験走行が始まりました。間もなく、営業車両による試験走行、訓練運転も始まる事になります。建設も、その先の計画もドタバタし続けている北陸新幹線だが、とにもかくにもここまで来ました。何より無事に開業を迎えたいです。なおJR各社より、新幹線⇔在来線特急間の乗り継ぎ割引の廃止が発表になっています(九州は既に廃止している)。

《What's New》
22日 富士通 本社機能川崎市移転 正式発表
23日 大リーグ レイズ 岩村 明憲氏銅像建立 お披露目
24日 旧新潟交通電車 乗車体験催し 旧月潟駅構内で実施