№2698 2023年8月 今月は何があった 何をやった

 ついに始まった、福島第一原発の処理水放出。中国・韓国で高まる怒りが収まる日は来るのか。日本では、平和祈念式典にさえ影響を与えた台風禍。ハワイやカナリア諸島、ギリシャ、カナダでは山火事が頻発。宮澤 ひなた得点王の快挙の女子W杯を台無しにしそうな、スペインサッカー協会幹部のハレンチな行為、韓国DJの告発、そしてジャニーズ事務所元社長による性被害の調査報告書公開。盗撮も相次ぎ、性に関わる罪深き事件は、洋の東西で後を絶たなかった。マーチー・ルーサー・キング牧師の演説から60年、細川連立政権による政権交代から30年、とにかく何もかもが暑くてイヤになっちゃった8月、結局何が起きたの?

 7月30日 北海道西興部村「氷のトンネル」4年ぶり 1日限定公開
 7月31日 プロ野球2軍公式戦参入公募締め切り 栃木・新潟・静岡3団体が申請

 1日 甲子園球場開場100周年まであと1年 カウントダウンイベント開催
 2日 東京・調布市の道路陥没 地盤補修工事開始
 3日 東京都新型コロナ感染者数 前週の1.19倍 6週連続増加
 4日 ロシア反体制指導者ナワリヌイ氏 禁錮19年判決
 5日 福島県伊達市で40℃記録 今夏全国の最高気温
 6日 埼玉県知事選挙 現職大野 元裕氏当選 投票率23.76% 全国で過去最低
 7日 国立科学博物館 1億円目標クラウドファンディング実施発表
 8日 渋谷区副区長辞職 区議会議員中傷の書き込み
 9日 英ハリー王子 4年ぶり来日 都内のイベントに参加

10日 防災ヘリコプター事故から5年 群馬県中之条町で追悼式
11日 イギリス 4-6月GDP 伸び率+0.2%
12日 第102回コミックマーケット開催 「5類」移行で外国人多数参加
13日 沖縄国際大学 米軍ヘリ墜落事故から19年 墜落現場で集会
14日 大分空港で小型機胴体着陸 滑走路一時閉鎖
15日 ニューヨーク・タイムズ サービス利用規約変更 AIによる記事・学習を原則禁止
16日 イギリス 7月の消費者物価指数 1年5か月ぶり6%台に縮小
17日 埼玉県所沢市職員ら7人書類送検 滝山病院入院手続きで偽装容疑
18日 山口県上関町 使用済み核燃料中間貯蔵施設建設調査 町長受け入れ表明
19日 北海道根室 サンマ初水揚げ 最高額1㎏あたり13万円

20日 「俳句甲子園」 開成高校 団体部門4年連続優勝
21日 アルツハイマー病新薬 厚生労働省専門家部会 使用を了承
22日 北朝鮮高麗航空 ピョンヤン~北京間航空便 3年半ぶり運航
23日 タイ貢献党セター氏 タイ新首相に就任
24日 全国知事会 新会長に宮城県村井知事就任決定
25日 陸上世界選手権女子やり投げ 北口 榛花金メダル パリ五輪内定
26日 中日ドラゴンズ大島 洋平 2000本安打達成
27日 ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト 豊橋技術科学大学が優勝
28日 ホンハイ精密工業創業者郭 台銘氏 総統選立候補表明
29日 トヨタ自動車 国内全14工場で活動停止 システム不具合発生

30日 「バブルガムブラザーズ」ブラザー・コーン 乳がん公表

 今月はこの他、中国が半導体材料などの輸出規制開始、「クイーン」フレディ・マーキュリー遺品がオークション出品、羽生 結弦が結婚発表、藤井聡 太七冠が史上最年少「名人」就位、イニエスタがUAEクラブ加入、大谷 翔平が大リーグ史上初の2年連続「2ケタ勝利・2ケタホームラン」、米トランプ前大統領が4度目の起訴、中国恒大グループが米裁判所に破産法適用申請、日米韓首脳会談、ヒグマ「OSO18」の駆除発表、「恒心教」男2人が脅迫ファックス事件で逮捕、高校野球は慶応高校が107年ぶり優勝、プロレスラー・テリー・ファンク死去、50年ぶりにネッシー大捜索開始、ガソリン小売価格が1ℓ≒185.64円で過去最高値更新、などがありました。今日は西武百貨店池袋本店で、百貨店では60年ぶりのストライキが決行されています。
 日大アメフト部に朝日大学ラグビー部、東京農大ボクシング部と、大学スポーツ界の大麻所持問題が、相次いで発覚しました。事は自衛隊でも。俳優の裁判もあり、薬物問題の根は、かなり深そうです。
 宇都宮ライトレールがいよいよ開業、北陸新幹線延伸部の開業日の発表もありました。都市間輸送・都市交通の世界は何のかんの言っても活気があるが、一方で芸備線では、JR西日本が協議会の設置を国に要請する考えである事が明らかになりました。北陸鉄道石川線は、バス転換しようにもドライバー不足で出来ず、鉄道での存続案がまとまった、とも。地方交通はどの方向に進むにしろ、前途は多難です。
(北陸本線→IRいしかわ鉄道の転換は今日リリース。IRは大聖寺~金沢~倶利伽羅間となる)
 東海道新幹線のワゴンスタイルの車内販売の、10月いっぱいでの廃止も発表になりました。D&S列車、乗って楽しい列車、乗った時から「非日常」、を演出する観光列車はさらに増えつつあるが、日常の列車でワンランク上の付加価値・楽しみを提供してくれるサービスは、日本の鉄道からはほぼ姿を消す事になるようです。

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≪今月この一枚≫

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 また今月も旅客機、それもA330型となるが、12日に羽田空港第3ターミナルで撮影した、中国国際航空のA330-200です。今月はコロナ禍直前以来久しぶりに、(撮影目的で)成田空港に行きたかったのだが、あいにく休みと天気が合わず、羽田が精一杯でした。羽田空港は、ターミナルの内も外も、旅行者でいっぱいでした。混雑はイヤだが、活気があるのは大いに結構な事です。
 今月は、中国が日本への団体旅行旅行を3年半ぶりに解禁しました。中国路線は未だに需要の低迷が続いていて、この機に訪日が大幅に増える事が期待されたが、冒頭に記した通り、処理水放出が中国側の激しい怒りを買った格好で、市井でも様々な分野での「日本ボイコット」につながっています。政治レベルはともかく、一般の国民のホンネがどこにあるのかは分からないけれど、もうしばらくは、両国の交流の回復に時間を要するのだろうか。中国機が羽田でも成田でも、その他日本各地の空港でも数多く飛来し、ターミナルが訪日中国人で賑わう日が早く来る事が期待されます。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
31日 浦和レッズ・サポーター18人 日本サッカー協会が無期限入場禁止処分

 今月は台風とかもあって天候が安定せず、前述のように、休みの日と天候がかみ合わなくて、やりたい事があまりやれませんでした。来月は、日曜日から山陰~北陸の鉄道の旅に向かいます。その他、天気次第になるが、やりたい事を少しでもやれれば良いです。来月も、宜しくお願いします。

№2697 「本線」のローカル線を訪ね 北海道へ 6〔終〕.SJO836

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 4日間の北海道の旅も、最終日となりました。
 今回、帰りは初めてスプリング・ジャパン(SJO)を利用してみました。当然成田着だし、SJOは1日5便だけで、成田からの帰りを考えると、新千歳発はいつもより早くならざるを得ませんでした。ともあれ、どのような空の旅になったのか。

 7月26日(水)

 とはいえ午前中は余裕があり、晴れ模様だったので、市電の撮影や乗車に、時間を費やす事ができました。

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「ポラリス」同士のすれ違い。

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 市電の事業所。

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 事務所棟のプレートは、「札幌市交通局」のロゴとマークが消された跡が見られます。その上から、「札幌市交通開発事業振興公社」のロゴとマークが描きこまれています。

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 今回初めて撮影した、1100形「シリウス」。前回来ていた時も見てはいたが、天気が良くなくて撮影まではしていない。構造的には伊予鉄道5000形などと同じ。1107号車は事業振興公社移行後の導入だが、交通局の「ST」マークを付けている(保有は交通局)。
 全線乗り通した感想は前回と同じで、やはり線路を中心にもう一段近代化して、もうちょっと早く走れるようにしないと、このままではジリ貧なんじゃないかと思った。

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 新千歳へ向かう。札幌駅のホームには、そば店がありました。今年のJTB時刻表6月号でホームのそば店の特集があったのを思い出した。ここはまだ盛業みたいだ。駅弁店も併設している。ホームの乗車目標も昔ながらの頭上のプレートで、高架駅ではあるが、まだ昔ながらの風情を残しているのかと思った。

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 途中下車した(スマホで動画を撮るためだった)、白石駅。

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 白石から普通列車に乗って、北広島で快速〔エアポート〕に乗り換え。

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 新千歳空港駅のホーム。

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 ターミナル内は、賑わいが戻っていた。天窓から降り注ぐ太陽光のおかげもあるが、明るい雰囲気が良い。やはり新千歳は、こうでなくっちゃ。

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 SJOのカウンターは、ターミナルの一番南。出発の90分前から搭乗が始まる。836便は14時50分発だから13時20分から手続き開始だが(実際は15分に始まった)、それよりも前から結構列ができていた。

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 現在の時刻表。成田行が、現状は1日5便のみ。
(後述する、展望デッキの撮影の後の撮影)

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 マスクについての取り扱いも、記されていました。他社と同じ。

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 カウンター。ここで手荷物を預けるのに1,500円を徴収された(予約の時にちょっと見落としていた)。

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 せっかくの好天だったから、時間は相当短いが、展望デッキまで撮影に行った。でも正直、SJOカウンターからだと、遠いなあ…。

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 やはり新千歳の主役は今でも、ANAとJALの羽田便、なのだなあ。

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 14時前、SJO機が19Lに着陸。

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 あれ、先に着陸したpeach、どこに行くんだ?T-WAY機も同じ方向へ走っていったが、新設の国際線ターミナル?でもpeachは、新千歳発着の国際線はないけれど?

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 SJO機はそのまま、16番ゲート前に到着しました。JA01GR。
 これを見て、展望デッキを後にしました。

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 SJOの手荷物検査場は、やはり一番端のFで、ジェットスター・ジャパン(JJP)との共用。

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 16番搭乗口付近。

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 既に搭乗が始まっていた。行列の乗客を見ていると、中国系の旅客がやはり相当数いるようで、チラッと垣間見えたスマホの画面の言語が中国語だ。

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 搭乗直後の、機内の様子。座席の前後の間隔は、極端に狭い、とは感じなかった。

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 ほぼ定刻に出発。peachと、着陸するのはJJPのA321LRだ。LCCそろい踏み?もう少し新千歳に留まれていれば撮れていたのだろうけれど。また次の機会だ。
 ちなみに、実演の機内安全デモは、日本語のみだった。

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 R/W19Rより離陸。緑の大地が広がる。やはり北海道。

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 美々川と、集落。

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 ウトナイ湖と、室蘭本線・千歳線の合流部。№2695で書いたように、千歳線はここで上下線が大きく分かれる。左上から右下にかけて一直線に室蘭本線が延びるが、千歳線の上り線は、一旦室蘭本線と交差した後、大きく遠回りする格好になっている。沼ノ端での合流は、うんと先。

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 弁天沼と、苫東石油備蓄の事業所のタンク群。

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 この先で海上に出る。やや雲が多い。

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 キャビン。質素ではあるが、清潔感が感じられた。
 機内では、銚子電鉄の「ぬれ煎餅」や、京成スカイライナーの割引チケットの販売もあった。ただ、機内サービスとしての販売(ドリンクなど)はナシ(休止しているそう)。

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 なので、空港で購入しておいた茶菓子と、ペットボトルのお茶で一息。

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 雲に紛れて分かりづらいが、離陸から23分で、八戸上空。

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 新幹線の駅付近をアップで撮ってみました。やはり八戸駅は、中心部からは遠い。

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 しばらくは内陸を飛行する。遠くに三陸。

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 陸前高田。

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 離陸から約40分で、石巻。

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 広野の火力発電所。
 この頃には、降下が始まる。

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 左が四ツ倉、右は塩屋崎か。

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 小名浜。

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 ひたちなかの、火力発電所。
 当たり前だろうが、やはり羽田便とは、見えるものが違ってくる。欧州からの国際線とも違う。だから楽しい。

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 阿字ヶ浦付近。

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 ひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅。三角形の池は、名平洞。

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 那珂川の河口付近。右が大洗、という事になる。
 この付近で、ベルトサインが点灯。

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 銚子の方に向けて、海岸線が延びていく。

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 神栖市上空。ここからしばらくは、利根川を左に見る。

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 利根川を渡る橋が2つ見える。左は東関東自動車道、右はJR鹿島線。

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 佐原。

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 遠くに目をやると、成田空港が見えてきた。

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 稲敷市の上空で、空港の方から圏央道がヒョロヒョロ延びてくる。稲敷ICを見る。この付近で大きく左旋回。

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 利根川を横切って、成田線の滑河駅を見る。

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 千葉の田舎。

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 着陸直前、東関道を横切る。ちょうどJRバスの高速バスが、鹿島の方向へ走って行った。
 そのまま、R/W16Lに着陸。

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 第3ターミナルへ向かう。第1ターミナルは、まだJAL機の姿も少なくない。手前の香港エクスプレス航空は、新デザイン。

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 16時25分、定刻より5分早く到着。
 鶴丸マークの軽ワゴンが来て、しばらくして降機。タラップを降り、ふきっさらしの通路をターミナルに向かう。5年前の旧バニラエアに搭乗した時と、同じだ。

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 ターミナル本体へは、長ーいエスカレーターまたは階段を上り下りしなければならない。このエスカレーターでもまた、人は行列を作ってまで左側に集中する。

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 降りる階段・エスカレーターも長い。スカイライナーの割引の広告がお出迎え。

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 バゲージクレーム。預けるのが有料になるためか、待っている人は少ない。

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 ターミナル内コンコース。LCCターミナルだとこんなものかも知れないが、やや殺風景。もう少し温かみが欲しい気がする。

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 第2ターミナルまでは、連絡バスに乗車。成田空港交通のBRCハイブリッド。

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 第2ターミナルの乗降場から、駅への入口がやや遠い。行き交う人々はとても多い。ポケモンがお出迎え&お見送り。

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 空港第2ビル駅入口。何度も書くが、この駅名は、もう変えなければならないのではないか?
 帰りはJRの快速。このために、「青春18きっぷ」1日分を使いました(当然、札幌→新千歳空港も「青春18きっぷ」)。

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 今のJRの、空港関連の路線図。〔成田エクスプレス〕は池袋・大宮方面と高尾が消されている一方、千葉停車が追加されている。
(千葉停車はコロナ禍以前から朝便にあったし、成田・佐倉・四街道停車もあるが、あくまで東京方面への通勤利用のためだった、という事か)

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 ホームの表示。

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 期待していなかったのだが、到着からの第3ターミナルからの流れが思いのほか良くて、17時01分発横須賀線直通快速4652F久里浜行に乗れました。最初は17時37分発千葉行普通列車からの乗り換えもやむなしと思っていたのだが。この駅もロープ式の可動ホーム柵が設けられている。

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 千葉の田舎。さすがに17時を過ぎて列車の影が長くなるが、まだまだ存分に明るい。

 SJO便の印象としては、まだコロナ禍の影響を引きずっているのか、機内サービスが簡略化されたりしているが、清潔感はあるし、何よりキビキビ時刻表通り飛んでくれた事には好感が持てました(当たり前ではあるが)。まだまだ苦しい部分もあるだろうが、このまま着実に実績を積み重ねていけば、経営も軌道に乗れるのではないでしょうか。

 さて、4日に渡って(実質月・火の2日のみだったが)北海道のJR線に乗ってきたが、廃線が決定した根室本線はもちろん、今回乗車した函館本線も室蘭本線も、みな「ローカル線」並みの規格でしかなくて、よくこれで昔は特急・急行や貨物列車が走り回っていたなあと思うほどだが、その長距離列車がなくなり、都市間輸送や貨物の需要が消滅すると、地域輸送(特に通学)だけでは成り立たなくなってしまうのかなあ、これは北海道に限った事ではないが、特に沿線人口が極少の北海道ではなおさらそう感じます。新幹線並行在来線となるが、ある程度需要がありそうな函館本線・倶知安~小樽間くらいは鉄道として残せないかと思う。が、それ以外だと、今回乗車した区間以外も含めて、大半の区間は、今後も存続に向けては苦しい状況が続くと思われます。ヨソ者がどうのこうのは言えないが、とにかく踏みとどまって欲しい、と願う。でもやはり、札幌~旭川間や千歳線くらいの高規格でないと、在来線の生き残りは難しいのではないかなあ。宗谷本線など、まだ近年は乗車していない路線もいくつかあるので、できるだけ早く乗りに行って、現状を確認できれば、と考えています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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 いよいよ北陸新幹線・金沢~敦賀間の開業が、来年3月16日と発表になりました。在来線も含めた運行計画も発表になっているが、東京~福井間は最速2時間51分となり、36分短縮されて、3時間を切る事になります。現状は東海道新幹線〔ひかり〕~〔しらさぎ〕で3時間30分前後だが、これで福井も、対東京では北陸新幹線の方が早くなります。ただ、個人的に予想したとおり、〔かがやき〕〔はくたか〕の全てが敦賀まで行く事はなく、合計14往復に留まって、やはり〔つるぎ〕の方が多くなります(25往復 他に在来線特急に接続しない〔つるぎ〕あり)。在来線特急は、〔サンダーバード〕〔しらさぎ〕が敦賀発着で残り、〔つるぎ〕と接続する形態になります。個人的には、大阪側は〔はるか〕の敦賀延長はできなかったのか?と思う。また七尾線は、実質的にも完全に他のJR在来線からは離れる事になり、電化路線では初になります。〔能登かがり火〕は5往復設定されるそうだが、北陸新幹線の場合、特に他の在来線とつながらない「落下傘路線」が多くなっているので、今後他路線(越美北線・氷見線・城端線・高山本線・大糸線)と共に、運営形態の在り方を見直す事も、必要になるのではないか(営業はJRでも、運行は他社に委託するなど)。それにしても、敦賀が新幹線の終着駅でなくなるのは、いつの日になるのだろうか。
 同時に、並行在来線となる北陸本線・敦賀~大聖寺間を引き継ぐ「ハピラインふくい」も、3月16日に開業。
(大聖寺~金沢間はIRいしかわ鉄道に転換されるが、今日時点ではリリースなし)

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29日 トヨタ自動車 国内全14工場で活動停止 システム不具合発生
30日 「バブルガムブラザーズ」ブラザー・コーン 乳がん公表
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2696 「本線」のローカル線を訪ね 北海道へ 5.あとがない 根室本線の「今」

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 7月25日は午前と午後の2部にして、午前中は室蘭本線を中心にして、札幌→岩見沢→苫小牧→札幌と乗りました。
 後半となる午後は、ついに廃止の申請が出されて、来年3月いっぱいで命運が尽きる、根室本線の富良野→東鹿越→新得間を中心に、代行バスも含めて、札幌→滝川→新得→札幌と一周します。この区間もまた、何十年ぶり、となるだろうか(どうも年齢がバレる文章しか書けないなあ…)。

 一旦札幌に戻ってすぐ、再び函館本線の岩見沢行177Mに乗車。しかし、岩見沢→滝川間の本数が限られていて、次の岩見沢行でも同じ。なので豊幌で途中下車してみました。

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 豊幌駅。小駅です。

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 当然無人駅。ただし、IC改札機が大型。

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 窓口?のシャッターの貼り紙。北海道らしい文言。

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 それでも今は、約30分間隔で停車があります。普通列車は全て停車。国鉄時代は、普通列車でも大半が通過する「秘境駅」並みの扱い、1985(S60)年3月改正時点では、下り12本・上り14本しか停車がなかった。
(仮乗降場ではなかった)

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 いきなり土砂降りになって、参った。そんな中、〔カムイ17号〕が水しぶきを上げながら、豪快に通過していく。
 この駅は、簡素なホームに、小さな待ち合わせの小屋があるのみ。跨線橋もなく、下りホームへは踏切を渡っていくが、本線はともかく、ローカル線はそれでいいのではないかと思う。
(スロープがないのは問題になるだろうが)

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 次の181Mに乗り、岩見沢(雨降っていなかったの?)で始発の旭川行2329Mに乗車。お分かりの通り、先頭車は「uシート」車だ。定期運用なのだろうか?むろん指定券は不要。
 ただし私は席には座らず、先頭部から前方を見ていました。

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 ちょっと写真ヘタでぼやけてしまったが、峰延の先ですれ違った926Dは、先頭が「山明」だった。
 線路は直線もひたすら長いし、さすがに高規格。在来線でもこのくらいでないと、生き残るのはなかなか難しいだろう。同じ函館本線でも、西と東でかなり違う。

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 滝川に着きました。その構内には、国鉄時代のツートン復刻のキハ40と…。

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 あれ、737系がいる。試運転で来ているようだ。737系はこの後、旭川の方に向けて出ていった。近いうちに室蘭~苫小牧間のような、運行形態の変更が起きるのかも知れない。この区間で「山明」や「uシート」車に乗れるのは、今のうちのようだ。

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 滝川駅。駅前にはグライダーが展示されている。

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 滝川が「グライダーのまち」とは知らなかった。熊谷は知っていたが。

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 バス停の時刻表だが、下部には、札沼線を代替した、浦臼町のバスの時刻表がある。元々は中央バスが入っていたが、新十津川町役場より先が廃線になったので、その代わりに新設になった。当別~月形~浦臼間のバスとは接続が今一つではあるが、とにかくバス路線が維持されている事に感謝すべきだろう。

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 3月18日からの、滝川~東鹿越間の鉄道と、東鹿越~新得間の代行バスの時刻。

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 15時38分発、東鹿越行2479Dが入線してきた。キハ40 1759。国鉄旧型DC復刻色だ(先の構内にいたのとは別の車両)。キハ40系は最初から首都圏色だったから、レギュラーでこのツートンをまとった事はないのだが、やはりこういう正面が丸みを帯びた形態の車両は、シンプルなツートンカラーの方がよく似合う気がする。それにしても前の2475Dから、6時間も空いている。

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 来年4月以降は、どのような表記になるのか(単に「富良野方面」か?)

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 今回の旅、最初は9月前半と想定していたのは、7月終わりだと学校の休みのシーズンになり、相当な混雑になるのではないかと懸念したからだった。が、幸い杞憂に終わってくれて、むろん旅行者の姿が多かったが、立ち客でスシ詰め(となるのは本当に終わり間近になってからだろうが)とはならなかった。ゆっくりと後部のロングシートに腰を落ち着ける(私は、あえてクロスシートには座らない。窮屈ではないが、自由に立ち振る舞えなくなるのがイヤなので)。

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 しばらくは、田園地帯。

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 芦別。ここも昔は石炭輸送で賑わっていたらしいが(三井芦別鉄道なんて分岐していたほどだ)、やはり現状は今一つ冴えない、と見えた。

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 次の上芦別で2482Dと行違う。上りも約6時間ぶりだ。

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 急に長いトンネルを抜けて、線路もきれいになるのでびっくりするが、平成になってからダム湖建設のため、野花南~(旧)島の下間は別線に切り替わり、途中トンネルでショートカットという形になりました。トンネルを抜けてしばらくすると、急に窓が真っ白になってしまってビックリ。旧線には滝里駅があったが、新線切り替えと同時に廃止になっています。
 なお、島ノ下駅は6年前、2017(H29)年に廃止になりました。このため野花南~富良野間は19.4㎞、約20㎞も駅がない(旧線時代は22.4㎞で、3㎞短縮)。

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 富良野は3年ぶり。〔フラノラベンダーエクスプレス〕が、16時51分の出発を待っていました。当然ラベンダー編成。今は富良野に着いた後、富良野線で旭川まで臨時快速で1往復している。

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 富良野から先は、列車の中からになるが、廃止となる各駅の写真を撮ってみました。布部。

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 布部出発直後。やはり「本線」というには貧弱、だなあ。

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 山部。

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 下金山。

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 金山。この駅は今でも行き違いができます。そういうダイヤはないが。

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 左手に、かなやま湖が現れました。

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 終点の東鹿越駅は、その湖のほとりにあります。新得方面から着いていた人々が、多数待っていました。

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 東鹿越駅。

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 新得への代行バスは、ふらのバスの観光車で運行されていました。セレガ。

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 10人程度の乗客を乗せて、東鹿越を出発。
 たぶん、ここに来る事は、もう二度と、ないと思う…。

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 幾寅までの間で「踏切」を渡る。線路は完全に草生して、既に廃線状態、と言っていい。列車が走らなくなってもう7年、だからねえ。

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 幾寅駅前の、映画「鉄道員(ぽっぽや)」に搭乗した、キハ10形に偽装したキハ40形の保存車両と、たぶん映画用のセットの食堂。

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 同じく映画のセットだったのだろう、床屋。

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 駅舎も映画の撮影当時のものそのままで、扉の上の駅名標には「幌舞駅」と記されていました。
(右側に小さくJRのマークと、「幾寅駅」と記されている)

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 遠くに、もう列車が通過する事がない踏切を見る。

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 落合駅。

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 この先、国道38号線を狩勝峠に向けて登っていく。直線がとにかく長いが、バスはそんなにスピードを出さない、というか、はっきり言ってノロノロ。スピードをそんなに出せない厳冬期も見据えたダイヤになっているのかも知れない。交通量もそんなに多くない。

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 峠を越えた先、新得が近づくがその前に、サホロリゾートに立ち寄る。公式の時刻表には記載がないが、先の滝川駅の時刻表にも記されていた通り、サホロリゾートにも経由し、利用者の便宜を図っている(一部は通過)。もっとも、乗降ともなし。この便は結局、幾寅で1人降りただけで、他に乗降が全くなかった。

 廃線が決定し、では代替の足はどうなる?という事になるが、今のところは、決まった事項はないようだ。ただ昨今の情勢からすると、代替のバス路線が設定されるとしても、少なくとも現状の鉄道を上回るものにはならないはずだ。ふらのバスが運行するのだろう富良野からの一般路線バスは、出だしは現行の列車と同じ回数は設定されると思うが、落合と新得は狩勝峠を挟んでいて生活圏が全く異なるので、運行区間はせいぜい落合まで、峠を越えて新得まで行く設定には、なるまい。あとは現在、旭川~帯広間の長距離バス〔ノースライナー号〕が3往復走っていて、富良野~新得間のみの利用もできる(途中山部と幾寅に停車)ので、これがそのまま代替の足、と認める事になるのではないだろうか。

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 新得駅に到着。新得は帯広から往復で来て以来、4年ぶり。ところで、右側のふらのバスは本来18時37分発の最終便、途中ですれ違うダイヤのはずだが、まだ停車していた。理由は聞きそびれたが、〔おおぞら10号〕(新得18時17分着予定)が、まだ来ていないらしい。20時00分発〔とかち10号〕でダイレクトに札幌に戻るのが最初の想定だったが、「ラッキー」と言ってしまったら定刻に走ってもらわねば困る人々に極めて失礼な言い草になるけれど、「ありがたい」と思ってしまったのも事実。もうすぐ到着とアナウンスがあったので、慌てて南千歳までの乗車券と特急券を購入する。
(新夕張までなら特例で「青春18きっぷ」で乗れるけれど、その先の普通列車がもうない)

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〔おおぞら〕も現在、所定は4連になってしまったが、増結して7連。乗車目標が面白い。8連だったら「A」があると思うが、見る機会がなかった。

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 何しろ、先頭7号車の自由席(I=Iris)に乗車。〔北斗〕同様、一年中こうならいいのに。

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 道路とは別ルートで、峠を越えていく。根室本線の分岐は、トンネルの中になるので確認できなかった。

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 トマムって、こんな質素な駅だったっけ?スキーリゾートのイメージがあるし、東京からの寝台特急〔北斗星トマムスキー〕の終点だった事もあるのに。今でも特急は全列車停車なのに(新夕張・占冠でさえ通過列車が多い)。

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 何のかんの言っても、特急列車の車内はゆったりしていて快適。JR北海道に限らず、この数十年で特急列車から失われていったものは数知れず、だが、このゆとりだけは、最後までなくならないで欲しい。それが旅客機や高速バスに対するアドバンテージでもあるのだから。

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 この先はもう真っ暗になって、お見せできるような画像はない。そのまま南千歳まで乗り通し、「青春18きっぷ」有効活用で、南千歳からは快速〔エアポート205号〕で行く。それでも〔とかち10号〕利用より1時間早く、札幌に到着しました。

 という事で、今回の北海道旅行の旅は、大方その目的を達成しました。
 明日は帰宅。スプリング・ジャパンの成田便に初めて乗ります。なので新千歳発が少々早くなってしまうのだが、とにかく晴れの天気が欲しい。

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 今日は日田彦山線「BRTひこぼしライン」が開業しました。根室本線同様、豪雨災害に遭った区間だが、こちらはもう少し利用が見込めると見たのでしょうか。が、EVとはいえいきなり小型車両からスタートするのだから(ディーゼルの中型もある)、やはり先行きは大変そうです。今は場所によっては、鉄道では難しいからと言って簡単に即バス代替、とも言えなくなってきているようで、如何に無理せず沿線の人々の足を守っていくか、鉄道存続にしろ、バス代替にしろ、どこでも難しい選択を迫られているようです。ともかく、住民の足として定着してくれることを、強く願います。このBRTも、今年中には乗りに行きます(福岡市営七隈線・南阿蘇鉄道とのセットになる予定)。

《What's New》
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posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行