「地球沸騰」の7月。世界中に襲い来る熱波と山火事。日本は「命にかかわる猛暑」に、九州や秋田の豪雨のダブルパンチ。マイナンバーカードを巡るトラブルは、秋の政局にも影響を与えそうな雰囲気。中古車販売大手のスキャンダルは保険業界をも巻き込み、さらには自然環境にもダメージを与えているのか。スペインに快勝、3連勝で決勝トーナメントに挑む「なでしこジャパン」、快進撃は続くのか?続いて欲しい!宝塚音楽学校創立110周年、ブルース・リー没後50年、北海道南西沖地震から30年、横浜のランドマークタワーも、開業からもう30年か(てっぺんに行った事、ないんだよねえ)。今月は何があったのか。
6月30日 関西万博の入場料決定 大人1日券7,500円・平日券6,000円・夜間券3,700円
1日 宇宙望遠鏡「ユーグリッド」 フロリダ州から打ち上げ
2日 茨城県桜川市しょうゆ醸造所で火災 登録有形文化財も被害
3日 日銀短観 大企業製造業の景気判断 7期ぶりに改善
4日 楽天証券ホールディングス 東京証券取引所に上場申請
5日 レッサーパンダ「風太」 20歳の誕生日
6日 沖縄県玉城知事 中国福建省トップ周 祖翼氏と会談
7日 ゲーム開発のインサイダー取引 スクウェア・エニックス元ゲームクリエイターに有罪判決
8日 全国高校野球西東京大会開幕 特別支援学校初出場
9日 そごう・西武労働組合 ストライキ権投票開始
10日 国際物理オリンピック 日本で初開催 東京都内で開会式
11日 トランスジェンダーのトイレ使用制限 最高裁 国の対応は違法判決
12日 東京オリ・パラ汚職事件 ADK前社長に懲役2年・執行猶予4年有罪判決
13日 改正刑法 「不同意性交罪」施行
14日 「イプシロンS」 燃焼試験途中で爆発・炎上
15日 「山北のお峰入り」ユネスコ無形文化遺産登録 記念講演会開催
16日 TPP イギリス加盟正式決定
17日 中国GDP 4~6月は前年比+6.3%
18日 藤井 聡太七冠 棋聖戦4連覇
19日 アスレチックス藤浪 晋太郎 オリオールズ移籍発表
20日 東京都 新型コロナ感染者前週比1.08倍 4週連続増加
21日 サッカーアルゼンチン代表メッシ アメリカプロサッカーリーグにデビュー
22日 東京湾アクアライン 「ロードプライシング」試験導入
23日 ユネスコ無形文化遺産「吉弘楽」 4年ぶり 大分・国東で一般公開
24日 大阪「天神祭」 4年ぶり 通常規模で開幕
25日 都市対抗野球 トヨタ自動車 7年ぶり2回目優勝
26日 全国知事会議 「山梨宣言」とりまとめ 子ども・子育て政策強化の取り組み推進
27日 欧州中央銀行 金利0.25%引き上げ 去年7月から9回連続
28日 最低賃金 全国平均41円引き上げ 初の1000円超え
29日 林外務大臣 スリランカ外相と会談 債務問題解決のプロセス支援を表明
今月はこの他、中国・改正「反スパイ法」施行、ヴィッセル神戸イニエスタ退団、中野サンプラザ閉館、新橋のビルで爆発、静岡で建設中高架道路鉄骨落下事故、タレントryuchell急逝、作家ミラン・クンデラ氏と森村 誠一氏・歌手ジェーン・バーキン氏・大野 功統元防衛庁長官・元阪神横田 慎太郎氏・タツノコプロ元社長九里 一平氏・歌手トニー・ベネット氏ら死去、宮崎 駿監督「君たちはどう生きるか」公開、米俳優の労働組合がストライキ、鈴木 亮平が「ライジングスター・アジア賞」受賞、ツィッターのマーク変更、テニス小田 凱人がウィンブルドン優勝、タイで首相指名を巡る混乱、大相撲豊昇龍夏場所優勝&大関昇進、ニジェールでクーデター、などがありました。
福島の「処理水海洋放出計画」とザポリージャの「ロシア支配」、2か所の原子力発電所を巡る政治的・社会的緊張が、世界の関心事となりました。
一昨年の小田急・京王の車内殺傷事件で共に実刑判決が出されたが(京王は今日)、一方で大阪の関西空港線で再び刺傷事件が発生しました。車内の防犯カメラ設置は都心部では義務化、という方向に向かいそうだが、効果を疑問視する声も少なくないよう。と言ってではどうするんだ?と問われた時、実は誰も明快な答えを出せていません。出しようもない。最後は人の心の内、という事になろうが、鉄道事業者はそこまで踏み込めるものなのか?列車そのものの運行の安全、だけでなく、車内での治安はどう守るべきか。鉄道業界もその外も、改めて難しい課題を背負わされています。
祝・南阿蘇鉄道全線再開!!
********************
≪今月この一枚≫
今月後半は北海道に行ってまいりまして、JRのローカル線、特に来年廃線となる根室本線(富良野~東鹿越~新得間)、それと函館・札幌の市電に乗ってきました。「ローカル線」と書いてしまったが、全部「本線」でした。しかし、石勝線や千歳線と比較すると、やはり極度に「ローカル線化」している事は否めない、というのが正直な所でした。それらについては来月書くが、26日の帰りは初めて、LCCのスプリングジャパンに乗りました。到着は成田となるので、帰宅の足を考えて多少早い便の選択となったのだが、多少は時間があり、せっかくの好天でもあったので、わずかな時間ながら、新千歳空港の展望デッキからの撮影もやりました。その中から、韓国のT-WAY航空のA330-300をご覧いただきます。
LCCのT-WAYが、ワイドボディ機を保有しているとは思いませんでした。今はシドニーとかバンコクへの比較的長距離の路線もあり、それらで使われているようです。札幌だとそんなに長距離ではないが、それでもワイドボディ機で来るという事は、韓国人の訪日が再び増えつつある、という事でしょうか?空港ターミナル内も、夏休みに入った事で、大いに賑わっていました。一昨年正月の閑散ぶりがウソみたいでもあります。混雑しすぎも少々困るけれど、この賑わいが国内線・国際線とも続いてくれる事が、特に地方部では期待されるところだと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
SuicaとPASMOは8月2日より、記名式カードの発売も停止する事になりました(障害者向けや、青森・秋田・盛岡エリアは発売継続)。外国人向けのカードも、発売が制限されるとの事です。でも、半導体不足は東京・首都圏だけの話なのか?他地域・事業者のカードは、今のところ発売停止という情報は聞いていません。半導体供給は、鉄道事業者ではどうにもならない問題だが、とにかく早いうちの発売再開が望まれます。
《What's New》
30日 北海道西興部村「氷のトンネル」4年ぶり 1日限定公開
31日 プロ野球2軍公式戦参入公募締め切り 栃木・新潟・静岡3団体が申請
まだまだ猛暑が続きそうです。少なくとも、関東地方では。無理をしない範囲で、乗り切りましょう。私はもう歳だけれど、何とか耐えられると思っているので、8月は少々遠出(皆日帰りになるが)をする機会を増やすつもりです。今年は「青春18きっぷ」をもう1枚買う事になりそうだし、先日は東武「スペーシアX」デビュー記念で、記念の1日乗車券(2枚)も購入しました(カタログやピンバッジなどと込み)。冷房が効いた鉄道・バスを乗りまくるのは、「クールシェア」にも良いのではないか?また久々に、旅客機撮影で成田にも行く予定。宇都宮ライトレール開業という大イベントも、来月は控えています(乗るのはまだ先の予定)。乗り物ファンとして、暑さを克服した楽しい8月にしたいです。来月もよろしくお願いいたします。
№2684 JTB時刻表2023年8月号(JTBパブリッシング)
「夏をさがしに…九州へ」と表紙に書かれたJTB時刻表2023年8月号、私は北海道へのお供として、使わせて頂きました…。
表紙は、「指宿枕崎線」としか書かれていない。たぶん山川~枕崎間のどこかだろう、とは思う(地元の方ならすぐお解りなのだろうが)。
「のりもの情報局」は、「津軽鉄道 風鈴列車運行中」「えちごトキめき鉄道 『急行券Tシャツ』発売」「JTBパブリッシング 『るるぶ旅のスタンプ帳』発売中」。
「急行券Tシャツ」とは、これを着れば急行乗り放題だそうで、結構太っ腹(別に乗車券が必要)。
保存版 九州の鉄道16社カタログ
「旅名人の九州満喫きっぷ」発売中、という事もあるのか、九州の鉄道全16社が掲載されています。
九州の鉄道は、平成の30年間では九州新幹線の開業が一番大きい。令和になってからは西九州新幹線も開業。ほかでは福岡市営地下鉄七隈線と、門司港レトロ観光線の開業がありました。
全線が廃線になったのは高千穂鉄道、あとは島原鉄道の島原外港(現島原港)~加津佐間が廃線になった。平成が始まった頃は特定地方交通線の廃止や転換もあったが、今のところはどうにか、全九州レベルでは路線網が維持されていると言っても良いと思うy。ただこの数年、今頃の時期は決まって豪雨になって、運行不能に陥る路線が多数発生しています。JR九州は、日田彦山線の不通区間がBRT「ひこぼしライン」に転換される事になったし、肥薩線(八代~吉松間)も復旧のめどがまるで立たない。豊肥本線や久大本線も、この数年は被災と復旧の繰り返しになっている感があります。
そんな中で、南阿蘇鉄道の全線再開は、明るい話題になりました。JR九州など、関係する事業者や自治体などが一体となって盛り上げる事が、是非望まれます。私も今年中には乗りに行くと、宣言しておきます(年末になるかな…?)。
JR九州の影響がやはり大なのか、九州の各社では、ドーンデザイン(水戸岡 鋭治氏)デザインの車両が極めて多い。グラビアに写真として挙がっているだけでも、6者あります。以前も書いたが、九州に限った事ではないけれど、これって良い方向なのか、少々疑問を感じます。むろんそれはデザイナーのせいではなく、発注する側の発想の問題であり、もうちょっと違う、オリジナルの発想で列車をアレジメントする事も、考えられるべきではないでしょうか(「しまてつカフェトレイン」などはそうなのかと思う)。
個人的には、肥薩おれんじ鉄道と松浦鉄道は、第3セクター転換後は乗っていない。早いうちに、とは思うけれどねえ。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、15日にデビューした、「スペーシアX」。
夏の臨時列車が多数掲載されています。この3年間のうっぷんを晴らすかのごとく。
鈴鹿グランプリ(9月22~24日)の臨時列車が発表になりました。今回は特急〔鈴鹿グランプリ〕(名古屋~鈴鹿サーキット稲生間)だけ。HC85系が初めて迎えるF1になります。2往復運行されるが、1・4号は、9月22日は運行しない。両列車とも途中桑名・四日市のみ停車。全車指定席(1号のみグリーン車連結)。
「長岡まつり大花火大会」の臨時列車は、前号では掲載がなかった、えちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインの臨時列車が発表になっています。直江津は、通常の最終列車の後に出発。23時02分発と0時02分発の、共に新井行。4年前と比較すると、時刻は変わっているが、規模は同じ。日本海ひすいラインは臨時は運行なし。
「熊野大花火大会」(8月17日)は、これもHC85系は初めて迎える事になる。全体として、臨時列車の本数は4年前より増えている。特急は、4年前は〔(ワイドビュー)南紀〕の臨時として運行されていたが、今回は、花火当日に運行される列車は〔熊野大花火〕の愛称で運行される。1往復増。翌日の熊野市→名古屋間は〔南紀98号〕として運行。全車指定席(〔熊野大花火3・4・5・8号〕はグリーン車連結)だが、指定席特急券等は全て、花火大会当日の7時より発売。
グラビア特集(「巻頭カラーページ」と記載)連動企画として、島原鉄道と熊本電気鉄道の全線・全列車の時刻が掲載になっています。
島原鉄道はついに、急行がなくなってしまった…。島原港(当時は島原外港)~加津佐間廃止の時に、1時間位の間隔で設定されていたのに、ダイヤ改正の度に減っていきました。現在は基本的に、日中は諫早発毎時29分本諫早行・48分島原港行のパターンダイヤで運行されている。諫早~島原港間は森山・神代・島原船津で交換するダイヤ。西九州新幹線との乗り継ぎの便は、本諫早折返しはまだ良いが、島原方面となると、基本的にはあまり良くない。対武雄温泉(博多)方面だと30分前後の乗り継ぎ時間があり、10分程度ですぐ、というのは少ない。下り最終島原船津行の諫早発は21時53分発だが、接続する〔かもめ57号〕は、21時25分着になる(武雄温泉21時06分発・博多20時00分)。上り初発島原船津5時44分発は諫早に6時58分に到着、この列車は8分で〔かもめ4号〕への乗り換えが可能と思われる。武雄温泉7時27分着・博多8時36分着(「新幹線との乗り換えに必要な標準時分」には、島原鉄道の記載はない)。
熊本電鉄は、基本的な運行形態はずっと変わりがない。金・土曜のみ運転の藤崎宮前発23時30分発は、折り返しも藤崎宮前0時01分発北熊本行として営業がある。回送電車でもいいんじゃないの?と思うが、始発駅を日付が変わってからの出発とは、中小私鉄としては破格のダイヤ。
会社線は、ゆいレールの8月13日改正ダイヤを掲載しています(平日ダイヤの朝夜のみ)。てだこ浦西→那覇空港の初発を繰り上げ。てだこ浦西発が5時20分、那覇空港着は5時58分(現行は6時16分着)となって、7時過ぎに出発する航空便の利用に、余裕が生まれる事になります。
(現行の航空ダイヤは、東京(羽田)行は7時15分(SKY・JAL)、成田行は6時40分(APJ)、大阪(伊丹)行は7時05分(JTA)、関空行は7時05分(JTA)、福岡行は7時10分(JTA)の出発)
この他3両編成を導入するが、平日の輸送力の見直しも行うとしています(詳細はゆいレール公式WEBでもまだ発表になっていない)。
また上田電鉄の臨時ダイヤ(7月29日「うえだわっしょい」・8月5日「信州上田大花火祭」)も掲載。20時台以降が臨時ダイヤとなるほか、通常は土休日運休となる3往復を運行。
本文
花咲線(根室本線)は8月1日~9月30日の2か月間、座席指定車両を連結した列車を運行。
下りは普通列車5627D(釧路8時21分発)を9627D〔地球探索鉄道号〕として運行。
上り快速〔はなさき〕(3628D・根室11時03分発)を、〔快速はなさき〕(9628D)として運行。
上下とも時刻の変更はないが、定期列車を運休、その時刻で臨時列車を運行する形態になる。
なおJR北海道のリリースに拠れば、対象列車は2両編成で運行される(キハ40「森の恵み」+キハ54)が、1両がまるまる指定席車、ではなく、キハ40形の内の、海側のボックス席を指定席として発売する形態になる。指定券は「みどりの窓口」での事前の購入が必要で、車内では指定券は発売しない。「花咲線」区間では「みどりの窓口」があるのは釧路・厚岸・根室のみだが、その他の駅から利用したい場合は、あらかじめ発売場所で購入しておくように、としている。
今号では、山陰本線(長門市~小串間)と美祢線の不通については、一切掲載がない。越美北線は今日全線で運行を再開したとの事で、何より。
会社線では、3年前から予告されていた、三島~横浜・羽田(エアポートガーデンズ)・新木場間の高速バスが、21日よりついに運行を開始しました。東海バス・伊豆箱根バスと、ウィラーエクスプレスの3社共同運行で、1日3往復。
(起点の三島大場とは、伊豆箱根鉄道大場駅・本社に隣接する伊豆箱根バス三島営業所だが、乗り場は駅からやや離れた大場川沿いになるようなので注意か)
西武は、7月1日より特急料金・拝島ライナーの料金を改定(値上げ)。特急料金は池袋~西武秩父間710円→900円・西武新宿~本川越間500円→600円など。拝島ライナー料金は300円→400円(S-TRAINは変更しない)。
前号のところで「今号のグラビアに掲載か?」と書いてしまった宇都宮ライトレールが、8月26日に開業します。だから前日25日発売予定の、次号9月号、かな?それと、「ひこぼしライン」の時刻も掲載になるはずです。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
27日 欧州中央銀行 金利0.25%引き上げ 去年7月から9回連続
28日 最低賃金 全国平均41円引き上げ 初の1000円超え
29日 林外務大臣 スリランカ外相と会談 債務問題解決のプロセス支援を表明
表紙は、「指宿枕崎線」としか書かれていない。たぶん山川~枕崎間のどこかだろう、とは思う(地元の方ならすぐお解りなのだろうが)。
「のりもの情報局」は、「津軽鉄道 風鈴列車運行中」「えちごトキめき鉄道 『急行券Tシャツ』発売」「JTBパブリッシング 『るるぶ旅のスタンプ帳』発売中」。
「急行券Tシャツ」とは、これを着れば急行乗り放題だそうで、結構太っ腹(別に乗車券が必要)。
保存版 九州の鉄道16社カタログ
「旅名人の九州満喫きっぷ」発売中、という事もあるのか、九州の鉄道全16社が掲載されています。
九州の鉄道は、平成の30年間では九州新幹線の開業が一番大きい。令和になってからは西九州新幹線も開業。ほかでは福岡市営地下鉄七隈線と、門司港レトロ観光線の開業がありました。
全線が廃線になったのは高千穂鉄道、あとは島原鉄道の島原外港(現島原港)~加津佐間が廃線になった。平成が始まった頃は特定地方交通線の廃止や転換もあったが、今のところはどうにか、全九州レベルでは路線網が維持されていると言っても良いと思うy。ただこの数年、今頃の時期は決まって豪雨になって、運行不能に陥る路線が多数発生しています。JR九州は、日田彦山線の不通区間がBRT「ひこぼしライン」に転換される事になったし、肥薩線(八代~吉松間)も復旧のめどがまるで立たない。豊肥本線や久大本線も、この数年は被災と復旧の繰り返しになっている感があります。
そんな中で、南阿蘇鉄道の全線再開は、明るい話題になりました。JR九州など、関係する事業者や自治体などが一体となって盛り上げる事が、是非望まれます。私も今年中には乗りに行くと、宣言しておきます(年末になるかな…?)。
JR九州の影響がやはり大なのか、九州の各社では、ドーンデザイン(水戸岡 鋭治氏)デザインの車両が極めて多い。グラビアに写真として挙がっているだけでも、6者あります。以前も書いたが、九州に限った事ではないけれど、これって良い方向なのか、少々疑問を感じます。むろんそれはデザイナーのせいではなく、発注する側の発想の問題であり、もうちょっと違う、オリジナルの発想で列車をアレジメントする事も、考えられるべきではないでしょうか(「しまてつカフェトレイン」などはそうなのかと思う)。
個人的には、肥薩おれんじ鉄道と松浦鉄道は、第3セクター転換後は乗っていない。早いうちに、とは思うけれどねえ。
特集のページ
「NEWS」の4文字は、15日にデビューした、「スペーシアX」。
夏の臨時列車が多数掲載されています。この3年間のうっぷんを晴らすかのごとく。
鈴鹿グランプリ(9月22~24日)の臨時列車が発表になりました。今回は特急〔鈴鹿グランプリ〕(名古屋~鈴鹿サーキット稲生間)だけ。HC85系が初めて迎えるF1になります。2往復運行されるが、1・4号は、9月22日は運行しない。両列車とも途中桑名・四日市のみ停車。全車指定席(1号のみグリーン車連結)。
「長岡まつり大花火大会」の臨時列車は、前号では掲載がなかった、えちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインの臨時列車が発表になっています。直江津は、通常の最終列車の後に出発。23時02分発と0時02分発の、共に新井行。4年前と比較すると、時刻は変わっているが、規模は同じ。日本海ひすいラインは臨時は運行なし。
「熊野大花火大会」(8月17日)は、これもHC85系は初めて迎える事になる。全体として、臨時列車の本数は4年前より増えている。特急は、4年前は〔(ワイドビュー)南紀〕の臨時として運行されていたが、今回は、花火当日に運行される列車は〔熊野大花火〕の愛称で運行される。1往復増。翌日の熊野市→名古屋間は〔南紀98号〕として運行。全車指定席(〔熊野大花火3・4・5・8号〕はグリーン車連結)だが、指定席特急券等は全て、花火大会当日の7時より発売。
グラビア特集(「巻頭カラーページ」と記載)連動企画として、島原鉄道と熊本電気鉄道の全線・全列車の時刻が掲載になっています。
島原鉄道はついに、急行がなくなってしまった…。島原港(当時は島原外港)~加津佐間廃止の時に、1時間位の間隔で設定されていたのに、ダイヤ改正の度に減っていきました。現在は基本的に、日中は諫早発毎時29分本諫早行・48分島原港行のパターンダイヤで運行されている。諫早~島原港間は森山・神代・島原船津で交換するダイヤ。西九州新幹線との乗り継ぎの便は、本諫早折返しはまだ良いが、島原方面となると、基本的にはあまり良くない。対武雄温泉(博多)方面だと30分前後の乗り継ぎ時間があり、10分程度ですぐ、というのは少ない。下り最終島原船津行の諫早発は21時53分発だが、接続する〔かもめ57号〕は、21時25分着になる(武雄温泉21時06分発・博多20時00分)。上り初発島原船津5時44分発は諫早に6時58分に到着、この列車は8分で〔かもめ4号〕への乗り換えが可能と思われる。武雄温泉7時27分着・博多8時36分着(「新幹線との乗り換えに必要な標準時分」には、島原鉄道の記載はない)。
熊本電鉄は、基本的な運行形態はずっと変わりがない。金・土曜のみ運転の藤崎宮前発23時30分発は、折り返しも藤崎宮前0時01分発北熊本行として営業がある。回送電車でもいいんじゃないの?と思うが、始発駅を日付が変わってからの出発とは、中小私鉄としては破格のダイヤ。
会社線は、ゆいレールの8月13日改正ダイヤを掲載しています(平日ダイヤの朝夜のみ)。てだこ浦西→那覇空港の初発を繰り上げ。てだこ浦西発が5時20分、那覇空港着は5時58分(現行は6時16分着)となって、7時過ぎに出発する航空便の利用に、余裕が生まれる事になります。
(現行の航空ダイヤは、東京(羽田)行は7時15分(SKY・JAL)、成田行は6時40分(APJ)、大阪(伊丹)行は7時05分(JTA)、関空行は7時05分(JTA)、福岡行は7時10分(JTA)の出発)
この他3両編成を導入するが、平日の輸送力の見直しも行うとしています(詳細はゆいレール公式WEBでもまだ発表になっていない)。
また上田電鉄の臨時ダイヤ(7月29日「うえだわっしょい」・8月5日「信州上田大花火祭」)も掲載。20時台以降が臨時ダイヤとなるほか、通常は土休日運休となる3往復を運行。
本文
花咲線(根室本線)は8月1日~9月30日の2か月間、座席指定車両を連結した列車を運行。
下りは普通列車5627D(釧路8時21分発)を9627D〔地球探索鉄道号〕として運行。
上り快速〔はなさき〕(3628D・根室11時03分発)を、〔快速はなさき〕(9628D)として運行。
上下とも時刻の変更はないが、定期列車を運休、その時刻で臨時列車を運行する形態になる。
なおJR北海道のリリースに拠れば、対象列車は2両編成で運行される(キハ40「森の恵み」+キハ54)が、1両がまるまる指定席車、ではなく、キハ40形の内の、海側のボックス席を指定席として発売する形態になる。指定券は「みどりの窓口」での事前の購入が必要で、車内では指定券は発売しない。「花咲線」区間では「みどりの窓口」があるのは釧路・厚岸・根室のみだが、その他の駅から利用したい場合は、あらかじめ発売場所で購入しておくように、としている。
今号では、山陰本線(長門市~小串間)と美祢線の不通については、一切掲載がない。越美北線は今日全線で運行を再開したとの事で、何より。
会社線では、3年前から予告されていた、三島~横浜・羽田(エアポートガーデンズ)・新木場間の高速バスが、21日よりついに運行を開始しました。東海バス・伊豆箱根バスと、ウィラーエクスプレスの3社共同運行で、1日3往復。
(起点の三島大場とは、伊豆箱根鉄道大場駅・本社に隣接する伊豆箱根バス三島営業所だが、乗り場は駅からやや離れた大場川沿いになるようなので注意か)
西武は、7月1日より特急料金・拝島ライナーの料金を改定(値上げ)。特急料金は池袋~西武秩父間710円→900円・西武新宿~本川越間500円→600円など。拝島ライナー料金は300円→400円(S-TRAINは変更しない)。
前号のところで「今号のグラビアに掲載か?」と書いてしまった宇都宮ライトレールが、8月26日に開業します。だから前日25日発売予定の、次号9月号、かな?それと、「ひこぼしライン」の時刻も掲載になるはずです。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
27日 欧州中央銀行 金利0.25%引き上げ 去年7月から9回連続
28日 最低賃金 全国平均41円引き上げ 初の1000円超え
29日 林外務大臣 スリランカ外相と会談 債務問題解決のプロセス支援を表明
№2683 北海道の旅 帰ってきました 今日は写真のダイジェストだけ
4日間更新をお休みして、すみませんでした。
日曜日の午後から今日まで北海道に行って、JRのローカル線(特に来年の廃線が決定した根室本線)を中心に乗ってきました。今日は羽田でなく成田空港に着いて、20時前に我が家に帰ってきたところです。
疲れて駄文レベルすら書く気力がないので、今回はダイジェストで写真を並べるだけにして、来月改めて書きたいと思います。
7月23日(日)
ANA 羽田発函館便
7月24日(月)
函館市電(函館市企業局交通部) 「転スラ」ラッピング
函館本線 然別駅
7月25日(火)
室蘭本線 追分駅
根室本線 東鹿越駅
7月26日
札幌市電(札幌市交通事業振興公社) 「シリウス」
スプリングジャパン 新千歳発成田便
「ローカル線」と書いちゃったけれど、JRは皆本線、あるいは本線に近い性格の路線ばかりになりました。でも「本線」の方がローカル色が濃くなっているようでした。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
この4日間の間、山手線の大型トラブルもあったが、一方で鶴見線のE131系導入(新車とは思わなかった。国有化以降は初?)や、東急東横線「Q SEAT」の8月スタートが発表になりました(副都心線からの営業かと思ったが、渋谷始発の急行)。№2674で湘南モノレールの「青ブタ」コラボ企画について書いた時、「記念乗車券やグッズ類の販売はない模様」と書いたが、24日になって、8月5日に記念乗車券やグッズ類の発売を行うと発表しました。今回は湘南深沢駅に近い本社で、8時00分~12時00分。支払いは現金またはPayPay(LINEPAY)。6日以降に発売があるのかは不明(5日で売り切れればそれまでだろうが)。
《What's New》
23日 ユネスコ無形文化遺産「吉弘楽」 4年ぶり 大分・国東で一般公開
24日 大阪「天神祭」 4年ぶり 通常規模で開幕
25日 都市対抗野球 トヨタ自動車 7年ぶり2回目優勝
26日 全国知事会議 「山梨宣言」とりまとめ 子ども・子育て政策強化の取り組み推進
日曜日の午後から今日まで北海道に行って、JRのローカル線(特に来年の廃線が決定した根室本線)を中心に乗ってきました。今日は羽田でなく成田空港に着いて、20時前に我が家に帰ってきたところです。
疲れて駄文レベルすら書く気力がないので、今回はダイジェストで写真を並べるだけにして、来月改めて書きたいと思います。
7月23日(日)
ANA 羽田発函館便
7月24日(月)
函館市電(函館市企業局交通部) 「転スラ」ラッピング
函館本線 然別駅
7月25日(火)
室蘭本線 追分駅
根室本線 東鹿越駅
7月26日
札幌市電(札幌市交通事業振興公社) 「シリウス」
スプリングジャパン 新千歳発成田便
「ローカル線」と書いちゃったけれど、JRは皆本線、あるいは本線に近い性格の路線ばかりになりました。でも「本線」の方がローカル色が濃くなっているようでした。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
この4日間の間、山手線の大型トラブルもあったが、一方で鶴見線のE131系導入(新車とは思わなかった。国有化以降は初?)や、東急東横線「Q SEAT」の8月スタートが発表になりました(副都心線からの営業かと思ったが、渋谷始発の急行)。№2674で湘南モノレールの「青ブタ」コラボ企画について書いた時、「記念乗車券やグッズ類の販売はない模様」と書いたが、24日になって、8月5日に記念乗車券やグッズ類の発売を行うと発表しました。今回は湘南深沢駅に近い本社で、8時00分~12時00分。支払いは現金またはPayPay(LINEPAY)。6日以降に発売があるのかは不明(5日で売り切れればそれまでだろうが)。
《What's New》
23日 ユネスコ無形文化遺産「吉弘楽」 4年ぶり 大分・国東で一般公開
24日 大阪「天神祭」 4年ぶり 通常規模で開幕
25日 都市対抗野球 トヨタ自動車 7年ぶり2回目優勝
26日 全国知事会議 「山梨宣言」とりまとめ 子ども・子育て政策強化の取り組み推進