№2643 高松・徳島・高知 春の四国路 4〔終〕.JAL496 マスクは?
名残惜しいが、帰りは高知から空路です。
調べてみたら、高知空港から帰るのは、実に19年ぶりでした。そんなに乗っていなかったんだ。この間、高知は訪ねていても、その後陸路で高松や松山に向かっていたので、高知からの航空便は乗っていなかったのでした。
空港バス。この日は高知駅から乗った。14時50分発のとさでん交通便。このセレガGJです。何しろ「高知22き」。
車内の様子。羽田便接続とあってか、はりまや橋からの乗車が多かった。
空港バスは大半の便が、葛島から高知東部自動車道経由になっていました。高知駅からだと40分弱。
空港到着。
この路線は、今は高知駅前観光との共同運行…なのだが、とさでん交通のWEBには、とさでん交通便しか記載がない。逆に駅前観光のWEBにも、とさでん便は記載されていない(葛島はとさでん便のみ停車)。この辺はちょっと、両社とも考えて欲しい。
空港ターミナル。ターミナル前に待機しているのは駅前観光便。
1F到着階のコンコース。
4月からの朝ドラ「らんまん」がここを舞台にしている、という事で、総合案内所にはこんなポスターも。
(この後JR四国の2700系にも、ラッピングが出たらしい)
坂本 龍馬像。何年たっても、高知の英雄。
2Fの、JALのカウンター。
…にはこの通り、今日からの「マスク着用自主判断」移行に関する告知が貼られていました。カウンターのスタッフは皆、まだマスク着用。
それはいいが、羽田からの到着便の遅れのため、出発も40分の遅れになるという。高知の天気は回復、空港上空は快晴になって正直少々恨めしくもあったが、関東地方はそれどころではなく、かなり天気が荒れて、航空便にも相当影響が出ているらしい。先に到着するはずのANA便も、大幅遅延になっている。
(高知からのJAL便はハワイアン航空との共同運航)
展望デッキ。アンパンマンが描かれている。アンパンマンだって、高知の「ヒーロー」だ!?
先に羽田から、ANA565便(A321)が来た。1時間以上の遅れ。この便の着陸を待つFDAは、小牧行の346便。
JAL495便も、40分の遅れで着陸。
羽田から来て、折り返しも羽田行きの2機が並ぶ。これを見て、保安検査場に向かう。
2Fの出発ロビー。
出発案内。羽田行きはANAもJALも、大幅な遅れが予告されている。
保安検査場は、2社の羽田便(+ANAの伊丹便)が相次いで出発するとあれば、行列が長い。グランドスタッフは2社ともテンテコマイの様子。
行列を見た感じでは、9割以上はマスク着用、だったかな…?カレシ着用・カノジョ非着用のカップルもいた。
待合室は、こんな感じで混雑している。トイレも、特に女子は外まで行列ができていた。
搭乗開始。スーツ姿は少なかった。スタッフはANAも含めて、検査場の内も外も皆マスク着用、だった。
機内は「SKY NEXT」仕様、ピンク色の照明は、桜のイメージだったのだろうか?
結局、48分遅れで出発。本来、こちらより早く出発するはずのANA568便は、聞き洩らしたけれどなんかあったらしくて、出発がさらに遅れるようだった。
スタッフが見送ってくれます。R/W32へ。
離陸。ちょっとぼやけてしまっているかなあ?バスで通ってきた、高知東部自動車道を見ます。
右旋回。ごめんなはり線の高架線を見る。
高知空港の全景を見る。ANA便もようやく出発、になりそうだ。
夜須町。
高知県から徳島県へ。室戸岬が見えます。
しかしやがて雲が広がって、しばらく下界は何も見えなくなる。
離陸から14分で、ベルトサイン消灯。
キャプテンアナウンスに拠れば、羽田は寒冷前線通過による悪天候だったそうだ。13分後にはもうベルトサインが再度点灯する予定、とも。東の方は、まだ天候が不安定そうだ。
キャビンの様子。
ドリンクサービスが回ってきて、コーヒーをもらう。空港で買った菓子を食するが、ボロボロになってみっともなくなってしまったのは、ゴメンナサイ。
CAは皆マスク着用だし、サービスの際は手袋も付けていた。このサービス終了の直後、予告通りベルトサイン点灯。
日が暮れて、窓の外はオレンジ、というか紫色、というか、不思議な光景。眼下は雲がなくなってきた。
神津島。
三宅島と、その向こうは御蔵島だろうか。
房総半島へ。もうかなり暗くなり、町明かりがきれい。
機内の様子。モニターはデータを表示(この後収納される)。
ところが、一旦羽田から遠ざかる形で右旋回していく。羽田の混雑のため、つまりは着陸の順番待ちという事だ。再度房総半島上空へ。
千葉付近から東京湾上空へ。右に幕張。
TDR。このルートだと、着陸はB滑走路のR/W22のようだ。
もう夜ゆえぶれてしまって申し訳ないが、東京スカイツリー。
さらにブレが酷いが、東京タワーも。
東京ゲートブリッジ。
R/W22に着陸。国際線ターミナル付近には、カンタスのA330の姿が見えた。
A滑走路を横断して、ターミナルに向かう。国際線ターミナル。路面が濡れていて、水たまりになっている所も見られた。
結局、49分の遅れで、南ウィング5番スポットに到着。ヤレヤレ。自分はここで旅が終わりだからいいけれど、乗り継ぎのお客さんはどうするんだろう。「青森行のお客さまー」というアナウンスが聞こえてきた。
降機はもう、ソーシャルディスタンスどうのこうのとは言わない。
搭乗待合室の賑わい。ちなみに次は北九州行377便、19時00分発に変更、らしいが、この時刻でも出発はできないはずだ。
バゲージクレームは、結構大勢の旅客が待っていた。
到着便の表示。大幅に遅れて到着した便が大半だが、逆に早く着いた便も、いくつか見られる。
帰りは京急線乗り継ぎ。京急蒲田まで乗ったエアポート急行は京成3042F、「桜に染まるまち、佐倉」のマークを付けていた。
こうしてどうにか、帰ってきました。高知がもう少し早く晴れてくれれば…とも思うが、それは贅沢でしょう。高松が快晴でことでんもバスも撮影できたし、JRのローカル列車にも乗る事が出来て、満足できる3日間だったと思います。
「マスク着用自主判断」の初日は、高知の町も電車もバスも、そして空港も飛行機の機内も、まだ大半の人々が、立場は違ってもマスク着用、と見えました。ただ、それ以外は、パンデミックより前の姿に戻ってきているとも感じました。もう後戻りはできない。1日も早く、もっともっと楽しく旅ができる日が戻ってきて欲しい、改めて願います。
この2週間後、今度は東北に行きます。「青春18きっぷ」3日分使って、JRのローカル線を訪ねます。途中〔こまち〕〔とき〕の力を借りねばならぬところもあったが。また、かねてから乗りたいと書いていた、秋田内陸縦貫鉄道も乗ります。早速、次回更新から書きます。
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