№2648 私鉄名車列伝 154.西武鉄道2000系(1)

「私鉄名車列伝」、今回は西武鉄道2000系です。1977(S52)年、新宿線向けの通勤車として製造された、4ドア通勤車です。
 西武ではこの2000系デビュー後もしばらくは101系、後に3000系と3ドア車の製造が続いて3・4ドア車の併用が続いたが、2000系は結果的に、現代の西武通勤車の基礎になったと言えます。

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車体:当時の西武は、他社に先駆けて10連の列車の運行が始まっていた事もあって、3ドア車でもラッシュ輸送に対応できていた。しかし当時の新宿線の各駅停車は6両編成が限界であり、乗降時間短縮を狙って4ドアとなったものである。戦後間もなく一時期使用された、国鉄の事故車割り当ての初代401系以来で、自社新造では初、またカルダン駆動でも初となった。また、初めてレモンイエローの単色を採用。1300㎜幅のドアを片側に4か所、その間にバランサー付きの2段サッシの窓を2つ並べるスタイルで、戸袋窓は省略された。正面は貫通扉が設けられたが、分割・併合運用は考慮されていない。上部には種別幕・行先表示幕の他、もう一つ運行番号の表示を想定した幕が用意されたが、実際には使用された事はない。
機器:界磁チョッパ制御・電気指令式ブレーキはいずれも、西武では初採用となった。主電動機の出力は101系(150kw)より低い130kw。ぺデストリアル台車を履いている。
運転席:運転席は一般的な2ハンドルマスコン、計器類はコンパクトにまとめられている。バケットシートが採用され、運転士の居住性が向上している。前面窓はパノラミックウインドウが採用された。
車内:車内はオーソドックスな通勤車のスタイル、座席の袖仕切りが握り棒、荷物棚と一体になった。座席は一人当たりの幅101系より35㎜広い435㎜となり居住性が向上した。モケットはレンガ色、化粧板も当初は茶系で、クラシックな印象を与える。天井にはラインデリアを装備している。貫通路は狭幅となった。

 当初は西武新宿~田無間の各駅停車専用と位置付けられ、6連のみが製造され続けたが、8連運転開始に伴い、6連2編成の中間車ユニットを他編成に転用して組み込み、8連4編成を組成した。残存の先頭車は新造車のMc車と組み、増結用の2連を製作している。長編成組成のため、先頭部は電気連結器に交換された。1983(S58)年まで4次に渡って、106両が製造されている。

 1988(S63)年に田無駅構内で発生した追突事故では、合計16両の廃車が発生し、5次車16両が代替車両として新造された。既に「2000N系」が製造過程にあったため、全体的な仕様は在来車両に基づいているものの、機器類は「2000N」に準じたものになった。外観的には、通風機がグローブ型から箱型になった事が大きな相違点である。2000系は5次にわたり、合計122両全車が西武所沢工場で製造された。

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 1999(H11)年より、更新工事が継続して行われた。主な点として、先頭部にスカート取り付け、パンタグラフをシングルアーム式に交換、側面に行先表示装置を新設、座席をバケットシート化し、車内の化粧板を交換、先頭車に車いすスペース設置、などがあげられる。8連は後にパンタグラフの数が半分に削減(1ユニット2基→1基)された。さらに5次車の更新は101系ワンマン車に準じたものとなり、座席はブルー系となったほか、ドア上部にLED表示器を設置した。行先表示装置は後に3色LED、さらにフルカラーLEDに交換された車両も存在する。
 新製から現在に至るまで、一時的な貸し出しや野球輸送による乗り入れ以外は、一貫して新宿線系統で運用され続けたが、2015(H27)年より本格的な老朽取り替えが始まった。2022(R4)年4月1日現在では38両にまで減少しており、後に8連は消滅している。


【編成】
←西武新宿方     本川越・拝島方→
 Tc1 2001 - *M1 2101* - M2 2101 - *M3 2101* - M4 2101 - Tc2 2001
 *Mc 2401* - Tc2 2401
 Tc1 2001 - *M1 2101 - M2 2101 - *M3 2101 - M4 2101 - *M5 2101 - M6 2101 - Tc2 2001

(* パンタグラフ(8連は削減後))

 2000系がデビューした1977(S52)年、20m級通勤車を導入していた他事業者は既に、4ドアを基本としていました。国鉄は101・103系がとっくに主力の座についていたし(横浜線や南武線などでは73系がまだ残っていた)、私鉄でも東武は8000系、小田急は2600系に始まって5000系、東急も8000系が主役になりつつありました。京王や相鉄も、車両の大型化と同時に4ドア車を導入していた。関西でも近鉄や南海は4ドア車が中心になっていた。だから西武の4ドア導入は確かに、相当遅い方だったとは言えます。しかも1983(S58)~1987(S62)年の4年間は、4ドア車の導入が一時中断します。平成の世になるのと前後して、一部の鉄道事業者では混雑緩和対策として、5ドア・6ドアと言った多扉車を使用する事になるが、西武において、導入当時の2000系は似たような性格の位置づけ、だったのかも知れません。

今回の記事は
「鉄道ピクトリアル1992年5月臨時増刊号 【特集】西武鉄道」「同2002年4月臨時増刊号 【特集】西武鉄道」「同2013年12月臨時増刊号 【特集】西武鉄道」(鉄道図書刊行会)
「DJ鉄道ダイヤ情報2011年2月号」「同2019年6月号」「西武鉄道の世界」「新しい西武鉄道の世界」(交通新聞社)
「私鉄車両年鑑2022」(イカロス出版)等
を参考にさせて頂きました。


 次回は京王電鉄、「京王ライナー」「Mt.TAKAO」で活躍する、5000系(2代目)の予定です。

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《What's New》
24日 米フロリダ州デサンティス知事 岸田首相と会談
25日 米バイデン大統領 来秋大統領選挙 立候補表明

 今日は福知山線の事故から18年でした。毎年同じ事しか書けないが、私の立場としては、亡くなられた方々の冥福をお祈りする、それだけです。鉄道先進国のはずの日本で二度と、一度に100人も犠牲になるような事故など、起こらぬよう。

№2647 東北へ ローカル線乗り歩きの旅 3〔終〕.全線再開 只見線へ

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 只見線は、2011(H23)年7月の水害で、越後川口~只見間が長期間にわたって不通となりました。JR東日本でも屈指の閑散路線であり、存続か廃止かで揺れていたが、同区間は福島県が線路施設を保有する「上下分離方式」で存続させることが決まり、昨年10月1日、11年ぶりに全線の運行が再開しました。
 最初は去年の冬にでも早々に乗りに行こうかと考えていました。しかし、むろん自らの懐具合や腰痛もあったのだが、加えて運行ダイヤの問題がありました。全線通しは1日3往復しかない上、初列車は上下とも始発が6時台と早すぎ、2番目の午後の列車は終着が17時を過ぎるので、冬場だと後半は真っ暗になってしまうのです。せっかく乗るのだから全区間で車窓を楽しみたいと、春先まで待つ事としたのでした。
 只見線もまた、何十年ぶりだろう、という位時が経ってしまいました。ほぼ初乗りに近い、かも知れません。再開区間も含め、現状はどうなっているのだろうか。

 3月13日(月)

 コロナ禍も相変わらず大変だが、加えて「鳥インフルエンザ」から来る卵不足もまた深刻で、それはこの朝、さっそく現れていました。大手チェーンのホテルなのに、朝食に卵料理がなかった。
 今日は前日までとは一転、快晴。

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 今朝の出発は名取から。574Mの福島行。交流電化区間の普通列車では今回初めて、701系以外の電車になりました。

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 もうすぐ桜が見事だ、という船岡で、EH500の貨物列車と行違う。

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 目の前に、白き蔵王の山々。

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 貝田を過ぎて、左手には福島の町が見えてきた。

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 3月と言うのに白き峰々。

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 福島発郡山行1130M。また701系。

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 福島~郡山間は、2日前にも乗っている。この位晴れてくれていたらなあ。桜と雪山、本当にこれぞ東北、と思う。

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 雲がかかっているが、正面には磐梯の山々も。

 郡山では時間があり、駅前でバスを撮る機会を作れました。次の本体の更新時には出せると思います。

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 11時15分発、磐越西線普通1227M。E721系の2連で、ワンマン運転。磐越西線(郡山~会津若松間)は2019(R元)年6月に乗っていて、№2024で書いています。あの時は曇天だった。

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 かつての中山宿駅は、スイッチバック式。ホームへの取り付け部。

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 ホームが今でも残っています。

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 猪苗代湖畔駅は、まだ残っている。

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 目の前に、磐梯山が現れる。

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 沿線は、ごく普通の田園地帯。

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 会津若松の町が見えてきた。郡山は快晴だったのに、ここはまた、曇天模様になってきた。

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 会津若松到着。

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 到着したホームは頭端式だが、只見線ホームへは、跨線橋を渡っていく。只見線や磐越西線の写真のポスターが並べられていた。

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 いよいよ只見線、427D。キハE120-8+キハ110-214の2連。2連だが、只見まではワンマン運転。
 車内は観光客も少なくないと見えた。観光の雑誌を読んでいるグループも。

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 阿賀川を渡る。しばらくは比較的平坦。

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 左手にも、白き山々が見える。

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 会津坂下までは、案外長い直線区間も見られる。が、スピードは出ない。

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 山間部にかかって、会津柳津。只見線では主要駅の一つのはずだが、無人駅で棒線化されている。が、ハッピを着た人々が手を振っている。どうやら観光の団体が乗っていて、下車した会津宮下の駅前には、福島交通のエアロエースの姿があった。

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 いよいよ只見川。

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 滝も見られる。

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 チラホラ雪が見えるようになってきた。

 14時58分、会津川口到着。ここで31分停車。

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 会津川口駅。

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 時刻表。只見側は3本、会津若松方も6本しかない。初発の会津若松行422Dのみ、車掌が乗務。

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 駅からは、会津バスの大芦への路線があります。1日3往復だが、土休日も走るのは、今時大したものではないですか。元日も、日中の1往復は運行。
 バス路線は、(他社を含めても)他にはない。完全な落下傘路線。

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 ここで、小出発の430Dと行違う。向こうはキハ120形のみ2連。

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 会津川口を出発、いよいよ再開区間。

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 只見川を渡るトラス橋、この手前が被災区間だったようで、真新しい。

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 只見川。

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 本名駅。再開区間の中間駅は皆、ホームは1両分しかない。

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 また真新しい、復旧区間。バラストとコンクリ枕木がまぶしいくらい。

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 会津越川駅。

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 会津横田駅は、ホームは簡素だが、かつては貨物を扱っていたらしく、構内が割と広い。シェルターがあるが、ポイントを雪から守っていたのだろうか。

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 新線同様の、復旧区間。

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 会津大塩。駅付近には人家がない。

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 沿線は、雪が増えてきた。

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 キハ110の車内の様子。やはり只見線目当ての旅行者が多いのか。大きめの荷物が目立つ。

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 滝ダムが造った、ダム湖。

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 会津塩沢。ここもバラストは新しい。

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 川は渡らないが、只見川沿いにかかる鉄橋。

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 を渡って、さらに只見川の右岸を登っていく。この辺も豪雨でかなりやられていたようだ。

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 会津蒲生駅。再開区間に位置する駅を全部、後方から撮影してみたが、どこも短いホームに小ぢんまりした待合室があるのみ。確か、これらの駅での乗降は、全くなかったはず。

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 特徴ある尖がった山は、蒲生岳。標高828mだそう。

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 只見が近づき、ようやく、町らしき町が見えてきた。

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 16時21分、只見到着。ここで10分停車。

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「おかえり只見線」の横断幕が、まだ残っている。

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 只見駅の駅舎。案の定、窓口は閉まっている(駅員はいる)。

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「おかえり」どころか、開通までのカウントダウンのサインも残っていて、しかも再開されてからの日数を、逆にカウントしている。この数字がいつまでも増え続ける事を、願うのみ。
 右のバス停は、時刻表には掲載がないが、会津鉄道の会津田島駅に行く、「自然首都・只見号」というバス(といってもワゴン車)のものらしい。会津田島まで約1時間20分、〔リバティ会津〕に乗り継ぐと、浅草まで約5時間となるようだ。1日2往復。

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 駅舎内には、「只見線ギャラリー」という展示コーナーも。ペットボトルのキャップで作られたキハE120形のイラストも。
 
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 ホームの駅名標は、小出側は新しく「大白川」と書かれている。
 意外だが、ここから小出側は、車掌が乗務する。しかも2人だ(一人は見習い?)。

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 かつての田子倉臨時駅のホームが、まだ残されている。

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 沿線は雪がかなり残っている。

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 新潟県に入り、大白川で434Dと行違う。向こうは、大白川から会津若松まで、最終列車という事になる。キハ110の単行だが、やはり車掌が乗っていた。そういえばホームには、ワンマン運転につきもののミラーがない。

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 越後の雪山。

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 大白川~入広瀬間にあった柿ノ木駅も廃止になり、入広瀬駅の駅名標も書き替えられている(駅の跡は、見落とした)。

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 新潟県側に入っても、駅付近以外の人家は少ない。やはり豪雪地帯、だからか、山を下って行っても、雪は消えない。

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 上越国境の山々、だろうか。

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 17時47分、小出に到着しました。途中長時間停車の駅があった事もあるが、会津若松からここまで、4時間42分かかりました。
 やはり、3月まで待ってよかった。冬場だと、大白川から先は真っ暗になっていたはず。

 427Dは、最後まで乗り通した旅行者も少なくなかったようで、まだ良かった。
 しかし、折り返しの大白川行き8436D、乗客の姿は、あった…?

 こうして、ついに只見線全線、再びの全区間完乗が叶いました。
 普通の平日だったが、春の旅行シーズン+「青春18きっぷ」シーズンという事で、旅行者が少なくなかった事は、プラスではあるだろうと思います。ただ、やはり沿線の住民の日常生活の一部に、只見線を組み込めるのか、それが大きな課題であり続けるのは、間違いないです。今回乗った印象では、ある程度日常の利用がありそうなのは会津若松~会津坂下間くらいで、それ以外の区間、特にやはり再開区間である会津川口~只見間は、正直どうなのかな、という印象はありました。ただ全線運転再開バンザイ、だけではなく、いかに意識と熱意を、只見線の存続・運営に注ぎ込めるか、が、今後沿線の住民にも、JR東日本にも、関係する自治体も、そして今回、再開区間を保有する事になった福島県にも問われる事だろうと思います。これは何も只見線に限らず、今回の旅で乗った陸羽東線や秋田内陸縦貫鉄道など、全てのローカル鉄道について言える事のはずです。

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 列車がいない、只見線ホーム。よく見ると、只見線ホームから、上越線への直通運転は、そのままではできない(線路はつながっているが、上越線に進出するための信号機がない)。全線再開時に新潟から「Shu*Kura」の直通運転があったようだが、どうしたのだろう?

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 小出駅の時刻表。上越線も決して多くはないが、只見線は輪をかけて少ない。むろん、駅の窓口は閉鎖されている。駅付近には、何もない(市街地は川の反対らしい)。それでも越後交通(南越後観光バス)の路線バスの姿は見られた。

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 上越線1744M。E129系4連。行先表示の通り、乗車日は水上まで延長運転があり、水上から高崎行の接続もあるので、普通列車だけで乗り継いで横浜に帰る事も、少し考えました。しかし、我が街戸塚の到着が0時を過ぎてしまい、翌日の仕事に差し支える事にもなってしまうため、今回はやむなく、浦佐から大宮までは、上越新幹線〔とき〕の助けを得る事になりました。

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 浦佐駅は、みどりの窓口は閉まっていて、指定券等も券売機で買う事になります。大宮まで乗車券+自由席特急券6,050円。
 弁当も、駅弁があるはずもなく(あってもこの時間では売り切れだろう)、NEWDAYSで弁当を買いました。新幹線でコンビニ弁当とはわびしいけれど、他に選択肢はない。

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〔とき342号〕。E7系。新幹線専用軌道の新幹線列車は、さすがに早くて快適、これまでのローカル線の旅とは、やはり全然違う。越後湯沢を出たら、大宮までノンストップ。1時間もかからなかった。

 あとは大宮から湘南新宿ラインに乗り継いで戸塚に向かい、我が家には22時を過ぎる前に帰り着く事ができました。
 日本にはまだまだ、先行きが怪しいローカル鉄道が数多あります。根室本線・富良野~新得間はついに廃止申請が出ました。という事でこの区間、滝川~富良野間も含めて、今年夏の「青春18きっぷ」シーズンで乗りに行くと、今から宣言しておきます。その前後の行程を、今検討中なのだけれど。9月になるかも知れない。7月だと、夏の「青春18きっぷ」スタートが20日からで、ちょうど学校も夏休みに入り、混雑が予想されるので。むろんこれから廃止までの間はどの列車・代行バスも混雑は避けられないはずだが、少しでもゆとりのある列車で行きたいです。その他の各地のローカル鉄道も、改めて乗り直して、現状を知っておきたいと思っています。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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《What's New》
23日 「PAC3」発射機搭載車両 沖縄・与那国駐屯地に到着

 統一地方選第2ラウンドの開票が進み、当落も各地で決まりつつある中、函館市長選挙は、新人の大泉 潤氏が現職を破っての当選を確実にしているようです(22時現在では票数の発表はない)。この人は俳優の大泉 洋氏の実兄なのだがそれはさておき、公約の中に「北海道新幹線のJR函館駅への乗り入れ(のための調査)」があるようです。新函館北斗から新線を作って、函館も新幹線の駅を造って、そこに乗り入れるという事なのでしょうか?あとは函館市の交通で言うと、市電はどう活性化を図っていくのか、バス路線の維持・整備は?公共交通という点に、注目していきたいです。函館市の選挙のサイトには期日前投票のデータもあるが、MEGAドン・キホーテにもあったのか(しかも投票者数は、期日前投票所では2番目に多かった)。
posted by 菊池 正人 at 23:00Comment(0)旅行

№2646 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.155

東急中央林間駅.jpg
 近頃何かと世間を騒がせている?「AI」だが、交通の分野でも試行が始まりつつあるようです。これは東急田園都市線中央林間駅にある案内窓口の、実験中のAI案内装置です。コロナ禍が導入の理由の全てではないが、その影響もあって、改札窓口などに駅員を置かなくなっている駅が増えてきています。そういう所では、確かに有効なガイドツールになるのかも知れません。
 首都圏の交通のコロナ禍対応のまとめ、今回は、昨日4月21日までのリリースで確認できた事項です。赤い文字は、この一週間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。GW中の運行方が出そろってきました。鉄道では臨時列車の運行や臨時ダイヤの施行がある一方、バスでは渋滞や交通規制(フェスティバルや、メーデーの行進など)を見据えた運行形態の変更を予告している所が、ここに記した以外でも多々見られます。

*** 鉄道 ***

JR東日本 通常通り運行。なお、上越新幹線は、ガーラ湯沢が雪不足のため営業終了を早めるため、ガーラ湯沢発着〔たにがわ〕は、4月24日以降は越後湯沢発着に短縮運行する。
 青梅線・東青梅駅付近の線路切り替え工事に伴い、5月13日の17時30分頃~最終列車の間、河辺~青梅間の全列車が運休し、代行バスを運行する。また高圧電気設備工事のため、拝島~河辺間は約60分、青梅~奥多摩間は約90分、一時的に列車の運行を取りやめる(これに対応するバス代行はない)。東青梅駅は5月14日初列車より現行の1番線の使用は廃止し、上下列車とも現行の2番線に発着する。
 4月より、E127系を南武支線(尻手~浜川崎間)に導入する。
 関東地方ではないが、花輪線・鹿角花輪~大館間は、5月14日の運行再開が発表になった。

JR東海 通常通り運行。
 関東地方ではないが、東海道本線刈谷駅は下りホーム拡幅工事のため、5月3~7日は下り岡崎→共和間の大半の普通列車の時刻を変更する。刈谷での快速⇔普通の接続は大府に変更する(階段の上下が必要になる)。また7月1日より、〔南紀〕全列車にHC85系を導入する。
「『ラブライブ!サンシャイン!!』沼津ゲキ推しキャンペーン!」を8月31日までの間展開する。沼津駅の装飾やスタンプラリーなどが行われる。またEXサービス会員限定現地プランや、JR東海ツアーズの旅行商品の販売も行われる。
 東海道・山陽新幹線「S Work」車両(N700系16連に設定)は、10月20日より「S WorkPシート」を導入する。一部の3人掛けシートの中央B席にパーテーションを設置し、A・C席を「S WorkPシート」として販売する(10席)。当面は、通常の普通車指定席料金(EXサービス)+1,200円。「S Work」車両は〔ひかり〕〔こだま〕にも導入し、来年春以降、駅窓口・券売機でも購入できるようになる。ビジネスサポートツール貸し出しは、10月19日を持って終了。N700S系の「ビジネスブース」は、10月1日以降順次整備を開始・本格導入し、2024(R6)年度に完了する。本格導入以降は有料となる。30分までは200円/10分・30分超60分まで300円/10分。支払いはC/Cのみ。利用時間の予約が必要。乗車後に専用QRコードを読み取って予約する。

東京メトロ 通常通り運行。
 銀座線は4月29日より、平日10~15時台・土休日8~20時台に増発を行う。現行5分→4分間隔に短縮。詳細は後日通知。
 丸ノ内線で4月25日~6月25日、QRコードを利用した、デジタル乗車サービスの実証実験を行う。丸ノ内線デジタル1日乗車券+提携会社のサービスをセットにしたQRコードの乗車券を発売して利用する。QRコード対応の読み取りタブレットが設置されるのは、新宿・四谷三丁目・淡路町・御茶ノ水・池袋(中央通路東改札)の各駅(他駅は係員に提示か、インターホンで申告)。提携会社のURLより購入、会社によって発売金額は異なる(1日乗車券分は400円だが、1日乗車券だけでは購入できない)。他線に乗り越した場合、乗り越し区間の運賃が別途必要。
 
東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。
 大江戸線はCBTC導入に伴い、現行の優先席部に機器を設置するため、5月8日より順次、1・8号車の優先席の位置を変更する。
「都営deぐるっとパス」を発売している。「都営まるごときっぷ」2枚+「東京・ミュージアム ぐるっとパス2023」で、大人のみ3,130円。来年1月31日まで。
「羽田空港往復きっぷ」を、4月26日~5月5日発売する。都営地下鉄各駅(押上、目黒、白金台、白金高輪、新宿線新宿を除く)~泉岳寺経由~京急線羽田空港(各ターミナル駅)間大人900円・小児450円。9日間有効。京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅でも発売。

京成 通常通り運行。
「スカイライナー成田周遊きっぷ」を、4月28日まで発売している。スマホアプリ「RYDE PASS(ライドパス)」でのみの発売。京成上野・日暮里~成田空港間往復乗車券・スカイライナー券(片道)・成田空港周辺鉄道フリー乗車券(京成成田~成田空港・芝山鉄道芝山千代田間)・「そらまるきっぷ」(成田空港交通の一般路線)込みで、大人1名3,500円、大人1名+小児1名5,000円。大人1名につき小児は3名まで購入可(小児のみの購入は不可)。購入日から28日以内の任意の1日有効。

東武 通常通り運行。
〔SL大樹〕〔SL大樹ふたら〕はSL運行設備不具合のため、5月14日まで運行内容の変更(一部または全区間運休、DL牽引への変更)が行われる。5月15日以降は別途通知。なお5月16・18日は〔DL大樹1・2・5・6号〕で、DE10型を前後に連結したプッシュプル運転を行う。
 4月29日、「スカイツリートレイン」(634型)を使用した臨時特急を、浅草~佐野間で運行する。下りスカイツリートレイン91号:浅草9時10分→10時38分佐野・上りスカイツリートレイン94号:佐野15時07分→16時35分浅草(途中とうきょうスカイツリー・北千住・春日部・東武動物公園・久喜・館林に停車)。浅草~佐野間特急料金1,250江円。
「日光・鬼怒川エリアサイクルトレイン」が本実施に移行している。東武日光~下今市~鬼怒川温泉間において、10時~15時の普通列車で実施。東武日光・下今市・鬼怒川温泉の各駅が利用可能で、乗車30分前までに駅に申し込む。
 新特急車N100系「SPACIA X」(スペーシアX)の運行計画が発表になった。7月15日より、浅草~東武日光間3往復・浅草~鬼怒川温泉間1往復を設定(2往復は月・火・水は100系スペーシアの〔けごん〕として運行)。料金も発表になっている。「スタンダードシート」1,940円・「コックピットスイート」1室(定員7名)12,180円(スタンダードシート特急料金に追加して支払い)など。

西武 通常通り運行。〔ちちぶ5・7・65・9号〕は、5月13日~6月11日の土休日、芦ヶ久保に臨時停車する。
「西武鉄道110周年記念トレイン」を運行している。2000系1編成(2069F)を、武蔵野鉄道デハ5560号のカラーに復刻して、池袋線系統で運行している。「西武線アプリ」で運行情報を提供する。
「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア) 」公開記念スタンプラリーを開催している。「西武線スタンプラリー1日おでかけきっぷ」を購入し、ラリーシート引換券を入手する事で参加する。5月7日まで。
「スタジオツアー東京エクスプレス」を、5月16日より池袋・豊島線で運行する。映画「ハリーポッター」シリーズの主要登場人物(ハリー・ハーマイオニー・ロン)を描いたフルラッピングを、20000系3編成に施す。また豊島園新駅舎が4月25日に供用を開始し、池袋駅のリニュアルが完成する。(「スタジオツアー東京」は、としまえん跡地にオープンするワーナーブラザーズのテーマパークで、6月16日の開園が発表になっている)。
〔S-TRAIN1・4号〕を利用した「サイクルトレイン」を、石神井公園~飯能・西武秩父間で定期的に実施する。小田急「EMot」からの予約・購入のみ。大人1,800円・小児900円。1列車当たり10名まで。なお、多客が予想される日など実施しない日があり、EMotで通知される。
 7月1日より、特急料金・〔拝島ライナー〕の指定席料金を改定する。特急料金は池袋~西武秩父間710円→900円、西武新宿~本川越間500円→600円。〔拝島ライナー〕指定席料金300円→400円。〔S-TRAIN〕指定席料金は変更しない。

京王 通常通り運行。
「京王電鉄×駅メモ!&アワメモ!コラボキャンペーン」を、8月31日まで開催する。ゲーム内デジタルスタンプラリーの他、京王れーるらんどでグッズ類を販売。コラボNFTも販売している(7月31日まで)。
「こどもといっしょ割 座席指定券」を、4月29日~5月7日の土休日発売する。大人・小児2席セット500円(通常820円)。対象列車は、〔Mt.TAKAO号〕上下全列車と、下り〔京王ライナー1~5号・31~37号〕、上り〔京王ライナー2~6・32~36号〕。対象列車では「こどもといっしょ割」専用車両を設定する。下りは新宿・明大前、上りは府中までの停車駅で発売。購入時にトレーディングカードがプレゼントされる。新宿駅では先着500名、明大前駅では先着100名限定で、京王レールランド招待券をプレゼントする(小学生以下1名に1枚)。
 運賃改定の申請が出された。10月実施予定。初乗り130円(IC126円)→140円(IC同額)・新宿~京王八王子間370円(IC367円)→410円(IC409円)・渋谷~吉祥寺間200円(IC199円)→230円など。相模原線の加算運賃は廃止する。通学定期券は据え置く。座席指定料金は改定しない。バリアフリー料金は導入しない。

小田急 通常通り運行。
 4月29日~5月7日の土休日は、特急ロマンスカー〔さがみ〕1往復を箱根湯本へ延伸する。〔さがみ61号〕→〔臨時69号〕(箱根湯本17時09分着)、〔さがみ70号〕→〔臨時68号〕(箱根湯本17時17分発)として運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。

東急 通常通り運行。東急新横浜線では新横浜エリアのイベントに対応した臨時列車の運行を行っている。
 東横線への、2023(R5)年度以降の「Q SEAT」車両の導入が発表された。先行して、一般車両として運行を開始している(10連の4・5号車)。「Q SEAT」としての運用は後日通知。
 5月7日まで、相鉄と共同で「相鉄・東急新横浜線スタンプラリー」を開催している。東急・相鉄の駅と、東急ストア・そうてつローゼンの一部店舗、新横浜・新綱島駅周辺の施設等にスタンプを設置している。なお、「開業日限定スタンプ」は日吉駅に設置している(10~17時)。

京急 通常通り運行。
 みさきまぐろきっぷ・葉山女子旅きっぷは、5月3~7日は発売しない。
 申請していた運賃改定が認可された。10月1日実施予定。初乗り運賃は140円(IC136円)→150円(IC同額)となるが、以降長距離になるほど値上げ率が低くなり、41㎞以上は逆に値下げする。品川~横浜間は310円(IC303円)→350円(347円・実際には320円(IC313円)となる見込み)・品川~羽田空港第1・第2ターミナル間は300円(IC292円)→330円(IC330円・いずれも加算運賃含む)となるが、品川~横須賀中央間は650円(IC同額)→620円(IC同額)・品川~三崎口間は950円(IC943円)→740円(IC同額)となる。通勤定期も改定するが、通学定期は割引率変更による相殺で改定はない。空港線の加算運賃は変更しない。鉄道バリアフリー料金は導入しない。

相鉄 通常通り運行。
 5月7日まで、東急と共同で「相鉄・東急新横浜線スタンプラリー」を開催している。相鉄・東急の駅と、そうてつローゼン・東急ストアの一部店舗、新横浜・新綱島駅周辺の施設等ににスタンプを設置している。なお、「開業日限定スタンプ」は、東急の日吉駅に設置されている(10~17時)。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。

新京成 通常通り運行。
 10月実施予定で、運賃改定の申請が出された。実施運賃については、後日通知。

北総 通常通り運行。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、「トゥインクルツアー編成」(10031F)「キラキラスター編成」(10041F)とも、車両運用の公表を見合わせている(各駅で、当日の運用を掲示している)。
「サンリオキャラクター大賞 東京モノレール スタンプラリー」を、5月25日まで開催している。駅・沿線施設のスタンプ6個を集めると、「キャラクター大賞」投票用紙と、先着順でオリジナルシールをプレゼントする。なおスタンプのキャラクターは、4月と5月で異なる。この他グッズも販売。

ゆりかもめ 通常通り運行。
 5月3~6日は、臨時ダイヤで運行する。土休日ダイヤをベースに、日中9~19時台を3~4分間隔で運行する。

多摩都市モノレール 通常通り運行。4月29日は沿線の学校の授業実施に伴い、臨時列車を運行する。
「たまモノこどもワンデーパス」を、4月29日~5月31日の間発売する。100円。多摩センター・高幡不動駅・立川南・立川北・玉川上水の各駅(終日)及び中央大学・明星大学・多摩動物公園(動物公園開園日のみ)・立飛駅・上北台の各駅(一部時間帯)の窓口で発売する。

舞浜リゾートライン 通常通り運行。

千葉都市モノレール 通常通り運行。
 5月1・2日は「ホリデーフリーきっぷ」「2-DAYフリーきっぷ」を発売する(「お昼のお出かけフリーきっぷ」は発売しない)。この両日は平日ダイヤで運行。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。
 5月3~6日、大宮~丸山間で臨時列車を運行する。大宮発11時07分・11時22分・12時52分・13時37分・13時52分、丸山発10時48分・11時03分・12時33分・13時18分・13時33分。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。
 スマホアプリ「my route」で、「バス1日乗車券」「地下鉄1日乗車券」「地下鉄・バス共通1日乗車券」を発売している。「地下鉄1日乗車券」「地下鉄・バス共通1日乗車券」は、PASMOに搭載しての発売も行っている(Suica含む他のICカードは不可)。なお、スマホ新規発売1日乗車券の紙券の発売、「みなとぶらりチケット」のバス車内での発売は、5月31日を持って終了する。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行。GW期間中は混雑状況に応じて、臨時列車を運行する。
  
湘南モノレール 通常通り運行。

江ノ電 通常通り運行。
 全駅に「タッチ決済」を導入した。VISA、JCB、American Express、DinersClub、Discover各ブランドのC/Cが利用可(銀聯、Mastercardは後日対応予定)。
  
箱根登山 通常通り運行。
 箱根ロープウェイは、運賃改定を行なった。全区間均一となる。片道1,500円(小児500円)・往復2,500円(小児800円)。
 今夏予定でQRチケットを導入する(電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船)。「EMot」「EMotオンラインチケット」「箱根ナビ」で発売する電子チケットのQRコードを読み込んで利用する。またロープウェイ・海賊船は、C/Cのタッチ決済も同時に導入する。

伊豆箱根 通常通り運行している。
 大雄山線大雄山駅では5月5日、「行くべーよ いずっぱこ大雄 キッズ&ファミリーフェスティバル」を開催する。
「Aqours 旅助け」を、新デザイン・新価格で発売している。大人のみ1,500円(乗車券分1,100円+アクリルバッジ)。現在、渡辺 曜バースデーヘッドマークを模したアクリルバッジで発売している。三島駅のみで発売。
 駿豆線の一般の「旅助け」と、大雄山線「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」「ジョルダンモバイルチケット」でも発売している。いずれも発売金額・効力は紙券と同じ。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
 現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。

「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 5月11日まで(5月2日(早朝2往復)までは渡辺 曜バースデーヘッドマーク掲示)

 大雄山線は2024(R6)年春、運賃改定を予定している。小田原~大雄山間280円→310円など。

伊豆急行 通常通り運行。なお「黒船電車」は検査のため、運用を離脱している。
「伊豆満喫フリーきっぷ」は来年1月31日まで、伊豆急行線内の特急停車駅(伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・川奈・伊豆急下田)でも発売する。大人2,000円・小児1,000円(特急の利用は別途特急料金が必要)。
 ダイハツ沼津販売と共同で、「鉄道&カーシェア」の実証実験を、4月20日~10月31日の間行う。「ショート料金」通常15分220円が、15%割引の187円になる。伊東・城ヶ崎海岸・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・蓮台寺・伊豆急下田の各駅で実施。

富士山麓電気鉄道 通常通り運行。
「サイクルトレイン」を、本格的に導入している。平日9時頃~15時頃まで・土休日初発~18時頃まで。大月発着時の大月側先頭車に持ち込む。上大月・禾生駅は利用不可。大月は富士急線駅のみ。特急・JR直通列車は対象外。多客が見込まれる日は取扱いを行わない。
 河口湖・富士山・下吉田の各駅では、大月からの〔あずさ〕〔かいじ〕の特急券の発売を停止している(当面の間)。
 
小湊鐵道 通常通り運行。

いすみ鉄道 通常通り運行。

銚子電鉄 全列車の運行を再開している。5月3~6日は9~16時台に7往復の臨時列車を増発し、約30分間隔で運行する。

秩父鉄道 通常通り運行。
「芝桜号」ヘッドマーク付き列車を運行している。7800系1編成に掲出。5月7日まで。

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
 運賃改定のリリースが相次いでいるが、ここで記す運賃・料金は、基本的には現金支払いの場合。

東京都営 通常通り運行。
〔都04〕〔草43〕〔北47〕〔王49〕(平日のみ)各系統は5月1日、運行回数の変更を伴うダイヤ改正を行う。〔北47〕系統は竹ノ塚駅⇔足立清掃工場間区間運転を設定する。
   
日立自動車交通 通常通り運行。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。10月1日実施予定。初乗り170円→190円、新浦安駅~行徳駅間300円→330円など。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。
 運賃改定の申請が出されている。7月実施予定。初乗り160円→200円(一部区間は異なる場合がある)、千葉駅~成東間(高速・一般共)660円→770円など。
 
ちばレインボーバス 通常通り運行。
 船尾車庫(22時48分発)→秀明大学間の夜間便を運行している(平日のみ)。千葉ニュータウン中央駅22時29分発高花行に乗車して船穂中学校で下車、船尾車庫まで徒歩で移動して利用する。船尾車庫以外は降車のみ。
 土休日限定1日乗車券「虹色ホリデーきっぷ」は、「ジョルダンモバイルチケット」で発売している。大人1,000円・小児500円。
 運賃改定の申請が出されている。7月1日実施予定。初乗り170円→190円、千葉ニュータウン中央~高花団地間190円→210円など。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。7月実施予定。初乗り160円→190円、稲毛駅~幸町団地間170円→190円、西千葉駅~千草台団地間210円→230円など。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便(千葉内陸バス1便含む)、土休日は1往復が運休。
 千成線「さくらぐるっと号」 を運行している(社会実証実験運行)。千成~京成佐倉駅~夢咲くら館~旧堀田邸~JR佐倉駅~寺崎北間を1日5往復運行(平日・土休日共通)。
 運賃改定の申請が出されている。7月実施予定。初乗り170円→200円、京成臼井駅~染井野南間190円→220円、JR佐倉駅~第三工業団地間380円→450円など。

東武バス 一般路線は通常通り運行。
 スカイツリーシャトル上野・浅草線は、平日は全便運休している。
 川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。「小江戸川越一日乗車券」を、ジョルダンのスマホアプリ「乗換案内」で発売している。
 埼玉県内路線の運賃改定の申請が出されている。7月22日実施予定。初乗り180円→200円、草加駅東口~八潮団地間250円→280円、大宮駅西口~シティハイツ三橋間210円→240円など。
 東京都特別区内の運賃改定の申請が出されている。7月22日実施予定。220円→230円。

国際興業 一般路線は通常通り運行(〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は、運休を継続)。

西武バス 一般路線は通常通り運行(〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休を継続。西武観光バスの西武秩父駅・三峰口~中津川線は、災害のため川又で折り返し運行)。
 5月1・2日の入間市駅→三井アウトレットパーク入間方面路線は、定時運転確保のため、入間市駅9時29分~14時58分発便は、準急として運行する(人事院研修所・船久保工場前は通過)。
 西武観光バス軽井沢〔営〕は、4月22日より春ダイヤに移行する。なお万座バスターミナル~白根火山~殺生河原~草津温泉間は引き続き運休。
 今季のベルーナドーム観客輸送路線(立川駅北口・上北台駅~西武球場前)は、土休日のライオンズ1軍公式戦開催時のみ運行する(立川バスも同じ。平日の多摩湖付近の道路工事による大幅遅延予想のため)。
 EVバス(BYD K8)は、4月7日より運行を開始している。〔清63〕系統(清瀬駅北口~旭ヶ丘団地)間などで2台を運行。

関東バス 一般路線は通常通り運行。
 中野区地域公共交通サービス実証実験は、一時休止している。
 
立川バス 一般路線は通常通り運行。なお、立川駅~三井プレミアムアウトレットパーク間直通バスは運休している。

西東京バス 一般路線は通常通り運行。
 奥多摩駅~丹波・鴨沢西路線の山梨県丹波山村内区間(小袖川~丹波・鴨沢西間)で、絵本「蒼い夜の狼たち」とのコラボによる次停留所案内を、車内前方のサイネージで行う。また、クリエイター・ZUN(東方Project等)の手によるBGMを、一部区間で使用する。奥多摩発便では、特別な行先表示を行う。
 EVバス(BYD K8)は、3月29日より運行を開始している。五日市〔営〕・青梅〔営〕の路線で運行。
  
京王バス 通常通り運行。
 東急バスと共同で、「東急・京王 渋谷フリーパス 」を発売している。4月30日まで。渋谷駅近辺の京王バス・東急バス・東急トランセ各路線で利用できる(「ハチ公バス」・他社(小田急バス・都営バス等)は不可)。スマホアプリ「RIDE PASS」のみ。大人のみ1日390円・3日連続990円・5日連続1,500円。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。
〔渋24〕系統(渋谷駅~成城学園前駅)は6月いっぱいを持って小田急バスが撤退し、東急バスの単独運行となる。
 5月15日、川崎市内の運賃改定を行う。大人210円→220円。
「みたかシティバス」は、三鷹台駅~三鷹第一小学校前~杏林大学病院間の実証運行を行っている(9月30日まで)。
 電子チケット「小田急バス一日乗車券」を発売している。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。
 
東急バス 一般路線は通常通り運行。
 渋谷周遊・定期観光バス「SHIBUYA STREET RIDE」を運行している。オープントップバス使用で、渋谷周辺を周回する(途中乗降地点なし)。1日5便運行。4月28日より、渋谷~新宿・東急歌舞伎町タワー間の運行を開始する。渋谷発15時40分、新宿発10時10分・17時10分。渋谷周辺の周回コースは3便運行。全コース、所要50~60分。大人3,000円(WEB決済は2,500円)・小児1,500円。予約は「発車オーライネット」でのみ受付。
 5月7日まで、東急バス一日乗り放題企画乗車券3種類を発売している。「春のファミリーワンデーパス」(大人2名+小児2名 計4名まで)1,000円・「春のペアワンデーパス」(大人2名)900円・「春の親子ワンデーパス」(大人1名+小児1名)700円。全てスマホアプリ「RIDE PASS」でのみ発売。
 京王バスと共同で、「東急・京王 渋谷フリーパス 」を発売している。4月30日まで。渋谷駅近辺の東急バス・東急トランセ・京王バス各路線で利用できる(「ハチ公バス」・他社(小田急バス・都営バス等)は不可)。スマホアプリ「RIDE PASS」のみ。大人のみ1日390円・3日連続990円・5日連続1,500円。

京浜急行バス 通常通り運行。
 ソレイユの丘関連の〔三53・54・55・56〕各系統は、運行を再開している。

KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能(モバイルSuicaネット決済を開始している)。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ(二次)運行を開始している。東京BRTと京成バスの2社共同運行(東京BRT…単車・京成バス…連節車を運行)。
 
東京ベイシティ交通 通常通り運行。
 一日乗車券「ぶらやすきっぷ」は、紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。
 運賃改定の申請が出されている。7月1日実施予定。初乗り150円→170円、9系統浦安駅入口~舞浜駅間190円→210円など。

船橋新京成バス・松戸新京成バス 一般路線は通常通り運行。
 船橋・松戸とも、運賃改定の申請が出されている。7月実施予定。船橋は初乗り180円→190円、船橋駅北口~金杉台団地間270円→280円など。松戸は初乗り180→200円、北小金駅~行政センター間210→240円など。
  
千葉交通 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている(京成タクシー成田も同時申請)。7月1日実施予定。初乗り160円→170円、京成成田駅~富里市役所間460円→480円、銚子駅~外川間330円→350円など(一部改定対象外の路線・区間あり)。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。7月実施予定。初乗り170円→200円、千葉駅~大宮団地間380円→450円など。スマホアプリ「RIDE PASS」で発売している「千葉中央バスONE DAY PASS」は、700円→850円。
 
千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。7月実施予定。初乗り170円→200円、千葉駅東口~みつわ台車庫間260円→290円など。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。
「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
「50周年記念」装飾車両を運行している。
 運賃改定の申請が出されている。7月1日実施予定。初乗り170円→190円、稲毛駅~海浜幕張駅間210円→230円など。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 乗務員不足を理由として、次の路線で運休が発生している。
 千葉県がんセンター~蘇我駅東口・千葉駅 全便運休
 五井駅東口~国分寺 平日夜間の下り6本・上り3本(五井駅東口発最終は22時58分に繰り上げ)
 八幡宿駅東口~千葉労災病院 土休日夜間の下り9本・上り10本
 姉ヶ崎駅東口~帝京大学医療センター(姉崎高校経由)・光風台駅 平日下り10本・上り9本(光風台駅発着は全便運休)
 姉ヶ崎駅東口~ダイヤパレス 平日下り2本(姉ヶ崎駅発最終は19時50分に繰り上げ)・上り3本(ダイヤパレス発初便は6時59分に繰り下げ 1本臨時運行)
 姉ヶ崎駅東口~(有秋台団地経由)緑園都市・光風台駅路線 平日下り5本・上り4本(区間運転・区間運休含む 光風台駅発1本臨時運行)
 八幡宿駅西口~姉崎 下り7本・上り8本
 喜多→五井駅西口 1本
(4月16日~)
 ※新規 五井駅東口~ちはら台駅・市原歴史博物館・山倉こどもの国各線 全便運休
 ※追加 八幡宿駅東口~労災病院 土休日5往復
 ※追加 姉ヶ崎駅東口~緑園都市 土休日下り3本・上り2本
 ※追加 姉ヶ崎駅東口~帝京医大医療センター(姉崎高校経由) 土休日下り7本・上り8本(区間運転含む)
 ※追加 五井駅西口~姉ヶ崎駅西口 土休日6往復
(5月1日~)
 ※新規 千葉駅~幸町団地・稲毛海岸駅 平日下り3本・上り2本 土休日下り5本・上り6本
 ※新規 千葉駅~千葉ポートタワー 小湊便運休(土休日1往復)※千葉中央バス(毎日1往復)は運行
 ※新規 千葉駅~新港中央市場 全便運休
 ※新規 千葉駅~矢作~蘇我駅東口 平日下り1本・上り2本
 ※新規 八幡宿駅東口~菊間団地 全便運休
 ※新規 袖ヶ浦ターミナル・袖ヶ浦駅北口~長浦駅~代宿団地・椎の森工業団地 平日下り10本・上り8本(区間運転含む)
 川崎駅~木更津駅間高速バスは、「Visaのタッチ決済」を導入している(共同運行他社も導入)。
   
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。
 川崎駅~木更津駅間高速バスは、「Visaのタッチ決済」を導入している(共同運行他社も導入)。

平和交通 一般路線は通常通り運行。
 
あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 一般路線は通常通り運行。
 関鉄パープルバスでは、「石岡・やさと観光周遊バス」を運行している。石岡駅~いばらきフラワーパーク~十三塚果樹団地~いばらきフラワーパーク~石岡駅間循環運行。平日3便・土休日6便(区間運転含む)運行。土休日のみ1日フリーきっぷを発売(1,000円)。提示により、沿線の施設や店舗で割引やプレゼント等の特典がある。なお、関東鉄道グループの「IC1日乗車券」(土休日のみ発売)は利用できない(普通運賃のICでの支払いは可)。

朝日自動車 通常通り運行。
 
阪東自動車 通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。8月実施予定。初乗り150円→170円、柏駅~大津ヶ丘団地間240円→270円、我孫子駅北口~あけぼの山公園間170円→190円など。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
 
川越観光 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。8月実施予定。初乗り180円→200円、熊谷駅~熊谷スポーツ文化公園間220円→250円など。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。8月実施予定。初乗り180円→200円、高坂駅~鳩山ニュータウン間290円→320円、北本駅西口~北本団地間180円→210円など。
「森林公園花めぐりデジタルきっぷ」は通年発売している。小田急のMaaSアプリ「EMot」のみ。

関越交通 一般路線は通常通り運行。
 吾妻渓谷シャトルバスを、4月28日~5月7日の間運行する。岩島駅~吾妻峡八ッ場広場間を6往復運行。片道18分。大人500円・小児200円(IC不可)。
「尾瀬バスカード」「敬老尾瀬バスカード」は、発売を終了した。利用は来年1月31日まで。群馬県内の他の磁気カードも同時に終了する。ICカード導入路線を順次拡大している(一部路線では、車内でのチャージはできない)。

イーグルバス 一般路線は改正ダイヤの下で通常通り運行。「小江戸巡回バス」は、平日も現行の土休日(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含めて14便)と同じ時刻で運行。

横浜市営 通常通り運行。「雨の日臨時便」は運休中。
 三井アウトレットパーク横浜直行便は、4月29日~5月7日は運休する。
  
横浜交通開発 通常通り運行。
 
川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。
 
神奈中バス 一般路線は通常通り運行。
 平塚〔営〕は4月25日、ダイヤ改正を行う。ジ・アウトレット湘南平塚の開業に伴い、ツインシティ大神発着・経由の〔平153・157・158〕〔厚110・111〕各系統を新設する。この他〔平51・53・54・58・60・63・67〕〔愛02〕各系統でダイヤの変更を行う(土曜ダイヤのみ運行の〔平54〕系統は、平塚駅北口発20時00分・本厚木駅南口発21時00分に変更)。
 7月1日実施予定で運賃改定を申請している。横浜市内均一区間などを除く全線が対象で、実施運賃は約18%の改定。初乗り180円→210円、戸塚バスセンター~ドリームハイツ間250円→290円・平塚駅北口~本厚木駅南口間520円→610円など。
 また、神奈川中央交通西も、7月1日実施予定で運賃改定を申請している。初乗り180円→210円、秦野駅~土橋~渋沢駅北口間280円→290円、藤野駅~やまなみ温泉間300円→350円など。
 
相鉄バス 一般路線は通常通り運行。
 5月20日、武相ブロック(対キロ運賃区間)の運賃改定(値上げ)を行う。実施運賃は約11%の改定。初乗り180円→200円、三ツ境駅~南瀬谷小学校間210円→230円、海老名駅~国分寺台第12間270円→290円など。

臨港バス 一般路線は通常通り運行。
 川崎駅~木更津駅間高速バスは、「Visaのタッチ決済」を導入している(共同運行他社も導入)。
  
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
  
箱根登山バス 通常通り運行。
 座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている(土休日のみ運行)。下り小田原駅10時15分発(ターンパイク箱根経由)・箱根湯本駅12時00分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り山のホテル11時40分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行・16時25分発(ターンパイク箱根経由)小田原駅行。乗車券小田原駅発大人1,340円・小児670円、箱根湯本駅発着大人1,080円・小児540円(フリーパス等の利用も可)+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発券。11月12日まで運行予定。

伊豆箱根バス 通常通り運行。なお、〔J〕小田原駅~箱根園線は、4月29日~5月7日は大涌谷を経由しない。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している(黄瀬川大橋本格復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱い)。なお、黄瀬川大橋は今年秋に仮橋の開通を予定している(大型車の通行が可能になる)。本復旧は2026(R8)年を予定。
 湯河原~箱根線は運休を継続している。
 沼津駅~沼津港間のEVバスは、故障のため運休している(一般車両で代走)。
「函南町拠点循環バス」は、毎日5往復運行している。2026(R8)年3月いっぱいまで運行の予定。

富士急モビリティ 通常通り運行。
  
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線共に、通常通り運行。

富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は、河口湖駅発は、10~15時台は20分間隔で運行している(富士急ハイランド~河口湖間は運休)。「グリーンライン」(西湖)は8本、「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。
 富士スバルライン五合目線は、4往復で運行している。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
 運賃改定の申請が出されている。7月1日実施予定。初乗り160円→180円、新松田駅~西丹沢ビジターセンター間1,210円→1,360円など。

富士急シティバス 一般路線は改正ダイヤの下で、通常通り運行。

富士急静岡バス 一般路線は通常通り運行。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。
 
東海バス 一般路線は通常通り運行。
「三島エクスプレス」は4月29日より、土休日1往復の運行を再開する。三島駅南口8時30分発(大平車庫8時05分発)・バスタ新宿17時40分発。平日3往復・土休日6往復体制で運行。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している(黄瀬川大橋本格復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱い)。なお、黄瀬川大橋は今年秋に仮橋の開通を予定している(大型車の通行が可能になる)。本復旧は2026(R8)年を予定。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
 フリーきっぷ全種類を、小田急の「EMot」で発売している。「EMot」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円(大人1人に対し、小児5人まで)。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。乗務員不足のため、高速バス東京駅~多古線は、東京駅22時00分発・多古台BT18時30分発(千葉交通運行便)が運休し、東京駅21時00分発を21時20分発に変更する。東京駅~いわき路線は、4月28日までの月~金曜日は、東京駅21時00分発・ラパークいわき12時30分発(新常磐交通運行便)が運休している。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 感染がまたも拡大し、GW後には「第9波」の到来が懸念されている、とも伝えられています(日本に限らず、東南アジア各国でも感染者が増えているそう)。しかし、今日は江ノ電の江ノ島駅付近を歩いてきたけれど、あいにくの天気ながら、行き交う人々(外国人も少なくなかった)は皆、楽しそうでした。これを見ると、人の暮らしは、もはや後戻りはできないし、させてはいけないと思います。それが、交通のためでもあります。難しい事は要求されていないはず、己自身の自由な暮らしを守るためにも、感染対策をキチンとやって、楽しいGWを迎えたいものです。3年前のような悪夢は、もう見たくないです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


「改正地域公共交通活性化再生法」が国会で成立しました。自治体や鉄道事業者からの要請で「協議会」を国土交通大臣が設置できる事と、路線バス事業者などが自治体と協定を結び、特定のエリアを一括で運行する事業の創設が柱、と思われます。コロナ禍で乗客が大幅に減っている上、特にバスはドライバー不足が深刻で、地方では減便を余儀なくされている所も相当あります(路線の廃止につながってしまった所も少なくない)。旧国鉄分割民営化以降、国は地域の交通にはあまり口出ししない、という方向性だったようにも思うが、方針転換、と言えるのかも知れません。具体的な運用はどうなるのか解らないが、ともかくこれで、特に地方の公共交通の衰退に歯止めがかかれば、とは思います。後は何よりも、公共交通の積極的利用を促進する政策・施策が、急いで求められるのではないでしょうか。昨日もちょっとだけ書いたが、「マイカー頼み」はいろいろな面で、限界に来ているので(この点は事業者や自治体等以外も、考えてもらいたい)。

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