元日早々の北朝鮮ミサイル発射で始まった2023年。「第8波」感染者は思いの外早く減少に転じ、「全国旅行支援」も再開、GW明け後の「5類」移行が決定して、日本のコロナ禍は「アフター」に向けて大きく前進…、できるのか?人も大変だが、鳥インフルエンザに被災する多数の鶏も災難だ(玉子の価格への影響は?)。戦車供与に汚職問題、ウクライナと、支援する西側には揺らぎが見られるのか。人口は減少に転じ、GDPの伸び率も低水準、中国の未来はどうなる。寒波襲来で日本はJRや高速道路が長時間立ち往生、相次ぐ世帯孤立に断水、バックカントリースキーの事故(日本はまだいい。アフガニスタンでは死者続出)。ついに殺人にまで発展した全国規模の強盗事件、展開は?パラスポーツ界のレジェンドがコートを去った新年1月は、どのような事が起きたでしょうか。
12月30日 クリスチャーノ・ロナウド サウジアラビア・アルナスル移籍発表
12月31日 前ローマ教皇 ベネディクト16世 死去
1日 クロアチア ユーロ導入
2日 豪ゴールドコーストでヘリコプター空中衝突 4人死亡
3日 円相場 7か月ぶり1$≒129円台
4日 SBI新生銀行発足 都内でセレモニー
5日 東京都 医療体制 「最も深刻なレベル」維持
6日 日米共同開発アルツハイマー病新薬 米FDAが承認
7日 楽天 田中 将大 推定年棒大幅減4億7500万円で1年契約
8日 サッカー 高校女子選手権 藤枝順心 歴代最多6回目優勝
9日 日本体操協会 新理事 内村 航平氏ら12人を承認
10日 海上自衛隊護衛艦「いなづま」 山口県沖で自力航行不能
11日 東京23区 12月消費者物価指数103.9 4.0%上昇 約41年ぶり高水準
12日 鹿児島・馬毛島 自衛隊基地建設工事着手
13日 ソウル・梨泰院「群衆雪崩」事故 最終的捜査結果発表
14日 大相撲 元関脇隠岐の海引退 記者会見
15日 台湾民進党 頼 清徳副総統を新主席に選出
16日 れいわ新選組 水道橋博士氏 参議院議員辞職
17日 ウクライナへのODA 返済期限延期 政府決定
18日 三苫 薫 2022年年間最優秀選手 日本プロサッカー選手会選出
19日 NZアーダーン首相 辞意表明
20日 海上自衛隊特定機密漏洩問題 衆議院情報監視委員会 実態調査を勧告
21日 キトラ古墳 壁画「朱雀」 一般公開
22日 シカ狩のドローン化通用実験 札幌市で実施
23日 NBA 八村 塁 ロサンゼルス・レイカーズ移籍決定
24日 アダストリア 個人情報100万件超流出の可能性発表
25日 2021年衆議院選挙「1票の格差」 最高裁「合憲」判決
26日 トヨタ自動車 豊田 章夫社長 会長就任発表 後任社長に佐藤 恒治氏
27日 れいわ新選組 舩後 靖彦参議院議員 パソコン音声で代表質問 本会議史上初
28日 元横綱白鵬 宮城野親方 断髪式
今月はこの他、旧統一教会関連「新法」施行、米下院議長にマッカーシー氏15回目の投票で選出、ブラジル連邦議会の建物に前大統領支持者乱入、ハリー王子自伝出版で波紋、大坂 なおみ妊娠公表、ギタリスト ジェフ・ベック氏・プレスリーの娘リサ・マリー氏・YMO高橋 幸宏氏にシーナ&ロケッツ鮎川 誠氏・「ロックの殿堂入り」デビッド・クロスビー氏・元南海の三冠王門田 博光氏ら死去、森友学園事件で被告夫婦の実刑確定、福島第一原発事故で強制起訴の東電旧経営陣に2審無罪判決、カリフォルニア州で相次ぎ銃乱射事件、ジャスティン・ビーバーが著作権など約260億円で売却、などがありました。今日、東急百貨店本店が閉店を迎えています。
アマゾン・グーグルが大規模リストラ発表、グーグルは反トラスト法違反疑いで米司法省から提訴され、ツイッターは大量の個人情報流出の恐れがあるなど、IT業界には揺らぎが見られる。日本では春闘が近づき、賃上げに関する議論も活発だが、いくらIT業界の給料が高くても?リストラされちゃったら意味ないよね。
日本では、火事が多かった。
ネパールの旅客機墜落事故を頂点に、メキシコシティの地下鉄衝突事故、セネガルやパキスタンでは大規模バス事故と、海外では交通の大規模事故が相次ぎました。フィリピンやアメリカでは、航空機運航システムの大規模なトラブルも発生しています。
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≪今月この一枚≫
結局、今月最後の1枚も京成金町線になりました。22日に柴又駅で撮影した、3500形と3600形です。3500形は1972(S47)年デビュー、左に写っている3513号車も1973(S48)年製だから、途中大規模更新を行いつつ、今年で50年を迎えた事になります。関東の大手私鉄で昭和40年代製の営業車両は、この京成3500形と、東武8000系のみとなりました(JR東日本も全線でもうない)。東武8000系は亀戸線でも走っていて、金町線とはそんなに離れてはいない。支線区とはいえ、東京の都心に近い路線で昭和40年代製の車両が現役とは、奇跡的かも知れません。ただ3500形に関しては、昨年7月に公表された中期経営計画の中で、新型車両「3200形」の導入が発表されており、「3200形」は編成両数の変更が可能としているから、3500形の置き換えを視野に入れているのは、間違いない。いつまで走るか。
金町線は、昨年11月27日改正時よりワンマン運転を開始しました。京成では同時に千原線・東成田線(~芝山鉄道)でもワンマン運転が始まっています。関東地方でもワンマン運転を行う路線が、またジワジワ増えてきました。JR東日本も昨年の相模線や日光線、水戸線などに加え、今春改正では青梅線(東京アドベンチャーライン区間)でも始まります。東武も、20400型導入により、南栗橋以北の栃木県内の普通列車のほぼ全てがワンマン運転になりました。東京メトロ有楽町線もワンマン化されたし、何より今春から、東急東横線がワンマン運転になります。京成金町線とは相当条件が異なり、列車は8連・10連と長編成ばかり、特急・急行運転もあり、路線も立体化が進んでいるとはいえ踏切がかなりある、典型的な通勤鉄道でやる、という事です。むろんそれ相当の安全対策、バックアップシステム導入があるわけだが、東横線でやれてしまうんだったら、ワンマン化のハードルは大幅に下がるはずです。JR東日本もいずれ、山手線や京浜東北線などでもやると言っているし。柴又舞台の「男はつらいよ」第1作公開は1969(S44)年で3500形デビューよりさらに3年前、その当時には全然考えが及ばなかった都市鉄道のワンマン化だが、あと10年もしたら、ワンマン運転をやっていない路線を探す方が難しくなるのかも知れません。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
29日 ノヴァク・ジョコビッチ 全豪オープン優勝 四大大会最多タイ22回目V
30日 チェコ ペトロ・パヴェル次期大統領 台湾 蔡 英文総統と電話会談
31日 老朽化対策工事に5兆円必要 高速道路会社3社試算公表
来月から更新回数を少々減らし、週2回程度とする予定です。幸い新しい仕事には就けたが、そのため時間的余裕があまりなくなったのと、一方で有料オンデマンドサービスで過去のTVドラマを視聴する時間、他にも調べ物をする時間とかが欲しいなあ、と思いましたので。不定期にフォト日記を追加で書いたりはするかも知れません。来月もよろしくお願いいたします。
№2609 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.141
京成上野駅に置かれて旅客が自由に使える、消毒液です。№2427(2021(R3)年12月4日)では東急渋谷駅、№2570(2022(R4)年11月9日)ではJR東日本大宮駅の消毒液をご覧頂きました。どの鉄道も、発想は同じだなあ。
首都圏の交通のコロナ禍対応のまとめ、今回は、昨日1月27日までのリリースで確認できた事項です。赤い文字は、ダイヤ改正以外の新規リリースです。
対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。関東地方以外では雪の被害も大変で交通も様々影響を被っているが、そうは言ってももうすぐ春、梅が咲いているのを見たりもします。ここにある以外でも、特にバスでは、梅や河津桜の鑑賞に対応した臨時便の運行を予告している所が、いくつかあります。
*** 鉄道 ***
JR東日本 通常通り運行。
冬の臨時列車の運行計画が発表になっている。常磐線偕楽園駅は、今年の営業時(2月の土休日)より営業キロを設定し、偕楽園まで(から)の乗車券・特急券を購入して乗降する事になる。水戸・いわき方面→偕楽園の乗車は偕楽園~赤塚間、偕楽園→土浦・東京方面の乗車は偕楽園~水戸間の復乗が認められる(いずれも折返し駅の改札を出ない事が条件)。運賃は東京山手線内~偕楽園間大人1,980円(小児990円)など。
東北・北海道・上越・北陸新幹線の「新幹線オフィス車両」は3月20日より「TRAIN DISK」となり、一般の指定席とは分離される。乗車前に「TRAIN DISK」の指定席(一般の指定席と同額)を購入して利用する。平日(繁忙期間を除く)の普通車指定席設定の各列車で実施。東北・北海道は9号車、上越・北海道は7号車に設定する。
4月1日より、シーズン別特急料金を、グリーン車・寝台車にも適用する。
3月18日、ダイヤ改正を実施。首都圏では、〔ホリデー快速おくたま〕は青梅で系統分断の上、青梅~奥多摩間は多客期のみ運転とする。〔ホリデー快速あきがわ〕は廃止。青梅~奥多摩間及び常磐線・勝田~いわき間でワンマン運転を開始。特急〔草津〕は〔草津・四万〕に改称してE257系を導入、全車指定席とする。〔スワローあかぎ〕は〔あかぎ〕に改称してE257系を導入、土休日も全車指定席として新サービスを提供する。京葉線に幕張豊砂駅が開業。上越新幹線は全列車E7系に統一し、所要時間を短縮。同日より、「オフピーク定期券」を導入する。現状の通勤定期券より10%程度値下げするが、平日朝のピーク時(各駅毎に設定)に入場する場合は、IC普通運賃が必要になる。設定されるのは、電車特定区間内相互間。一般の通勤定期券は約1.4%の値上げ。また普通運賃・通勤定期運賃に鉄道バリアフリー料金の加算を開始する。普通運賃は、1乗車あたり10円加算。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額。通勤定期は、1ヶ月280円・3ヶ月790円・6ヶ月1,420円を加算。通学定期には加算しない。
JR東海 通常通り運行。東海道新幹線は、冬期間中は30,607本(一日平均340本)・年末年始は一日平均416本を運行する。
2月16日、臨時快速〔家康公 駿府大御所号〕を運行する。三島発7時53分→静岡着8時48分(途中沼津・富士・清水に停車)。373系3連で運行し、全車指定席。車内では展示やノベルティの配布がある。
4月1日より、シーズン別特急料金の見直しを行う。新たに「最繁忙期」料金を設定(通常期+400円)し、GW・お盆・年末年始に適用するほか、閑散期・繁忙期の適用日を拡大する(〔踊り子〕〔ふじさん〕は除く)。シーズン別特急料金は、グリーン車・寝台車にも適用する。
「鉄道駅バリアフリー料金制度」により、一部区間の運賃に料金を加算する。関東地方では、東海道新幹線・東京~品川間(フレックス定期券は、東京・品川~新横浜間)が対象となり、来年3月頃より、1乗車あたり10円を基本とした鉄道バリアフリー料金の加算を行う予定。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額。通勤定期は、1ヶ月300円・3ヶ月900円・6ヶ月1,800円。通学定期には加算しない。東海地方の在来線は再来年・2024(R6)年4月1日実施を予定。
3月18日、ダイヤ改正を実施。東海道新幹線は、東急・相鉄新横浜線開業を見据えて、新横浜6時03分始発臨時〔のぞみ491号〕を設定。定期〔のぞみ〕上下19本の所要時間を短縮、定期・臨時の配列の変更で、定期列車の間隔を、(東京発)9~21分→12~18分に平準化。〔ひかり〕は一部列車で停車駅を入換え。東海道本線・御殿場線・身延線は大きな変更はない模様。
東京メトロ 通常通り運行。
中野坂上・恵比寿・赤坂見附各駅の定期券うりばは、1月27日を持って営業を終了した。
3月18日、東西・千代田・有楽町・半蔵門・南北・副都心の各線でダイヤ改正を実施。南北・副都心線は、東急・相鉄新横浜線への直通を開始する。各線とも早朝~ラッシュ時・夜間で減便を行う。副都心線の通勤急行が明治神宮前に停車。同日より、鉄道バリアフリー料金の加算を開始する。普通運賃は、1乗車あたり10円加算。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額。通勤定期は、1ヶ月370円・3ヶ月1,050(または1,060)円・6ヶ月1,990(または2,000)円を加算。通学定期には加算しない。
東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。
大江戸線では1月18日より、女性専用車を導入している。平日朝方、光ヶ丘発7時~8時30分、都庁前発(飯田橋・両国方面先回り)7時15分~8時10分の全列車。
地下鉄及び日暮里・舎人ライナーの普通回数乗車券は、3月17日を持って発売を終了する。4月1日より「ToKoPo」の新サービスが始まる。
荒川線では3月2日まで、受験生応援「さくらサク」号を運行している(9002号車)。運用は公表しないが、「都電運行情報サービス」から検索できる。
3月18日、三田・新宿両線でダイヤ改正を実施。三田線は東急・相鉄新横浜線への直通を開始する(日中は30分に1本)。新宿線は日中の急行を取りやめ(各駅停車に変更)する一方、平日朝方の新宿方面行2本・夕方の本八幡行1本の各駅停車を急行に変更する。同日より、三田線・目黒~白金高輪間(メトロ南北線と共用)の運賃を改定する(メトロの鉄道バリアフリー料金加算のため)。
京成 通常通り運行。
「スカイライナー成田周遊きっぷ」を、4月28日まで発売している。電子チケットスマホアプリ「RYDE PASS(ライドパス)」でのみの発売。京成上野・日暮里~成田空港間往復乗車券・スカイライナー券(片道)・成田空港周辺鉄道フリー乗車券(京成成田~成田空港・芝山鉄道芝山千代田間)・「そらまるきっぷ」(成田空港交通の一般路線)込みで、大人1名3,500円、大人1名+小児1名5,000円。大人1名につき小児は3名まで購入可(小児のみの購入は不可)。購入日から28日以内の任意の1日有効。
東武 通常通り運行。3月以降の臨時特急列車の運行が発表になっている。
〔SL大樹〕はオハテ12 1の不具合により、オハ14 505(ドリームカー)に変更している。なお2月20日より、オハ14 1(ブルー)に変更する。
春日部駅は2月4日より、東口の新駅舎の供用を開始する。
2月26日までの土休日、「日光・鬼怒川エリア週末フリーデー」を実施する。NIKKO MaaS webサイトから日光・鬼怒川エリア週末フリーパスを申し込んだ、各日先着600人が対象となり、下今市~東武日光・鬼怒川温泉間の他、東武バス日光の全路線、日光交通の指定路線、明智平ロープウェイが無料で利用できる。また湯元温泉スキー場やアストリアホテル等の特典もある。
「日光・鬼怒川エリアサイクルトレイン」実証実験を、東武日光~下今市~鬼怒川温泉間において、4月7日まで。10時~15時の普通列車で実施。東武日光・下今市・鬼怒川温泉の各駅が利用可能で、乗車30分前までに駅に申し込む。
2023(R5)年導入の新特急車N100系の愛称が「SPACIA X」(スペーシアX)、運行開始が7月15日と発表になった。料金も発表になっている。「スタンダードシート」1,940円・「コックピットスイート」1室(定員7名)12,180円(スタンダードシート特急料金に追加して支払い)など。「SPACIA X」利用の各種旅行商品が、各旅行代理店において発売が開始されている。
3月18日、東上線・スカイツリーライン系統でダイヤ改正を実施。東上線は、東急・相鉄新横浜線への直通を開始する。川越特急は大幅に増発(快速急行等からの変更を含む)。快速急行は朝霞台と川越以北の各駅、急行は朝霞、準急は上板橋に停車し、快速は廃止。日光線は、南栗橋に朝方の浅草行3本・夕方以降の浅草発6本が停車する。JR直通特急は通常2往復に削減(多客期は5往復運行)。
同日より、鉄道バリアフリー料金の加算を開始する。普通運賃は、1乗車あたり10円加算。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額。通勤定期は、1ヶ月600円・3ヶ月1,710円・6ヶ月3,240円を加算。通学定期には加算しない。
また、特急料金の改定を行う。スペーシアの曜日別料金制度を廃止してリバティと一本化、スペーシア・リバティと〔りょうもう〕の2本建てになる。「特定区間」を見直す(浅草~久喜・南栗橋間、下今市~東武日光・鬼怒川温泉間に拡大)。JR直通、〔アーバンパークライナー〕、SL・DL列車、THライナー、TJライナーは変更しない。また、「車内発売加算料金制度」を拡大し、「ドア口発売加算料金」を新設する。とうきょうスカイツリー→浅草間特急料金免除は、3月17日を持って終了。
西武 通常通り運行。
1月24日より、「西武鉄道110周年記念トレイン」の運行を開始する。2000系1編成(2069F)を、武蔵野鉄道デハ5560号のカラーに復刻して、新宿線で運行する。「西武線アプリ」で運行情報を提供する。
3月21日まで、「西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ」を発売している。西武鉄道全線(高麗~西武秩父間・多摩川線除く)・西武バス一般路線全線(ベルーナドームなどの観客輸送バス・立川駅南口~三井アウトレットパーク路線・西武観光バス全線などを除く)が1日利用可能。ところざわサクラタウン・三井アウトレットパーク 入間のどちらかで使用できる 「おトクにおでかけクーポン」込みで、大人1,600円(小児用はない)。
「西武鉄道×台湾鉄路管理局 日台観光列車コラボ記念 西武線1日フリーきっぷ」を、3月21日までの間発売する。1セット1,500円(デザインは2種類)。池袋駅 1階お客さまご案内カウンター・地下お客さまご案内カウンター、西武ツーリストインフォメーションセンター池袋、西武新宿駅特急券売り場、所沢駅 お客さまご案内カウンターで発売。
3月18日、ダイヤ改正を実施。東急・相鉄新横浜線への直通は行わないが、東横線内の駅の同一ホームでの乗り換えを可能とする。新宿線は平日上り朝方に〔拝島ライナー〕2本を運行。〔小江戸〕は、平日朝方上りは利用の多い時刻に変更。池袋線〔ちちぶ〕〔むさし〕は、平日朝方上りは1本増発し、利用の多い時刻に変更。秩父鉄道直通は、下りは1本削減の上、横瀬→長瀞間1本を運行、上りは取りやめ。同日より、鉄道バリアフリー料金の加算を開始する。普通運賃は、1乗車あたり10円加算。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額。通勤定期は、1ヶ月600円・3ヶ月1,710円・6ヶ月3,240円を加算。通学定期には加算しない。
京王 通常通り運行。なお、〔Mt.TAKAO6号〕は、2月一杯まで運休し、3月より運行を再開する。
東京競馬開催日(2月19日までの土曜日・日曜日)、特急が東府中に臨時停車する。下り新宿発9時01分~14時50分・上り東府中発15時29分~17時28分発。また府中競馬正門前→新宿間臨時特急2本を運行する(東府中臨時停車)。府中競馬場前発16時22分・16時42分。
3月18日、ダイヤ改正を実施。〔京王ライナー〕は、平日は、新宿に8時台に到着する列車を、京王八王子発・橋本発各1本増発。夜間は橋本行を3本増発する。土休日は、下り〔京王ライナー〕を京王八王子行・橋本行各1本、上り〔Mt.TAKAO号〕を1本増発する。夜間は京王線・井の頭線とも減便。
小田急 通常通り運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
〔ふじさん〕の御殿場線区間を含む特急料金は、JR東海の特急料金制度変更により、4月1日より通年、通常期の料金を適用する。
サブスクリプションチケット「EMot特急パスポート」を、3月31日まで発売している。平日の9時00分~17時59分の間、特急ロマンスカーに1日2列車まで乗車可能。利用可能な乗車距離に応じた4種類の料金チケットを設定する。30日間有効。大人のみ。小田急線内のみ(JR松田駅は小田急線内とみなす)で、別途乗車券が必要。
「電子特急券無料引換券付デジタル箱根フリーパス」を限定発売する。MaaSアプリ「EMot」及びWeb サイト「EMotオンラインチケット」限定の発売で、通常の箱根フリーパスと同金額で、往復分(小田原線~箱根湯本間)の特急券が付与される。大人のみ。1月23日~2月28日の発売(利用は3月2日まで)
3月18日に一部ダイヤの修正を実施する。朝方の江ノ島線や、ロマンスカー停車駅で、「若干ゆとりを持った運行計画」に変更する。千代田線・常磐線直通列車で行先が変わる列車が発生する。同日より、鉄道バリアフリー料金の加算を開始する。普通運賃は、1乗車あたり10円加算。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額(小児IC運賃は50円均一で変更なし)。通勤定期は、1ヶ月600円・3ヶ月1,710円・6ヶ月3,240円を加算。通学定期には加算しない。
本社の海老名移転が、2月20・27日に行われる。ViNA GARDENS OFFICEの6F(ロマンスカーミュージアムの斜め向かい)。鉄道関連では、交通サービス事業本部が移転する。新宿本社移転は後日通知。
東急 通常通り運行。
8500系は、1月25日の回送を持って、運行を終了した。「ありがとうハチゴー」プロジェクトは引き続き展開中。
東横線への、2023(R5)年度以降の「Q SEAT」車両の導入が発表された。先行して、一般車両として運行を開始している(10連の4・5号車)。「Q SEAT」としての運用は後日通知。
普通回数券・時差割引回数券・土休日割引回数券は、2月28日を持って発売を終了する。
3月18日、東急新横浜線が開業し、相鉄線との相互直通を開始する。東急新横浜線は、平日朝ラッシュ時は1時間最大16本運行し、4本が東横線・12本が目黒線に直通(うち最大5本は新横浜始発)。東横線は菊名始発各停を、新横浜線直通急行に変更。目黒線は日吉~目黒間を5分短縮(17分で運行)する急行を6本設定。日中は1時間6本を運行し、2本が東横線・4本が目黒線に直通(うち2本は新横浜始発)。東横線の〔S-TRAIN1号〕(元町・中華街→西武秩父間)は時刻を45~50分繰り下げる。この他田園都市線は平日朝ラッシュ時と夜間、池上線は午前中、東急多摩川線は平日朝方と土休日日中に減便を行う。東横線はダイヤ改正と同時に全線でワンマン運転を開始する。同時に、鉄軌道の運賃の変更(値上げ)を実施する。改定率12.9%。普通運賃(据え置きのこどもの国線を除き)は、初乗り運賃はIC・乗車券とも140円。他はほぼ改定率と同程度となる。渋谷~横浜間は、IC272→309円、乗車券280→310円。世田谷線はIC・乗車券とも160円。通勤定期券の平均割引率は37.8%で変わらない。通学定期券は73.9%→77.1%に引き上げる事で、相殺して運賃は据え置きになる。新綱島~新横浜間には加算運賃が設定される(普通運賃70円・通勤定期1ヶ月2,620円・通学定期1ヶ月970円)。日吉~新綱島間を含む定期券は(東横線)綱島で、日吉~(東横線)綱島間を含む定期券は、新綱島で乗降可。
京急 通常通り運行。
10月1日実施を予定した運賃改定を申請した。初乗り運賃は140円(IC136円)→150円(IC同額)となるが、以降長距離になるほど値上げ率が低くなり、41㎞以上は逆に値下げする。品川~横浜間は310円(IC303円)→350円(347円・実際には320円(IC313円)となる見込み)・品川~羽田空港第1・第2ターミナル間は300円(IC292円)→330円(IC330円・いずれも加算運賃含む)となるが、品川~横須賀中央間は650円(IC同額)→620円(IC同額)・品川~三崎口間は950円(IC943円)→740円(IC同額)となる。通勤定期も改定するが、通学定期は割引率変更による相殺で改定はない。空港線の加算運賃は変更しない。鉄道バリアフリー料金は導入しない。
相鉄 通常通り運行。
3月18日、相鉄新横浜線・新横浜~羽沢横浜国大間が開業し、東急線との相互直通を開始する。1日100往復運行。平日朝ラッシュ時は1時間11本運行し、本線からは4本・いずみ野線からは7本が直通する。日中は1時間4~8本運行する。いずみ野線の特急を東急直通で再開し、本線特急・いずみ野線快速の運行時間帯を拡大する。また横浜~西谷間区間運転の各駅停車を設定する。最速列車は海老名~目黒間53分・湘南台~渋谷間51分。同時に、新横浜~羽沢横浜国大間に加算運賃が設定される(普通運賃40円・通勤定期1ヶ月1,520円・通学定期1ヶ月580円)。同日より、新横浜~西谷間を含むIC通勤定期券所持者が、(本線)横浜で乗降可能となるサービス「YOKOHAMAどっちも定期」を導入する(横浜~西谷間の中間駅の乗降は不可。磁気券・通学定期は対象外)。
りんかい線 通常通り運行。
『ラブライブ!虹ケ咲学園スクールアイドル同好会』とのコラボ企画を展開する。3月31日まで、ヘッドマーク付き列車を1編成運行する(運用は公表されない。問い合わせにも答えられない)。国際展示場駅の駅名看板1箇所を「虹ヶ咲学園前」に変更する(期間限定)。今後コラボ硬券やグッズの発売も予定されるが、詳細は後日。
つくばエクスプレス 通常通り運行。
関東鉄道 通常通り運行。
2月4日、新守谷駅で「旧硬券販売会in常総」を開催。10~15時。
新京成 通常通り運行。
1月31日まで、「年末年始1日乗車券」を発売している。大人500円・小児250円。
北総 通常通り運行。
東葉高速 通常通り運行。
3月18日、ダイヤ改正を実施。平日6時台の上り1本を通勤快速に変更し、17時台の下り1本の時刻を変更して、運行間隔を改善する。
東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、「トゥインクルツアー編成」(10031F)「キラキラスター編成」(10041F)とも、車両運用の公表を見合わせている(各駅で、当日の運用を掲示している)。
ゆりかもめ 通常通り運行。
多摩都市モノレール 通常通り運行。「たまモノこどもワンデーパス」は、一部の駅では完売している。
舞浜リゾートライン 通常通り運行。
千葉都市モノレール 通常通り運行。
埼玉高速鉄道 通常通り運行。
3月18日、ダイヤ改正を実施。東急・相鉄新横浜線との直通運転を開始する。線内から新横浜には平日36本(内17本が相鉄直通)・土休日26本(内11本が相鉄直通)運行。※相鉄線への直通は朝夕のみ設定
埼玉新都市交通 通常通り運行。
横浜市営地下鉄 通常通り運行。グリーンラインの6両編成は、平日の運行時間を拡大し、休日も運行されている。
横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。東急新横浜線開業と同時に、東急東横線も全線でワンマン運転を開始するが、みなとみらい線内の扱いについては、今の所発表はない。
3月18日、ダイヤ改正を実施。土休日の〔S-TRAIN1号〕の時刻を変更し、一部の時間帯で運行時刻・本数の見直しを行う。
同日より、鉄道バリアフリー料金の加算を開始する。普通運賃は大人全区間(きっぷ・ICとも)10円、小児はきっぷの現行110円区間が10円、ICは全区間5円。通勤定期は大人1ヶ月600円・3ヶ月1,710円・6ヶ月3,240円。小児は半額。通学定期券・みなとみらい線1日乗車券・入場券・S-TRAIN指定席券には加算しない。
横浜シーサイドライン 通常通り運行。
湘南モノレール 通常通り運行。
江ノ電 通常通り運行。なお、藤沢駅の定期券発売窓口は1月19日より、8~19時に短縮している(鎌倉・江ノ島両駅は通常通り)。
3月18日、ダイヤ改正を実施。12→14分間隔に変更。※全区間の所要時間が4分ほど延び、38分となる模様。
箱根登山 電車・ケーブルカーは通常通り運行。ロープウェイは、当面の間は9時00分(3月9日までは9時30分)~16時15分に運行時間を短縮。なお2月3日までは大涌谷~早雲山間、2月7日~3月9日は桃源台~大涌谷間が運休し、バス代行輸送を行う。
伊豆箱根 通常通り運行している。
「HAPPY PARTY TRAIN」運行開始5周年を記念し、記念ヘッドマークを付けて運行するほか、「Aqours」デザインの「旅助け」を発売する。乗車券は「DREAMY COLOR」のコスチュームの「Aqours」がデザインされ、記念ヘッドマークを模したアクリルバッジが付属する。1セット1,400円(大人のみ)。3月31日まで有効。終日有人駅(三島・三島二日町・大場・伊豆長岡・修善寺)及び通信販売で発売。
「丹那牛乳」とのコラボで、「丹那牛乳 旅助け」を発売している。3月31日まで、終日有人駅及び通信販売で発売。大人のみ。提示で「酪農王国 オラッチェ」「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」での特典がある。
一般の「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」「ジョルダンモバイルチケット」でも発売している。いずれも発売金額・効力は紙券と同じ。
「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス 2022-2023」を発売している。大人1,000円・小児800円。2月5日まで終日有人駅で発売するが、枚数限定(大人4,500枚・小児100枚)。
三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
駿豆線は4月1日、運賃改定を行う。三島~修善寺間520円→550円など。「旅助け」など企画券については発表がない。大雄山線の運賃改定は2024(R6)年春の実施を予定している。小田原~大雄山間280円→310円など。
現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。
「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 2月16日まで
箱根芦ノ湖遊覧船事業の、富士急行グループへの譲渡が発表になっている(3月)。
伊豆急行 通常通り運行。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。なお「黒船電車」は検査のため、運用を離脱している。
「アロハ電車」は、今月分までの運用を公表している。1月30日は運用しない(他車両で運用)予定。
3月18日より、運賃・料金を一部改定する。普通運賃・定期旅客運賃は、15㎞以上の区間を上限運賃を同額とする。伊東~伊豆急下田間普通運賃は1,650円(IC1,645円)→1,690円(IC1,687円)、など。特急料金・グリーン料金は平均15%値上げ。今日現在では、ダイヤ改正についてはリリースがない。
富士山麓電気鉄道 通常通り運行。〔フジサン特急〕は土休日のみ運行。
2月28日まで、「桃太郎電鉄スタンプラリーinやまなし ~おおつき桃太郎伝説を探る旅~」を開催中。
「サイクルトレイン」を、本格的に導入している。平日9時頃~15時頃まで・土休日初発~18時頃まで。大月発着時の大月側先頭車に持ち込む。上大月・禾生駅は利用不可。大月は富士急線駅のみ。特急・JR直通列車は対象外。多客が見込まれる日は取扱いを行わない。
小湊鐵道 通常通り運行。
いすみ鉄道 通常通り運行。キハ28 2346は、2月初旬まで貸切等の不定期運行を計画する。
銚子電鉄 朝方3往復・土休日2往復の運休は継続中。
2月23日までの特定日、臨時列車を運行している。銚子発12時46分・13時41分・14時39分・15時34分、外川発13時12分・14時05分・15時10分・16時03分。1月28日、2月11・23日運行。
秩父鉄道 通常通り運行。2月23日まで「秩父三大氷柱号」として、7500系1編成にヘッドマークを掲出して運行する。
*** バス ***
バスについては、時刻表(バス停やWebサイト)に掲載されている時刻通りの運行を行っている場合は、その時刻がコロナ禍による影響を受けたものであっても、「通常通り」の運行と判断します。その時刻表上からさらに運休等が発生した場合に、その内容を書く事にします。
(「第7波」以降の感染拡大による乗務員不足等を理由とする運休・減便等は、太字で記します)
基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
新500円硬貨についていくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。
東京都営 通常通り運行。
小滝橋〔営〕では1月25日から1カ月程度、バイオ燃料を使用して運行している。うち5台には専用ラッピングを施す。「都バス運行情報サービス」で運用が検索できる。
日立自動車交通 通常通り運行。
新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。
京成バス 一般路線は通常通り運行。
江戸川〔営〕の臨海病院線・区役所線〔篠01〕系統、松戸〔営〕の東初石線〔流01〕系統・西初石線〔流02〕系統・三輪野山線〔流11・12〕各系統は1月16日より土休日の運行を取りやめ、平日のみ運行している(平日ダイヤの変更はない)。
京成タウンバス 通常通り運行。
京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。
京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。「市川市観光PRコンテスト」入選作品をラッピングした「いちかわきゅんバス」を運行中。
一日乗車券「トラ街ックパス」を発売している。2月28日まで。大人600円・小児300円。
ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。
ちばレインボーバス 通常通り運行。
土休日限定1日乗車券「虹色ホリデーきっぷ」は、「ジョルダンモバイルチケット」で発売している。大人1,000円・小児500円。アニメ「群青のファンファーレ」とタイアップした「虹色ホリデーきっぷ」(紙券)を、本社営業所・船尾車庫・白井車庫・バス車内で発売している。1000円(大人1人または小児2人で利用可能)。
ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
新500円硬貨は、一般路線は不可。高速バスは使用可能。
ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便(千葉内陸バス1便含む)、土休日は1往復が運休。
千成線「さくらぐるっと号」 を運行している(社会実証実験運行)。千成~京成佐倉駅~夢咲くら館~旧堀田邸~JR佐倉駅~寺崎北間を1日5往復運行(平日・土休日共通)。
東武バス 足立営業事務所・八潮〔営〕・坂戸〔営〕は全て1月30日より、通常運行に復帰する。
スカイツリーシャトル上野・浅草線は、1月10日より平日は全便運休している。
川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。「小江戸川越一日乗車券」を、ジョルダンのスマホアプリ「乗換案内」で発売している。
新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。
国際興業 一般路線は通常通り運行(〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は、運休を継続)。
「ヤマノススメ」ラッピングバスは、2号車は運行を終了した。3号車は2月12日を持って運行を終了する。
埼玉県内区間の運賃改定(値上げ)の申請が出された。平均改定率は、上限運賃で16.48%、実施運賃では1割程度の値上げを予定する。初乗りは現金180円→(実施運賃)200円・IC178円→(実施運賃)200円。3月中の実施を予定。
西武バス 上石神井〔営〕・滝山〔営〕・西原車庫の各系統は、1月26日より通常運行に復帰した。
〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休を継続している。なお、川越駅~南古谷駅線(土休日1往復のみ運行)は1月29日まで運休している。西武観光バスの西武秩父駅・三峰口~中津川線は、災害のため川又で折り返し運行を行っている。
所沢→羽田空港線・所沢→成田空港線(運休中)・川越→羽田空港線(運休中)では、Visaタッチ決済を導入している。カードの他、Apple Pay、Google Pay、ウェアラブルでも可。共同運行他社及び羽田空港・成田空港発全便は不可。1月31日まで「Visaのタッチ決済を使ってみよう!」キャンペーンを実施中(JAL・Visaカード個人本会員・家族会員が対象で、事前の参加登録が必要)。
3月21日まで、「西武鉄道×西武バス おトクにおでかけきっぷ」を発売している。
関東バス 一般路線は通常通り運行。
立川バス 一般路線は通常通り運行。なお立川駅~三井プレミアムアウトレットパーク間直通バスは運休している。
西東京バス 一般路線は通常通り運行。
「通勤ライナー」の新宿→八王子便は、2月10日を持って運行を取りやめる。※八王子→新宿便は運行を継続
機関車バス「青春号」は、1月28日は道路工事のため、2月20日~3月1日はつるつる温泉の設備工事による休館のため、運用を休止(一般中型車両で代走)する 。なお、3月31日を持っての運行終了が発表になった。お別れイベントの開催が予定されている。
始発地を23時00分以降に出発する全便を深夜バスとして、深夜運賃を適用している。
奥多摩駅~丹波・鴨沢西路線の山梨県丹波山村内区間(小袖川~丹波・鴨沢西間)で、絵本「蒼い夜の狼たち」とのコラボによる次停留所案内を、車内前方のサイネージで行う。また、クリエイター・ZUN(東方Project等)の手によるBGMを、一部区間で使用する。奥多摩発便では、特別な行先表示を行う。
京王バス 通常通り運行。
中央高速バスの一部路線は3月1日より、運賃改定を行う。
小田急バス 一般路線は通常通り運行。
始発地を23時00分以降に出発する便を(土曜日・休日を含め)全便深夜バスとし、深夜運賃を適用している。
「みたかシティバス」は、三鷹台駅~三鷹第一小学校前~杏林大学病院間の実証運行を行っている(9月30日まで)。
電子チケット「小田急バス一日乗車券」を発売している。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。
新500円硬貨は、全車両で使用できる。
東急バス 一般路線は通常通り運行。
〔渋21・22・23〕〔黒06〕系統及び用賀駅~弦巻営業所間出入庫系統は2月1日、ダイヤ改正を行う。
二子玉川駅~宇奈根・喜多見地域間の〔玉04・05〕系統は、3月1日より運行形態を変更する。朝方は砧本村を起終点とする一般路線型、日中以降は砧本村を起終点とするオンデマンド型となる。どちらも、指定停留所で東急バスに乗り換えの場合、PASMO・Suicaのみ2回目の乗車が無料になる。
3月16日、川崎市内の運賃改定を実施する。(現金・ICとも)大人210円→220円、小児(IC)105円→110円。川崎市内全線定期券は3月15日を持って発売を終了、以降は東急バス全線定期券を購入する。通学定期券は既に「東急バス全線」区間で発売しており、据え置き。
東急百貨店渋谷本店における東急バスグッズの販売は、1月12日を持って終了した。「電車とバスの博物館」・東急百貨店たまプラーザ店(オリジナルトミカはネット販売のみ)で扱っている。
新500円硬貨は、全車両で使用できる。
京浜急行バス 通常通り運行。
〔三53・54・55・56〕各系統は、ソレイユの丘のリニューアル工事に伴う長期休園のため、運休している(来年3月までの予定)。
YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入している。また、「Visaのタッチ決済」の実証実験を行っている(お台場線は除く)。羽田空港各ターミナル→YCATも対象(この路線は、空港ターミナルでの時刻指定の必要がない)。1月31日まで「Visaのタッチ決済を使ってみよう!」キャンペーンを実施中(JAL・Visaカード個人本会員・家族会員が対象で、事前の参加登録が必要)。
新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。
KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能(1月10日より、モバイルSuicaネット決済を開始している)。
銀河鉄道 通常通り運行。
東京BRT:プレ(一次)運行中。なお、平日の晴海19時48分発以降の連節バス便は、道路工事のため単車で運行している。
東京ベイシティ交通 通常通り運行。
一日乗車券「ぶらやすきっぷ」は、紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。
船橋新京成バス・松戸新京成バス 一般路線は通常通り運行。
千葉交通 一般路線は通常通り運行。
千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。
千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。
「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
「50周年記念」装飾車両を運行している。
新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。
成田空港交通 一般路線は通常通り運行。
小湊鐵道 千葉県がんセンター~蘇我駅東口・千葉駅は全便運休。五井駅東口~国分寺台線は、平日夜間の下り6便・上り3便が運休(五井駅東口発最終は22時58分に繰り上げ)。八幡駅東口~千葉労災病院線は、土休日夜間の下り6本・上り5本が運休している。平日のみ、姉ヶ崎駅~五井駅西口・帝京大学医療センター(姉崎高校経由・ダイアパレス経由)・有秋台団地・市原緑園都市バスターミナル・光風台駅路線は土曜日ダイヤで運行している(姉ヶ崎駅~帝京大学医療センター~光風台駅間は運休)。※10月20日現在、継続中。
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。湊富津笹毛線及び竹岡線は2月1日、ダイヤ改正を行う。現在土休日運休の一部便が、平日も運行を取りやめる。
平和交通 一般路線は通常通り運行。
都賀エリアは2月13日に再編成を行う。都賀線は都賀・四街道線となり、平日のみ都賀駅~四街道駅・若松営業所~四街道駅系統を運行する。若松・四街道線は2月10日を持って廃止する。
あすか交通 一般路線は通常通り運行。
東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。
関東鉄道 一般路線は通常通り運行。
つくばセンター~桜ニュータウン線は、1月31日を持って廃止する。
現在運休中の高速バス・東京~水戸線茨大ルートは、2月9日を持って正式に廃止する。
関鉄パープルバスでは、「石岡・やさと観光周遊バス」を運行している。石岡駅~いばらきフラワーパーク~十三塚果樹団地~いばらきフラワーパーク~石岡駅間循環運行。平日3便・土休日6便(区間運転含む)運行。土休日のみ1日フリーきっぷを発売(1,000円)。提示により、沿線の施設や店舗で割引やプレゼント等の特典がある。なお、関東鉄道グループの「IC1日乗車券」(土休日のみ発売)は利用できない(普通運賃のICでの支払いは可)。
朝日自動車 通常通り運行。
菖蒲〔営〕は2月1日、ダイヤ改正を行う。桶川駅東口~モラージュ菖蒲間急行路線を、一般路線〔OK02〕系統に移行する(現状の〔OK02〕系統(桶川駅東口~菖蒲車庫)は廃止)。この他、〔OK01・03・11・12・13〕各系統・久喜駅西口~モラージュ菖蒲間急行路線で時刻を改正する。またモラージュ菖蒲関連の系統で運賃改定を行う。
加須〔営〕は2月1日、〔KZ01・11・13・21〕各系統で、平日15~19時台の運行時刻・行先変更を行う。
「熊谷・妻沼名所巡りきっぷ」を発売している。太田〔営〕全路線(熊谷駅~妻沼~太田駅など)が利用可。スタンプラリーも行っている。スタンプを3つ集めて郵送すると、朝日バスのミニカー(日野レインボー7m)がプレゼントされる。大人1,000円・小児500円。1月31日まで。
「スマホ限定 はすだ1日フリーパス」を発売している。蓮田市内各路線が1日利用可。スマホアプリ「バスもり!」のみ。大人500円。
阪東自動車 通常通り運行。1月31日まで一日乗車券を発売している。スマホアプリ「バスもり!」のみ。大人500円。
茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
1月31日までの間、期間限定で一日乗車券を発売する。松伏・野田両営業所の路線で利用可(東武動物公園線・野田市駅~岩井車庫線・コミュニティバスは不可)。大人・子供とも1,000円。松伏・野田両営業所・朝日自動車の北越谷〔営〕・ガーヤちゃんの蔵屋敷で発売。
川越観光 マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめている。最終バスは、マイタウン循環は東松山駅発23時03分→22時34分、東京電機大学循環は高坂駅発23時29分(深夜バス)→22時59分。
「小川・越生ぐるっとフリーパス」を、来年1月31日まで発売している。小川パークヒル線・みどりが丘循環線・黒山線で利用可能。大人500円・小児250円。
国際十王交通 一般路線は通常通り運行。
「くまがやワンデイパス」を、1月31日まで発売している。熊谷市内の国際十王交通路線で利用可(朝日自動車を含む他社は不可。熊谷駅南口~森林公園駅路線は全線不可の模様)。大人1,000円・小児500円。熊谷営業所および秩父観光興業株式会社で発売。バス車内では発売しない。
「森林公園花めぐりデジタルきっぷ」は通年発売している。小田急のMaaSアプリ「EMot」のみ。
関越交通 一般路線は通常通り運行(ただし水上駅~谷川岳ロープウェイ路線は降雪のため、ゆびそ温泉で折り返し運行)。
「尾瀬バスカード」「敬老尾瀬バスカード」は、3月31日を持って発売を終了する。利用は来年1月31日まで。今後ICカードに移行する予定。群馬県内の他の磁気カードも同時に終了する。
イーグルバス 東秩父村路線は、土休日の〔W03〕系統全便・〔W04〕系統一部便(和紙の里発3便・小川町駅発4便)が運休している。ときがわ町路線は、〔と01・02・05-2・06〕系統の平日の一部便(夕方以降)が運休している。「小江戸巡回バス」は、平日も現行の土休日(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含めて14便)と同じ時刻で運行。
横浜市営 通常通り運行。「雨の日臨時便」・深夜バスは運休中。
「109系統特急」「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド直行便」で行っている「Visaのタッチ決済」の実証実験を、3月31日まで延長する。
横浜交通開発 通常通り運行。
川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。
新500円硬貨は、全線で使用できる。
神奈中バス 一般路線は通常通り運行。
橋本〔営〕は1月28日、ダイヤ改正を行う。
相鉄バス 一般路線は通常通り運行。
臨港バス 一般路線は通常通り運行。
鶴見・神明町両営業所は2月1日、ダイヤ改正を行う。〔鶴05・06〕系統は平日も朝夕のみの運行となり、〔鶴07〕系統を大幅に増便して終日運行する。〔鶴01・02・03・04・12〕各系統も運行間隔の変更や、最終バスの繰り下げを行う。〔川50・56・58〕各系統では平日朝方に増便する。〔綱23〕系統も初便・終便を含めて時刻の変更がある。
3月1日より、連節バス「KAWASAKI BRT」の運行を開始する。川崎駅~水江町を、平日の朝夕、12分間隔で運行。往路は朝方特快・夕方快速、復路は朝方快速・夕方特快で運行する。所要時間は特快で22~23分。川崎駅は21番乗り場に発着する。2月25日に試乗会を行う。事前の参加申し込みが必要。同日、関連する一般系統で大幅な改正を実施するが、詳細は2月に通知。
3月16日実施を予定とした、川崎市内の上限運賃変更認可(=値上げ)の申請を行った。実施運賃は(現金・ICとも)大人210円→220円、小児(IC)105円→110円。通学定期は据え置きの予定。横浜市内・東京都区内は変更なし。
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
湘南営業所は1月16日、平日のみダイヤ改正を行い、〔N6・15・61・63〕〔F15〕各系統は減便、〔N62・64〕(湘南鎌倉総合病院藤沢口経由)各系統は当面の間運休している。※「コロナ禍による乗務員不足」を理由としているが、暫定的なものになるのかは不明。
1日乗車券「江ノ電バスのり旅きっぷ」を、実証実験として発売している。3月15日までの予定。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。1端末につき大人1人・小児3人まで利用可能。
箱根登山バス 以下の路線で運休が発生している。
小田原駅~国府津駅:6往復(土休日は3往復)小田原駅→ダイナシティ:土休日のみ1本 鴨宮駅~ダイナシティ:2往復(土休日は復路1本) 鴨宮駅~国府津駅:2往復 小田原駅~芦子橋~城東車庫:往路3本・復路2本 箱根湯本駅~上畑宿~元箱根港:4往復(平日のみ、往路1本は上畑宿行きで運行) 箱根湯本駅~上畑宿:1往復
座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている(土休日のみ運行)。下り小田原駅10時15分発(ターンパイク箱根経由)・箱根湯本駅12時00分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行・16時00分発(ターンパイク箱根経由)小田原駅行。乗車券小田原駅発大人1,340円・小児670円、箱根湯本駅発着大人1,080円・小児540円(フリーパス等の利用も可)+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発券。11月12日まで運行予定。
伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している(黄瀬川大橋本格復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱い)。なお、黄瀬川大橋は今年秋に仮橋の開通を予定している(大型車の通行が可能になる)。本復旧は2026(R8)年を予定。
湯河原~箱根線は運休を継続している。その他の路線は、通常通り運行。
2月26日までの金・土・休日、伊豆の国市実証運行バス「ぐるっと!伊豆の国市観光周遊バス」を運行している。ブルーラインとグリーンラインの2コースを各5回運行。1乗車200円。1日乗車券(500円)を発売している。この期間中は「歴バスのるーら」は運休。
「函南町拠点循環バス」実証運行を行っている。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。函南町の公式WEBでは、3月24日まで運行を継続としている。
新500円硬貨は、全線で使用できる。
富士急モビリティ 通常通り運行。
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線共に、通常通り運行。
富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は、河口湖駅発は、10~15時台は20分間隔で運行している(富士急ハイランド~河口湖間は運休)。「グリーンライン」(西湖)は8本運行している。「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。この3路線の1日フリー乗車券を発売している。大人1,350円・小児680円。
甲府駅~河口湖駅・富士山駅路線の1日フリー乗車券を発売している。大人3,000円・中人2,000円・小児1,500円。
富士スバルライン五合目線は、3往復運行。スバルラインが一合目まで営業(通行可)の場合は全区間運休、四合目まで営業の場合は四合目大沢展望台折返しで運行。
「勝沼周遊バス」は、土休日のみ運行。
富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。
高速バス・沼津~渋谷・新宿線は1月30日より、土休日のみ2往復運行に減便する。
「おでかけシャトルバス」の実証運行を行っている。沼津駅北口~駿河湾沼津SA~ららぽーと沼津間は2月10日までの平日、1日8往復運行。
〔三島河口湖ライナー〕の往復乗車券は、WEBサイト「SEKITORI」及び旅行代理店でのみ取り扱っている。
富士急静岡バス 一般路線は通常通り運行。
山梨交通 一般路線は通常通り運行。
東海バス 一般路線は通常通り運行。定期観光バス「絶景小室山リッジウォークと伊東映えスポットめぐり」は、運休している。
松崎~池代線では2月1日より、デマンド型交通の実証実験を行う。1日4往復運行。乗車前に東海バス松崎〔営〕に電話で乗車の予約を行う。現行の東海バスは1往復のみ運行(松崎~大沢温泉間は別に松崎~下田駅間路線あり)。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している(黄瀬川大橋本格復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱い)。なお、黄瀬川大橋は今年秋に仮橋の開通を予定している(大型車の通行が可能になる)。本復旧は2026(R8)年を予定。
フリーきっぷ全種類を、小田急のMaaSアプリ「EMot」で発売している。「EMot」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円(大人1人に対し、小児5人まで)。
東海バスフリーきっぷ「全線3日券」の通常の半額(大人4,600円→2,300円・小児2,300円→1,150円)の発売は、1月15日を持って終了した。
新500円硬貨は、一般路線全線で使用できる。
JRバス関東 一般路線は通常通り運行。現在運休中の高速バス・東京~水戸線茨大ルートは、2月9日を持って正式に廃止する。
PASMO事業者が発売している「Greater Tokyo Pass」は、1月20日より有効期間を3→5日に延長している(発売額据え置き)他、鉄道のみ利用できる3日間タイプを新発売する。訪日外国人にのみ発売。利用できるのはPASMO事業者各者で、JRなどは不可(チャージ額で利用可)。公式WEBサイトのリニューアルも行う。
Suica・PASMOはいずれも3月18日より、モバイルの通学定期券(中学校・高校用のみ)の発売を開始する。
一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
新型コロナウィルス感染症の、法律上の位置づけが、5月8日(GW明け)の「5類」への変更が決定しました。今月はWHOが「緊急事態」を宣言して3年になるが、WHO自身もまた、宣言の終了への模索を始めたようです。日本も世界もコロナ禍の大きなヤマ場を迎える事になるが、これが各交通機関にどのような影響を与える事になるのか。感染者数は減少傾向にあるが、当然まだまだ油断はならず、これから3ヶ月間のコロナ禍、そしてそれが交通に与える影響を、慎重に見極める必要があろうかと思います。ともかく「移動」がなければ成り立たないのが乗り物なので、早く、少しでもコロナ禍前の日常に近い状態に戻れる事が、強く期待されます。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
28日 元横綱白鵬 宮城野親方 断髪式
№2608 バスジャパン・ハンドブックシリーズV110 神奈川中央交通(星雲社)
「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」(以下「BJシリーズ」)最新刊、「V110 神奈川中央交通」、去年の10月には刊行されていたが、今度はだいぶ遅くなってしまいました。
当ブログで何度も書いている通り、戸塚在住の私にとって、神奈中バスは地元中の地元です。毎日乗る、という事もないが、当然その動向にはいつも注目していました。それ故、この5~10年位の動き(特にダイヤ面)は、少々心配でもあります。
BJシリーズでは、1997(H19)年のNEW23、2006(H18)年のR57で取り上げられており、3回目になります。16年ぶりという事になるが、この間は組織面でかなりの変動がありました。イイワケになってしまうが、それがデータ分析の作業にも若干影響しました。
その変動を整理しておくと、
NEW23 横浜・舞岡・戸塚・藤沢・茅ヶ崎・平塚・秦野・伊勢原・厚木・綾瀬・大和・町田・相模原・津久井の14営業所体制。いわゆる「観光バス」は神奈中ハイヤーの営業で、戸塚・平塚・町田の3営業所。さらに当時既に湘南神奈交バスがあり、秦野と相模原に営業所があった。
R57 湘南・津久井・横浜・藤沢・相模の各神奈交バスがあり、湘南は平塚・秦野、津久井は津久井、横浜は舞岡、相模は相模原、厚木、町田、藤沢は大和、藤沢に営業所があった。神奈中本体では、藤沢・津久井は神奈交委託が完了した状態でそれぞれ茅ヶ崎・相模原〔営〕配下の操車場になり(津久井→三ケ木)、厚木〔営〕配下の上荻野操車場、相模原〔営〕の峡の原操車場、大和〔営〕配下の中山操車場があった。また、多摩〔営〕が新設になっている。「観光バス」は神奈中観光(以下「観光」)が運営。
V110 分社が神奈川中央交通東(以下「東」)・神奈川中央交通西(以下「西」)に再編されたほか、横浜神奈交バスは神奈中本体に戻った。東は藤沢・厚木・厚木北(旧上荻野操車場)・相模原・橋本(旧峡の原操車場)・大和、西は平塚・秦野・伊勢原・津久井(旧三ケ木操車場)に営業所がある。本体は横浜・舞岡・戸塚・中山(旧中山操車場)・藤沢・茅ヶ崎・平塚・秦野・伊勢原・厚木・厚木北・綾瀬・大和・町田・多摩・相模原・橋本・津久井の17営業所体制。観光は戸塚〔営〕が廃止になり、平塚→神奈川・町田→東京と改称。
と、平成の30年の間に相当大規模な再編成が繰り返されていて、ここには書ききれない変化もありました。なので、単純な比較はできていない部分はお断りしておきます。
◆ 神奈中バスの車両たち
まず、「現有車両一覧表」の文字が小さい。神奈中はBJシリーズが扱ってきた事業者では最多級の台数であり、R57は76ページだったが、今回は72ページなので、こうしないと全てを収めきれなかったのだろう(西鉄の時は2冊に分けられていた)。1行で50台記されている(通常は40台)。正直少々読みづらかった。
1.グループ4社全体の台数2,141台は、16年前は2,246台だったから、95台の減少。NEW23では2,148台で、四半世紀前のレベルに戻ってしまった事になります。
まず用途別では、乗合車は1,923台で16年前より62台、3.24%の減少。この10年位の規模縮小(路線廃止・減便など)の影響が出ているだろう。グループ全体の89.86%、約9割を占めていて、やはり一般路線バスが神奈中バスの経営の主力になっています。
高速車は22台。16年前より3台増。グループ全体の1.03%。夜行路線車両はなくなりました。
特定車は88台あり、16年前より31台のマイナス。それでもグループ全体の4.11%と決して低い割合ではなく、用途は様々だが、神奈中の営業において一定の地位を保っています。
貸切車は107台で、16年前より13台のマイナス。グループ全体の5.00%。ただし神奈中では、乗合車からの用途変更車両が多く、いわゆる「観光バス」は観光のみの77台。観光に限ると、16年前より21台の減少です。
2. グループ全体の乗合車の配置を、多少強引だがナンバープレートの登録地名(横浜・湘南・相模・多摩+八王子(以下「東京」)によるエリア分けで、地区別の割合の算出を行ってみました。横浜29.21%(504台)・湘南29.17%(561台)・相模32.76%(630台)・東京11.76%(288台)で、神奈川県の中央部(おおざっぱに言って、小田急小田原線より北)が、乗合車全体の約1/3を占めています。この割合は、16年前とほぼ変わらない。
営業所別では、舞岡〔営〕が179台で最も多く、神奈中本体の9.57%を占めています。次が戸塚〔営〕の165台で8.82%、この両営業所で神奈中本体の1/5弱になります。戸塚区・泉区を中心とした横浜市西部の需要の高さを反映しています。最少は、本体では津久井〔営〕の50台、西の分を足しても61台で、ローカル線中心になるので(決してそれが全てではないが)、台数も少なくなるようです。相模や湘南のエリアは、台数は多くても「広く薄く」の傾向があると言えるだろう。
分社・営業所の再編が大規模だったので16年前との単純比較はできないが、それでも厚木〔営〕は145→108台と、大幅な減少になっています。一方で厚木北〔営〕は41(上荻野操車場時代)→64台と増加していて、厚木市付近ではトータルでは減少傾向の中、北部へのシフトが行われているという事だろうか。
3.平均車齢は、今回は刊行時点の2022(R4)年を0年として計算。
① 乗合車は、グループ全体では9.96年となり、16年前(6.74年)より大幅に経年化しました。昔の神奈中バスは比較的早めに新車両に置き替える傾向だったのに、「時代が変わったな」の印象があります。
年式別では、2010(H22)年式が200台ちょうどで10.56%、次が2006(H18)年式で194台、10.24%になります。2006(H18)年式が多いのは、この頃横浜市内では横浜市営バスからの系統の移譲が進められていて、その対応のためと考えられる。特に舞岡〔営〕では翌年2007(H19)年にYAMATE LINER(これも元横浜市営)車が集中して導入されていて、この2年間で55台、営業所全体の乗合車の30.72%になる。という事もあってか、舞岡〔営〕の乗合車の平均車齢は9.89年となり、横浜市内としては(他事業者を含めても)かなり高齢化している方だと言えるだろう。
エリア別では横浜8.97年、湘南10.29年、相模10.56年、東京10.04年。そうは言っても、横浜エリアが一番若い。一方で横浜〔営〕が7.72年と、全営業所で最も若い事があるだろう。
また、分社が本体より高齢化しているのは神奈中も同じで、本体9.22年に対し、東15.88年、西13.40年。最高齢は東の大和〔営〕で、15.88年。8台の最若は2007(H19)年式。西の津久井〔営〕も、11台の平均車齢が14.55年になります。
最高齢は2005(H17)年式の合計17台で、この中には綾瀬〔営〕配置の、ネオプランの連節車があります。R57の時点ではデビューしたばかりだったのに、連節車ももうそれだけの年月を重ねてきたのかと、感慨深いです。
② 高速車は、本体の舞岡〔営〕・東の平塚〔営〕・西の相模原〔営〕に配置されています(ただし舞岡〔営〕は、昨年の戸塚・港南台~羽田空港路線の廃止以降稼働していない)。平均車齢は5.09年だが、最高齢の2012(H24)年式3台は舞岡〔営〕に配置されています。西・相模原〔営〕が3.29年、東・平塚〔営〕が4.92年。
③ 特定車は用途が様々なので単純計算はできないと思うが、本体11.60年、東13.50年、西13.19年という数字が出ました。最高齢は東・相模原〔営〕にいる、2001(H13)年のエアロスター2台。
④ 貸切車は、純粋な「観光バス」は観光のみ。観光の平均車齢は6.60年で、16年前(6.06年)と大差はない。最高齢は神奈川〔営〕の、2006(H18)年式のメルファ(写真がない)。グループ全体では9.06年。
グループ全体の2021(R3)年の導入は8台、2022(R4)年は1台に留まりました。乗合はシターロG4台とポンチョ2台(共にコミュニティバス用)のみ。貸切も神奈川県の福祉バス「ともしび」だけ。他に特定のコースター2台。一般的な乗合車、貸切車の導入が全くなく、間違いなく、コロナ禍による需要の大幅な減少の影響が出たはずです。この事も、平均車齢を引き上げている要因になっていると思われます。
4.乗合車のノンステップ率は65.71%となり、16年前の8.31%から大幅に上昇して、1/3近くにまでなりました。エリア別では東京が99.56%。多摩〔営〕は全車ノンステップ化。町田も非ノンステップはエルガミオ1台のみ。他地域は横浜67.66%、湘南59.54%、相模56.19%。神奈中本体では津久井〔営〕が46.00%、伊勢原〔営〕が48.99%と5割に満たない。分社でノンステップ車があるのは、東・橋本〔営〕のみ。この他特定7台・貸切1台がノンステップ車(特定のうち3台はポンチョ)。
5.グループ全体を用途に関係なく、中小型・大型・高速貸切型式・その他(ダブルデッカー・連節車)で分けてみると、中小型313台(14.62%)・大型1705台(79.64%)・高速貸切型式97台(4.5%)・その他26台(1.21%)。本体の厚木北〔営〕は全車両が乗合の大型車。横浜〔営〕も、大型車は全て乗合車。一方大和〔営〕は103台中47台、45.63%と半分近くが中小型車。しかも貸切登録1台を除いて乗合車(うち6台はコミュニティバス)。綾瀬〔営〕は全体の10.66%、1割以上が連節車なのが目を惹く。
三菱ふそうのQKG-MP38FKは348台でグループ全体の16.25%、2PG-MP38FKは318台で14.85%、この両型式だけで、グループ全体の1/3近くを占めています。
ハイブリッド車は、先代のエルガ・ハイブリッドと現行のブルーリボン・ハイブリッドが各2台のみ。20世紀の頃にはノンステップ化以前の三菱ふそうMBECSなどの導入も見られたもので、総数としてはむしろ減少している。またCNG車は全滅しました。リフト車も乗合車からはなくなり、むしろ観光の貸切車に導入が見られる。
自家用の引継ぎと思われるガーラミオを除くと、他事業者からの移籍はない。中古車両の供給元、という性格は昔から変わらないからねえ。
今回は、メルファ2型式と、エアロスター1型式(茅ヶ崎〔営〕の特定車)の画像の掲載がありませんでした。
◆神奈川中央交通のあゆみ
まず、藤沢神奈交バスの写真があったが、かつての神奈交5社で皆オリジナルのカラーを採用していたものの、残念ながらBJシリーズにおいて、カラーで見る事ができなかった(R57にも掲載されていない)のは残念。
戦時統合の時に、旧相模鉄道のバス部門も統合しているが、当時の相模鉄道は、今のJR相模線と、戦後の相鉄本線となる旧神中鉄道から成り立っていて、バスは元々の相鉄線(相模線)を培養するもののようだった。今の相鉄バス路線網とは異なる。
神奈中バスは戦後、「大東急」から分離された時点で小田急の系列になったが、これを読むと、今の井の頭線である帝都電鉄を京王に移管した、その代償だという。これは興味深い話だ。
「整理券方式」「深夜バス」で先鞭をつけた神奈中だったが、今、両方とも岐路に立たされているようだ。深夜バスは廃止・減便が相次いでいるし、整理券方式(=後払い)はICカードの普及もあるが、乗降時間短縮という点でどうなのかという議論もあるようだ。郊外→駅行だと信用方式の先払いを採用している系統も多くなり(神奈中に限らないが)、今後全面的な見直しも、あるかも知れない。
◆神奈中バスのいる風景
「かなみん号」のデザインは、営業所によって「山」「海」「街」「横浜」と描き分けられています。その意味では、「海」がないのは残念かな。まあ江ノ電バスや京浜急行バスのような、波打ち際のすぐそばを走る区間というのはあまりないから、難しいか。
◆東海道“格宿停車”の旅
NEW23は種村 直樹氏による相模川バス紀行で、相模川の河口に近い須賀港から、相模湖にほど近い千木良へ、相模川をさかのぼっていく日着の旅。相模川沿岸でもこの後路線の廃止が相次いで、本厚木から相模大橋を渡って左岸に出る路線は全てなくなっています。一方で、最後の乗車となった桂橋行は、この後三ケ木へ延長される事になります。バスカードの方式がエリアによって混在していた頃の様子も記されています。三ケ木でのだらしない高校生にあきれる話も。
R57は富田 康裕氏による、横浜から大山ケーブルまで、県内の古刹を巡る1泊2日の旅。わが街戸塚も出てくるが、駅東口からバスセンターまで迷ったと書いてある。そんなに複雑だったっけ?と、地元民としては思ってしまうのだが(この後の西口再開発で、より駅西口に近い場所に移転する。旧ターミナル跡地はマンションになった)。金目駅、大山駅と「駅」がつくバス停があって何で?と疑問を投げかけていたりもした(名称は今も変わっていない)。
種村氏も富田氏も、都会から地方へ、賑やかな方から静かな方へ、という流れになっていました。過去のBJシリーズの紀行はほとんどがそうです。だから、今回の谷口 礼子さんの紀行が小田原から始まり、横浜が終点となるのは、極めて異例でした。むろんそれは、小田原から平塚へ向かう〔平45〕系統が、今は土曜日ダイヤの早朝1本しか運行がないからで、逆方向だと平塚駅発は6時40分となって、「紀行」には利用できない。平成が始まった頃は毎日、日に5往復は走っていたものだったが。国府津駅までは箱根登山バスが頻発(もっともこちらも減便が相次いでいるが)しているものの、今は国府津駅から先でさえも、平塚駅へ行くバスはこの〔平45〕系統のみになってしまった。前は30分間隔で走っていたのに(二宮駅発着に短縮されている)。
旧相模川大橋は、「源 頼朝が落馬した橋」だったのか?去年の大河ドラマで頼朝が馬から落ちる所が描かれていたから興味深かった(劇中では山の中の田舎道だった)。
宿場町を辿る旅でもあり、ここでも戸塚が出てくる。八坂神社の「お礼まき」の日には駅近くから神社までの国道などに露店がいくつも並んでいて、私も学生だった頃は足を運んだものでした。
(藤沢の遊行寺は、富田氏の紀行でも出てきた)
神奈中バスの紀行では、3人とも平塚駅を経由しました。神奈中の本社がある平塚は外せない、という所か。去年、七夕まつりができて良かったねえ!
◆終点の構図 日向薬師
NEW23はみくるべ(秦野市)、R57は和田(藤野町 現相模原市緑区)でした。みくるべは元々は箱根登山バスの終点で、バス停の標識が箱根登山時代のまま。車内販売を行っていたという、当時の湘南神奈交バスの様子も記されています。現在は廃線となり、地元タクシー会社に委託する路線固定型乗合タクシーに移行。路線は延長され、みくるべは終点ではなくなっています(土休日運休)。和田への路線は、先の「神奈中バスのいる風景」でも出てきました。
今回の日向薬師は、伊勢原駅北口からだと平日は60分間隔、土休日は30分間隔になる時間帯もあるが、やはり昔よりは減っている。ここは大山への登山口の一つでもあるが、ここにも源 頼朝も来た事があるのか(これはドラマの劇中では描かれなかった)。「マイカーの利用が多い」ね…。
◆神奈中バスの路線エリア
全体的な構図は、26年前から変わっていない。他事業者のエリアである川崎市東部から横浜市東部、三浦半島、箱根を除いた神奈川県の全域と、町田市・多摩市を中心とした東京都多摩地域。横浜市にポッカリ空白域があるが、横浜市営バスや相鉄バスのエリアになる。先の紀行にも出てきた小田原の他、調布や登戸も、「免許維持路線」としての乗り入れ(土曜ダイヤでのみ運行)。一方で16年前と比較すると、新松田への乗り入れがなくなるとか、宮ケ瀬で本厚木方面と三ケ木方面の路線が繋がらなくなるなった、一方で新横浜駅に乗り入れるようになった(横浜市営バスの代替)など、細かな所では変化も見られる。なお、相鉄バスと共同運行の寒川駅~海老名駅路線が記されていないが、あくまで「コミュニティバス」の位置づけだからなのか。
江ノ島に乗り入れ、さらに国道143号を西下する路線の存在が目を惹くが、現在は毎年7月「海の日」の限定運行。
旧藤野町の路線は、R57刊行の時点では町営バスに転換されていたが、その後の市町村合併によって相模原市緑区になった事で、神奈中(津久井神奈交バス)の運行が復活した。しかし数年しか持たずに廃止になり、現在は乗合タクシーなどに転換されています。だからBJシリーズにこの変化は現れないが、ここからも、神奈川県といえども、地方は相当厳しい事が窺えます。
という事で神奈中バスの現状を、車両のデータを中心に見てきたが、個人的にはやはり昨今の、ダイヤ改正の度に相次ぐ減便が心配です。10年位前からこの傾向がみられるようになり、それはドライバー不足が主な理由だったが、このコロナ禍でさらに加速してきているように見える。私は高校生の時には神奈中バスを乗り継いで通学していたのだが、その当時は8分間隔だったはずの系統が、今は20分間隔と半分以下に減少してしまったりしています。地方部の路線は何とか維持されているようにも見えるが、当然先行きは不安視されます。都心部でさえ運行の維持が難しくなるようだと、ちょっと…、という感はあります。
一つ挙げさせてもらうと、神奈中バスの路線バスの運行形態は、「わかりづらい」というのが実感としてあります。特に系統番号は、神奈中では運行区間ごとに別々に付与されているため、途中まで利用者が多い幹となる区間でも複数の系統が走る事になり、これ〇〇に行くの?と不安になったりもします。公式WEBでダイヤ改正のお知らせを読んだりしても、「×〇〇系統は運行回数を変更」とか記されていても、それが何を意味するのか解らない(改正内容の詳細を書かない事もあるし)。現状では運行区間の短縮や経由地の変更、という事が多いが、すぐには理解できない。バス停の時刻表に記されている系統番号も小さい上にすべてまとめて記されているため、この時刻・この行先は「×〇〇」系統だとは解らない。なので、あまり利用者には浸透していないのではないか。ここではあまり長々と書けないが、単なる運行回数の変更などにとどめるのではなく、他事業者との協議のうえで、思い切った運行形態、さらには運行系統付与方法の全面的な変更、という道を探るべきではないか。特に神奈川県では系統番号の付与方法が各者でてんでバラバラなのだが、別に事業者間の仲が悪いわけではない(と思うので)、どこかで県全体の運行体制(決して会社の再編ではない)の抜本的改革を行うべき時だと思う。できれば神奈中がそのリーダーになって欲しい。
都市路線でさえ減便というのは不安、とは書いたが、一方で3年前の2020(R2)年9月には横浜市と基本協定を結び、戸塚区西部におけるバスの利便性向上(連節車導入による路線再編成が想定されているようだ)で連携するとしている。自治体との協力関係の構築による利便性維持にも期待したい。むろん横浜市以外でも。
その連節バスはエリア各所で運行されているが、(神奈中に限らないが)基本的に大学や企業の輸送のピークに対応するものであって、団地輸送も含めて、終日フリークエントサービスを提供する系統は、今のところはない。特に団地輸送では、日中も含めてそれほど待たずに乗れるフリークエントサービスの提供を期待したい。むろんそれも、自治体の協力が欠かせなくなるが。
その他の車両面は、どうだろう?今後積極的導入を迫られる事になるEVだが、神奈中の主力である三菱ふそうでは、今のところEVバスに関する動きがちょっと見られない。ハイブリッドさえないし。JBUSが間もなく発表するEVノンステップ車を、神奈中も導入するのか、他メーカーに乗り換える事がないのならどうするか、この点にも注目したい。
コロナ禍とはいえ、正直他事業者以上に元気がないように見える近頃の神奈中バスだが、やはり神奈川県においては、期待は小さくないはず。どこかで反転攻勢に転じて、再び県内の公共交通をリードする役目を担って欲しいと、強く願います。
あと、話が変わってしまうが、今の戸塚〔営〕は戸塚区ではなく泉区、しかも大和市との市境に近い所にあり、実態に合っていない。名称を変えた方が良いのではないか?まだ立場にあったNEW23の時点ですでに、分区により戸塚区ではなくなっていたのだから、移転を機に変えておけば、良かったのではないだろうか?
旧津久井町の鳥屋は、リニア中央新幹線の車両基地が建設されるが、これって、神奈中バスに何か影響を与えるものだろうか?
なお、先に「稼働していない」と記した舞岡〔営〕のエアロエース3台は、今日現在ではナンバープレートを外され、側面に書かれていた文字も全て消された状態で、なお車庫内に留置されています。少なくとも神奈中からは去る事になりそうだが、その先は?
次回刊V110は、宮城交通が予告されています。1999(H11)年のNEW29以来、24年ぶりになります。当然東日本大震災は避けて通れないし、他に地下鉄東西線開通など、相当環境が変化しているはずです。現状はいかに。
BJエディターズ公式WEBでは2月上旬刊行、としているが、その先についてはコロナ禍の動向を見て事業者を決定するとしています。とりあえずその次は神姫バス、さらにその次は関東または中部の事業者になるとしています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《What's New》
26日 トヨタ自動車 豊田 章夫社長 会長就任発表 後任社長に佐藤 恒治氏
27日 れいわ新選組 舩後 靖彦参議院議員 パソコン音声で代表質問 本会議史上初
当ブログで何度も書いている通り、戸塚在住の私にとって、神奈中バスは地元中の地元です。毎日乗る、という事もないが、当然その動向にはいつも注目していました。それ故、この5~10年位の動き(特にダイヤ面)は、少々心配でもあります。
BJシリーズでは、1997(H19)年のNEW23、2006(H18)年のR57で取り上げられており、3回目になります。16年ぶりという事になるが、この間は組織面でかなりの変動がありました。イイワケになってしまうが、それがデータ分析の作業にも若干影響しました。
その変動を整理しておくと、
NEW23 横浜・舞岡・戸塚・藤沢・茅ヶ崎・平塚・秦野・伊勢原・厚木・綾瀬・大和・町田・相模原・津久井の14営業所体制。いわゆる「観光バス」は神奈中ハイヤーの営業で、戸塚・平塚・町田の3営業所。さらに当時既に湘南神奈交バスがあり、秦野と相模原に営業所があった。
R57 湘南・津久井・横浜・藤沢・相模の各神奈交バスがあり、湘南は平塚・秦野、津久井は津久井、横浜は舞岡、相模は相模原、厚木、町田、藤沢は大和、藤沢に営業所があった。神奈中本体では、藤沢・津久井は神奈交委託が完了した状態でそれぞれ茅ヶ崎・相模原〔営〕配下の操車場になり(津久井→三ケ木)、厚木〔営〕配下の上荻野操車場、相模原〔営〕の峡の原操車場、大和〔営〕配下の中山操車場があった。また、多摩〔営〕が新設になっている。「観光バス」は神奈中観光(以下「観光」)が運営。
V110 分社が神奈川中央交通東(以下「東」)・神奈川中央交通西(以下「西」)に再編されたほか、横浜神奈交バスは神奈中本体に戻った。東は藤沢・厚木・厚木北(旧上荻野操車場)・相模原・橋本(旧峡の原操車場)・大和、西は平塚・秦野・伊勢原・津久井(旧三ケ木操車場)に営業所がある。本体は横浜・舞岡・戸塚・中山(旧中山操車場)・藤沢・茅ヶ崎・平塚・秦野・伊勢原・厚木・厚木北・綾瀬・大和・町田・多摩・相模原・橋本・津久井の17営業所体制。観光は戸塚〔営〕が廃止になり、平塚→神奈川・町田→東京と改称。
と、平成の30年の間に相当大規模な再編成が繰り返されていて、ここには書ききれない変化もありました。なので、単純な比較はできていない部分はお断りしておきます。
◆ 神奈中バスの車両たち
まず、「現有車両一覧表」の文字が小さい。神奈中はBJシリーズが扱ってきた事業者では最多級の台数であり、R57は76ページだったが、今回は72ページなので、こうしないと全てを収めきれなかったのだろう(西鉄の時は2冊に分けられていた)。1行で50台記されている(通常は40台)。正直少々読みづらかった。
1.グループ4社全体の台数2,141台は、16年前は2,246台だったから、95台の減少。NEW23では2,148台で、四半世紀前のレベルに戻ってしまった事になります。
まず用途別では、乗合車は1,923台で16年前より62台、3.24%の減少。この10年位の規模縮小(路線廃止・減便など)の影響が出ているだろう。グループ全体の89.86%、約9割を占めていて、やはり一般路線バスが神奈中バスの経営の主力になっています。
高速車は22台。16年前より3台増。グループ全体の1.03%。夜行路線車両はなくなりました。
特定車は88台あり、16年前より31台のマイナス。それでもグループ全体の4.11%と決して低い割合ではなく、用途は様々だが、神奈中の営業において一定の地位を保っています。
貸切車は107台で、16年前より13台のマイナス。グループ全体の5.00%。ただし神奈中では、乗合車からの用途変更車両が多く、いわゆる「観光バス」は観光のみの77台。観光に限ると、16年前より21台の減少です。
2. グループ全体の乗合車の配置を、多少強引だがナンバープレートの登録地名(横浜・湘南・相模・多摩+八王子(以下「東京」)によるエリア分けで、地区別の割合の算出を行ってみました。横浜29.21%(504台)・湘南29.17%(561台)・相模32.76%(630台)・東京11.76%(288台)で、神奈川県の中央部(おおざっぱに言って、小田急小田原線より北)が、乗合車全体の約1/3を占めています。この割合は、16年前とほぼ変わらない。
営業所別では、舞岡〔営〕が179台で最も多く、神奈中本体の9.57%を占めています。次が戸塚〔営〕の165台で8.82%、この両営業所で神奈中本体の1/5弱になります。戸塚区・泉区を中心とした横浜市西部の需要の高さを反映しています。最少は、本体では津久井〔営〕の50台、西の分を足しても61台で、ローカル線中心になるので(決してそれが全てではないが)、台数も少なくなるようです。相模や湘南のエリアは、台数は多くても「広く薄く」の傾向があると言えるだろう。
分社・営業所の再編が大規模だったので16年前との単純比較はできないが、それでも厚木〔営〕は145→108台と、大幅な減少になっています。一方で厚木北〔営〕は41(上荻野操車場時代)→64台と増加していて、厚木市付近ではトータルでは減少傾向の中、北部へのシフトが行われているという事だろうか。
3.平均車齢は、今回は刊行時点の2022(R4)年を0年として計算。
① 乗合車は、グループ全体では9.96年となり、16年前(6.74年)より大幅に経年化しました。昔の神奈中バスは比較的早めに新車両に置き替える傾向だったのに、「時代が変わったな」の印象があります。
年式別では、2010(H22)年式が200台ちょうどで10.56%、次が2006(H18)年式で194台、10.24%になります。2006(H18)年式が多いのは、この頃横浜市内では横浜市営バスからの系統の移譲が進められていて、その対応のためと考えられる。特に舞岡〔営〕では翌年2007(H19)年にYAMATE LINER(これも元横浜市営)車が集中して導入されていて、この2年間で55台、営業所全体の乗合車の30.72%になる。という事もあってか、舞岡〔営〕の乗合車の平均車齢は9.89年となり、横浜市内としては(他事業者を含めても)かなり高齢化している方だと言えるだろう。
エリア別では横浜8.97年、湘南10.29年、相模10.56年、東京10.04年。そうは言っても、横浜エリアが一番若い。一方で横浜〔営〕が7.72年と、全営業所で最も若い事があるだろう。
また、分社が本体より高齢化しているのは神奈中も同じで、本体9.22年に対し、東15.88年、西13.40年。最高齢は東の大和〔営〕で、15.88年。8台の最若は2007(H19)年式。西の津久井〔営〕も、11台の平均車齢が14.55年になります。
最高齢は2005(H17)年式の合計17台で、この中には綾瀬〔営〕配置の、ネオプランの連節車があります。R57の時点ではデビューしたばかりだったのに、連節車ももうそれだけの年月を重ねてきたのかと、感慨深いです。
② 高速車は、本体の舞岡〔営〕・東の平塚〔営〕・西の相模原〔営〕に配置されています(ただし舞岡〔営〕は、昨年の戸塚・港南台~羽田空港路線の廃止以降稼働していない)。平均車齢は5.09年だが、最高齢の2012(H24)年式3台は舞岡〔営〕に配置されています。西・相模原〔営〕が3.29年、東・平塚〔営〕が4.92年。
③ 特定車は用途が様々なので単純計算はできないと思うが、本体11.60年、東13.50年、西13.19年という数字が出ました。最高齢は東・相模原〔営〕にいる、2001(H13)年のエアロスター2台。
④ 貸切車は、純粋な「観光バス」は観光のみ。観光の平均車齢は6.60年で、16年前(6.06年)と大差はない。最高齢は神奈川〔営〕の、2006(H18)年式のメルファ(写真がない)。グループ全体では9.06年。
グループ全体の2021(R3)年の導入は8台、2022(R4)年は1台に留まりました。乗合はシターロG4台とポンチョ2台(共にコミュニティバス用)のみ。貸切も神奈川県の福祉バス「ともしび」だけ。他に特定のコースター2台。一般的な乗合車、貸切車の導入が全くなく、間違いなく、コロナ禍による需要の大幅な減少の影響が出たはずです。この事も、平均車齢を引き上げている要因になっていると思われます。
4.乗合車のノンステップ率は65.71%となり、16年前の8.31%から大幅に上昇して、1/3近くにまでなりました。エリア別では東京が99.56%。多摩〔営〕は全車ノンステップ化。町田も非ノンステップはエルガミオ1台のみ。他地域は横浜67.66%、湘南59.54%、相模56.19%。神奈中本体では津久井〔営〕が46.00%、伊勢原〔営〕が48.99%と5割に満たない。分社でノンステップ車があるのは、東・橋本〔営〕のみ。この他特定7台・貸切1台がノンステップ車(特定のうち3台はポンチョ)。
5.グループ全体を用途に関係なく、中小型・大型・高速貸切型式・その他(ダブルデッカー・連節車)で分けてみると、中小型313台(14.62%)・大型1705台(79.64%)・高速貸切型式97台(4.5%)・その他26台(1.21%)。本体の厚木北〔営〕は全車両が乗合の大型車。横浜〔営〕も、大型車は全て乗合車。一方大和〔営〕は103台中47台、45.63%と半分近くが中小型車。しかも貸切登録1台を除いて乗合車(うち6台はコミュニティバス)。綾瀬〔営〕は全体の10.66%、1割以上が連節車なのが目を惹く。
三菱ふそうのQKG-MP38FKは348台でグループ全体の16.25%、2PG-MP38FKは318台で14.85%、この両型式だけで、グループ全体の1/3近くを占めています。
ハイブリッド車は、先代のエルガ・ハイブリッドと現行のブルーリボン・ハイブリッドが各2台のみ。20世紀の頃にはノンステップ化以前の三菱ふそうMBECSなどの導入も見られたもので、総数としてはむしろ減少している。またCNG車は全滅しました。リフト車も乗合車からはなくなり、むしろ観光の貸切車に導入が見られる。
自家用の引継ぎと思われるガーラミオを除くと、他事業者からの移籍はない。中古車両の供給元、という性格は昔から変わらないからねえ。
今回は、メルファ2型式と、エアロスター1型式(茅ヶ崎〔営〕の特定車)の画像の掲載がありませんでした。
◆神奈川中央交通のあゆみ
まず、藤沢神奈交バスの写真があったが、かつての神奈交5社で皆オリジナルのカラーを採用していたものの、残念ながらBJシリーズにおいて、カラーで見る事ができなかった(R57にも掲載されていない)のは残念。
戦時統合の時に、旧相模鉄道のバス部門も統合しているが、当時の相模鉄道は、今のJR相模線と、戦後の相鉄本線となる旧神中鉄道から成り立っていて、バスは元々の相鉄線(相模線)を培養するもののようだった。今の相鉄バス路線網とは異なる。
神奈中バスは戦後、「大東急」から分離された時点で小田急の系列になったが、これを読むと、今の井の頭線である帝都電鉄を京王に移管した、その代償だという。これは興味深い話だ。
「整理券方式」「深夜バス」で先鞭をつけた神奈中だったが、今、両方とも岐路に立たされているようだ。深夜バスは廃止・減便が相次いでいるし、整理券方式(=後払い)はICカードの普及もあるが、乗降時間短縮という点でどうなのかという議論もあるようだ。郊外→駅行だと信用方式の先払いを採用している系統も多くなり(神奈中に限らないが)、今後全面的な見直しも、あるかも知れない。
◆神奈中バスのいる風景
「かなみん号」のデザインは、営業所によって「山」「海」「街」「横浜」と描き分けられています。その意味では、「海」がないのは残念かな。まあ江ノ電バスや京浜急行バスのような、波打ち際のすぐそばを走る区間というのはあまりないから、難しいか。
◆東海道“格宿停車”の旅
NEW23は種村 直樹氏による相模川バス紀行で、相模川の河口に近い須賀港から、相模湖にほど近い千木良へ、相模川をさかのぼっていく日着の旅。相模川沿岸でもこの後路線の廃止が相次いで、本厚木から相模大橋を渡って左岸に出る路線は全てなくなっています。一方で、最後の乗車となった桂橋行は、この後三ケ木へ延長される事になります。バスカードの方式がエリアによって混在していた頃の様子も記されています。三ケ木でのだらしない高校生にあきれる話も。
R57は富田 康裕氏による、横浜から大山ケーブルまで、県内の古刹を巡る1泊2日の旅。わが街戸塚も出てくるが、駅東口からバスセンターまで迷ったと書いてある。そんなに複雑だったっけ?と、地元民としては思ってしまうのだが(この後の西口再開発で、より駅西口に近い場所に移転する。旧ターミナル跡地はマンションになった)。金目駅、大山駅と「駅」がつくバス停があって何で?と疑問を投げかけていたりもした(名称は今も変わっていない)。
種村氏も富田氏も、都会から地方へ、賑やかな方から静かな方へ、という流れになっていました。過去のBJシリーズの紀行はほとんどがそうです。だから、今回の谷口 礼子さんの紀行が小田原から始まり、横浜が終点となるのは、極めて異例でした。むろんそれは、小田原から平塚へ向かう〔平45〕系統が、今は土曜日ダイヤの早朝1本しか運行がないからで、逆方向だと平塚駅発は6時40分となって、「紀行」には利用できない。平成が始まった頃は毎日、日に5往復は走っていたものだったが。国府津駅までは箱根登山バスが頻発(もっともこちらも減便が相次いでいるが)しているものの、今は国府津駅から先でさえも、平塚駅へ行くバスはこの〔平45〕系統のみになってしまった。前は30分間隔で走っていたのに(二宮駅発着に短縮されている)。
旧相模川大橋は、「源 頼朝が落馬した橋」だったのか?去年の大河ドラマで頼朝が馬から落ちる所が描かれていたから興味深かった(劇中では山の中の田舎道だった)。
宿場町を辿る旅でもあり、ここでも戸塚が出てくる。八坂神社の「お礼まき」の日には駅近くから神社までの国道などに露店がいくつも並んでいて、私も学生だった頃は足を運んだものでした。
(藤沢の遊行寺は、富田氏の紀行でも出てきた)
神奈中バスの紀行では、3人とも平塚駅を経由しました。神奈中の本社がある平塚は外せない、という所か。去年、七夕まつりができて良かったねえ!
◆終点の構図 日向薬師
NEW23はみくるべ(秦野市)、R57は和田(藤野町 現相模原市緑区)でした。みくるべは元々は箱根登山バスの終点で、バス停の標識が箱根登山時代のまま。車内販売を行っていたという、当時の湘南神奈交バスの様子も記されています。現在は廃線となり、地元タクシー会社に委託する路線固定型乗合タクシーに移行。路線は延長され、みくるべは終点ではなくなっています(土休日運休)。和田への路線は、先の「神奈中バスのいる風景」でも出てきました。
今回の日向薬師は、伊勢原駅北口からだと平日は60分間隔、土休日は30分間隔になる時間帯もあるが、やはり昔よりは減っている。ここは大山への登山口の一つでもあるが、ここにも源 頼朝も来た事があるのか(これはドラマの劇中では描かれなかった)。「マイカーの利用が多い」ね…。
◆神奈中バスの路線エリア
全体的な構図は、26年前から変わっていない。他事業者のエリアである川崎市東部から横浜市東部、三浦半島、箱根を除いた神奈川県の全域と、町田市・多摩市を中心とした東京都多摩地域。横浜市にポッカリ空白域があるが、横浜市営バスや相鉄バスのエリアになる。先の紀行にも出てきた小田原の他、調布や登戸も、「免許維持路線」としての乗り入れ(土曜ダイヤでのみ運行)。一方で16年前と比較すると、新松田への乗り入れがなくなるとか、宮ケ瀬で本厚木方面と三ケ木方面の路線が繋がらなくなるなった、一方で新横浜駅に乗り入れるようになった(横浜市営バスの代替)など、細かな所では変化も見られる。なお、相鉄バスと共同運行の寒川駅~海老名駅路線が記されていないが、あくまで「コミュニティバス」の位置づけだからなのか。
江ノ島に乗り入れ、さらに国道143号を西下する路線の存在が目を惹くが、現在は毎年7月「海の日」の限定運行。
旧藤野町の路線は、R57刊行の時点では町営バスに転換されていたが、その後の市町村合併によって相模原市緑区になった事で、神奈中(津久井神奈交バス)の運行が復活した。しかし数年しか持たずに廃止になり、現在は乗合タクシーなどに転換されています。だからBJシリーズにこの変化は現れないが、ここからも、神奈川県といえども、地方は相当厳しい事が窺えます。
という事で神奈中バスの現状を、車両のデータを中心に見てきたが、個人的にはやはり昨今の、ダイヤ改正の度に相次ぐ減便が心配です。10年位前からこの傾向がみられるようになり、それはドライバー不足が主な理由だったが、このコロナ禍でさらに加速してきているように見える。私は高校生の時には神奈中バスを乗り継いで通学していたのだが、その当時は8分間隔だったはずの系統が、今は20分間隔と半分以下に減少してしまったりしています。地方部の路線は何とか維持されているようにも見えるが、当然先行きは不安視されます。都心部でさえ運行の維持が難しくなるようだと、ちょっと…、という感はあります。
一つ挙げさせてもらうと、神奈中バスの路線バスの運行形態は、「わかりづらい」というのが実感としてあります。特に系統番号は、神奈中では運行区間ごとに別々に付与されているため、途中まで利用者が多い幹となる区間でも複数の系統が走る事になり、これ〇〇に行くの?と不安になったりもします。公式WEBでダイヤ改正のお知らせを読んだりしても、「×〇〇系統は運行回数を変更」とか記されていても、それが何を意味するのか解らない(改正内容の詳細を書かない事もあるし)。現状では運行区間の短縮や経由地の変更、という事が多いが、すぐには理解できない。バス停の時刻表に記されている系統番号も小さい上にすべてまとめて記されているため、この時刻・この行先は「×〇〇」系統だとは解らない。なので、あまり利用者には浸透していないのではないか。ここではあまり長々と書けないが、単なる運行回数の変更などにとどめるのではなく、他事業者との協議のうえで、思い切った運行形態、さらには運行系統付与方法の全面的な変更、という道を探るべきではないか。特に神奈川県では系統番号の付与方法が各者でてんでバラバラなのだが、別に事業者間の仲が悪いわけではない(と思うので)、どこかで県全体の運行体制(決して会社の再編ではない)の抜本的改革を行うべき時だと思う。できれば神奈中がそのリーダーになって欲しい。
都市路線でさえ減便というのは不安、とは書いたが、一方で3年前の2020(R2)年9月には横浜市と基本協定を結び、戸塚区西部におけるバスの利便性向上(連節車導入による路線再編成が想定されているようだ)で連携するとしている。自治体との協力関係の構築による利便性維持にも期待したい。むろん横浜市以外でも。
その連節バスはエリア各所で運行されているが、(神奈中に限らないが)基本的に大学や企業の輸送のピークに対応するものであって、団地輸送も含めて、終日フリークエントサービスを提供する系統は、今のところはない。特に団地輸送では、日中も含めてそれほど待たずに乗れるフリークエントサービスの提供を期待したい。むろんそれも、自治体の協力が欠かせなくなるが。
その他の車両面は、どうだろう?今後積極的導入を迫られる事になるEVだが、神奈中の主力である三菱ふそうでは、今のところEVバスに関する動きがちょっと見られない。ハイブリッドさえないし。JBUSが間もなく発表するEVノンステップ車を、神奈中も導入するのか、他メーカーに乗り換える事がないのならどうするか、この点にも注目したい。
コロナ禍とはいえ、正直他事業者以上に元気がないように見える近頃の神奈中バスだが、やはり神奈川県においては、期待は小さくないはず。どこかで反転攻勢に転じて、再び県内の公共交通をリードする役目を担って欲しいと、強く願います。
あと、話が変わってしまうが、今の戸塚〔営〕は戸塚区ではなく泉区、しかも大和市との市境に近い所にあり、実態に合っていない。名称を変えた方が良いのではないか?まだ立場にあったNEW23の時点ですでに、分区により戸塚区ではなくなっていたのだから、移転を機に変えておけば、良かったのではないだろうか?
旧津久井町の鳥屋は、リニア中央新幹線の車両基地が建設されるが、これって、神奈中バスに何か影響を与えるものだろうか?
なお、先に「稼働していない」と記した舞岡〔営〕のエアロエース3台は、今日現在ではナンバープレートを外され、側面に書かれていた文字も全て消された状態で、なお車庫内に留置されています。少なくとも神奈中からは去る事になりそうだが、その先は?
次回刊V110は、宮城交通が予告されています。1999(H11)年のNEW29以来、24年ぶりになります。当然東日本大震災は避けて通れないし、他に地下鉄東西線開通など、相当環境が変化しているはずです。現状はいかに。
BJエディターズ公式WEBでは2月上旬刊行、としているが、その先についてはコロナ禍の動向を見て事業者を決定するとしています。とりあえずその次は神姫バス、さらにその次は関東または中部の事業者になるとしています。
当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
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