№2573 西九州新幹線と 福岡の鉄道を訪ねて 6(終).SFJ086便

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 3日間の旅も終わり、北九州空港から、SFJ便に乗ります。北九州→羽田のSFJ便は、2011(H23)年7月以来11年ぶり。№513で書いています。便名も同じ86便だ。

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 11年前は小倉駅から直接、西鉄の空港バスで空港に向かったが、今回はJRで朽網に行って、そこでバスに乗り継ぎます。少し早めに着きたかったが、小倉駅から適当なバスの直行便がなかったので。これは、3年前に沖縄から着いた時の逆パターン(№2097で書いています)。14時14分発の553M。813系3連で、ワンマン運転。最近のJR東日本のような車外カメラが付いている。

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 朽網駅も、無人化。

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 14時40分発空港行。3年前はエルガミオだったが、今回はBRCハイブリッドでした。乗客は5人。

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 空港島へ、長い橋を渡っていく。青い海が広がる。

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 途中いくつかバス停があるものの乗降はなく、20分弱で空港ターミナルに着きました。

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 早速マンホールが、999のメーテル。

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 日産の展示は、やはりたまには変わる。現在はエクストレイル。

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 等身大のメーテルのフィギュアもあるんだ。

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 SFJのカウンター。この時点では閑散としているが、バッグを預けたら、今日は満席に近いので、16時までには手荷物検査場を通過してくださいと言われた(SFJ086便は16時30分出発)。

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 北九州空港名物の展望デッキの足湯は、コロナ禍のせいで休業中…。
 代わりに?別の場所でPCR検査をやっています。

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 デッキの入口には、航空便の発着時刻表が掲げられているが、これを見ると、FDAのチャーター便が記されている。今日(10月26日)は、8時35分に花巻への便が飛んだらしい。

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 15時34分、羽田からのSFJ081便が着いた。定刻よりだいぶ早め。これを見て搭乗口へ向かう。

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 まだ閑散とした、手荷物検査場。

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 2番搭乗口付近、しかし既にある程度、乗客が集まり始めている。

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 16時少し前、JAL375便が羽田から到着。

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 搭乗開始、団体旅行はいないみたいで、大半はビジネス風の個人客。

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 いつの間にか、KALのB777Fがいる。先の時刻表に記載されていたのは旅客便だけだが、貨物便の飛来も、少なくないようだ。そういえば先日、ヤマト+JALの貨物便も再来年、北九州空港に就航すると、アナウンスがありました。

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 定刻通り出発。スタッフが見送ってくれる。

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 R/W16から離陸。ずいぶん影が長い。

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 テイクオフ。

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 すぐに左旋回。宇部・小野田を見る。右側には山口宇部空港。

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 笠戸島を始めとする、山口の島々。

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 眼下に、周防大島。

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 ちょっとボヤけてしまっているが、左には3月にANA便で離陸した岩国空港、右には宮島。

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 広島と呉。眼下は江田島、倉橋島。

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 今治上空で、すぐ真下は来島第二大橋。

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 やや大きかった揺れが収まり、離陸から18分でベルトサイン消灯。キャビンの様子。黒と白のモノトーン。

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 ドリンクサービスが回ってくる。コーヒーを注文するとチョコレートがついてくるのは変わらない。これと、空港で買っておいた和菓子「ぎおん太鼓」を食する。

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 紙コップには、アニメ「TIGER&BUNNY 2」(「タイバニ」)のタイトルと、キャラクターが描かれています。「タイバニ」はバンダイナムコフィルムワークス(旧サンライズ)が製作するSFアニメだが、現実世界のスポンサー企業のロゴマークを、劇中のメカ等に描きこむという手法が話題になりました。10年前に第1シリーズが作られた後、この秋から第2シリーズが配信されています。この第2シリーズでSFJがスポンサーの一社となり、劇中のメカにも、SFJのマークが描きこまれています。逆にSFJ機に「タイバニ」を描いた機体も飛んでいて、北九州ではちょっとばかし、期待したんだけれどなあ。座席のモニターでも、第1話が配信されていました。

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 機内販売もあって、ポーチを購入。

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 フライトは続く。17時ちょうど、瀬戸大橋。

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 小豆島。

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 17時08分、淡路島上空。明石海峡大橋を見る。

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 神戸。ポートアイランドの先端に神戸空港を見る。

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 大阪。淀川がはっきり解かる。大阪城も確認できますね。

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 13分、奈良上空。

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 20分、知多半島上空。セントレアと、遠くには名古屋の市街地を見る。

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 豊橋付近のはずだが、陽が沈んで、下はもう暗くなっている。

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 モニターには、フライトデータも表示される。高度35000フィート(=10668m)、まだ巡行高度。だったが、この直後から降下が始まる。

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 解りづらくなってきたが、三浦半島。富士山が小さくシルエットとなって見える。浦賀水道から東京湾を北上していく。

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 完全にブレて見苦しいのはゴメンナサイ。ベイブリッジと、横浜。ランドマークタワーとか、解りますかね?

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 浮島。着陸はA滑走路・R/W34L。

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 国際線ターミナルは、だいぶ運航される機体が増えてきたように見えた。

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 1番スポットに到着。心持ち早め。第1ターミナルの、南の一番端。ハンドリングはANA委託。
 降機は、事前のアナウンスで、前の人と間隔を空けて…とは言っていたが、座席のエリアによって順番を付けるような事はなかった。

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 京急の羽田空港ターミナル駅ホーム。どうなんだろう、コロナ禍前とあまり変わらないように見えたのだが。

 こうして、腰痛をおしての福岡・長崎の旅は終わりました。メインは西九州新幹線だったが、福岡の電車も撮りたいものが撮れて、やりたい事はほぼやりおおせたのかと思います。それにしても、新幹線はともかく、福岡の鉄道はJR九州も西鉄も筑豊電鉄もこの数年、コロナ禍から運行本数は減少傾向にあったが、一気に影響を受けた感があって、少々辛いです。はっきり言って、利用が劇的に回復するような見込みもなさそうで、幹線でさえも、もうこのままジリ貧なのかなあ、と思ってしまった。鉄道以外も含めて、何とか踏みとどまって欲しい。

 この2週間後、今度は北海道に飛びます。帰宅した直後に急に決めたのだが、留萌本線に乗りに行きました。西九州新幹線とは対照的だが。来月書きます。

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 東急・相鉄の新横浜線の運行計画が、昨日両社から発表になりました。ざっくり言うと、東急東横線⇔相鉄いずみ野線・東急目黒線⇔相鉄本線(海老名方面)という形態になるようです。詳細はリリースを見て頂くとして、東急は開業と同時に、東横線も全線でワンマン運転を開始する事になりました(みなとみらい線もワンマン運転になるはずだが、横浜高速鉄道からのリリースは、今日の時点ではない)。東急は田園都市線・大井町線も将来はワンマン化すると言っていて、世田谷線も朝晩はワンマン運転になっているし、数年もすると、東急からは「車掌」という職種がなくなりそうです。東急に限らず、関東地方ではワンマン運転が各社で拡大されていて、JRでは今春から相模線や八高・川越線、日光線などで始まっています。私鉄でも、東武の南栗橋以北の栃木ローカルはほぼ全てワンマン運転になったし、京成も明日から、一部ワンマン運転が始まります。関東以外でも、JR東海は幹線区でも3両以上の編成でワンマン運転を行う方向で、上に書いたJR九州もそうだし、今後はどこも、幹線区でも、あるいは長編成でも、急速にワンマン運転が進む事になりそう。駅も地方部では無人化が進んでいて、普通列車の利用だと、列車の内も外も、鉄道職員の姿を見る機会が、確実に減っていくでしょう。
 東京都は、東京駅~有明間の新しい地下鉄路線の計画を発表しました。2040年開業というから、順調に行っても18年も先だが。どのような形態の路線になるかは不明だが、勝どきで大江戸線と接続するので、あるいはリニア式にして、大江戸線と何らかの形で線路を繋いで、共通の運用にするのかも知れない。メトロ副都心線に日暮里・舎人ライナーの開業で、首都圏の鉄道の整備は一息ついたと思っていたのだが、この1~2年はコロナ禍であっても、鉄道の新線計画があちらこちらで浮上してきて、まだまだ元気だなあと思う。
 一方、JR東日本は昨日、地方路線の2021(H3)年度の経営状況を公表しました。コロナ禍の影響もあって利用がさらに減ってしまって、平均通過人員が、民営化初年度の1987(S62)年度比で1割以下になってしまっている路線・区間が相当ある。一番減ってしまったのは、奥羽本線・新庄~湯沢間と、花輪線・鹿角花輪~荒屋新町間で、実に94%の減少(津軽線・青森~中小国間が95%減だが、1987年度は末の青函トンネル開通で、北海道への特急等が走り出しているから、単純には比較できない)。採算的には、営業係数が一番悪いのは、羽越本線・村上~鶴岡間で4998。本線とは思えない数字で、他の区間と比べても図抜けて悪い。〔いなほ〕や貨物列車があるから廃線にまでなるとは思えないが、他はどうなんだろう。むろんJRだけの問題ではなく、都市部と地方の格差の拡大は、鉄道の世界も変わりない、という事でしょう。コロナ禍もあって都市から地方に移住する人も少なくないと聞くが、地方の公共交通の利用に、少しは貢献してくれるものだろうか?

《What's New》
24日 マレーシア アンワル元副首相 新首相に就任
25日 東京オリ・パラテスト大会業務入札談合疑惑 強制捜査 電通など捜索
 日本、ドイツに勝ちました!「死の組」のグループEだが、どうやらスペインが頭一つ抜けている感があり、日本としては、次のコスタリカ戦も勝って、勝ち点6の状態でスペイン戦を迎えたい。ドイツは、試合前にいろいろスッタモンダがあって、言いたい事も解らんではないが、試合・サッカー以外の所でエネルギーを使いすぎた面はないか? 
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)旅行