№2568 西九州新幹線と 福岡の鉄道を訪ねて 2.地下鉄七隈線と 西鉄電車
空路で着いた福岡は雨模様。なので最初は福岡市営地下鉄七隈線の各駅を訪ねる事に。しかし午後は一転晴れ模様となり、西鉄を撮りに行く事となりました。
地下鉄の博多駅では、七隈線の駅に通じる通路の整備工事が行われています。
あちらこちらに、七隈線延伸PRのポスターが貼られていました。既に来年3月27日開業も決まっています。
展示コーナーもあります。本当はもう少し早い開業になるはずだったが、6年前の博多駅前の陥没事故で、遅くなってしまいました。
ホテルに荷物を預けて、空港線で天神へ。
七隈線天神南駅の入口。空港線の天神駅からは、10分くらいかかります。
七隈線にも各駅毎にシンボルマークが設定されているが、加えてマークの説明が、素朴な絵画と共に、コンコースの壁面に書かれています。
七隈線3000系。
リニアで小型の3000系では、モニター画像が仕切りと、さらに乗務員室の上部にも設けられています。コロナ対策のお願い。2年前は福岡が結構大変だったからねえ。
七隈線延伸のPRもあるが、古い。「中間駅(仮称)」は既に、櫛田神社前と名称が決まっている。
いきなりになるが、終点の橋本駅。
橋本駅のシンボルマークと絵画。
博多延伸を見据えてデビューした、3000A系の車内。リニア地下鉄は、車両の全体像を撮りにくい。今はどこもホームドアだからなおさら。
しばらくは各駅を撮りに乗り降りしていきます。地下鉄だから入り口だけになるが。次郎丸。
次郎丸駅のシンボルマークと絵画。
車内のモニターには福岡市内の交通機関の運行状況も表示されるが、西鉄の高速バスと市営渡船があるのが面白い。
賀茂駅。
賀茂駅のシンボルマークと絵画。
野介駅。
野介駅のシンボルマークと絵画。
梅林駅。
梅林駅のシンボルマークと絵画。
福大前駅。学生が多かったです。
福大前駅のシンボルマークと絵画。
ホームに続く階段部の路線図は、既に博多延伸が織り込み済み。ところで、七隈線の駅ナンバリングは、橋本がN01で、天神南に向けて番号が大きくなっていきます。多少?という感覚。博多延伸を考慮したのだろうが、橋本から先、市西部への延伸は、もう考えていないのだろう。山があるし、海沿いにはJR筑肥線もあるから、延伸の必要はもうないという事か。
七隈駅。
七隈駅のシンボルマークと絵画。
金山駅。
金山駅のシンボルマークと絵画。
各駅の画像でお分かりかと思うが、天気が急速に回復し、上空は青空が広がってきました。
ここで目的地を変えて、晴れだったらと考えていた、西鉄電車の写真を撮りに行きます。特に、デビューしてからまだ実物を見ていない9000形。
地下鉄の薬院駅。
薬院駅のシンボルマークと絵画。
七隈線の駅はあと6つ残っているが、博多延伸後の来年以降に行きます。
薬院から大橋まで普通、その先急行に乗り換える。が、その急行が、9000形。
先日切り替わった、真新しい高架線。ずいぶん時間がかかった、という印象もあります。
来年開業予定の桜並木駅を通過。
いったん西鉄二日市で降りて、上りホームから見る。大宰府線の3000系「旅人」。
ここは今一つと思い、9000形は上り急行で福岡に向かっていくのを見ていたから、さらに南下して、三国が丘まで行きます。
三国が丘駅には、西鉄線の駅の業務体制の変更のお知らせが貼られていました。これを見ると、朝倉街道より南は、基本的には急行停車駅以外は全て、駅員がいない時間がある。でも端間は終日いるんだね。小駅だったはずだが。
(一部、最初から無人駅という所もある)
ホームから撮った、9000形。
もう少し撮りたいが、ホームからだと、隣接する民家の影が下り線までかかりそうだった。ので、少々辛かったが、三沢方向まで歩いて、踏切で待ち構えました。5000系。天神大牟田線ではもう最古参。
3000形。鉄道150年のヘッドマークを掲げている。
現在の天神大牟田線は、平日の日中は特急が取りやめになっているが、なら大牟田発着の急行に、クロスシートの3000形が優先して使用されているのだろうと思っていたが、そうではなかった。大牟田行がロングシートで、普通に3000形が入ったりしている。
午後の特急は、西鉄福岡(天神 長いから以降「福岡」)発15時30分が一番になり、三国が丘は15時45分頃通過になる。これもまた、ロングシートの9000形だった。
そういえば今日は、「水都」を見ていない。「旅人」共々、後日撮り直すか。「旅人」は午後になって太宰府から直接小郡へ行く列車に入るようだが、これに気づかなくて、ちょっと場を外している間に通過していて、撮れなかった。名物のダイヤタイプの時刻表も、今は作っていないようだから、運用が追いづらくなってしまった、と言い訳。
三沢駅が近くなったから、福岡への帰りは三沢から。先に見たとおり、この駅も駅員の配置時間が短縮されている。
ちょうど訪れた時が、駅員不在の時間。夕方のラッシュ時でまるまる、駅員がいない。
改札近くに、モニター付きインターホンが整備されている。
三沢は乗降も多くはなさそうだし、他駅も含めて駅員がいなくなる事自体はやむを得ない部分もあるが、いないならいないで、もう少し様々周知を図って欲しい。今西鉄の公式WEBを覗いて見ても、「各駅情報サイト」には駅員配置の時間(=駅員がいない時間)が記されていない。あとまずいのは、一部に車イスに対応せず、他の駅を利用してくださいという駅がある事で、三沢は違うが、特急停車の駅員終日配置駅である新栄町が車イス非対応になっている。JR九州の大分地域で問題になったと以前書いたはずだが、当然JR九州だけの問題ではない。駅員がいようがいまいが、障害者やその介助者が、安全かつストレスなく列車を利用できるシステムが、駅や車両の構造まで含めて、今後構築されなければならないだろう。
福岡へ帰る途中、太宰府へ寄り道。駅付近は、観光客は少なくなかったと思うが、インバウンドはまだいないね…。
薬院で降りて、夕方のラッシュ時の様子をしばらく見ていた。七隈線が博多に延伸したら、人の流れはどう変わるだろう?夕方だと福岡から座っていきたい、という乗客も少なくないはず。東京の私鉄で見られる、2つの経路を選択できる定期券、というのも設定されるのだろうか?
福岡駅は2番線で1両分だけ、上下可動式のホーム柵が試行されています。停車中はこんな感じ。
車両のドアとは連動していない。
両方とも閉まった状態。でもやはり、上下可動式は安全面で、ちょっと心配があるんだよなあ。
京成・京急・南海の広告がありました。東京へは羽田・成田、どちらを経由して行こうか?こういう面では、京急と京成はライバルだ。
発車案内表示。他駅も含めて、ブルー地の液晶式になっている。
さあ、いよいよ明日は、西九州新幹線です。
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