№2567 西九州新幹線と 福岡の鉄道を訪ねて 1.SKY003便

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 いよいよ西九州新幹線が開業しました。地元、特に長崎では期待も大きいようだが、博多~武雄温泉間の開通がいつになるかまるで解らず、当分は他の新幹線ネットワークから孤立した存在になる「片肺」の開業となります。東京のメディアは西九州新幹線も含めて、整備新幹線計画を「厄介者」として扱っている所が少なくないが、本当のところはどうなのか、やっぱり実際に行って、乗ってみないと解らないでしょ、という事で、特急列車がなくなる在来の長崎本線とセットで、腰痛をおして訪ねる事としました。ついでに、福岡の鉄道も見て、撮って、乗ってきました。6回に分けて書きます。

10月24日(月)

 今回、福岡へは、行きはSKYの福岡便、帰りはSFJの北九州便利用としました。羽田~福岡路線は、前回・ちょうど2年前の2020(R2)年10月27日もSKY利用でした。〔ゆふいんの森〕からの乗り継ぎで帰宅、だった。

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 7時前の京急線羽田空港第1・第2ターミナル駅、第1ターミナル側の改札への階段。早朝からお客さんが多い。

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 第1ターミナルの北ウィング側。駅もターミナルも、マスク以外はコロナ禍より前と変わらない、と感じた。

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 SKYのカウンターは、ハロウィンの装飾。

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 しかしモニターは、コロナ禍を引きずっている。よく見ると、Webサイトのものを流用している。

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 問題なのは、手荷物を預ける旅客の行列が相当長い事。SKYは「20㎏までは手荷物は無料で預かる」みたいな事を、ここでも、この後の機内でも何度か繰り返していて、LCCとは逆だなあとも思ったが、出発時刻が迫りつつあり、バッグは預けないで、そのまま手荷物検査場に行ってしまった。SKYにとって、少なくとも羽田では、今後の改善事項だ。

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 19番スポットに駐機している、JA737R。何の変哲もない、普通のSKYカラー。

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 19番搭乗口。

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 搭乗開始。優先搭乗(大手で言う「事前改札」)の後、通路側から乗り込んでいく。

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 機体の外では、手荷物が詰め込まれていく。後方のコンテナは、創業時のロゴマークのままだ。

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 出発。SKYは手を振るだけじゃない。

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 滑走路へのタキシングが長い、運航を再開した、ANAのスターウォーズ機とすれ違う。

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 C滑走路、R/W34Rからの離陸。

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 すぐに右に旋回。城南島の海浜公園。

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 しばらく直進。中央防波堤がある、埋め立て地。

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 TDRを初めとした浦安を見て、左に旋回。しかし残念ながら、雲が近づいて、しばらく下界は何も見えなくなる。時々、ウィングレットさえ見えなくなる。当然、割と揺れた。

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 その代わり雲海を抜ければ、頭上はいつでも青空だ。
 離陸から17分でベルトサイン消灯。

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 キャビンの様子。

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 搭乗前に買っておいた「親子サンド」(チキンカツと玉子焼き)と、ポンジュースで、朝食。

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 コーヒーのサービスは、前回と同じく、豆知識が書かれたカップで提供される、ネスカフェ。キットカットの包装には「ポケモン」機が描かれている。

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 南アルプスに差し掛かると、下界も晴れてきた。山に挟まれたやや大きな街は、たぶん飯田で、流れているのは天竜川。

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 揖斐川町。遠くの山の中に湖があるが、奥揖斐湖、となるのだろうか。

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 すぐ真下には、伊吹山。

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 琵琶湖が近づくと、遠くには敦賀と若狭湾。

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 琵琶湖。大きな街は長浜。離陸からここまで35分。

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 少しぼやけてしまっているが、福知山。

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 中国地方のほぼ真ん中を横断するルートを飛んでいる。遠くに鳥取。

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 これもかなりぼやけてしまったが、津山。

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 真庭市。真ん中を流れるのは旭川。

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 伯耆大山は、てっぺんが雲を被っている。

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 まだ中国山地だが、山口県の上空でもう降下に入る。ベルトサインも、割と早めに点灯した。

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 九州は雲が多いようだ。うーん。自らの影が、雲に映る。

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 だいぶ福岡が近づいてきた。海面スレスレという感じ。耳がキーンとする。福岡は、東京より天気が悪そうだ。

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 志賀島と雁ノ巣。

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 博多港。

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 都市高速の高架橋が延びる。

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 JRの高架橋が、博多に向かって集まっていく。一番左が山陽新幹線、真ん中が篠栗線、一番右が鹿児島本線。
 R/W16に着陸したら、天気が悪い、なんてものではない。ザンザ降りになった。

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 そんな中を、ターミナルに向けてタキシングしていく。

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 JJPのA321LRを見た。つい先日就航したばかり。新デザイン。羽田では見られないし、そろそろ撮影で成田に行っても、いい頃合い、かなあ。

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 3番スポットに到着。FDA機には、「黄金の國いわて」と描かれているようだった。
 降機は、ここでは制限がない。間隔に配慮して…というだけ、だった。

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 この3番は、昔は国際線ターミナルだった所。きれいだ。
 手荷物は預けないで機内に持ち込んでしまったので、受け取りに並ぶ事はなく、そのまま地下鉄の駅に向かう。やはり、かさばる荷物は重さに関係なく、預けられるなら預けてしまうのが一番、だとも思った。そのためにも航空会社側の配慮も欲しいし、私としても、もっと早めに空港に行かねば…と感じた。
 SKYはこの後再上場を申請し、同時にB737MAXの導入も発表しました。2025(R7)年からとなる予定だが、特にMAX10は、日本で導入されるB737では最も大きなタイプとなります。経営が安定を取り戻したら、幹線区にはワイドボディ機の再就航もアリなのでは?と思っていたのだが、コロナ禍は数年は引きずる事になるだろうし、現状ではベストチョイス、という事になるのでしょう。A320シリーズへの乗り換えもあるかと思っていたけれど(短期間ながらA330就航の経験があるので)。

 天気が天気なのでどうしようと思ったが、まずは博多に行って、この日投宿のホテルに、今度こそ荷物を預けてしまおう。

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 福岡空港駅。だいぶ広くなった。

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 ホームは、やはり狭いと思った。ホームドアも付いてはいるが。何度か書いた事だが、ダイヤ面での工夫も欲しい。

 昼前からは、こんな天気だったらと考えていた、地下鉄七隈線の駅めぐりに向かったのだが、途中で急転直下、西鉄線に向かう事になるのでした。急に天気が好転したので。

当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
13日 トルコ・イスタンブール中心部で爆発 6人死亡
14日 東京都内23区等タクシー 値上げ 初乗り500円
posted by 菊池 正人 at 22:00Comment(0)旅行

№2566 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.131

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 神奈中バスの湘南台駅・辻堂駅~慶応大学間で運行される、連節バス「ツインライナー」の車内に貼られた、学生向けのコロナ対策の「お願い」、というより「指示」、ですよね。車内放送でも、学生向けに同様のコロナ対策の「指示」の放送が流されています。校舎内入校時には検温も義務付けられているそう。コロナ禍は全世界の様々な場面で、様々な弊害をもたらしているが、教育現場はその最たるものだと思う。私は大学に進学はしなかったからよう解らんが、一から十までオンラインの講義なんて良い方向ではないと、思いますね。学生の皆さんは、どう考えておられるのか。でも、「友人を見かけても近づかない、話しかけない」なんて、守られているのかねえ?
 首都圏の交通のコロナ禍対応のまとめ、今回は、昨日11月11日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。「第8波」が現実味を帯びてきて、バスではドライバー不足による運休が発生している事業者が出てきました。

*** 鉄道 ***

JR東日本 通常通り運行。
 武蔵小杉駅の横須賀線(湘南新宿ライン・相鉄直通)新下りホームが、12月18日より共用を開始する。2023(R5)年度には、新規改札口が設置される。
 冬の臨時列車の運行計画が発表になった。なお常磐線偕楽園駅は、来年の営業時(2月の土休日)より営業キロを設定し、偕楽園まで(から)の乗車券・特急券を購入して乗降する事になる。水戸・いわき方面→偕楽園の乗車は偕楽園~赤塚間、偕楽園→土浦・東京方面の乗車は偕楽園~水戸間の復乗が認められる(いずれも折返し駅の改札を出ない事が条件)。運賃は東京山手線内~偕楽園間大人1,980円(小児990円)など。 

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 山手線は、渋谷駅のホーム改良(内・外回りで同一ホームとする)工事のため、来年1月7・8日、外回りは大崎→渋谷→池袋間が全面運休する。池袋→東京→大崎間も10分間隔に削減して運行する。内回りは池袋→渋谷→大崎間約5分・大崎→東京→渋谷間約3分間隔で運行。京浜東北線は終日各駅停車で運行。埼京・りんかい線は新木場~大崎~赤羽間で増発、相鉄直通は新宿~池袋間を延長運行する。また大崎~新宿間で臨時列車を運行する(恵比寿・渋谷に停車)。この他近隣各線区で振り替え輸送を行う(〔成田エクスプレス〕などの特急については発表がない)。なお、旧大山街道(渋谷駅前交差点(スクランブル交差点)~宮益坂下交差点間)が通行止めとなる。
「オフピーク定期券導入」も含めた、来年3月の通勤定期運賃の変更認可申請が出されている。「オフピーク定期券」は、現状の通勤定期券より10%程度値下げするが、平日朝のピーク時(各駅毎に設定)に入場する場合は、IC普通運賃が必要になる。一般の通勤定期券は約1.4%の値上げになる。いずれも、「バリアフリー料金」が加算される。
 来年4月1日より、シーズン別特急料金を、グリーン車・寝台車にも適用する。

JR東海 通常通り運行。東海道新幹線は、冬期間中は30,607本(一日平均340本)・年末年始は一日平均416本を運行する。関東地方とは関係ないが、〔ひだ〕は、定期列車は1・2・3・4・10・14・15・17号、臨時列車の81・82・83号は全て、HC85系で運行予定。
 来年4月1日より、シーズン別特急料金の見直しを行う。新たに「最繁忙期」料金を設定(通常期+400円)し、GW・お盆・年末年始に適用するほか、閑散期・繁忙期の適用日を拡大する(〔踊り子〕〔ふじさん〕は除く)。シーズン別特急料金は、グリーン車・寝台車にも適用する。

東京メトロ 通常通り運行。
 
東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。
 浅草線は11月26日、ダイヤ改正を行う。平日朝ラッシュ時に減便を行う他、一部列車の時刻・運行区間・種別の変更を行う。

京成 通常通り運行。
 「京成線ワンデーパス」を、11月1日~12月18日の間発売する。大人2,000円・小児1,000円。紙券(東松戸・新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央・印旛日本医大を除く)の他、スマートフォンアプリ「RYDE PASS」でも発売する。対象店舗・施設の特典がある。
 11月26日、ダイヤ改正を行う。青砥停車の〔スカイライナー〕が、新鎌ヶ谷に追加で新規停車する。金町線・千原線・東成田線(芝山鉄道含む)でワンマン運転を開始する(9~17時の4連)。この他一部列車の時刻・運行区間・種別を変更する。
※〔スカイライナー〕の青砥停車は一部列車を変更する。74・76号は空港第2ビル→日暮里間ノンストップに変更。
 
東武 通常通り運行。11月は〔けごん〕〔日光〕〔スペーシアきぬがわ〕の臨時列車を設定し、一部〔リバティけごん〕〔リバティきぬ〕を増結する。年末年始は〔日光〕〔きぬがわ〕〔スペーシアきぬがわ〕の臨時列車を設定する。
「埼玉県民の日フリー乗車券」を発売する。埼玉県内の東武全線で利用可能。11月14日のみ有効。11月8日~14日発売(本線は羽生・柳生以南各駅(大師前・押上除く)、東上線は全線(みなみ寄居・寄居除く)、浅草駅旅行センターで発売)。大人480円・小児240円。
〔SL大樹〕はオハテ12 1の不具合により、2号車をオハ14 1に変更して運行している。11月23日は、〔SL大樹5・6号〕が新藤原に乗り入れる。5号はDLが先頭(SLは最後尾)、6号でSLが先頭になる。また試運転のため、11月16・17日(鬼怒川温泉発着)も、5号はDLが先頭で運行される。
「日光・鬼怒川エリアサイクルトレイン」実証実験を、東武日光~下今市~鬼怒川温泉間において、11月24日~来年4月7日に行う(12月25日~1月9日を除く)。10時~15時の普通列車で実施。東武日光・下今市・鬼怒川温泉の各駅が利用可能で、乗車30分前までに駅に申し込む。
 とうきょうスカイツリー駅付近の上り線は、11月27日より高架化される。新上りホームへは新設の西口改札、下りホームは現状の東口改札を利用する。上下ホーム間の連絡通路はない。正面口改札は11月26日を持って使用を中止する。
 2023(R5)年導入の新特急車N100系の愛称が「SPACIA X」(スペーシアX)、運行開始が来年7月15日と発表になった。料金も発表になっている。「スタンダードシート」1,940円・「コックピットスイート」1室(定員7名)12,180円(スタンダードシート特急料金に追加して支払い)など。「SPACIA X」利用の各種旅行商品が、各旅行代理店において発売が開始されている。
 来年3月より、日光線特急の一部が南栗橋に停車する。詳細は後日通知。

西武 通常通り運行。
 11月27日までの毎日、〔ちちぶ5・7号〕〔ちちぶ30・32号〕が吾野に臨時停車する。
 有料の列車による「サイクルトレイン」の実証実験を行う。11月26・27日は池袋線〔S-TRAIN1・4号〕が秋津に臨時停車し、秋津~西武秩父間で実施する。参加料金は片道1,500円(座席指定料金・自転車持ち込み料を含む。運賃は含まれない)。事前申し込みが必要。専用フォームから申し込む。臨時停車駅の乗降は、「サイクルトレイン」参加者のみ。

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 12月3日、秩父夜祭り開催に伴い、池袋~西武秩父間の特急を増発し、30分間隔で運行する(〔むさし〕延長を含む)。当日の飯能~西武秩父間は特別ダイヤで運行する。
「埼玉県民の日 記念1日フリーきっぷ」を発売する。埼玉県内の西武全線及び西武園・多摩湖駅で利用可能。11月14日まで発売、発売当日のみ有効。埼玉県内の西武線各駅で発売。大人480円・小児240円。同期間中「ついでにスタンプラリーしてくださいたま!」を実施(SEIBU PRINCE CLUB会員が対象)。
「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、2030(R12)年度までに23駅62番線にホームドアを整備する。このため、来年3月頃予定で、1乗車あたり10円を基本とした鉄道バリアフリー料金の加算を行う予定。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額。通勤定期は、1ヶ月600円・3ヶ月1,710円・6ヶ月3,240円。通学定期には加算しない。
 来年3月より、上り〔拝島ライナー〕の運行を開始する。詳細は後日通知。

京王 通常通り運行。
 動物園線は12月11日、三沢架道橋架け替え工事のため、終日運休する。多摩モノレール代替輸送の他、9~17時は代行バスの運行を行う。
 東京競馬開催日(11月27日までの土・日曜日)、特急が東府中に臨時停車する。下り新宿発9時01分~14時50分・上り東府中発15時29分~17時28分発。また府中競馬正門前→新宿間臨時特急2本を運行する(東府中臨時停車)。府中競馬場前発16時22分・16時42分。
「こどもといっしょ割 座席指定券」を、12月18日までの土休日発売する。大人・小児2席セット500円(通常820円)。対象列車は、〔Mt.TAKAO号〕上下全列車と、下り〔京王ライナー1~5号・31~37号〕、上り〔京王ライナー2~6・32~36号〕。対象列車では「こどもといっしょ割」専用車両を設定する。下りは新宿・明大前、上りは府中までの停車駅と、多摩動物公園で発売。購入時にトレーディングカードがプレゼントされる。
 調布市主催「ゲゲゲ忌2022」の開催に合わせ(今年は水木 しげる氏生誕100年)、11月14日よりヘッドマーク付き列車の運行を行う。また11月19日より記念乗車券を限定発売する。いずれも11月30日まで。開催期間中は、調布駅駅員が、鬼太郎のちゃんちゃんこを着用する。

小田急 通常通り運行。
 11月の土・日曜日、〔さがみ61・70号〕が小田原~箱根湯本間を延長運行する(〔臨時69・68号〕として運行)。
「ロマンスカーミュージアム」は、事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
 小田急百貨店新宿店本館旧店舗ビルの解体工事等のため、新宿駅では順次、利用通路の変更を行う。他鉄道路線への乗り換えに時間がかかる場合があるとしている。
 本厚木駅では11月19日最終電車出発後より、ホームドア設置工事を開始する。関連して、特急ロマンスカーEXE・MSEは11月15日より、4・7号車のドアを閉鎖し、乗降扱いを停止する(MSEの千代田線内は従来通りの扱い)。GSEは変更なし。
「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、2032(R14)年度までに37駅107番線にホームドアを整備する。このため、来年3月頃予定で、1乗車あたり10円を基本とした鉄道バリアフリー料金の加算を行う予定。小児運賃は、料金加算後の大人運賃の半額。通勤定期は、1ヶ月600円・3ヶ月1,710円・6ヶ月3,240円。小児IC運賃(50円均一)・通学定期には加算しない。
〔ふじさん〕の御殿場線区間を含む特急料金は、来年4月1日より通年、通常期の料金を適用する。

東急 通常通り運行。
 鉄軌道の運賃の変更(値上げ)は、来年(2023(R5)年)3月実施が認可された(具体的な期日は後日通知)。改定率12.9%。普通運賃(据え置きのこどもの国線を除き)は、初乗り運賃はIC・乗車券とも140円。他はほぼ改定率と同程度となる。渋谷~横浜間は、IC272→309円、乗車券280→310円。世田谷線はIC・乗車券とも160円。通勤定期券の平均割引率は37.8%で変わらない。通学定期券は73.9%→77.1%に引き上げる事で、相殺して運賃は据え置きになる。「子育て世代・シニア層に向けた施策」も合わせて検討するとしている。
 東急新横浜線(日吉~新横浜間5.8㎞)の運賃が認可された。新綱島~新横浜間に加算運賃が設定される(普通運賃70円・通勤定期1ヶ月2,620円・通学定期1ヶ月970円)。日吉~新綱島間を含む定期券は(東横線)綱島で、日吉~(東横線)綱島間を含む定期券は、新綱島で乗降可。相鉄と共同で開業PRロゴ・駅ナンバリング、さらに東急区間ではラインカラーが決定している。東急新横浜線は鉄道施設の検査が完了し、11月3日より、習熟運転を開始している。東急は渋谷・目黒~日吉~新横浜間で、一日最大40往復を運行する。
 田園都市線8500系の「ありがとうハチゴー」プロジェクトを展開中。
 東横線への、2023(R5)年度以降の「Q SEAT」車両の導入が発表された。10月24日より先行して、一般車両として運行を開始している(10連の4・5号車)。「Q SEAT」としての運用は後日通知。

京急 通常通り運行。
 11月26日、ダイヤ改正を行う。日中の都営浅草線方面~羽田空港・三崎口間快特を特急に変更し、羽田空港~逗子・葉山間エアポート急行は20分間隔に減便する。〔モーニング・ウィング5号〕は約30分繰り上げ、品川は8時53分に到着する。久里浜線・京急久里浜~三崎口間は、土休日19時台は20分間隔に削減。この他朝ラッシュ時の上り羽田空港行特急2本の取りやめ、一部列車の種別・運行区間の変更、12連運転の取りやめなどが行われる。〔イブニング・ウィング号〕8本に一ヶ月間制限なく利用できる「Wing Pass」を、12月1日より期間限定で、品川駅で発売する(利用開始は来年1月から)。「KQスタんぽ」サービスは11月25日を持って終了。

相鉄 通常通り運行。
 相鉄新横浜線(新横浜~羽沢横浜国大間4.2㎞)の運賃が認可された。新横浜~羽沢横浜国大間に加算運賃が設定される(普通運賃40円・通勤定期1ヶ月1,520円・通学定期1ヶ月580円)。新横浜~西谷間を含むIC通勤定期券所持者は、(本線)横浜で乗降可能となるサービス「YOKOHAMAどっちも定期」を導入する(横浜~西谷間の中間駅の乗降は不可。磁気券・通学定期は対象外)。東急と共同で開業PRロゴ・駅ナンバリングが決定している。相鉄新横浜線(羽沢横浜国大~新横浜間)は鉄道施設の検査が完了し、11月3日より、習熟運転を開始している。相鉄は新横浜~西谷~かしわ台間で、一日最大15往復を運行する。
 12月30日を持って、普通回数券・時差割引回数券・土休日割引回数券の発売を終了する。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。「TX!1日乗り放題きっぷ」を、「埼玉県民の日」の11月14日、八潮・三郷中央両駅で発売する。全線利用可。大人2,420円・小児690円。

関東鉄道 通常通り運行。
 
新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。
「北総1日乗車券」を、11月27日までの土休日に発売する。大人1,000円・小児500円。「北総鉄道創立50周年台紙」が、今季も付与される。北総線各駅・京成高砂駅定期券発売窓口・RYDE PASSアプリで発売する(RYDE PASS アプリの場合、台紙は北総線各駅の窓口での提示により付与される)。
 11月26日、ダイヤ改正を行う。土休日の新鎌ヶ谷~印西牧の原間で普通を増発し、午前は約10分・夕方は約15分間隔で運行する。平日夜間下り急行2本を普通に変更する。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、「トゥインクルツアー編成」(10031F)「キラキラスター編成」(10041F)とも、車両運用の公表を見合わせている(各駅で、当日の運用を掲示している)。

ゆりかもめ 通常通り運行している。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行。

千葉都市モノレール 通常通り運行。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。

埼玉新都市交通 通常通り運行。明日11月13日も、「埼玉県民の日記念ニューシャトル1日フリー乗車券」を発売する。両日は「丸山車両基地まつり」を開催する。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行。
  
湘南モノレール 通常通り運行。

江ノ電 通常通り運行。「のりおりくん&大河ドラマ館入場券セット」を発売している。来年1月19日まで。大人1,800円・中学生1,300円・小児900円。藤沢駅・鎌倉駅のみ発売(鎌倉の大河ドラマ館は、鶴岡八幡宮の境内にある)。
  
箱根登山 電車・ケーブルカーは通常通り運行。ロープウェイは、平日は9時00分~16時15分に運行時間を短縮している。

伊豆箱根 通常通り運行している。大雄山線は11月17日、検査車両輸送のため午前中の2往復が運休する。
 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とのコラボ企画を展開している。大河ドラマ館入館引換券と、三島~韮山間往復乗車券をセットにした「大河ドラマ館セット乗車券」(大人のみ800円)、入館引換券と「旅助け」(通常デザイン)をセットにした「旅助け・大河ドラマ館セット券」(大人のみ1,340円)を、来年1月15日まで間発売する(伊豆の大河ドラマ館は、韮山駅隣接の時代劇場)。デジタルスタンプラリー開催中。
「HAPPY PARTY TRAIN」運行開始5周年を記念し、記念ヘッドマークを付けて運行するほか、「Aqours」デザインの「旅助け」を発売する。乗車券は「DREAMY COLOR」のコスチュームの「Aqours」がデザインされ、記念ヘッドマークを模したアクリルバッジが付属する。1セット1,400円(大人のみ)。来年3月31日まで有効。終日有人駅(三島・三島二日町・大場・伊豆長岡・修善寺)及び通信販売で発売。
「丹那牛乳」とのコラボで、「丹那牛乳 旅助け」を発売している。来年3月31日まで、終日有人駅及び通信販売で発売。大人のみ。提示で「酪農王国 オラッチェ」「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」での特典がある。
 駿豆線では「いずっぱこ絵画展電車」を運行している。11月7日まで。
 一般の「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」「ジョルダンモバイルチケット」でも発売している。いずれも発売金額・効力は紙券と同じ。
「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス 2022-2023」を発売している。大人1,000円・小児800円。来年2月5日まで終日有人駅で発売するが、枚数限定(大人4,500枚・小児100枚)。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
 運賃改定の申請が出された。駿豆線は2023(R5)年4月1日、大雄山線は2024(R6)年春の実施を予定している。三島~修善寺間520円→550円、小田原~大雄山間280円→310円など。
 現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。

「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 11月24日まで
「鎌倉殿の13人」(3505F) 11月24日まで

 箱根芦ノ湖遊覧船事業の、富士急行グループへの譲渡が発表になっている(来年3月)。 

伊豆急行 通常通り運行。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。
「アロハ電車」は、11月~来年1月分の運用を公表している。11月21日・12月9・10・29日・1月13・30日は運用しない(他車両で運用)予定。

富士山麓電気鉄道 通常通り運行。〔フジサン特急〕は土休日のみ運行。
「サイクルトレイン」を、本格的に導入している。平日9時頃~15時頃まで・土休日初発~18時頃まで。大月発着時の大月側先頭車に持ち込む。上大月・禾生駅は利用不可。大月は富士急線駅のみ。特急・JR直通列車は対象外。多客が見込まれる日は取扱いを行わない。
 11月26日までの土休日、各種行楽臨時列車を運行する。〔富士山満喫号〕を「富士登山電車」で運行。大月発6時06分→河口湖着7時13分。各駅停車。全車自由席。帰宅時間帯の河口湖→大月間の臨時列車を「富士登山電車」で運行。明日10月10日は普通(河口湖発16時30分→大月着17時26分)で運行。全車自由席。10月15~30日の土・日曜日は特急(河口湖発15時50分→大月着16時42分 富士急ハイランド・富士山・下吉田・都留文科大学前停車)で運行。特急料金は全区間乗車で200円(小児100円)。全車自由席。11月の運行日は別途通知。他に〔富士山サイクル号〕を1往復運行する。大月発8時50分→河口湖着9時53分・河口湖発14時32分→大月着15時32分。各駅停車。自転車利用者優先だが、自転車がなくても利用できる。
 
小湊鐵道 通常通り運行。

いすみ鉄道 通常通り運行。キハ28 2346の定期運行は11月27日まで(昭和36年当時のヘッドマークを復刻して掲出する)、その後来年2月初旬まで貸切等の不定期運行を計画する。

銚子電鉄 朝方3往復・土休日2往復の運休は継続中。

秩父鉄道 通常通り運行。
 12月3日は秩父夜祭開催のため、特別ダイヤで運行する。秩父~影森間は架線切断(山車通過のため)のため、19時50分~22時30分の間運行を休止し、秩父市立図書館~影森駅間で無料バスを運行する。

 東京メトロ・京成・東武・西武・京王・小田急・東急・京急・相鉄・TX10社は、来年1月15日まで、「私鉄10社 スタンプラリー」を開催している。

*** バス ***
 バスについては、時刻表(バス停やWebサイト)に掲載されている時刻通りの運行を行っている場合は、その時刻がコロナ禍による影響を受けたものであっても、「通常通り」の運行と判断します。その時刻表上からさらに運休等が発生した場合に、その内容を書く事にします。
(「第7波」以降の感染拡大による乗務員不足等を理由とする運休・減便等は、太字で記します)
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
 新500円硬貨についていくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。

東京都営 通常通り運行。11月7日より、〔品99〕(平日のみ)〔都08〕〔門33〕〔亀21〕各系統でダイヤ改正を行う。
 劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ)。
  
日立自動車交通 通常通り運行。
 新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。
 一日乗車券「トラ街ックパス」を発売している。来年2月28日まで。大人600円・小児300円。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。
 
ちばレインボーバス 通常通り運行。
 土休日限定1日乗車券「虹色ホリデーきっぷ」は、「ジョルダンモバイルチケット」で発売している。大人1,000円・小児500円。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
 新500円硬貨は、一般路線は不可。高速バスは使用可能。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便(千葉内陸バス1便含む)、土休日は1往復が運休。

東武バス 一般路線は通常通り運行。
 スカイツリーシャトル上野・浅草線は、平日はスカイツリータウン発10~19時00分(最終は上野駅止まり)・JR上野駅公園口発9~18時25分発の60分間隔に減便している。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。
 川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。「小江戸川越一日乗車券」を、ジョルダンのスマホアプリ「乗換案内」で発売している。
 日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。東京駅発着の「東京~日光定期観光バス(世界遺産 日光東照宮と華厳の滝コース)」(はとバスと共同運行)は運行を再開している。
新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。

国際興業 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休を継続している。その他は通常通り運行しているが、感染の状況によって、運行ダイヤを変更する場合があると予告している。
「名栗街道乗合バス開通100周年乗車券」「本革バッグタグ」を、池袋営業所・池袋西口案内所・飯能営業所で発売している(11月30日まで)。乗車券は1セット1,000円。国際興業の一般路線バス全線(〔m01〕やイベント輸送バスを除く)で使用可能(飯能地域以外の埼玉県・東京都の路線でも通用)。バッグタグは1,000円。
 埼玉県内区間の運賃改定(値上げ)の申請が出された。平均改定率は、上限運賃で16.48%、実施運賃では1割程度の値上げを予定する。初乗りは現金180円→(実施運賃)200円・IC178円→(実施運賃)200円。来年3月中の実施を予定。
 
西武バス 〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休を継続している。他の路線は通常通り運行。
 高速バス渋谷~軽井沢・草津線は11月1日にダイヤ改正を行なっている。たまプラーザ駅の発着は廃止(同日より運行開始の横浜~軽井沢・草津線の一部が経由)。11月一杯は夏秋ダイヤ。12月1日より、中野坂上に停車する。
 所沢→羽田空港線・所沢→成田空港線(運休中)・川越→羽田空港線(運休中)では、Visaタッチ決済を導入している。カードの他、Apple Pay、Google Pay、ウェアラブルでも可。共同運行他社及び羽田空港・成田空港発全便は不可。

関東バス 一般路線は通常通り運行。
 始発地を23時00分以降に出発する全便を深夜バスとして、深夜運賃を適用している。

立川バス 一般路線は通常通り運行。

西東京バス 一般路線は通常通り運行。
 始発地を23時00分以降に出発する全便を深夜バスとして、深夜運賃を適用している。
 奥多摩駅~丹波・鴨沢西路線の山梨県丹波山村内区間(小袖川~丹波・鴨沢西間)で、絵本「蒼い夜の狼たち」とのコラボによる次停留所案内を、車内前方のサイネージで行う。また、クリエイター・ZUN(東方Project等)の手によるBGMを、一部区間で使用する。奥多摩発便では、特別な行先表示を行う。
  
京王バス 府中〔営〕は11月14日以降、平日は土曜ダイヤで運行する。※〔寺91〕〔武71・73〕系統は、平日ダイヤにおける初発便を運行予定。11月16日に予定していたダイヤ改正は、延期になった。
 12月1日より、沼津・(三島)~渋谷・新宿線の運行を再開する。平日1往復・土休日3往復。年末年始は平日も2往復運行する。

小田急バス 一般路線は通常通り運行。
 始発地を23時00分以降に出発する便を(土曜日・休日を含め)全便深夜バスとし、深夜運賃を適用している。
「みたかシティバス」は、三鷹台駅~三鷹第一小学校前~杏林大学病院間の実証運行を行っている(来年9月30日まで)。
 11月16日より、電子チケット「小田急バス一日乗車券」を発売する。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。
 
東急バス 一般路線は通常通り運行。
「東急グループ創立100周年記念 渋谷オープントップバスツアー」を実施中。11月27日までの土休日運行。午前2便・午後3便。一周約40分。公式WEBから予約する(楽天トラベルのサイトに移行する)。大人1,500円・小児1,000円。
 二子玉川駅~宇奈根・喜多見地域間の〔玉04・05〕系統は、来年3月1日より運行形態を変更する。朝方は砧本村を起終点とする一般路線型、日中以降は砧本村を起終点とするオンデマンド型となる。どちらも、指定停留所で東急バスに乗り換えの場合、PASMO・Suicaのみ2回目の乗車が無料になる。11月21日~12月11日(予定)の間、2回目の検証運行を行う。期間中、日中の〔玉04〕系統は運休する。
 新500円硬貨は、全車両で使用できる。

京浜急行バス 通常通り運行。
〔三53・54・55・56〕各系統は、ソレイユの丘のリニューアル工事に伴う長期休園のため、運休している(来年3月までの予定)。
 YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入している。また、「Visaのタッチ決済」の実証実験を行っている(お台場線は除く)。羽田空港各ターミナル→YCATも対象(この路線は、空港ターミナルでの時刻指定の必要がない)。
 京急線のダイヤ改正に合わせた、各地域のダイヤ改正の実施が、電鉄より予告されている。
 新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。

KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。

銀河鉄道 通常通り運行。

東京BRT:プレ(一次)運行中。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、14系統は全4便、11・17系統は4便中2便が運休している。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」は、紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。

船橋新京成バス・松戸新京成バス 一般路線は通常通り運行。
 
千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。
 
千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。
「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
 新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉県がんセンター~蘇我駅東口・千葉駅は全便運休。五井駅東口~国分寺台線は、平日夜間の下り6便・上り3便が運休(五井駅東口発最終は22時58分に繰り上げ)。八幡駅東口~千葉労災病院線は、土休日夜間の下り6本・上り5本が運休している。平日のみ、姉ヶ崎駅~五井駅西口・帝京大学医療センター(姉崎高校経由・ダイアパレス経由)・有秋台団地・市原緑園都市バスターミナル・光風台駅路線は土曜日ダイヤで運行している(姉ヶ崎駅~帝京大学医療センター~光風台駅間は運休)。※10月20日現在、継続中。
 木更津駅西口~西山~巌根駅路線は11月11日、ダイヤ改正を行なった。朝方に増便、夕方に減便を行い、最終バスが30分繰り上がって17時台になる。三井アウトレットパーク木更津~木更津駅西口路線は11月11日より、アウトレット→木更津駅方向は土休日のみの運行になる。
  
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。
 
平和交通 一般路線は通常通り運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 一般路線は通常通り運行。
 関鉄パープルバスでは、「石岡・やさと観光周遊バス」を運行している。石岡駅~いばらきフラワーパーク~十三塚果樹団地~いばらきフラワーパーク~石岡駅間循環運行。平日3便・土休日6便(区間運転含む)運行。土休日のみ1日フリーきっぷを発売(1,000円)。提示により、沿線の施設や店舗で割引やプレゼント等の特典がある。なお、関東鉄道グループの「IC1日乗車券」(土休日のみ発売)は利用できない(普通運賃のICでの支払いは可)。
 関鉄グリーンバスは営業開始20周年を記念し、記念乗車券(1セット750円)・缶バッジ(2種 各500円)を、石岡・鉾田両営業所で発売している。

朝日自動車 通常通り運行。
「熊谷・妻沼名所巡りきっぷ」を発売している。太田〔営〕全路線(熊谷駅~妻沼~太田駅など)が利用可。スタンプラリーも行っている。スタンプを3つ集めて郵送すると、朝日バスのミニカー(日野レインボー7m)がプレゼントされる。大人1,000円・小児500円。来年1月31日まで。

阪東自動車 通常通り運行。1月31日まで一日乗車券を発売している。スマホアプリ「バスもり!」のみ。大人500円。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
 来年1月31日までの間、期間限定で一日乗車券を発売する。松伏・野田両営業所の路線で利用可(東武動物公園線・野田市駅~岩井車庫線・コミュニティバスは不可)。大人・子供とも1,000円。松伏・野田両営業所・朝日自動車の北越谷〔営〕・ガーヤちゃんの蔵屋敷で発売。

川越観光 マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめている。最終バスは、マイタウン循環は東松山駅発23時03分→22時34分、東京電機大学循環は高坂駅発23時29分(深夜バス)→22時59分。
「小川・越生ぐるっとフリーパス」を、来年1月31日まで発売している。小川パークヒル線・みどりが丘循環線・黒山線で利用可能。大人500円・小児250円。

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。
「くまがやワンデイパス」を、来年1月31日まで発売している。熊谷市内の国際十王交通路線で利用可(朝日自動車を含む他社は不可。熊谷駅南口~森林公園駅路線は全線不可の模様)。大人1,000円・小児500円。熊谷営業所および秩父観光興業株式会社で発売。バス車内では発売しない。

関越交通 一般路線は通常通り運行。高速バス〔尾瀬号〕は、今期は1往復増発し、川越駅西口始終着便は川越観光が運行している。定期観光バスは2コースとも運休中。
「四万ぐるりんバス」(四万川ダム起点の循環)を、明日11月13日まで運行する。1日6回(区間運転2回含む)。大人500円・小児250円均一。四万温泉協会及び一部の宿泊施設では、同額の一日乗車券を発売する。
「吾妻渓谷シャトルバス」を、明日11月13日と、以降11月27日までの土日曜日に運行する。岩島駅~吾妻峡八ッ場広場間6往復。期間中土休日はさらに道の駅あがつま峡~吾妻峡八ッ場広場間6往復を運行する。大人200円・小児100円均一。一日乗車券は大人500円・小児200円。

イーグルバス 東秩父村路線は、土休日の〔W03〕系統全便・〔W04〕系統一部便(和紙の里発3便・小川町駅発4便)が運休している。ときがわ町路線は、〔と01・02・05-2・06〕系統の平日の一部便(夕方以降)が運休している。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。

横浜市営 通常通り運行。「雨の日臨時便」・深夜バスは運休中。
「109系統特急」「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド直行便」で行っている「Visaのタッチ決済」の実証実験を、来年3月31日まで延長する。
 
横浜交通開発 通常通り運行。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。
 12月1日、溝口駅南口~柿生駅南口路線の再編成を行う。〔溝10〕系統(溝口駅南口~柿生駅南口)は〔柿04〕(鷲ヶ峰〔営〕~柿生駅南口)に集約し、〔新12〕系統(鷲ヶ峰〔営〕~王禅寺口~新百合ヶ丘駅)を増便する。また平日8時台、神木本町始発溝口駅南口行を増便する。この他、鷲ヶ峰〔営〕で時刻改正を行う。
 新500円硬貨は、全線で使用できる。

神奈中バス 一般路線は通常通り運行。戸塚〔営〕は11月19日より、一部系統で運行便数の変更を伴うダイヤ改正を行う。
 12月4日までの土休日、〔巻03〕系統(大山ケーブル→鶴巻温泉駅)を運行する。大山ケーブル発3本。

相鉄バス 一般路線は通常通り運行。

臨港バス 一般路線は通常通り運行。
「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、今月中旬の運行終了が発表になっている。11月19日に「お別れ撮影会」を、鶴見〔営〕第三車庫で行う。
 来年3月16日実施を予定とした、川崎市内の上限運賃変更認可(=値上げ)の申請を行った。実施運賃は(現金・ICとも)大人210円→220円、小児(IC)105円→110円。通学定期は据え置きの予定。横浜市内・東京都区内は変更なし。
  
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
 1日乗車券「江ノ電バスのり旅きっぷ」を、実証実験として発売している。来年3月15日までの予定。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。1端末につき大人1人・小児3人まで利用可能。

箱根登山バス 通常通り運行。
 座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている(土休日のみ運行)。下り小田原駅10時15分発(ターンパイク箱根経由)・箱根湯本駅11時50分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発・16時00分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行。乗車券小田原駅発大人1,340円・小児670円、箱根湯本駅発着大人1,080円・小児540円(フリーパス等の利用も可)+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発券。なお実証実験が1年延長になり、来年11月12日まで運行予定。明日11月13日より、箱根湯本駅11時50分発→12時00分発に、元箱根港16時00分発はターンパイク箱根経由小田原駅行に変更する。

伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している(黄瀬川大橋本格復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱い)。
 湯河原~箱根線は運休を継続している。その他の路線は、通常通り運行。
「函南町拠点循環バス」実証運行を行っている。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。函南町の公式WEBでは、来年3月24日まで運行を継続としている。
 新500円硬貨は、全線で使用できる。

富士急モビリティ 通常通り運行。
  
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線共に、通常通り運行。

富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は、河口湖駅発は、10~15時台は20分間隔で運行している。「グリーンライン」(西湖)は8本運行している。「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。この3路線の1日フリー乗車券を発売している。大人1,350円・小児680円。
 甲府駅~河口湖駅・富士山駅路線の1日フリー乗車券を発売している。大人3,000円・中人2,000円・小児1,500円。
 富士スバルライン五合目線は、3往復運行。スバルラインが一合目まで営業(通行可)の場合は全区間運休、四合目まで営業の場合は四合目大沢展望台折返しで運行。
「勝沼周遊バス」は、土休日のみ運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。
 高速バス・沼津~東京駅線は、土休日のみ1往復運行。沼津・(三島)~渋谷・新宿線は、運休している。なお12月1日より、沼津・(三島)~渋谷・新宿線の運行を再開する。平日1往復・土休日3往復。年末年始は平日も2往復運行する。沼津~東京駅線は、11月27日を持って当面の間運休する。
「おでかけシャトルバス」の実証運行を行っている。沼津駅北口~駿河湾沼津SA~ららぽーと沼津間は、来年2月10日までの平日、1日8往復運行。沼津駅北口~クレマチスの丘間は、10月17日~11月23日の月・火・金曜日、1日2往復運行。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。
 富士宮市内定期観光バス『強力くん』は運休している。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。
 
東海バス 一般路線は通常通り運行。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している(黄瀬川大橋本格復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱い)。
 11月17日より、旧塗装復刻デザインバスを、修善寺〔営〕各路線で運行する。
 フリーきっぷ全種類を、小田急のMaaSアプリ「EMot」で発売している。「EMot」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円(大人1人に対し、小児5人まで)。
 東海バスフリーきっぷ「全線3日券」を、来年2月3日までの期間限定で、通常の半額(大人4,600円→2,300円・小児2,300円→1,150円)で発売している。紙券のみ。数量限定で、完売した場合はその時点で終了。同時に、「全線3日券」保有者を対象としたスタンプラリーを実施。
 新500円硬貨は、一般路線全線で使用できる。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 年末年始が見えてきて、今年は遠くへ!と思われる方も少なくないと思うが、「第8波」は心配でしょう。パンデミック以降3回目の正月という事になるが、どういう事になるのか。そろそろ終夜運転を始めとする年末年始輸送の計画が各社から発表になると思うが、その行方を注視したいと思います。皆計画通り、運行できるように。

当ブログでは直接のコメントは受け付けません。何かありましたら、引き続き本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What's New》
11日 「そごう・西武」米投資ファンドに売却 セブン&アイHD発表
12日 「ねんりんピック」 3年ぶり 神奈川県で開幕
 百貨店も大変、だよねえ。百貨店業界はどこも、どこへ行けばいいのか、方向性を見失ってしまっているのではないか。それにしても「そごう」はともかく、「西武」は西武グループとの資本的なつながりがないはずだが、いつまでこの2文字を掲げ続けるのか。この機に変えるかも知れない(東急ハンズ→ハンズ、のように)。 
 村田 兆治さんが亡くなりました。ご冥福をお祈り申し上げるが、こんな形で亡くなるとは…。先日羽田空港でひと悶着あって、どうしたのかな…、と思っていたのだが。関連はないと思うが、昭和を代表する大投手にしては、寂しい世の去り方だったのではないかと、正直な所思います。

№2565 バスラマインターナショナル194(ぽると出版)

 月・火の2日間で、やや慌ただしく北海道に行ってきました。留萌本線にも乗りました。来月書きたいと思うが、北海道は新型コロナウィルス感染者が増加し、「第7波」のピークを越える過去最大の感染者を確認、帰宅してから知ったのだが、ジェイ・アール北海道バス(JHB)は、感染拡大によるドライバー不足により、札幌市内の一部路線で運休が発生しているそうです。どうやら全国的に「第8波」に突入したのは間違いなさそうで、あくまで結果論ではあるが、少々無理をしたが、(ウィルス以外の部分も含めて)良いタイミングで行けたようです。この先しばらくは、もっと大変になるだろうから。年末年始はどうなるのか。

「バスラマインターナショナル194」、先月末に発売になりましたが、遅くなってしまいました。

各地の新車から
 豊鉄バスのいすゞ採用は約半世紀ぶり、だそうだが、豊鉄バスは基本的には三菱ふそうオンリーだったが、今の三菱ふそうは中型車を造っていないから。今回は新城配置だそうだが、いずれ豊橋市内や、渥美半島でも見られる事になるのだろうか。

バス事業者訪問241 ジャムジャムエクスプレス

ジャムジャムエクスプレス.jpg
 ジャムジャムエクスプレスは、名前だけは知っていたし、アストロメガの初期の導入事業者にもなったから話題にもなったが、どの程度の事業者なのかは、解っていなかった。
 参考までに公式のサイトを覗いてみたが、在来の高速事業者と違って「時刻表」というものはなく、予約のページでおおざっぱな乗車→降車の地域(例えば関東→関西)をクリックすると、乗車地・降車地を絞り込む過程で、出発・到着時刻が見えてくる感じ。例えば東京から青森に行きたいとして「関東→東北」をクリックすると、まず乗車地を選択する事になるが、設定乗車地で「東京(Tokyo-Kajibashi※鍛冶橋)にチェックを入れると、設定下車地から青森が消えてしまう(バスターミナル東京八重洲またはバスタ新宿から青森に行く便がある)。下の方にズラズラっと便ごとの時刻の表示はあるが、在来の事業者に慣れた身には、少々戸惑いも感じられる。
 他の旧ツアーバス組もそうだが、ダイヤ面から選択、というスタイルにはなっていないと感じた。夜行がほとんど、という事があるだろう(昼行便は自ら検索した限り、通年3往復+冬季の東京・横浜~白馬便しかない)。まずは運賃・車両の設備を前面に売り込むスタイルと見える。なので、具体的な路線網、どういう路線があるのかという全体像が、解りづらいと感じた。一応青森~広島の本州各地をネットしているようだが、この辺、もう少し具体的にどのような路線形態になっているのかが解るようになれば良かったです。
 車両面では「トイレが多いのが特徴」と記されているが、長距離、特に夜行路線だと、トイレは必須ではないか?トイレがないと、通常運行時はまだしも、アクシデントで高速道路が通行止めになり、本線上で長時間立ち往生、という事態が怖いので。これは他事業者(大半が旧ツアー組)で考えるべき所が多いかも知れない。
 ドライバーの確保はどうしているのだろうか。また、大半が夜行便なので、日常の健康管理も大事だと思われるが(他社の名古屋の事故もあったばかりだし)、具体的にどういう対策を施しているという記載はなかった。
 巻末の在籍車両一覧を見ると、一番古い車両で2012(H24)年式で、10年を上回る車両はない。旧ツアー組だと、車両の整備体制はどうなっているのかも、ちょっと気になる。特にジャムジャムは冬の白馬への輸送の比重が高そうなので、運行と合わせて、雪対策も知りたかった所でした。

バス事業者訪問242 東洋観光
 京浜急行グループの貸切事業者で、本来は京浜急行バスと同時に取り上げたかったらしい。
 貸切車は、一般的な「観光バス」は基本的に全部エアロエース、豪華仕様のフラッグシップ車両もなく、同じ仕様の車両が何台も連なるような、大規模な団体輸送を得意としているという所だろう。京浜急行電鉄時代の京急バスには、エアロクィーンKとかありましたけれどねえ。
 特定バスは、何しろ地元神奈川なので、平日はどこでもしょっちゅう見かける気がします。ずいぶん場違いと思える学校の名を書いた車両も見るが、特定のスクールバスは、自力では通学が困難な児童・生徒が大半なので、運行ルートが広範囲になるのだろう。東洋観光に限らない事で、同じスクールバスを運行する臨港バスや江ノ電バスも、一般的なエリアから遠く離れた所を走るシーンも見かけています。
 京浜急行バスと同じであくまで個人的な好みでしかないが、「観光バス」は、色遣いは残しつつ、違うデザインを考えてみても良い時期ではないかと思う。やや古臭く見える気もするので。それと、やはり「京急」の2文字を社名に入れる考えはないのか。車体には「KEIKYU GROUP」と書かれているものの、京急グループとしての繋がりが、希薄に感じられるかもしれない。
 バスラマ誌は、今回の東洋観光が得意としている「特定バス」の世界は、ほとんど取り上げてこなかったような気がします。特に契約。東洋観光も「新規事業者の参入も多いので契約件数の維持・拡大が大変だ」みたいな事を書いているが、特にこの手のスクールバスはデリケートな部分が多く、一般的な企業・学校の通勤通学バスとは在り方がかなり異なるはず。価格だけで全てを決めて良いものではないだろう。車両の仕様や、その整備方等も合わせて、特定バス事業についても、小特集が組まれても良いのではないだろうか。
(テキストを読むと、バスは何でもかんでもステップレスにすればよい、ものではないようだ)

IAAトランスポーテーションの会場から
 もはや展示車両はほぼ全てEV。それはいいが、この展示そのものからは外れた課題となるだろうが、やはり運行に必要な電力をキチンと確保できるのか、の懸念が否めない。ウクライナ危機で一気に表面化した問題で、一般の家庭の暮らしにまでダメージを与えかねない状況で、バスにまで電力を回してもらえるのだろうか。ウクライナではロシアのインフラ攻撃の結果、トラムが止まったり、トロリーバスをディーゼル車で代替したりしているそうだ。そういう事は西側では起こらないと、言い切れるだろうか。会場では、その辺を懸念する雰囲気、というものは感じられなかったのだろうか。
 トルコが存在感を高めているのは数年来の傾向だと思うが、外交的にトルコと西側諸国の関係は微妙で、ウクライナ危機に関連したフィンランド・スウェーデンのNATO加盟申請でも、両者で確執が見られた。この辺はバス業界には影響を与えないのだろうか。政治と経済は別、と割り切る事ができるだろうか。できても、仮にトルコ国内で政治的な何か起きた時、供給に影響が出たりしないか。日本でも近年の中国の政治情勢で、中国への生産体制へのシフトが仇になっている部分があると聞こえてくるし、「ゼロコロナ」政策がiPhone Proの生産・供給に悪影響を与えているという報道に接すると、そんな懸念もあると思う。
 
 旭川電気軌道のMR430、凄くいいなあ!中ドアの窓まで平行四辺形になっているのが面白いが、改めて、スピード感も力強さも感じられるデザインだと思った。旭川は今回ほんの少しだけバスを撮影した(申し訳ないが旭川電気軌道はなし)が、旭川電気軌道は今でも長尺車が主力だし、一時はつくば万博で使われていた連節車も導入していたのだから、潜在的には、旭川のバスの需要は(道北バスを含めて)高いはずだ。こうなると自走する姿も早く見たいし、営業緑ナンバーがついたという事は、貸切で走ったりすることもあるのだろうかとも思ったのだが(残念ながら、旅客を乗せた運行はしないとしている)。別ページの道北バスと並べても面白いし(年式は30年位違うが)、全国各地からクラシックバスを集めたショー、なんかも夢見てみたい。すぐ近くには士別軌道のモノコック車もあるし、沖縄の「730車」あたりも並んだらいいなと、妄想が膨らんだりします。排ガス規制があるから東京ではムリだろうが、どこでやろうが、やるなら行ってみたい。

 次号の事業者訪問は新常磐交通だそうで、やはり震災・原発事故は避けて通れない。今でもエリアの北部は運行ができない状況だし(再開できるかも怪しいし)。また今回は速報程度だった「バスターミナル東京八重洲」は、もう少し詳しい記事が掲載されたりするだろうか。

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