
2日目、加古川線・舞鶴線・小浜線を経由して福井へ、越美北線にも乗るつもりだったのが、台風11号の影響による強風のせいで、途中大幅な迂回を強いられる事になってしまったのでした。5年前に乗って№1677で書いた加古川線はともかく、舞鶴線と小浜線は何十年も乗っていない路線だから、この機会に乗りたかったのに。
9月 6日(火)

本町のホテルから大阪駅へ向かう途中で見かけた、阪神高速道路のランプの表示。松原線の喜連瓜破~三宅JCT間は工事のため通行止め、なのだが、3年も不通になるのは、高速道路としては異例。

大阪から加古川までは新快速。朝8時の時点では、「アーバンネットワーク」は強風の影響は出ていないように感じたのだが。

明石海峡大橋。

加古川線1329S。103系。

加古川駅の時刻表。加古川線も先日のダイヤ改正で、日中の加古川~厄神間が減便され、1時間間隔に。

発車直前に1320Sが到着。103系の並び。いつまで見られるか。

だいぶ端折ってしまったが、西脇市で2327S(クモハ125型の単行)に乗り換え。線路はやはり貧弱だ。

とにかく乗客が少ない。全区間で2桁に乗る事がなかった。転換クロスシートなのにもったいない。

昔は行き違いが出来たのだろう久下村駅。使われなくなったホームに、「安全第一」の文字が残っていました。

谷川駅到着。たたずまいは変わっていない。
さて、ここまでは普通にこれたのだが、福知山線は強風の影響が出ていて、篠山口~福知山間はダイヤがかなり乱れている。福知山行2539Mに乗るつもりだったのに、まだ篠山口も出ていないという。ここでは詳しい状況は解らなかったが、谷川でこうだと、舞鶴線・小浜線はたぶん動いていないだろう。越美北線も含めて乗れなくなって残念だが、早めに見切りをつけた方が良さそう。とにかく何より、今日中に福井にたどり着かなければならない。

ので、篠山口行2532Mに乗る事になる。この列車も、谷川で少々足止めを食らう。
脱線するが、跨線橋から見た限り、福知山線と加古川線は、レールが繋がっていない?いたとしても、福知山線側の線路には、加古川線への出発信号機がなく、両線の直通運転は考えられていない。西脇市(旧野村)~谷川間は、同じ加古川線なのに加古川側との一体性もあまりないし(加古川側はむしろ旧鍛冶原線との結びつきが強かった)、どうも昔から、運転系統上は昔から継子扱いされている感がある。福知山線と加古川線は、国鉄時代は鉄道管理局が異なっていた事が、いまだ影響しているのだろうか。

ややあって動き出したが、次の下滝を発った直後、すぐに止まってしまった。

運転士が指令と話をしているのが聞こえた。強風の影響による抑止、らしい。駅停車中だったらまだ良かったのに。

この列車も、乗客は2両で9人しかいない。皆静かに待っているだけ。

待っていられないのは、すぐ先の踏切で開通を待っていた車の列で、ややあってトラックがバックしてきて、運転士に何とかならんか、と言っていたようだ。結局指令の許可の下しばし前進し、踏切を通過する事になる。

これもちょっと脱線するが、ICOCAエリアの利用の案内、なのだが、先の加古川線・西脇市~加古川間は、ICOCAのエリアには入っていない。しかし、西脇市も谷川も乗り換えの際のチェックが入るわけではなく、通過利用ができてしまう。途中駅はまだしも、通過だけでもエリアに加えるべきではないか。

さらに丹波大山でも抑止。反対側は、本来乗るはずだった2539M。ここでも1時間は止められた。


しかし、この先大阪までの普通電車が走らない。15時頃までは運行しないという事。

「アーバンネットワーク」も、結構影響が出ていた。福知山線は、新三田からは運行されているらしい。が、他に足がなく、駅員は他の乗客には、タクシーの利用を…と案内していた。

運行再開を待とうと、駅で待つ事にしたが、駅付近はほとんど何もない。徒歩5分程度の場所にコンビニがあっただけ。思えば篠山「口」という位だから市街地の中心に位置しているわけではなく、致し方ないか。神姫バスは普通に走っていた。が、三田方面へ行く路線はない。

ところが1時間ほどして、特急〔こうのとり12号〕が、3時間近い大幅遅延で到着。ここで延々待つよりはいいだろうと、三田まで乗る事にする。当然乗車券も買わねばならず(車掌から買った)、特急料金と合計で990円。まあタクシーよりは遥かに安上がりだろう。〔こうのとり〕は今春から全車指定席になったが、もちろんガラガラ。

三田からは後続の、新三田始発の区間快速3946M。

宝塚までは、国鉄時代末期に開通した高規格の新線。

17年前の事故現場。今回も最大限徐行して通過して行く。

この列車自体は普通に走れた、と思っていたのに、大阪駅の手前で、前に列車がつかえていてまたしばらく停車。新快速に乗りたいのに…。

大阪に着いてみれば、新快速3480M敦賀行も遅れて入線。JR神戸線側が強風のため新快速が取りやめになっていて、この列車は大阪始発で運行。湖西線がまた強風で不通になっていて、米原経由で行かなければならない。前夜乗ったばかりなのに。

迂回運転の〔サンダーバード〕。
2年前、やはり湖西線が強風で止まっていた時は、米原から近江塩津に乗ったらその先の列車がなくてなくなくタクシー、と№2214で書いたが、今回は最初から敦賀行なので、足止めの心配はないはずだ。

長浜の先で、521系の136Mとすれ違う。福井始発だが、北陸新幹線が敦賀まで開業して、北陸本線がハピラインに転換されたら、521系自体、この区間では見られなくなるだろう。

敦賀駅到着。2年前はまだ未完成部分が多かった新幹線駅も、ほぼ列車の受け入れが可能、という所まで出来上がっていました。
福井行257Mに乗り換えるが、ホームの端から端、という位離れているので、ただでさえ乗り換えはしんどい。まして腰痛持ち、では…。

今庄で、〔サンダーバード〕通過待ち。所定なら33号だが、もう列車番号など解らん。

ワンマン列車なので、運賃表が掲げられている。北陸新幹線開業と同時に、大聖寺を境に福井県側がハピライン福井、石川県側がIRいしかわ鉄道に転換されるが、運賃形態はどうなるだろうか。何より「青春18きっぷ」で乗れなくなるのが痛い。
(北陸新幹線敦賀延伸の時点で、金沢・福井両駅は、沖縄以外の県代表駅で、JR在来線がなくなる初のケースとなる)

何とか福井に着きました。現状の運行状況の他、翌日の越美北線の工事運休についてのお知らせがある。初列車(9時03分とだいぶ遅いが)の723D、折り返し724Dが運休。元々翌日はえちぜん鉄道・福井鉄道に集中するため乗る予定はなかったが。北陸本線が「青春18きっぷ」で乗れるうちに、何とか乗りに行きたい。舞鶴線・小浜線もだ。

特急の運行状況。今庄で追い抜いて行った〔サンダーバード〕は、やはり33号じゃなかった。
というわけで、歩くのがまだイマイチしんどいというのに、あっちこっちと振り回されたような一日でした。仕方がないけれど。
明日は久しぶりのえちぜん鉄道と、福井鉄道です。
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ウィルス感染は「第8波」の懸念が高まってきているようです。東京都は、感染者数が再び増加傾向に転じ、インフルエンザの感染も合わせて、医療体制のひっ迫が懸念され始めています。「第7波」ほどの爆発的感染にならない事を祈るが、少なくとも基本的な感染対策は、しばらくは緩和されないと考えて良さそうです。