№2529 2022年7月 今月は何があった 何をやった

 一体どう考えたら、どう行動したらいいものやら、迷走する7月。爆発的なコロナ禍「第7波」は社会・政治・経済・文化に重大な事態をもたらし、スポーツでもプロ野球は相次ぎ中止、大相撲は幕内力士の1/3が休場。世界は新たに「サル痘」の脅威。加えて記録的な熱波と、欧米では大規模過ぎる山火事、一方では大洪水。記録的な物価高にインフレ。そして全世界が震撼した、元首相暗殺の一大事。人々が穏やかに生きる術は、どうしたら見いだせるのか。プロ転向宣言、羽生 結弦が求める新たなステージは、我々に希望をもたらしてくれるだろうか。「太陽にほえろ!」放送開始50年、長崎の大水害から40年、今月は何が起きたのか。

 6月29日 吉田 拓郎 「最後のアルバム」『ah-面白かった』リリース
 6月30日 東京オリ・パラ大会組織委員会 活動終え解散

 1日 作家・林 真理子氏 日本大学理事長に就任
 2日 高知県早明浦ダム 貯水率低下 第三次取水制限開始
 3日 デンマーク・コペンハーゲンで銃撃事件 6人死傷
 4日 学校の健康診断担当医師逮捕 女子生徒動画盗撮容疑
 5日 サッカー日本代表 堂安 律 ドイツ1部フライブルク移籍
 6日 「くら寿司」価格帯見直し発表 一皿220円の商品導入
 7日 侮辱罪の法定刑上限引き上げ 懲役・禁錮・罰金刑導入
 8日 FIFAブラッター前会長・プラティニ元副会長不正疑惑 スイスの裁判所が無罪判決
 9日 熊野那智大社 しめ縄張り替え

10日 独ベアボック外相 長崎訪問 被爆者と面会
11日 新型コロナ「大阪モデル」 警戒「黄色」に引き上げ
12日 センバツ高校野球 選考基準のガイドライン新設
13日 福島第一原発事故 東京電力旧経営陣に総額13兆円の賠償命令
14日 円相場 一時1$≒139円26銭 24年ぶりの円安水準更新
15日 トヨタ クラウン新型モデル発表 4年ぶりフルモデルチェンジ
16日 韓国 ユン・ドンミン新駐日大使着任
17日 藤井 聡太五冠 「棋聖戦」3連覇達成
18日  日韓外相会談開催 4年9ヶ月ぶり
19日 サッカー日本代表 久保 建英 レアルソシエダード移籍決定

20日 東京医科大学入試汚職事件 文部科学省元局長に有罪判決
21日 自衛隊のワクチン大規模接種会場 9月末まで延長決定
22日 鬼怒川豪雨災害 水戸地裁 国に賠償命令判決
23日 「LuckyFM Green Festival」 国営ひたち海浜公園で開催
24日 JAXA 観測ロケット「S-520-RD」打ち上げ成功
25日 ローマ教皇 カナダ訪問 先住民族への同化政策・大規模虐待で謝罪
26日 J1浦和レッズに罰金2000万円 サポーター声出し応援で処分
27日 夏の全国高校野球開幕試合 始球式は斎藤 祐樹氏に決定
28日 元横綱白鵬 間垣親方 年寄「宮城野」襲名
29日 岩波ホール 閉館

30日 宮城県 県独自「BA.5対策強化宣言」発出決定

 今月はこの他俳優佐野 浅夫氏・山本 陽子さん・「遊☆戯☆王」作者高橋 和希氏・藤井 裕久元財務大臣・作曲家モンティ・ノーマン氏・フォークシンガー山本 コウタロー氏・元横綱2代目若乃花の下山 勝則氏死去、米の独立記念日パレードで銃撃事件、西武・中村 剛也が1956三振のプロ野球記録、参議院選挙で与党勝利、英ジョンソン首相・伊ドラギ首相が辞意表明、国枝 慎吾がテニス「生涯ゴールデンスラム」達成、ジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡観測「最も遠い宇宙」の画像公開、米バイデン大統領の中東訪問と新型コロナウィルス感染、スリランカの政治的混乱、桜島で警戒レベル5の大規模噴火、キム・ヨナ結婚発表、秋葉原無差別殺傷事件の死刑囚に刑執行、などがありました。
 貨物列車の運行にまで影響を与えたauの大規模通信障害にiPhone値上げ、イーロン・マスクがツィッター買収計画を撤回、「Teams」障害と、経済も暮らしも、いかにITに依存しているか、改めて思い知らされました。
 ローカル線問題はJR東日本が情報を開示した事でJR5社(東海除く)のデータが出そろい、国の検討会が協議を促す提言案を示した事で、いよいよ全国レベルで本格的に動き出す事になりそうです。JR北海道が留萌本線の今後の運営の在り方について、地元自治体に打診したという報道もあったが(正式に決まった事としてのリリースは、今日現在はない)、その一方で、平均通過人員500人/日とされる只見線で、全線再開に向けた試運転も始まりました。都会の人間が軽々しく良し悪しは言えないけれど、あいつが悪いこいつが悪いと経営責任をなすり付けるとか、JR(以外の事業者もだが)だけ、あるいは自治体だけが経営の責任を背負わされるとかではなく、存続にしろ廃止にしろ、関係者が皆納得するまで話し合いを重ねるべきでしょう。存続させるなら、単に「残って良かった」ではなく、存続させた鉄道を、如何に地域住民一人一人の生活様式に組み込むか、真剣に考えるべきです。40年前のような「乗って残そう」運動はもう通用しないはず。只見線の再開とその後の動向は、他地域のローカル線にとっても、試金石となるでしょう。

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≪今月この一枚≫

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 腰はだいぶ良くなってきました。まだ仕事に復帰するまでには至っていなくて、来月の、お盆が終わった後くらいにはできるといいなと考えているが、時々はある程度遠くに出かけるようにもなりました。この画像もその時のもので、一昨日の29日、取手駅東口で撮影したものです。手前は大利根交通自動車のエルガ、奥は関東鉄道のエルガ・ハイブリッドです。
 大利根交通自動車は、ICカードは一切利用できません。運賃は他区間制だが、前扉から乗車する先払いで、行先を申告して支払う事になります。元々小規模な事業者であるうえ、近年は路線を縮小し、便数も少なくなっているようです。便数は希少だが千葉県の布佐駅にも路線があり、近年では東京藝術大学(取手校)への乗り入れがある(平日のみ)が、この規模だと、どこまで独自路線を貫いて行けるのかな、という気がします。関東鉄道バスを始めとした他交通事業者と協調関係の構築が、今後の経営のカギではないかと思います。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。


《What' New》 
31日 「ひこにゃん」 彦根市内商店街で3年ぶり打ち水


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 神奈川の鉄道をテーマにした今年の「Myカレンダー」、7月はJR東日本です。横須賀線を選んでみました。横須賀=艦船というイメージがあるので、組み合わせて撮れる場所がないかと思案した結果、横須賀駅から徒歩10~15分程度、田の浦トンネルがある山の中腹の小道から、スマホで撮ってみました。多少建築物がゴチャゴチャした感じもあるが、とにもかくにも両者が入った画像が撮れました。もう一つこだわったのは、E217系である事。あと数年でなくなるはずなので。E235系は運用限定なので、この点は助かりました。本数が決して多くないし、日中は3本に2本が区間運転の4連なので、11連のE217系を狙うのは、結構大変な話なのです。そういえば、E235系への置き換えは思ったよりペースが遅い気がするのだが、中央線快速のグリーン車同様、「半導体」の影響なのでしょうかねえ?
(撮影は去年の7月22日)

 前々から予告している「Seesaaブログ」への移転ですが、今の時点では8月16日を予定しています。9年前に当ブログをスタートさせた日です。その前にいろいろ移転作業が必要だと思うので、8月11日に更新した後しばらく「お盆休み」を頂く予定だが、その更新時点で、もう少し詳細を書ければと思います。
 なお、本体の通常の更新は、もうしばらくお休みを頂きたいと思います。9月に再開させようと考えています。
 とにかく、私自身に普通の生活が戻ってくるかどうか、それにかかっています。前述のように、何とか来月には、元通りの生活に戻れればと思います。来月も、よろしくお願いいたします。