№2519 バスジャパン・ハンドブックシリーズV109 東急バス(星雲社)
「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」(以下「BJシリーズ」)最新刊、「V109 東急バス」、5月末には刊行されていたが、また少々遅くなりました。ただ幸か不幸か、仕事休業中なので、いつもよりはデータの整理に時間を費やせて、多少は早くなったと思います。
「V109」だから東急バス、になったのか?
東急バスは、BJシリーズでは2000(H12)年のNEW30、2010(H22)年のR69に次いで3度目になります。R69に関しては、当ブログの初期、№143で本当に簡単だが書きました。そこでも書いているが、東急バスは小学生時代に通学で毎日利用していた事もあって(当時は東京急行電鉄だったが)私のバス趣味の原点になっていて、当ブログスタートの頃に、何回かに渡って連載で思い出話を連ねてもいます。だから現在でもその動向が大いに気になる事業者です。1991(H3)年に電鉄から分社して発足、昨年30周年を迎えました。
◆ 東急バスの車両たち
新羽〔営〕は、乗合75台・高速28台が正しいのではないか。この数値をベースにして分析します。
R69と今号の間では、川崎〔営〕が廃止になりました。適宜R69と比較します。
1.グループ全体の台数は、22年前のNEW30では840台、12年前のR69では930台。増加傾向は続いている。
用途別の割合は、グループ全体では、乗合89.12%・高速6.01%・貸切3.21%・特定1.66%。12年前はそれぞれ92.47%・3.12%・3.23%・1.18%で、高速車の割合が高まっている。
東急バス単体では、乗合93.43%・高速3.40%・貸切1.97%・特定1.20%。12年前はそれぞれ93.74%・3.18%・1.87%・1.21%で、割合という点ではほぼ変化がない。
一方、東急トランセは乗合13.46%・高速51.92%・貸切25.00%・特定9.62%。12年前は乗合31.58%・貸切68.42%で、高速と特定はなかった。
高速バスの割合が増えたのは、トランセの運行による東京都内発着路線が大幅に増えた事が、理由として挙げられる。
2.東急バス本体の乗合車の配置を東京都と神奈川県で分けると、割合は東京都49.94%・神奈川県50.06%。
12年前は東京都49.88%・神奈川県50.12%。さらに22年前は東京都54.31%・神奈川県45.69%だったので、NEW30→R69の間の10年間で逆転し、その時点の割合が現在に至るまで続いています。
台数が一番多いのは、虹が丘〔営〕の118台。東急バスの乗合車全体の13.83%で、1/7に近い。12年前より21台増加している。東京都内では目黒〔営〕の86台が最も多く、10.08%。12年前より15台増加。
下馬〔営〕は、東急バスとしては、53→7台へと大幅な減少(現在、下馬〔営〕管轄の東急バス路線は、〔黒09〕系統(目黒駅~野沢龍雲寺〔循環〕)のみ)。東京都内7営業所の乗合車の合計は12年前と同じ426台なので、下馬〔営〕に関しては、トランセ籍の高速・貸切バスを多数受け入れた結果、一般路線車を留め置く敷地が不足し、他営業所への移管をすすめた、という事ではないだろうか?(下馬は、バス+トランセの全所属車両合計が53→50台と、12年間でほぼ変わっていない)
3.平均車齢は、今回は2021(R3)年を0年として計算しました(元のデータが今年の2月1日現在であり、年が明けて間がなく、この時点では今年の新車の導入がないので)。
① 乗合車は、東急バスは8.19年。12年前(2009(H11)年を0年とした)の4.83年から、大幅に経年化しました。12年前は特に2005(H17)年式140台(当時の乗合車全体の16.39%)・2003(H15)年式138台(16.28%)と、この両年だけで乗合車全体の1/3を占め、平均車齢を若くしていました。それ以降は毎年、乗合車全体の5~7%前後となる台数の導入で落ち着いていて、目立って大量に導入したという年がない。2008(H20)年式の93台が、乗合車全体の10.90%と最も多い。
東京都は7.73年、神奈川県は8.65年。12年前は東京都4.98年、神奈川県4.67年でした。
さらに営業所別では、一番若いのは淡島〔営〕6.35年で、唯一7年を切っています。2018(H30)年式が9台と最も多いが、うち7台は渋谷区の「ハチ公バス」(さらにうち4台はフジエクスプレスからの移籍車)。2020(R2)年も8台と多い。逆に高齢化しているのは、少数の下馬〔営〕(11.86年)の次は、高津〔営〕の9.49年。東京都内には平均8年未満の営業所が3か所あるが(目黒・弦巻・荏原)、神奈川県にはない。
最高齢は、新羽〔営〕にいる、2002(H14)年式のブルーリボンシティ。次に古い2003(H15)年式エアロスターも新羽〔営〕も新羽にいます。どちらも金のアクセントが入ったロマンスカラー車だが、深夜急行バス・E-Linerの廃止決定で、去就が注目される事になるはず。
トランセは2.67年→7.71年とこちらも急に高齢化したが、はとバスから移籍したという、1997(H9)年式のオープントップのエアロキングを乗合車として計上しているためで、これを除いた6台の平均は5.00年。
② 高速車は、現在は新羽〔営〕と、トランセ下馬〔営〕に集約されています(高津〔営〕の1台は教習用)。下馬〔営〕4.81年・新羽〔営〕5.03年。高津〔営〕も含めたトータルでは4.81年で、12年前(4.21年)とそんなに変わらない。2014(H26)・2017(H29)年式が共に合計10台で最も多い。最高齢は2011(H23)年式の、新羽〔営〕のエアロエース。
③ 貸切車は、一般乗合車からの転用がほとんどで、純粋な「観光バス」となると、トランセ下馬〔営〕の9台のみと思われる(2台は高速から転用)。全体の平均車齢は東急バス7.94年、トランセ8.23年。しかし「観光バス」の9台の平均は8.33年と、割と高い。「観光バス」最古参のプレミアム車(2005(H17)年)と、高速から転用のエアロエース2台(2009(H21)・2011(H23)年)が平均値を上げていて、それら以外の6台の平均は、6.16年。
④ 特定車は東急バス3営業所・トランセ2営業所に配置されるが、東急バスは経年化した乗合車からの転用も多く、11.91年と高め。最古参は荏原〔営〕の2006(H18)年式2台で、五反田のTOC輸送用のエルガミオ。トランセは、瀬田〔営〕は2002(H14)年式と2017(H29)年式の2台で平均11.50年となったが、高津は3台とも2018(H30)年以降の導入で、1.67年と若い。
なお、昨2021(R3)年は、グループ全体で新車導入が5台しかありません(トランセ高津〔営〕の特定用ブルーリボンを含む)。間違いなく、コロナ禍の影響が出ました。
R69で出た車両のうち、283台がV109時点も東急バスグループで現役です。残存率29.32%と3割に近く、意外に残っている方だ。
4.乗合車のノンステップ率は、今回も東京都と神奈川県で、明確な差が出ました。東急バス全体では74.79%となり、12年前の60.89%からは向上しました。しかし、東京都の7営業所の平均97.89%に対し、神奈川県は51.76%と、ようやく半数に届いたという所。東京都の淡島・下馬・弦巻・池上各営業所が100%に到達、一番低い荏原〔営〕でも93.48%です。一方神奈川県で一番の高率は、青葉台〔営〕の63.64%。12年前はノンステップ車がなかった虹が丘〔営〕は、33.90%と、ようやく1/3に到達しました。神奈川県、特に田園都市線の横浜市内の駅を発着する路線は、輸送力確保のための長尺ワンステップ車(12年前は「スーパーロング」と書いていたっけ)を継続して導入していたので、ノンステップ化が遅くなった、という事でしょう。
5.ハイブリッド車は40台。12年前の4倍になりました。今回はハイブリッド車についても分析します。全40台中32台、80%が都内の配置。一番多いのは目黒〔営〕の12台、次が弦巻〔営〕の11台で、この両営業所で、東急バスのハイブリッド車の1/3を占めます。目黒〔営〕は今はSORAも入っているし、過去には「次世代ハイブリッドバス」が使用した事もあり、(試験運用も含めて)低公害車が優先して導入される場所になっているようです。一方神奈川県は8台のみ。BRCハイブリッドの最初期車が4台導入された東山田〔営〕は、のちに2台増車したが後が続かず。高津は先代エルガハイブリッドなど5台が入っているが、ここでも東京都と神奈川県でやや差がついているように感じられます。
12年前にはエアロミディMEの改造で2台の在籍があったCNG車は、なくなりました。
他社からの譲渡は、路線ごと移管されたフジエクスプレスのポンチョ6台と、はとバスからのエアロキング。エアロキングはどのように使用するのか、今のところは明らかにはされていない。
◆東急バスのあゆみ
まずトップの、旧塗装復刻車が5台並んだ写真。これって、東急バス20周年記念の「ファン感謝祭」の時のもの、ですよね?№568で書いているのだが、2011(H23)年10月30日に新羽〔営〕で行われたもので、ミルキーウェイ色のエアロエース(今とは違う車両)を挟んだ4台は皆他営業所の所属だが、〔綱71〕系統(綱島駅~新羽営業所~勝田折返所)でパレード的な営業運行を行いました。構内では、「E-Liner」用のエアロスターも先行して展示されていたものです。2日後の11月1日にスタートしました(テキストでは2012(H24)年開始になってしまっていた)。
R69以降の12年では、高速バスの再度の拡大が中心になるだろうか。渋谷があるとはいえ、既に他事業者がかなり展開していたので、東急としてここまで本格的に路線を増やすとは思わなかった。「ノッテちゃん」の制定がなかったのがやや残念。
◆東急バスのいる風景
やはり都市型のバス事業者なので、純粋なローカル線というのは、あまりない。寺家ふるさと村付近は、数少ない田舎的な風景で貴重か。特に田園都市線が開通する1966(S41)年より以前は、こんな車窓風景は珍しくなかったのだろうけれど(路線は遥かに少なかったが)。全体的に東京都は小ぢんまりした住宅街、神奈川県は大規模な団地やタワマン、と2分された感じがする。
◆春色 PARK & MUSEUM
今回の谷口 礼子さんの紀行は、東京駅からスタートし、二子玉川で泊って、新横浜へ、途中美術館や博物館を巡る旅になっています。
見どころは確かに豊富だが、東急バスはエリアとしてはそんなに広くはないので、過去の紀行と重複している場所もあります。長谷川 町子美術館・電車とバスの博物館・新横浜ラーメン博物館はNEW30の種村 直樹氏(「電車とバス」は高津時代)、横浜市歴史博物館はR69の富田 康裕氏も訪ねています。むろん、同じ場所でも3者3様、視点は異なってくるが。
今回初めて出てきたのが、目黒の自然教育園/庭園美術館、玉電資料館、次太夫堀公園、そして藤子・F・不二雄ミュージアム。自然教育園は、私は先日、ANA便で岩国から帰ってきた時、羽田空港への新しいアプローチでの降下の途中で見ていて、ビル群に囲まれた広い緑地が印象的と感じたものです。
玉電資料館は正直初めて聞いたのだが、個人博物館的な性格のようだ。ここに来る前に乗った〔渋12〕系統はその玉電の代替路線だったのに、現在は(完全にはなくなっていないが)土曜ダイヤの二子玉川駅発20時40分・渋谷駅発21時30分発(高津営業所行)だけになりました。(旧)新玉川線開通からも45年経っているし、鉄道がフォローしない区間もあるが、必ずしも長距離の通し運転である必要はなくなったという事だろう。渋谷駅付近は慢性的に渋滞気味、長距離路線ではダイヤの乱れも懸念だったかも知れない(駒沢大学駅までの〔玉12〕系統も、だいぶ少なくなった)。
吉田橋、懐かしいなあ!前述の通り、私は小学生の頃に東急バスで通学した経験があって、通学コースではないが、たまに綱島駅まで乗った事もありました。東急バスは運行の途中でドライバーが乗り継ぐ路線が多いが、吉田橋では、綱島駅~勝田・江田駅及び新城駅等の路線の乗り継ぎを見る事がありました(吉田橋~新羽〔営〕間は便乗)。今はどうなっているんだろう?
3人とも、東京都→神奈川県という流れになりました。種村氏はその日のうちに終点に着いたが、谷口さんは「二子玉川エクセルホテル東急」宿泊とは、豪華だなあ!?(ニコタマは今、そんな高級ホテルがあるんだ)
◆終点の構図 洗足池
NEW30は横浜市緑区の北八朔、R69は東京都世田谷区の砧本村でした。北八朔は、現在は路線が中山駅北口まで延びて、終点ではなくなっている。便数は日中1~2時間に1本とローカル線風情のままだが。砧本村は、来年には宇奈根・喜多見地域への地域輸送(日中はデマンド運行)の拠点となる見込み。
洗足池への〔森05〕系統は数年前に乗った事があるが、道路の途中にあるバス停が終点になり、バスの折返し待機場所はやや離れた場所、しかも池上線の洗足池駅が近いので、「バスの終点」という点では、やや風情に欠けてしまうかも知れない。昭和の末期の時点では、洗足池をスルーする〔品90〕〔反10〕系統(品川駅~五反田駅~洗足池~丸子橋)があったらしい。
(この他、平成の世になった時点では、京浜急行バスの〔園11〕系統(田園調布駅~池上駅~大森駅~羽田空港)が、洗足池に寄り道していたようだ)
それはそれとして、洗足池は都内随一の広さの淡水池、歌川 広重「名所江戸百景」もなのだがもう一つ、幕末のヒーローの一人、勝 海舟の夫妻の墓と、隣接して勝 海舟記念館(令和になってすぐの開館らしい)があって、大河ドラマ(私の場合は遠藤 憲一が演じた「西郷どん」)や、去年初頭のBSの時代劇で立て続けに登場していたので、ちょっと興味が沸いてきました。
◆東急バスの路線エリア
東急電鉄の鉄道路線を中心とした、JR山手線・東海道本線・横浜線及び小田急小田原線。このエリアの基本線は、22年前のNEW30から変わっていない。が、この外へ出ていく一般路線は、少しずつ縮小傾向にあります。NEW30の時点では横浜駅西口に入る路線も、残っていたのだけれどねえ。去年は渋谷駅~幡ヶ谷折返所路線が短縮され、渋谷駅~東北沢駅間の運行になりました。東京都は23区以外、神奈川県は川崎市・横浜市以外への乗り入れはない。この辺も「都市型」。なお今号は、蒲田駅への路線の記載が漏れてしまっている。
東急バスは東京~神奈川の都市部にネットワークを持つ事業者だけに安定した運営ができているのかなあと思っていたが、この2年のコロナ禍は、思っていた以上のダメージを与えていたようです。前述のように、深夜急行バス・E-Linerの、今月一杯での廃止(現在全路線運休中)が発表になりました。深夜急行バスは、他事業者では再開している所もあり、東急バスの各路線は他より需要が多かったと思うから、いずれは再開するかなあと考えていたのだが。一時は渋谷駅を1時を過ぎて出発する便もあったし、電車の最終が早まっているから、フォローする意味で多少時刻を早めて運行、という考えはなかったろうか。E-Linerも、電車の「三密」を避けるための手段の提供、として再開があるか、「サテライトビズライナー」の試みをあったので、と思っていたのだが、特に田園都市線の沿線の住民は「リモートワーク」に移行しやすい、つまり無理してバス・電車に乗り継いで都心のオフィスに通勤する必要がなくなった人の割合が、他地域と比較して多いのかも知れない。一般深夜バスの再開が遅くなったのも、そのあたりに理由があるのかも。
コロナ禍は何とか耐えて欲しいが、今後少し先の話になるが、明らかに東急バスに影響を与えるのが、横浜市営地下鉄ブルーラインの新百合ヶ丘延伸。特に虹が丘〔営〕は、大幹線のあざみ野駅~すすき野~虹が丘間が完全に被るので、かなりの打撃になる事は間違いない。ヨネッティー王禅寺付近に駅が作られ、「路線バス等の円滑な駅アクセスを可能とする交通結節機能の強化等による川崎市北部地域の公共交通ネットワークの充実」を図るとリリースにあるので、ここを中心とした運行形態の再編成が行われるのだろうか。
東京都内では先の紀行の〔渋12〕〔東98〕のように、再編成で大幅減便や、運行区間の短縮を行う系統がかなり出てきている。世田谷区でさえデマンドバスに移行する路線が出ようというほどで、コロナ禍より前に、既に縮小傾向が現れ始めてはいたけれど、特に都内では、小型車両を使用した短距離路線への再編成、という流れになるかも知れない。あとは、渋谷駅付近の再開発の進捗が、バスに良い影響を与えてくれると良いのだが。バス優先のスムーズな運行が確保できるよう、臨みたい。
高速バスは正直解らないなあ。8月1日には渋谷~成田空港間の低運賃の空港バスもスタートするが、全体的にコロナ禍の影響はもう少し引きずるだろうし、どの程度展開あるいは維持できるものだろうか。貸切車は、フラッグシップの「プレミアム」が経年化しているので、継続するならそろそろ新車両、という話にならないだろうか。これも「アフターコロナ」における需要の動向を見極めて、という事になるだろう。
東急トランセはどうするのだろう。代官山循環線は現在は男性ドライバーも乗務、一方で東急バス本体でも女性の姿が少なくなくなっている。この辺の差はもうつけられない。トランセが本体の営業所の一部を受託しているが、近隣の民営事業者のほとんどが、分社を再度本体にに一本化、あるいは分社同士の再編成を行っており、東急もそうなる可能性は、低くはないだろう。
どの方向に進むにしろ、都市型バスのリーダー格であるし、私のバス趣味の原点である東急バス、その行方は、今後も大いに注目していきたいです。
次号V110は、私の地元を走る神奈中バスになります。バス専業では最大手、なのだが、この数年はコロナ禍より前からどの地域もダイヤ改正の度に減便が繰り返され、パンデミック以降は深夜バスも廃止が相次いだりして、少々元気がないなあ、というのが率直な印象です。グループ3社は神奈川中央交通東・神奈川中央交通西・神奈中観光となるか(ここも最近、分社の再編成を行っている)。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします(なお本体の通常の更新は、当面の間休止しています)。
BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは通常更新の体制に戻す時点で、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。
《What' New》
3日 デンマーク・コペンハーゲンで銃撃事件 6人死傷
4日 学校の健康診断担当医師逮捕 女子生徒動画盗撮容疑
5日 サッカー日本代表 堂安 律 ドイツ1部フライブルク移籍
アメリカではまた独立記念日のパレードで銃撃とか、警察官が黒人男性を射殺とかお定まりの事件が起きて相変わらずだと思うが、デンマークみたいなところで起きるとは、どうなっているんだ。北欧もだいぶ前にフィンランドで大規模な銃撃事件があったはずだし、他にもどこかで起きているような気がする。そんなに殺気立った国々、ではないはずだったのないのか。
コロナ感染者数が完全に増加傾向に転じ、東京都は5,000人を超えました(東京都以上に島根県が大変らしいが)。正直どうしたらいいんだ、というのが個人的な感想だが、ニュースの扱いは案外小さい。それ以上に、今の関東地方は大雨の方が心配されています(JR久留里線は、明日の一部列車の運休が決定)。コロナに猛暑に大雨、インフレと物価高、どう暮らしていけばよいものだろうか?