№2517 2022年6月 今月は何があった 何をやった

 再び拡大傾向のコロナ感染は懸念だけれど、それでも外国人観光客受け入れ再開や、各種イベント・祭りの「3年ぶり」開催、「都民割」再開など、元の生活に戻ろうとする動きは各地で活発です。それよりも、急激なインフレ・物価高、早すぎる梅雨明けと共に訪れた猛暑と、電力事情のひっ迫、そちらの方が庶民の重大な関心事となりつつある。アジア安全保障会議・G7サミットに、首相も参加したNATO会議、一方で核兵器禁止条約締約国会議開催、国連安保理事会で最多の12回目の非常任理事国当選など、ウクライナ危機等への対応も踏まえ、国際的な日本の立ち位置が問われている。この最中に公示された参議院選挙。何を重視するのかがいつになく割れる事になりそうな、有権者の判断は?英エリザベス女王即位70年記念で華やかな祝賀行事が彼の地で展開された6月。田中 角栄「日本列島改造論」発表から50年、日本で、世界で、何が起こったのでしょうか。

5月29日 ラグビーリーグワン決勝 パナソニック優勝
5月30日 大阪・関西万博 民間パビリオン構想 概要発表
5月31日 中国 製造業景況感指数 3か月連続「50」割れ

 1日 犬や猫へのマイクロチップ装着 販売業者に義務付け
 2日 島根原発2号機 島根県知事 再稼働に同意
 3日 北方領土コンブ漁 日本・ロシア間民間交渉妥結
 4日 「アーバンスポーツ」競技大会 横浜で開幕
 5日 房総半島沖でプレジャーボート火災 乗員2名救助
 6日 中国・北京市 飲食店の食事 大半の地域で解禁
 7日 円相場 一時1$≒133円台 20年ぶりの円安水準
 8日 江戸川区 初の「ひきこもり」大規模調査結果公表 区民76人に1人「ひきこもり」
 9日 Jリーグセレッソ大阪 乾 貴士との契約解除

10日 自民党 吉川 赳衆議院議員離党 18歳女性に飲酒勧めるなど週刊誌報道
11日 リニア中央新幹線「岐阜県駅」 工事開始
12日 福島県葛尾村 帰還困難区域の一部 避難指示解除
13日 改正刑法成立 「拘禁刑」創設
14日 「ワールドゲームズ」出場 相撲ウクライナ代表 合宿地宇佐市内を観光
15日 米政府首席医療顧問ファウチ博士 新型コロナウィルスに感染と発表 
16日 「食べログ」システム変更は独占禁止法違反 運営会社に賠償命令
17日 原発事故 最高裁初の判断 国の責任を否定 
18日 「あさま山荘事件」から50年 シンポジウム 都内で開催
19日 石川県珠洲市で震度6弱の地震 春日神社の鳥居倒壊 

20日 3歳馬ダート3冠レース 再来年から開催 地方競馬全国協会など発表
21日 韓国 国産ロケット「ヌリ号」2号機 打ち上げ成功
22日 ネットカフェ立てこもり犯 身柄確保 従業員女性保護
23日 セブンイレブン元オーナーに店舗明け渡し命令判決 大阪地裁
24日 ツイッター逮捕歴投稿 最高裁 初の削除命令判決
25日 日本医師会 新会長に松本 吉郎氏選出
26日 西武山川 穂高 200号ホームラン 日本人史上最速697試合目
27日 秋山 翔吾 広島入団 契約合意合意
28日 サッカーJFL鈴鹿 Jリーグ来季参加資格喪失

 今月はこの他、「持続化給付金」巡り国税局職員ら逮捕、堀江 謙一氏が世界最高齢ヨット単独無寄港太平洋横断達成、あおり運転やり直し裁判で懲役18年判決、ボン・ジョヴィ元メンバーアレック・ジョン・サッチ氏・元ソニー会長出井 伸之氏・韓国の最高齢司会者ソン・ヘ氏・シンガー葛城 ユキさん・作曲家渡辺 宙明氏ら死去、DeNA今永 昇太とオリックス山本 由伸がノーヒットノーラン達成、ボクシング井上 尚弥が日本選手初の3団体統一チャンピオン、ジャスティン・ビーバーが「顔面マヒ」で活動休止、BTSがグループ活動一時休止、インターネットエクスプローラーのサポート終了、アフガニスタンで大地震、尼崎市で全市民個人情報入りUSBメモリー紛失、「ベルセルク」連載再開、などがありました。
 去年1月の議会乱入事件を巡る公聴会開催、超党派による銃規制強化法案成立、最高裁が「中絶は女性の権利」の判断を覆す、など、アメリカでは政治や行政、一般市民の生活に直接かかわるような重要な動きが多数起きました。自ら分断を修復できなくなった米国民世論は、秋の中間選挙に何を求めるのか。
 東武アーバンパークライン(野田線)で怪しげな液体が巻かれて運行見合わせ、という事態が起きたが、去年の小田急・京王での一件も踏まえて列車内での安全対策についての会議が行われたところ、列車内への防犯カメラの設置義務化には反対の声が多数上がった、との事。いずれは義務化、少なくともJRや大手私鉄・地下鉄の都市部の路線では自発的な設置が進む事になるとは思うが、やはり簡単には行かないようだ。
 ドイツ・中国・イラン・アメリカと、世界では大規模な列車事故が多発しました。

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≪今月この一枚≫

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 28日に撮影した、東急多摩川線・池上線の蒲田駅です。ターミナル駅ではあるが、両路線とも3両編成と規模が小さいので、駅もややコンパクトです。それでも5面4線の頭端駅で、渋谷駅がまるまる地下に移転して以降は、東急では唯一の、大手私鉄の始発駅らしいターミナルの装いを残す駅となっています。右の1・2番線が池上線、左の3・4番線が多摩川線だが、両路線とも去年のダイヤ改正時に日中は7~8分間隔に削減されていて、それ以降4番線では日中、多摩川線運用の留置が行われています。一番右、緑のラッピングの1312Fがいます。
 今月は、羽田空港アクセスの礎となる「新空港線(蒲蒲線)」の費用負担の割合で都と大田区が合意に達し、事業化へ動き出す事になった、というのもニュースになりました。多摩川線は地下駅に移転した後、京急蒲田まで延伸する事になります。となると、何年先になるかはまだ解らないけれど、このターミナル風情は見納めになります。旧目蒲線分割から22年、以降東急の中では、車両以外は比較的動きが少ないと言えた両路線と蒲田駅だが、この先の数年で、いよいよこちらも大きな変化を目の当たりにする事になりそうです。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします(なお本体の通常の更新は、当面の間休止しています)。

 BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは通常更新の体制に戻す時点で、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。


《What' New》 
29日 吉田 拓郎 「最後のアルバム」『ah-面白かった』リリース
30日 東京オリ・パラ大会組織委員会 活動終え解散


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 神奈川の鉄道をテーマにした今年の「Myカレンダー」、6月はやはり梅雨時らしく紫陽花がいいな。江ノ電の沿線も有名だし、他路線でも沿線に紫陽花が咲いている所はいくらでもあるけれど、やはり箱根登山鉄道、でしょう。特に夜間のライトアップも恒例で、初夏の風物詩となっています。撮影に向いた場所はいくつかあるが、ここは宮ノ下駅の北側で、昨年6月19日の撮影になります。梅雨らしき雨降りではあったが、他にも数人、撮影に来ている人がいました。私は、いつもは晴れの日に撮影する事が多いのだが、紫陽花は梅雨のイメージがあるし、時には雨降りもこれはこれで風情があっていいなあ、と再認識しました。なお、ライトアップは行われるが、「夜のあじさい号」は今年も運行されないので、注意。

 今月も、腰痛の影響で仕事はお休みにせざるを得ず、それでも少しずつではあるが持ち直しているような感覚もあって、上に上げた蒲田のように、短時間近場へ、という事はやるようになりました。本格的な列車・バスの撮影とか、まして旅行とかいうわけには到底行かないのだが、来月こそは、まずは仕事に復帰して、暮らしを建て直せれば良いなと考えています。来月もよろしくお願いいたします。