西九州新幹線(武雄温泉~長崎間)開業を最大の目玉とした、JR九州の9月23日ダイヤ改正の詳細が、先週の金曜日に発表になりました。
再三書いているように、今春のダイヤ改正(JRも私鉄も)はコロナ禍の影響で去年以上に「目玉商品」なきものになり、必然的に、西九州新幹線開業に、期待が高まっていたと思います。そのダイヤや運行形態(新幹線・長崎以外も含めて)には、注目が集まっていました。
リリースを私なりに分析・解釈して、今改正のポイントをまとめてみました。新幹線・特急(一般・D&S)・一般列車に分けます。
西九州新幹線
◆ 武雄温泉~長崎間69.6㎞が開業する。
途中嬉野温泉・新大村・諫早に停車。嬉野温泉は新幹線単独の新駅。新大村は大村線共々駅を新設する。諫早は在来の駅に併設。
在来線の博多~武雄温泉間は81.9㎞、新幹線との合計で、博多~長崎間の営業キロは151.5㎞。現行の長崎本線は153.9㎞で、大きくは違わない。
◆ 武雄温泉~長崎間22往復・新大村~長崎間下り2本・上り2本を設定する。基本的に朝夕は毎時2本・日中は毎時1本運行。
武雄温泉発着は、途中諫早のみ停車、新大村・諫早に停車、各駅に停車の3タイプを運行する。最速23分。
◆ 武雄温泉では全列車が、博多~武雄温泉間の特急と、同一ホームで接続する。
博多~武雄温泉間の特急は〔リレーかもめ〕と呼称する。一部は〔みどり〕との接続になる(「リレーかもめ」の副称が付く)。基本的には3分で接続する(対〔みどり〕ではもう少し長くなる列車もある)。号数は〔リレーかもめ〕と〔みどり〕〔ハウステンボス〕で通しになる。
博多~長崎間最速は1時間20分(〔リレーかもめ17号〕→〔かもめ17号〕・〔かもめ16号〕→〔リレーかもめ16号〕となり、30分短縮。新大阪~長崎間最速は3時間59分となり、30分短縮(博多乗り換え)。
在来線
特急(一般)
◆ 博多~佐賀・肥前鹿島間〔かささぎ〕を新設する。博多~肥前鹿島間7往復(101号は門司港始発・104号は吉塚行)、博多~佐賀間下り1本(小倉始発)・上り2本を運行。885系6連・787系6・8連、783系8連)
◆ 〔みどり〕5往復に885系を導入。博多~佐世保間最速は1時間34分となり、9分短縮。
◆ 〔リレーかもめ〕は885系6連・783系8連で運行。9・65号は門司港発着で運行。
◆ コロナ禍のため臨時列車として運行している(現在は8月31日まで毎日運行)博多~大分間〔ソニック〕のうち、現行81・80号を、29・46号として定期運転に復帰。
◆ 夜間の小倉→博多間〔きらめき7号〕は取りやめ、朝方の門司港→博多(→肥前鹿島)間〔かささぎ101号〕を設定。
◆ 福間に朝方下り〔かささぎ〕1本・夜間博多発〔ソニック4本〕が追加で停車。赤間に日中〔ソニック〕博多行6本・博多発5本が追加で停車。
◆ 〔ソニック8号〕が戸畑に、〔ソニック12号〕が戸畑・香椎に停車。〔ソニック59号〕〔きらめき9号〕は、吉塚は通過になる。
◆ 〔九州横断特急2・3号〕は、大分~別府間を取りやめる(熊本~大分間に短縮)。
特急(D&S)
◆ 〔ふたつ星4047〕の運行を開始する。
武雄温泉~長崎間を、午前便は武雄温泉→江北→長崎本線→長崎・午後便は長崎→大村線→早岐→武雄温泉で運行。
(喜々津~浦上間は午前・午後とも旧線経由)
◆ 〔36ぷらす3〕は月曜日のルートを変更する。詳細は後日通知。現行の博多~長崎ルートは9月19日が最終運行になる。他の曜日は変更なし。
◆ 〔かわせみ やませみ〕は、豊肥本線・熊本~宮地間で運行する。
◆ 〔A列車で行こう〕の下り(熊本→三角)は全列車、網田に10~13分停車する。
全てのD&S列車の運行日は、後日通知。
一般列車
◆ 鹿児島本線は、全体的に減便になる。
・ 門司港~荒尾間で7~9時台、減便や運行区間短縮などで、7~10%の輸送力削減を行う。
・ 10~16時台は快速を取りやめ。博多発着の区間快速のパターンを2種類に整理。鳥栖~熊本方面間の区間快速を普通に変更し、博多方面との区間快速と、鳥栖または久留米で接続する。
・ 小倉~荒尾間で17~23時台、毎時1本程度運行本数を削減する。
・ 博多0時02分発上り最終赤間行は福間止まりに短縮する。東福間・東郷・赤間への普通列車の最終は23時26分発(折尾行)になる。
(博多23時44分発〔リレーかもめ64号〕を利用すると、福間で最終折尾行に接続する)
・ 小倉23時20分発下り最終福間行は赤間止まりに短縮する。東郷・東福間・福間への普通列車の最終は22時55分発になる。
(小倉23時11分発〔ソニック60号〕を利用すると、赤間で最終福間行に乗り換えられる(遠賀川で追い抜き))
・ 鳥栖23時50分発下り最終荒尾行は、0時03分発荒木行に変更。23時35分発荒木行が23時34分発荒尾行となり、荒木より先の最終列車になる。
◆ 日豊本線は、朝方の小倉~中津間1往復、夜間の小倉→宇佐間及び中津→小倉間各1本を取りやめる。柳ヶ浦→宇佐間の下り普通最終は1時間12分繰り上げ。
◆ 若松線・福北ゆたか線(筑豊本線・篠栗線)は、下りは若松→折尾間1本・折尾→直方間2本・直方→博多間1本、上りは直方→折尾・黒崎間2本・折尾→若松間1本を取りやめる。直方22時54分発下り最終博多行は、直方発を12分繰り上げる。博多22時06分発直方行は新飯塚行に短縮。
◆ 久大本線は、筑後吉井6時24分発(日田までは土休日運休)大分行は久留米始発に延長。日田6時11分発久留米行は鳥栖まで延長。久留米21時54分発日田行は取りやめ。23時18分発最終日田行は筑後吉井止まりに短縮、22時28分発善道寺行が22時14分発日田行となり、筑後吉井より先の最終列車になる。
長崎支社
◆ 大村線に新大村及び大村車両基地駅が開業する。長崎本線・肥前山口は江北と改称する。
◆ 長崎本線・肥前浜~長崎間は電車の運転を取りやめ、非電化となる。江北側は原則肥前浜で乗り換えになるが、同一ホームでの乗り換えとし、通勤通学時間帯には江北への直通運転を行う。長崎側は原則諫早で乗り換えになるが、通勤通学時間帯には長崎への直通運転を行う他、諫早乗り換えとなる場合でも、可能な限り同一ホームでの乗り換えを可能とする。同区間はキハ47で運行するが、一部リニューアルを行う(ハイブリッド車は、小長井より東には入線しない)。
2017(H9)年9月24日の肥前飯田駅。№1749の再録だが、このようなシーンは見られなくなる。
◆ 〔シーサイドライナー〕は、通勤時間帯と日中で停車駅のパターンを区別する。通勤時間帯は全列車諫早~長崎間、日中は(佐世保・)早岐~新大村間の各駅に停車する。
◆ 長崎5時48分発諫早行(新線経由)を増発。諫早で〔かもめ2号〕に接続する。
◆ 長崎22時34分発(旧線経由)竹松行は諫早止まりに、23時23分発(旧線経由)諫早行は長与止まりに短縮、23時57分発(新線経由)諫早行は取りやめ。
最終列車は、岩松・大村・諏訪・新大村・竹松へは22時04分発(佐世保行)、現川・肥前古賀・市布・喜々津・西諌早・諫早へは23時18分発、本川内・大草・東園へは22時34分発(諫早行)に、それぞれ30~50分程度繰り上がる。
大分支社
◆ 日豊本線下りは、大在6時43分発大分行を増発する。
◆ 日豊本線上りは、佐伯16時00分発臼杵行と臼杵16時36分発大分行を一本化し、直通運転とする。
◆ 豊肥本線は、朝方の豊後竹田~三重町間1往復を取りやめ。
熊本支社
◆ 鹿児島本線は、11~14時台の荒尾~玉名間は毎時1本に削減。鳥栖発着区間快速→銀水発着普通に変更する。この他一部列車の取りやめ・運行区間の短縮・延長がある。
◆ 豊肥本線は、熊本→肥後大津間2本・肥後大津~宮地間2往復を削減。前後の列車を中心に時刻を変更する。
鹿児島支社
◆ 指宿枕崎線は、指宿~山川間1往復を削減。
◆ 肥薩線は、一部列車の編成両数を変更する。
◆ 竜ヶ水駅は、通過列車を追加する。
宮崎支社
◆ 宮崎発最終列車を、日豊本線延岡方面は14分、都城方面は26分、日南方面は24分繰り上げる。
◆ 夕方の宮崎発佐土原行3本を、日向新富まで延長する。
◆ 日豊本線の一部DC列車を電車に置き替える。
◆ 日南線は、8~11時台の各列車の時刻を変更する。上り〔日南マリーン号〕は南宮崎止まりとなる(始発の普通に接続)。
さて、先に西九州新幹線開業で、博多~長崎間・新大阪~長崎間は30分の短縮になると書きました。
では東京はどうか?現状ではあまり実用性がなさそうだけれど、今回ちょっと調べて、時刻表にしてみました。
(博多の乗り換えは、必要とされる7分以上の時間を取った)
最速は、下りが6時間33分(東京6時51分発 のぞみ7号→リレーかもめ25号→かもめ25号 長崎13時24分着 )、上りが6時間30分(長崎17時15分発 かもめ46号→みどり46号→のぞみ64号 東京23時45分着)となりました。
現行の最速は、下りが7時間ちょうど(東京6時51分発 のぞみ7号→かもめ19号 長崎13時51分着)、上りが6時間59分(長崎16時46分発 かもめ32号→のぞみ64号 東京23時45分着)。上下とも、〔のぞみ〕は現行と同じ列車を利用したパターンが最速になり、下りは27分、上りは29分の短縮です。
この両列車は博多の乗り換え時間が7分だが、現行の〔かもめ〕は、毎日運行の定期〔のぞみ〕とはあまり相性が良くなく、博多では25分前後の乗り換えが必要になるのが一般的。新ダイヤの〔リレーかもめ〕(〔みどり〕含む)は、博多発着が基本的に現行〔かもめ〕の時刻をほぼ踏襲するので、西九州新幹線開業分の短縮効果のみという事になります(臨時〔のぞみ〕が利用できる日なら、もっと早く行けるパターンが多い)。まあこれでも、44年前の「ごお・さん・とお」のダイヤをひも解くと、当時の〔ひかり〕+〔かもめ〕では10時間近くかかり、鉄道では日帰りはできなかった(東京~博多間だけでも7時間かかっていた)ので、時間的には大変な進歩になる、とも言えます。
本格的にはやはり、博多~武雄温泉間が開業して、この区間が1時間弱で走れるようになり、東京~長崎間が博多1回乗り換えだけで6時間弱、くらいで行けるようになれば、アクセスに時間を要する(羽田以上に長崎)空路から新幹線に乗り換え、という利用者も出てくるのかも知れません。
やはり全線の早期開業が望まれる、のだが、何しろルートそのものが決まっていなくて、いつ工事が始まるか解らない。新八代開業から7年後に全線開業した九州新幹線のようなわけにはいかず、北海道新幹線札幌延伸や、下手するとリニア中央新幹線開業より後になってしまうかも。相当な長期間覚悟しなければならない不便が、利用の足かせにならなければ良いのだが。関係者それぞれ言い分があって簡単には調整できないだろうが、ともかく納得がいくまで話し合って、早期に全線開業の道筋をつけて欲しいと思う。
なんだかんだ書いたが、今のところは、〔リレーかもめ〕含めて、今年中には乗りに行く予定です。コロナ禍の推移と、それ以上に現状では、自分自身の体調(腰痛)と相談しなければならないのだが。
ところで、在来線は、普通列車は案の定朝ラッシュ時も含めて減便を強いられていて、これはある程度予想通りだったが、前回も書いたが、一般の在来線特急は、長崎本線以外は思ったほどは変わらないと思った。〔にちりんシーガイア〕はもう終わりだと思ったけれどねえ(少なくとも大分以北は廃止または〔ソニック〕立て替えだと考えていた)。D&S列車は新しい列車も走る事になり、JR九州も地域輸送が苦しいのは他と同じだから、当面は九州・西九州新幹線を柱に、一般・D&S含めた特急網で、輸送を支えていく事になるのだろう。
ただ、これも以前に書いた事だが、D&S列車は、アコモデーションとか提供サービスは良いが、「特急」の2文字は、明らかに適切ではない。〔かもめ〕や〔ソニック〕と同列には扱えないはずだ。しかも、〔A列車で行こう〕は今改正で下りが網田に長時間停車になり、熊本→三角間の所要時間が平均38分→51分に延びる事になる(これは、現行の普通列車とほぼ同じ)。リリースでは、むしろ所要時間増大をセールスポイントとしてアピールしているかのようにも読めるが、「特急」としては誤りではないか?「特急」というのは、有料だろうが無料だろうが、先を急ぐ人のためにある列車なのだから。車内設備や付帯サービスの提供に対する代価が欲しいのなら、全く新しい種別名(それこそ「D&S」とか)を用意し、一般特急とは別の料金体系にすべきだろう。今後コロナ禍がある程度収束してインバウンドが帰ってくる、あるいは在来D&S列車の老朽化(〔ふたつぼし4047〕含め、大半がキハ40系)で代替が必要になるとか、これまでとは違った展開も予想される。その機に、特に料金面でのD&S列車の在り方を再考すべきでは、ないだろうか?これはJR九州以外にも言える事です。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします(なお本体の通常の更新は、当面の間休止しています)。
BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは通常更新の体制に戻す時点で、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。
《What' New》
12日 福島県葛尾村 帰還困難区域の一部 避難指示解除
13日 改正刑法成立 「拘禁刑」創設
14日 「ワールドゲームズ」出場 相撲ウクライナ代表 合宿地宇佐市内を観光
№2510 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.110
上の画像は、先日JR横浜線の新横浜駅ホームで撮影したものです。今日と明日、日産スタジアムでMr.Children(ミスチル)のライブが行われていて、帰りの混雑について注意を喚起しているものです。ミスチルは、先日は福岡でもライブを行っていて、JR九州でも臨時の新幹線や特急の運行を行いました。一方日産スタジアムでは先日も乃木坂46のライブが行われていて、一昨年・去年のうっぷんを晴らすかの如く、この他にも全国各地で大なり小なり、ライブ・イベント等各種催し物が活発に繰り広げられるようになりました。TVニュースでも「三年ぶり」という言葉が、頻繁に聞こえてきます(今日は岩手の「チャグチャグ馬コ」も3年ぶり、だったそう)。これが交通にも、潤いをもたらしてくれれば、幸いだと思います。混雑しすぎても「三密」の心配があるだろうが(逆にこの言葉は、あまり聞かなくなったね?)。
今回は、昨日6月10日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、先週の新規リリースです。
対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。
*** 鉄道 ***
JR東日本 通常通り運行。JR東海にまたがる区間の普通回数券は、9月30日を持って発売を終了する。
JR東海 通常通り運行。東海道新幹線の春の臨時列車は、6月30日まで全て運行する。7月1日~9月30日は(定期・臨時含め)1日平均347本(8月10~17日は412本)を運行する。
自社線内及びJR東日本とまたがる区間の普通回数券は、9月30日を持って発売を終了する。
東海道・山陽新幹線N700S系に「ビジネスブース」を試験導入している。7・8号車間のデッキ部に設置、テーブル・ハイチェア・コンセントなどを整備する。東京~博多間で7号車「S Work」車両利用者が利用可。1回30分以内。1グループ2名まで。当面は無料。3編成に順次導入、対象列車は当日朝、JR東海公式Webで告知する。この他、駅待合室のビジネスコーナーを品川・新横浜・京都の各駅に新規整備(7月以降)し、東京・名古屋各駅で追加整備(9月以降)する。
関東地方ではないが、飯田線は落石のため、本長篠~東栄間が不通になっている。東栄~中部天竜間は6月6日に再開した。下旬に全線の運行を再開する見込み。〔伊那路〕は全列車全区間運休している。
東京メトロ 通常通り運行。
賀喜 遥香(乃木坂46)の写真集発売を記念した、オリジナル24時間券を発売する。大人用6種類をAセット・Bセットに分け、専用台紙付きで発売。特設サイトからの申し込みのみ。クレジットカードまたはコンビニで決済する。8月31日23時59分まで申し込みを受け付け、8月上旬より順次発送する。1セット1,800円(600円x3)。単品では発売しない。
東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。新宿線は6月20日より、現行の8両編成の列車の一部が10連化する。
アニメ映画「ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー」(本日6月11日公開)とタイアップしたデジタルスタンプラリーを、7月31日まで実施する。明日6月12日まで大江戸線で、車内広告を独占した「メディアライナー」を運行。
京成 通常通り運行。
10月1日(予定)より、成田空港線の運賃の値下げを行う。通学定期は京成高砂~成田空港間全駅、普通運賃・通勤定期は京成高砂~印旛日本医大間で値下げを実施。
東武 通常通り運行。
2023(R5)年の新特急車N100系の導入が発表になっている。特設サイトを開設している。愛称予想キャンペーンを、7月14日まで実施。
西武 通常通り運行。7月10日までの毎日、〔ちちぶ5・7号〕〔ちちぶ32・36号〕が西吾野に臨時停車する。7月16日~8月31日の毎日、〔ちちぶ5・7・9号〕〔ちちぶ30・32・36号〕が芦ヶ久保に臨時停車する。
京王 通常通り運行。
「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 」(「キングレコードが展開する音楽原作キャラクターラッププロジェクト」との事)とのコラボ企画を、6月13日~7月9日実施する。デジタルスタンプラリー、記念乗車券の発売(新宿・明大前・調布・府中・渋谷・吉祥寺各駅の窓口)、山田 一郎役のCV木村 昴によるオリジナルアナウンス(新宿・明大前・調布・府中・渋谷・吉祥寺各駅で、10~17時の間15分間隔)、オリジナルグッズの通信販売などを行う。また6月18~26日は渋谷駅で「POP UP SHOP」を実施、グッズや記念一日乗車券を発売するが、専用ホームページからの事前の予約が必要。井の頭線では6月13日~7月9日、オリジナルラッピング・ヘッドマークの「ヒプマイトレイン」を運行する(1000系1編成)。
小田急 通常通り運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
小田急百貨店新宿店本館は、10月2日を持って、現行の店舗での営業を終了する。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
「小田急おでかけポイント」が始まっている。同一月内に同一運賃区間を2回以上、登録したPASMOで乗車すると、ポイントが付与される。「ONE」への会員登録が必須。「小田急チケット10」は、7月31日を持って発売を終了する。
東急 通常通り運行。
鉄軌道の運賃の変更(値上げ)は、来年(2023(R5)年)3月実施が認可された(具体的な期日は後日通知)。改定率12.9%。普通運賃(据え置きのこどもの国線を除き)は、初乗り運賃はIC・乗車券とも140円。他はほぼ改定率と同程度となる。渋谷~横浜間は、IC272→309円、乗車券280→310円。世田谷線はIC・乗車券とも160円。通勤定期券の平均割引率は37.8%で変わらない。通学定期券は73.9%→77.1%に引き上げる事で、相殺して運賃は据え置きになる。「子育て世代・シニア層に向けた施策」も合わせて検討するとしている。
東急新横浜線は、来年3月に開業予定と発表があった。
田園都市線8500系の、来年1月の定期運行終了が発表になり、「ありがとうハチゴー」プロジェクトが展開されている。
京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
PASMO搭載型のフリーパス5種類を発売している。「京急全線1日フリーパス」(大人2,000円・小児1,000円)は、京急線全線が発売当日乗り放題になる。「京急線・京急バス1日フリーパス」(大人3,000円・小児1,500円)は、京急線・京急バス(一般路線のみ)が発売時点から24時間乗り放題になる。どちらも京急線各駅(泉岳寺除く)で発売。この他「羽田空港発着地下鉄1DAYパス」「東京周遊パス」「みなとみらいきっぷ」を発売。全て有人改札窓口のみの発売で、券売機では発売しない。有効な定期券情報が搭載されているPASMO、モバイルのPASMO(モバイルPASMO・Apple PayのPASMO)、PASMO以外のICカード(Suicaも含む)には発売できない。
相鉄 通常通り運行。大和駅の定期券発売所は、6月5日を持って営業を終了した(定期券発売所は横浜・二俣川・三ツ境・海老名の4か所)。
相鉄新横浜線(新横浜~羽沢横浜国大間)は、来年3月に開業と発表があった。
りんかい線 通常通り運行。
つくばエクスプレス 通常通り運行。
関東鉄道 通常通り運行。
新京成 通常通り運行。
北総 通常通り運行。
10月1日(予定)より、運賃の値下げを行う。全体で15.4%、通学定期で64.7%の値下げ。普通運賃(現金)は新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間580円→480円(▲100円)、通勤定期は京成高砂~新鎌ヶ谷間6ヶ月134,360円→108,870円(▲25,490円)、通学定期は京成高砂~印西牧の原間80,950円→26,950円(▲54,000円)など。
東葉高速 通常通り運行。
東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、「トゥインクルツアー編成」(10031F)「キラキラスター編成」(10041F)は、今月一杯の運用を公表している。
ゆりかもめ 通常通り運行している。
多摩都市モノレール 通常通り運行。5月30日より平日のみ、上北台9時45分発→10時23分着多摩センター・多摩センター10時26分発→10時50分着立川北間の臨時列車を運行している。
舞浜リゾートライン 通常通り運行。
千葉都市モノレール 通常通り運行している。
埼玉高速鉄道 通常通り運行。
埼玉新都市交通 通常通り運行。
横浜市営地下鉄 通常通り運行。ブルーラインは明日6月12日も、日産スタジアムでのミスチルのライブに合わせ、終了後に臨時列車を運行する。
グリーンラインは9月下旬より順次、6連運転を開始する。
横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。
横浜シーサイドライン 通常通り運行。
湘南モノレール 通常通り運行。
江ノ電 通常通り運行。「のりおりくん&大河ドラマ館入場券セット」を発売している。来年1月19日まで。大人1,800円・中学生1,300円・小児900円。藤沢駅・鎌倉駅のみ発売(鎌倉の大河ドラマ館は、鶴岡八幡宮の境内にある)。
箱根登山 通常通り運行。10月1日実施を予定として、運賃改定を申請した。小田原~強羅間680円→770円など。
箱根登山鉄道の公式Webは閉鎖し、「箱根ナビ」に項目が移行している。
伊豆箱根 通常通り運行している。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とのコラボ企画を展開している。大河ドラマ館入館引換券と、三島~韮山間往復乗車券をセットにした「大河ドラマ館セット乗車券」(大人のみ800円)、入館引換券と「旅助け」(通常デザイン)をセットにした「旅助け・大河ドラマ館セット券」(大人のみ1,340円)を、来年1月15日まで間発売する(伊豆の大河ドラマ館は、韮山駅隣接の時代劇場)。
「HAPPY PARTY TRAIN」運行開始5周年を記念し、記念ヘッドマークを付けて運行するほか、「Aqours」デザインの「旅助け」を発売する。乗車券は「DREAMY COLOR」のコスチュームの「Aqours」がデザインされ、記念ヘッドマークを模したアクリルバッジが付属する。1セット1,400円。来年3月31日まで有効。終日有人駅(三島・三島二日町・大場・伊豆長岡・修善寺)及び通信販売で発売。また別に、「Aqours」の小原 鞠莉誕生日(6月13日)を記念した「旅助け」も発売する。バースデーヘッドマークを模したアクリルバッジが付属する。1セット1,400円。明日6月12日までは、発売制限が行われる。
一般の「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」「ジョルダンモバイルチケット」でも発売している。いずれも発売金額・効力は紙券と同じ。
三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。
「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 7月21日まで(6月30日までは小原 鞠莉バースデーヘッドマーク装着)
「鎌倉殿の13人」(3505F) 7月21日まで
伊豆急行 通常通り運行。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。
「温泉むすめ×伊豆急×鉄道むすめ」コラボキャンペーンを展開している。記念乗車券を、伊豆高原・伊豆急下田両駅で発売(1,390円)。1000部限定。
富士山麓電気鉄道 通常通り運行。〔フジサン特急〕は土休日のみ運行。〔富士登山電車〕は引き続き運休。臨時特急〔富士回遊91・92号〕(新宿~河口湖)を、今月一杯の土休日に運行する。
明日6月12日も、玉置 浩二のステラシアターのライブに合わせ、特別ラッピング列車を運行する。運用を公表している。また、臨時快速を1往復運行し、特別ラッピング列車を運用する。下り大月13時26分発→14時31分着河口湖。途中富士山のみ停車。この列車は〔玉置 浩二Arcadia号〕として、特別アナウンスを実施する。上り河口湖20時52分発→21時40分着大月。途中富士山・都留文科大学前に停車。記念乗車証配布・コラボICカードケース発売も行われる。
小湊鐵道 通常通り運行。
いすみ鉄道 通常通り運行。キハ28 2346の引退が発表になっている。定期運行は11月27日まで、その後来年2月初旬まで貸切等の不定期運行を計画する。
銚子電鉄 朝方3往復・土休日2往復の運休は継続中。
秩父鉄道 通常通り運行。
PASMO導入キャンペーンとして当面の間、通常急行料金を必要とする急行〔秩父路〕は、乗車券のみで乗車できる。
*** バス ***
バスについては、時刻表(バス停やWebサイト)に掲載されている時刻通りの運行を行っている場合は、その時刻がコロナ禍による影響を受けたものであっても、「通常通り」の運行と判断します。その時刻表上からさらに運休等が発生した場合に、その内容を書く事にします。
基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
新500円硬貨についていくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。
東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ)。〔品91〕系統(品川駅港南口~八潮パークタウン〔循環〕)は6月20日にダイヤ改正を実施。平日朝方の品川シーサイド駅発着便を減便、日中は増発。土休日も含め最終バスを繰り上げ。
日立自動車交通 通常通り運行。
新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。
京成バス 一般路線は通常通り運行。ベイタウン線〔海01・02・03・11・21・22・23・31〕は6月18日、ダイヤ改正を行う(平和交通も同時)。
京成タウンバス 通常通り運行。
京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。
京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。
ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野操車場行深夜バス2便は運休。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。
ちばレインボーバス 通常通り運行。
土休日限定1日乗車券は、紙券は9月30日まで発売が延長された。1,000枚限定。大人1,000円・小児1,000円(2枚)。車両の写真付き。船尾・白井両車庫、バス車内で発売。電話予約も受け付ける。また、「ジョルダンモバイルチケット」で発売を開始している。モバイル版は小児500円。モバイル版の発売終了日は未定。
ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
新500円硬貨は、一般路線は不可。高速バスは使用可能。
ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便(千葉内陸バス1便含む)、土休日は1往復が運休。
東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。
川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。「小江戸川越一日乗車券」を、ジョルダンのスマホアプリ「乗換案内」で発売している。
日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。東京駅発着の「東京~日光定期観光バス(世界遺産 日光東照宮と華厳の滝コース)」(はとバスと共同運行)は、6月4日より運行を再開している。
6月6日より、〔宮03・09〕〔西大22〕系統で、運行回数・時刻を変更している。
『日光グリーンスローモビリティ』を、11月30日まで運行する。シンクトゥギャザーeCOM10を使用し、日光山輪王寺~西参道入口間を循環運行する。午前・午後各40分間隔運転。運賃150円(小児80円)で、PASMOなど交通系ICの他、PayPay決済にも対応する。各種パスも利用可。
新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。
国際興業 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行しているが、感染の状況によって、運行ダイヤを変更する場合があると予告している。
西武バス 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他の系統は通常通り運行しているが、今後の感染の拡大により、平日ダイヤを土曜日または休日のダイヤに変更する場合があると予告している。練馬・大宮・川越各営業所は6月1日より、一部系統のダイヤ改正を行なっている(練馬〔営〕は、運行回数の変更を伴う)。
深夜急行バス「Midnight S-tarmine」(池袋駅東口→小手指駅北口)は「発車オーライネット」からの予約のみで、クレジットカードまたはd払いが必要。
関東バス 一般路線バスは通常通り運行。
始発地を23時00分以降に出発する全便を深夜バスとして、深夜運賃を適用している。
立川バス 一般路線は通常通り運行。
西東京バス 一般路線は通常通り運行。
始発地を23時00分以降に出発する全便を深夜バスとして、深夜運賃を適用している。
〔通勤ライナー〕は、両方向の運行を再開する。同時に一部経路を変更、早朝上り便は大和田団地下に代わり、JR八王子駅北口⑬に停車する。夜間下り便は、八日町四丁目に新規停車する。
アニメ声優・鬼頭 明里による「プレミアムアナウンス」(奥多摩駅~鴨沢西・丹波線の山梨県内区間)は、6月30日を持って終了する。
「夕やけ小やけふれあいの里」のイベント『ホタルの夕べ』開催に合わせ、6月11~26日の土休日、夕焼小焼21時00分発(陣馬高原下20時53分発)高尾駅北口行の臨時便を運行する。
機関車バス(トレーラーバス)「青春号」は、つるつる温泉休館のため、6月21~24日は運休(一般車両で代走)する。
京王バス 一般路線は通常通り運行。
小田急バス 本日6月11日現在、次の各系統で運休が発生している(全て平日のみ)。
狛江〔営〕 〔渋24〕〔玉07〕各系統の一部便(小田急バスのみ)
登戸〔営〕 〔向10・12〕各系統及び向ヶ丘遊園駅→登戸〔営〕間の一部便
始発地を23時00分以降に出発する便を(土曜日・休日を含め)全便深夜バスとし、深夜運賃を適用している。
東急バス 〔渋24〕〔玉07〕各系統で、平日のみ一部の小田急バス便が運休している。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
二子玉川駅~宇奈根・喜多見地域間の〔玉04〕〔玉05〕系統は、来年3月1日より運行形態を変更する。朝方は砧本村を起終点とする一般路線型、日中以降は砧本村を起終点とするオンデマンド型となる。どちらも、指定停留所で東急バスに乗り換えの場合、PASMO・Suicaのみ2回目の乗車が無料になる。今秋に実証実験を行う予定。
新500円硬貨は、全車両で使用できる。
京浜急行バス 通常通り運行。
6月26日までの毎日、汐入駅~しょうぶ園間の直行バスを運行する。
7月31日まで、デジタルスタンプラリーイベント「スカッと!まち歩き謎解きスタンプラリー」を、横須賀エリアで実施している。あわせて「まち歩き謎解きフリーパス」を発売する。横須賀~観音崎~浦賀~久里浜エリアの京急バス路線が1日乗り放題になる。大人800円・小児400円。横須賀中央駅の京急バス案内所で発売(ラリーにはその他に京急電鉄が発売するフリーきっぷ等でも参加できる)。
YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入している。
新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。
KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。
銀河鉄道 通常通り運行。小平国分寺線の特別快速便は、運行を継続している(地域センター~国分寺駅北口間は直行し、中央大学付属中学・高等学校方面は経由しない)。
東京BRT:プレ(一次)運行中。
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、14系統は全4便、11・17系統は4便中2便が運休している。一日乗車券「ぶらやすきっぷ」は、紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。
新京成バス 一般路線は通常通り運行。
千葉交通 一般路線は通常通り運行。
千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。
千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダンの「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。
成田空港交通 一般路線は通常通り運行。
小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。一般路線バスは通常通り運行。
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。
平和交通 一般路線は通常通り運行。ベイタウン線・稲毛~海浜幕張線は6月18日、ダイヤ改正を行う(ベイタウン線は京成バスも同時)。稲毛~海浜幕張線は、平日朝方に稲毛駅発1本(各停タイプ)を増発する。
あすか交通 一般路線は通常通り運行。
東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。
関東鉄道 一般路線は通常通り運行。
関鉄パープルバスでは、「石岡・やさと観光周遊バス」の運行を開始している。石岡駅~いばらきフラワーパーク~十三塚果樹団地~いばらきフラワーパーク~石岡駅間循環運行。平日3便・土休日6便(区間運転含む)運行。土休日のみ1日フリーきっぷを発売(1,000円)。提示により、沿線の施設や店舗で割引やプレゼント等の特典がある。なお、関東鉄道グループの「IC1日乗車券」(土休日のみ発売)は利用できない(普通運賃のICでの支払いは可)。
朝日自動車 通常通り運行。
阪東自動車 鳥の博物館線(土休日のみ運行)は運休している。その他の路線は通常通り運行。
深夜バス運行(深夜割増運賃設定)を予告しているが、今日現在では具体的な発表はない。
茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
川越観光 マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。
国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。
関越交通 一般路線は通常通り運行。高速バス〔尾瀬号〕は、今期は1往復増発し、川越駅西口始終着便は川越観光が運行している。
イーグルバス 東秩父村路線は、土休日の〔W03〕系統全便・〔W04〕系統(和紙の里~小川町駅)一部便が運休している。ときがわ町路線は、〔と01・02・05-2・06〕系統の平日の一部便(夕方以降)が運休している。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。
横浜市営 通常通り運行。「雨の日臨時便」・深夜バスは運休中。
「109系統特急」「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド直行便」で行っている「Visaのタッチ決済」の実証実験を、来年3月31日まで延長する。
横浜交通開発 通常通り運行。
川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。
10月1日実施予定で、料金の改定を申請した。大人(現金・ICとも)210→220円・小児(IC)105→110円。通勤定期も値上げするが、通学定期は「子育て世代の経済的負担を軽減するため」値下げする。
新500円硬貨は、全線で使用できる。
神奈中バス 一般路線は通常通り運行。
相鉄バス 一般路線は通常通り運行。
臨港バス 一般路線は通常通り運行。
「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行される。コラボグッズを新発売した(じゆうちょう・アクリススタンドキーホルダー)。オンラインショップ「おとどけいきゅう」及び京急ストアの一部店舗で発売。
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
1日乗車券「江ノ電バスのり旅きっぷ」を、実証実験として発売している。来年3月15日までの予定。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。1端末につき大人1人・小児3人まで利用可能。
箱根登山バス 一般路線は通常通り運行。
座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている(土休日のみ運行)。下り小田原駅10時15分発(箱根ターンパイク経由)・箱根湯本駅11時50分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発・16時00分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行。乗車券小田原駅発大人1,200円・小児600円、箱根湯本駅発着大人980円・小児490円+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発見。
伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している(黄瀬川大橋復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱いになる)。
沼津駅~沼津港間のEVバスは運休(一般車両で代走)している。
湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、通常通り運行。
「函南町拠点循環バス」実証運行を行っている。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。10月31日まで運行予定。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。
新500円硬貨は、全線で使用できる。
富士急モビリティ 通常通り運行。
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線共に、通常通り運行。
富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は、9~17時台の30分間隔運行。「グリーンライン」(西湖)は4本、「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。
明日6月12日も、玉置 浩二のライブの輸送として、河口湖駅~河口湖ステラシアター間の直通シャトルバスを運行する。河口湖駅発は15時00分発~17時00分発の30分間隔。ステラシアター発は終演後随時。
富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。
富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中だが、明日6月12日も玉置 浩二のステラシアターのライブに合わせ、三島駅南口14時10分発をステラシアターまで延長し、ステラシアター20時00分発の臨時便(三島駅北口までノンストップ)を運行する。
高速バス・沼津~東京駅線は、土休日のみ1往復運行。沼津・(三島)~渋谷・新宿線は、運休している。
富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。
山梨交通 一般路線は通常通り運行。
東海バス 一般路線は通常通り運行。定期観光バスは、新コース「絶景小室山リッジウォークと伊東映えスポットめぐり」を、来年3月26日までの土休日に運行、「下田名所めぐり遊覧バス」も、土休日のみの運行で再開している。
ボンネットバス「伊豆の踊子号」は、105周年記念の一環で、半年間のリニューアル整備に入っている。整備の様子は、整備を行う新明工業株式会社のブログ(https://blog.shinmei.co.jp/restore/)で公開している。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している(5月1日より黄瀬川大橋復旧までの間は、このルートが正規の経路の扱いになる)。
フリーきっぷ全種類を、小田急のMaaSアプリ「EMot」で発売している。「EMot」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円(大人1人に対し、小児5人まで)。
新500円硬貨は、一般路線全線で使用できる。
JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
JR竹芝水素シャトルバスは、平日は東京駅丸の内南口11時00分~19時30分発の8回、土休日10時50分~19時30分発の11回を運行。9月いっぱいまで平日2便・土休日3便が東京タワーを経由する(全体の運行回数は変更なし)。
一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
大々的に報道されている通り、昨日10日より、訪日観光客の受け入れが再開になりました。当面は団体旅行だけだし、ビザ発給のため実際に日本に観光客が来るようになるのはもう少し先、となるようだが、それでもJR西日本は利用の増加を見込んで、7月1日より日中の〔はるか〕の一部の運行を再開すると発表しています(日中以降1時間間隔の運行になる)。期待と不安が入り混じる受け入れ再開だが、私としてはやはり、コロナ禍で苦しみ続けた各交通機関に、再び活気が戻ってくる事を、強く願いたいと思っています。乗り物が観光客で賑わうのも、平和な社会の象徴、のはずだから。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします(なお本体の通常の更新は、当面の間休止しています)。
BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは通常更新の体制に戻す時点で、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。
いよいよ、JR九州の9月23日ダイヤ改正の概要が発表になりました。次回の更新で書く予定だが、長崎本線以外の在来線の特急は、思っていたほどは変わらないと感じました。〔にちりんシーガイア〕も存続だし。
祝・アルピコ交通上高地線全線再開!
《What' New》
8日 江戸川区 初の「ひきこもり」大規模調査結果公表 区民76人に1人「ひきこもり」
9日 Jリーグセレッソ大阪 乾 貴士との契約解除
10日 自民党 吉川 赳衆議院議員離党 18歳女性に飲酒勧めるなど週刊誌報道
11日 リニア中央新幹線「岐阜県駅」 工事開始
№2509 JTB時刻表 2022年6月号(JTBパブリッシング)
「JTB時刻表2022年6月号」、2週間前に発売になっていたのに、こちらの都合で遅くなってしまいました。この時刻表を持って遠くに行きたかった、という思いはあるが、今は耐えるしかない…。
表紙は東北新幹線E5系。
「のりもの情報局」は、今月は御在所ロープウェイの、「記念日乗車券販売」のみ。毎月1日ずつ「記念日」を作って、それにちなんだカードが付録になっているというもの。2,500円という金額は、通常の大人往復2,450円より高いが、差額50円分はカード、という事だろうか。4月が開通63周年(29日)、5月は母の日(今年は8日だった)だった。両者は既に発売終了。6月は露天風呂の日(26日)、7月は鈴鹿国定公園指定(22日)、8月は山の日(11日)で、いずれも当該の月の1日からその月一杯の限定50枚発売で、有効は発売開始日から半年間、今月の「露天風呂の日」だったら11月30日まで)。9月は未定。なおここには記されていないが、6月27日~7月12日は定期工事のため運休(822P)。
昭和から令和を走り抜ける 新幹線ヒストリー
西九州新幹線の開業を控えて、現行の新幹線のおさらい、という所だろうか。前半が「新幹線コレクション」と称した、現行9路線のおさらい、後半は「新幹線ヒストリー」として、新幹線の歴史の年表。
後半の年表に絞ると、東海道・山陽新幹線の食堂車が、「昔はあった」という表現になっているのが、少々哀しい。確かにもう廃止から22年経ってしまった。思えば、新幹線の食堂車は四半世紀と少々で、全体の歴史の半分にもならない。手元に、今号と前後して刊行された、1978(S53)年10月号の復刻版があるが、これを見ると、当時の東京~博多間の〔ひかり〕は最速でも6時間56分と7時間近くかかっていて、一方で航空は、そろそろ大衆化しつつあったものの、まだ今ほどではない(当時はJAL・ANA2社で19便、DC-8だのB727だのも飛んでいた頃)。徐々に航空に転移が進みつつあったとはいえ、当時は東京~博多間通しの需要もまだ少なくはなく、食堂車も必要という事になのだろう(全部通して乗ると、少なくとも1回は食事の時間にかかる)。今の〔のぞみ〕は最速で5時間を切って、2時間も短縮されてしまったので、確かに食堂車は合わなくなってしまったのかも知れない。けれど、やはり残念の印象は、今もぬぐえない。本格的なレストランはもうムリでも(人手や設備面もあるし)、バーコーナーくらいは作って欲しいという気持ちは、今でもあります。最低でも近鉄「ひのとり」の「カフェスポット」のような、一息つけるような場所は、全ての新幹線で考えて欲しいかな。
思えばやはり、〔のぞみ〕の運行開始が、東海道に限らず、全新幹線の転換点になったと思う。運行開始当初の〔のぞみ〕が名古屋・京都を通過していたように、はっきりスピードと、ビジネスユース指向に傾いた。食堂車もビュッフェも、東北新幹線にあったカフェテリアもなくなり、車内販売も縮小傾向。一方では近年、(コロナ禍の下における利用のつなぎ止めの意味もあって)「新幹線オフィス車両」「S Work車両」の設定やビジネスブースの設置、その他Wi-Fi環境の整備など、ビジネスユースに特化したサービスの提供が目立つようになった。列車の中にも仕事を持ち込むようなビジネスパーソン以外は、ただ「乗るだけ」という感じになりつつあるような気がする。個人的には、もう少し新幹線にも「遊び」(イベント的なものではなくて)が欲しいと思う。「グランクラス」のような富裕層相手のサービスじゃなくて、在来線でも言えるが、それこそが、鉄道利用のつなぎ止め、さらには復権につながるんだと、今でも信じています。
ともかく最低でも、今現在ある客室の「ゆとり」、これだけは今後も、なくならないで欲しいと願います。航空や高速バスに対するアドバンテージでもあるので。
山形新幹線は新型E8系の導入が4月に発表になっているが、これについては一切記されていない。
(時刻表の復刻版に関しては、山陽新幹線・新大阪~岡山間が開業した1972(S47)年3月の時刻表を、期待したのだけれどなあ。50周年でもあったので)
特集のページ
「NEWS」の4文字は、JR西日本の683系。「SHIRASAGI」のイラストマークがあるが、北陸新幹線が敦賀まで延伸すると、どうなるのだろうか?
JRの臨時列車では、9月に函館~札幌間「山線経由」の〔ニセコ号〕の設定があり、「ノースレインボーエクスプレス」編成で運行。しかし、山線区間(長万部~小樽間)は北海道新幹線延伸と引き換えに廃止となる公算大で、一部区間は新幹線開業を待たずに廃線になるという話も聞こえてくる。〔ニセコ号〕はいつまで設定されるだろうか?
会社線では、10日の全線運行再開が予定されている、アルピコ交通上高地線の時刻が掲載になっています。先行してデビューした20000系(元東武20000系)も、ようやく松本で見られる事になる。記念ヘッドマークの装着や、記念乗車券・切手シートの発売も行われるとの事。
また、宇奈月温泉~室堂間の直行バスの時刻も掲載されている。黒部宇奈月温泉駅にも停車。5月28日~10月10日の土休日(お盆期間は毎日)運行。電車の宇奈月温泉~立山間特急〔アルペン〕が、今年のダイヤでは設定がないので、その代替措置、という事なのだろうか。予約定員制。
新宿・川越~尾瀬間の高速バスは、5月28日(新宿発夜行は27日夜)から運行開始。今期は1往復増発、ここには記されていないが、川越駅西口始終着便は川越観光自動車が参入して運行。
本文
7月1日より、〔ひだ〕2往復にHC85系が導入されるが、今号では一切記載がない。
夏の臨時列車が発表になっていて、全部挙げるとキリがないが、気づいた列車をいくつか。
JR東日本では、7~9月の山梨県特別観光キャンペーンに合わせて、中央本線で多数の臨時列車を設定するが、9月11・12日には、小田原~小淵沢間で特急〔小田原・甲斐国〕を運行。
下り
小田原8:13 → 11:36小淵沢(鶴見まで9080M・鶴見から9161M)
上り
小淵沢16:22 → 19:47小田原(鶴見まで9160M・鶴見から9081M)
停車駅:茅ヶ崎・藤沢・大船・横浜・八王子・大月・勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉・甲府・韮崎 E257系 全車指定席
ここで一つ、東海道線区間で疑問があり、上下とも先行する普通列車をどこかで追い抜く事になるはずだが、普通列車の時刻変更は、ここでは記されていない。あるいは、小田原~大船間は貨物線経由になるのだろうか?(平塚に停車しないし)。3ヶ月先の話なので、この先の号で情報が追加されるかもしれない。
このキャンペーン絡みで、他にも臨時列車が多数設定されるが、皆特急だったり、全車グリーン車指定席の快速だったりで、かつての〔ホリデー快速やまなし〕のような、乗車券だけで乗れる列車は設定がない。
奥羽本線は、秋田~青森間に臨時客車急行〔津軽〕を、「リバイバルトレイン」として運行。
下り
秋田8:23 → 11:19青森 9601
上り
青森16:03 → 19:33秋田 9602
停車駅:八郎潟・森岳・東能代・二ツ井・鷹ノ巣・大館・碇ヶ関・大鰐温泉・弘前・浪岡・新青森 12系 全車指定席
下りはどこか(森岳か)で特急に抜かれる。〔つがる(1号)〕が〔津軽〕を抜く事になる。
4日に新潟の高架化工事が行われたが、5日以降、新潟発着の一部列車で時刻の変更が発生している。〔しらゆき2号〕は、新潟発が1分繰り上げで7時38分発、普通列車では新津~新潟間で最大5分の時刻の変更が発生している。
会社線は、前5月号のところで記載すべきと書いた、京成スカイライナーの青砥の時刻が掲載になりました。日中は1時間毎(3本に1本)、加えて成田空港発は20時30分以降の6本(30分間隔)全てが停車。〔臨時ライナー〕は引き続き掲載がない。
沈没事故があった知床半島の観光船はJTB時刻表にも掲載があるが(776P)、「当面の間休航中」。5月号の時点では、「4月下旬~10月下旬」の運航と記されていました。
去年の7月号のグラビア特集は、「SUPER★DRAGON」のメンバーによるローカル線の旅、でした。地方鉄道路線の在り方が一気に世論の関心事になりつつある昨今だし、夏の「青春18きっぷ」の発売が近づく(7月1日発売開始)から、今年もローカル線の特集になるのではないか。どのような切り口になりますか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします(なお本体の通常の更新は、当面の間休止しています)。
BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは通常更新の体制に戻す時点で、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。
羽田空港の新アクセス鉄道「新空港線」(蒲蒲線)計画がいよいよ動き出す事になりました。地方負担分の割合を東京都:大田区=7:3とする事で合意し、まずは東急多摩川線・矢口渡~京急蒲田間を第一期として建設する事になります。純粋な新線は蒲田~京急蒲田間800mで、現在の東急の蒲田駅は、多摩川線は地下線となってスルーする形態になります(池上線は地上に残留)。東横線やメトロ副都心線との直通運転を行う計画らしいが、新線だけではなく、東急多摩川線は現在18m車の3連だが、最低でも20m車8連は停車できる構造にしなければならないし(少なくとも多摩川駅は)、東横線もダイヤ編成がさらにタイトになるのは間違いない(来年から相鉄直通も走るのだから)。また、第二期は地下線を大鳥居まで延伸して京急線へ直通する構想らしいが、これはさらに大変だろう。京急空港線を3線にしなければならないし、東急の規格の電車が走れるのだろうか?ホームも、少なくとも空港ターミナル各駅は、地下ホームを延伸しなければならない。第1ターミナル駅の線路の容量も心配で、造ったとしてもうまくオペレーションできるのかなあ、という懸念が、なくはない。羽田空港はJR東日本の空港新線の構想もあるし、いくら日本一の大空港とはいえ、3つも4つも鉄道が必要かなあ、とも思う。
この他、つくばエクスプレスの延伸を巡って誘致合戦、という話も聞こえてきて、青息吐息の地方ローカル線と違って、都市の鉄道はコロナ禍で痛めつけられても、なお元気だなあ。
《What' New》
5日 房総半島沖でプレジャーボート火災 乗員2名救助
6日 中国・北京市 飲食店の食事 大半の地域で解禁
7日 円相場 一時1$≒133円台 20年ぶりの円安水準
表紙は東北新幹線E5系。
「のりもの情報局」は、今月は御在所ロープウェイの、「記念日乗車券販売」のみ。毎月1日ずつ「記念日」を作って、それにちなんだカードが付録になっているというもの。2,500円という金額は、通常の大人往復2,450円より高いが、差額50円分はカード、という事だろうか。4月が開通63周年(29日)、5月は母の日(今年は8日だった)だった。両者は既に発売終了。6月は露天風呂の日(26日)、7月は鈴鹿国定公園指定(22日)、8月は山の日(11日)で、いずれも当該の月の1日からその月一杯の限定50枚発売で、有効は発売開始日から半年間、今月の「露天風呂の日」だったら11月30日まで)。9月は未定。なおここには記されていないが、6月27日~7月12日は定期工事のため運休(822P)。
昭和から令和を走り抜ける 新幹線ヒストリー
西九州新幹線の開業を控えて、現行の新幹線のおさらい、という所だろうか。前半が「新幹線コレクション」と称した、現行9路線のおさらい、後半は「新幹線ヒストリー」として、新幹線の歴史の年表。
後半の年表に絞ると、東海道・山陽新幹線の食堂車が、「昔はあった」という表現になっているのが、少々哀しい。確かにもう廃止から22年経ってしまった。思えば、新幹線の食堂車は四半世紀と少々で、全体の歴史の半分にもならない。手元に、今号と前後して刊行された、1978(S53)年10月号の復刻版があるが、これを見ると、当時の東京~博多間の〔ひかり〕は最速でも6時間56分と7時間近くかかっていて、一方で航空は、そろそろ大衆化しつつあったものの、まだ今ほどではない(当時はJAL・ANA2社で19便、DC-8だのB727だのも飛んでいた頃)。徐々に航空に転移が進みつつあったとはいえ、当時は東京~博多間通しの需要もまだ少なくはなく、食堂車も必要という事になのだろう(全部通して乗ると、少なくとも1回は食事の時間にかかる)。今の〔のぞみ〕は最速で5時間を切って、2時間も短縮されてしまったので、確かに食堂車は合わなくなってしまったのかも知れない。けれど、やはり残念の印象は、今もぬぐえない。本格的なレストランはもうムリでも(人手や設備面もあるし)、バーコーナーくらいは作って欲しいという気持ちは、今でもあります。最低でも近鉄「ひのとり」の「カフェスポット」のような、一息つけるような場所は、全ての新幹線で考えて欲しいかな。
思えばやはり、〔のぞみ〕の運行開始が、東海道に限らず、全新幹線の転換点になったと思う。運行開始当初の〔のぞみ〕が名古屋・京都を通過していたように、はっきりスピードと、ビジネスユース指向に傾いた。食堂車もビュッフェも、東北新幹線にあったカフェテリアもなくなり、車内販売も縮小傾向。一方では近年、(コロナ禍の下における利用のつなぎ止めの意味もあって)「新幹線オフィス車両」「S Work車両」の設定やビジネスブースの設置、その他Wi-Fi環境の整備など、ビジネスユースに特化したサービスの提供が目立つようになった。列車の中にも仕事を持ち込むようなビジネスパーソン以外は、ただ「乗るだけ」という感じになりつつあるような気がする。個人的には、もう少し新幹線にも「遊び」(イベント的なものではなくて)が欲しいと思う。「グランクラス」のような富裕層相手のサービスじゃなくて、在来線でも言えるが、それこそが、鉄道利用のつなぎ止め、さらには復権につながるんだと、今でも信じています。
ともかく最低でも、今現在ある客室の「ゆとり」、これだけは今後も、なくならないで欲しいと願います。航空や高速バスに対するアドバンテージでもあるので。
山形新幹線は新型E8系の導入が4月に発表になっているが、これについては一切記されていない。
(時刻表の復刻版に関しては、山陽新幹線・新大阪~岡山間が開業した1972(S47)年3月の時刻表を、期待したのだけれどなあ。50周年でもあったので)
特集のページ
「NEWS」の4文字は、JR西日本の683系。「SHIRASAGI」のイラストマークがあるが、北陸新幹線が敦賀まで延伸すると、どうなるのだろうか?
JRの臨時列車では、9月に函館~札幌間「山線経由」の〔ニセコ号〕の設定があり、「ノースレインボーエクスプレス」編成で運行。しかし、山線区間(長万部~小樽間)は北海道新幹線延伸と引き換えに廃止となる公算大で、一部区間は新幹線開業を待たずに廃線になるという話も聞こえてくる。〔ニセコ号〕はいつまで設定されるだろうか?
会社線では、10日の全線運行再開が予定されている、アルピコ交通上高地線の時刻が掲載になっています。先行してデビューした20000系(元東武20000系)も、ようやく松本で見られる事になる。記念ヘッドマークの装着や、記念乗車券・切手シートの発売も行われるとの事。
また、宇奈月温泉~室堂間の直行バスの時刻も掲載されている。黒部宇奈月温泉駅にも停車。5月28日~10月10日の土休日(お盆期間は毎日)運行。電車の宇奈月温泉~立山間特急〔アルペン〕が、今年のダイヤでは設定がないので、その代替措置、という事なのだろうか。予約定員制。
新宿・川越~尾瀬間の高速バスは、5月28日(新宿発夜行は27日夜)から運行開始。今期は1往復増発、ここには記されていないが、川越駅西口始終着便は川越観光自動車が参入して運行。
本文
7月1日より、〔ひだ〕2往復にHC85系が導入されるが、今号では一切記載がない。
夏の臨時列車が発表になっていて、全部挙げるとキリがないが、気づいた列車をいくつか。
JR東日本では、7~9月の山梨県特別観光キャンペーンに合わせて、中央本線で多数の臨時列車を設定するが、9月11・12日には、小田原~小淵沢間で特急〔小田原・甲斐国〕を運行。
下り
小田原8:13 → 11:36小淵沢(鶴見まで9080M・鶴見から9161M)
上り
小淵沢16:22 → 19:47小田原(鶴見まで9160M・鶴見から9081M)
停車駅:茅ヶ崎・藤沢・大船・横浜・八王子・大月・勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉・甲府・韮崎 E257系 全車指定席
ここで一つ、東海道線区間で疑問があり、上下とも先行する普通列車をどこかで追い抜く事になるはずだが、普通列車の時刻変更は、ここでは記されていない。あるいは、小田原~大船間は貨物線経由になるのだろうか?(平塚に停車しないし)。3ヶ月先の話なので、この先の号で情報が追加されるかもしれない。
このキャンペーン絡みで、他にも臨時列車が多数設定されるが、皆特急だったり、全車グリーン車指定席の快速だったりで、かつての〔ホリデー快速やまなし〕のような、乗車券だけで乗れる列車は設定がない。
奥羽本線は、秋田~青森間に臨時客車急行〔津軽〕を、「リバイバルトレイン」として運行。
下り
秋田8:23 → 11:19青森 9601
上り
青森16:03 → 19:33秋田 9602
停車駅:八郎潟・森岳・東能代・二ツ井・鷹ノ巣・大館・碇ヶ関・大鰐温泉・弘前・浪岡・新青森 12系 全車指定席
下りはどこか(森岳か)で特急に抜かれる。〔つがる(1号)〕が〔津軽〕を抜く事になる。
4日に新潟の高架化工事が行われたが、5日以降、新潟発着の一部列車で時刻の変更が発生している。〔しらゆき2号〕は、新潟発が1分繰り上げで7時38分発、普通列車では新津~新潟間で最大5分の時刻の変更が発生している。
会社線は、前5月号のところで記載すべきと書いた、京成スカイライナーの青砥の時刻が掲載になりました。日中は1時間毎(3本に1本)、加えて成田空港発は20時30分以降の6本(30分間隔)全てが停車。〔臨時ライナー〕は引き続き掲載がない。
沈没事故があった知床半島の観光船はJTB時刻表にも掲載があるが(776P)、「当面の間休航中」。5月号の時点では、「4月下旬~10月下旬」の運航と記されていました。
去年の7月号のグラビア特集は、「SUPER★DRAGON」のメンバーによるローカル線の旅、でした。地方鉄道路線の在り方が一気に世論の関心事になりつつある昨今だし、夏の「青春18きっぷ」の発売が近づく(7月1日発売開始)から、今年もローカル線の特集になるのではないか。どのような切り口になりますか。
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羽田空港の新アクセス鉄道「新空港線」(蒲蒲線)計画がいよいよ動き出す事になりました。地方負担分の割合を東京都:大田区=7:3とする事で合意し、まずは東急多摩川線・矢口渡~京急蒲田間を第一期として建設する事になります。純粋な新線は蒲田~京急蒲田間800mで、現在の東急の蒲田駅は、多摩川線は地下線となってスルーする形態になります(池上線は地上に残留)。東横線やメトロ副都心線との直通運転を行う計画らしいが、新線だけではなく、東急多摩川線は現在18m車の3連だが、最低でも20m車8連は停車できる構造にしなければならないし(少なくとも多摩川駅は)、東横線もダイヤ編成がさらにタイトになるのは間違いない(来年から相鉄直通も走るのだから)。また、第二期は地下線を大鳥居まで延伸して京急線へ直通する構想らしいが、これはさらに大変だろう。京急空港線を3線にしなければならないし、東急の規格の電車が走れるのだろうか?ホームも、少なくとも空港ターミナル各駅は、地下ホームを延伸しなければならない。第1ターミナル駅の線路の容量も心配で、造ったとしてもうまくオペレーションできるのかなあ、という懸念が、なくはない。羽田空港はJR東日本の空港新線の構想もあるし、いくら日本一の大空港とはいえ、3つも4つも鉄道が必要かなあ、とも思う。
この他、つくばエクスプレスの延伸を巡って誘致合戦、という話も聞こえてきて、青息吐息の地方ローカル線と違って、都市の鉄道はコロナ禍で痛めつけられても、なお元気だなあ。
《What' New》
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