№2490 3月 「青春18きっぷ」気まぐれ旅行PART2 その4・スカイレールサービスとJR可部線
ガッカリ…。最終日のホテルの部屋の窓の外も、曇り空…。広島の電車もバスも、ガッツリ撮りたかったのに…。
というわけで、この日は岩国まで行って、午後のANA便で帰ってくる事になっているが、午前中はまだ未乗になっていたスカイレールサービスと、あき亀山再延伸直前に乗って以来6年ぶりとなる可部線の乗車が、メインとなりました。
3月30日(水)
この日も西条から山陽本線、だが、この日は瀬野で下車。
瀬野というとやはり「セノハチ」、私も含めた年配の鉄道ファンだと補機を連結する駅、という印象が今でも残るが、瀬野駅のコンコースには、在りし日の瀬野駅やセノハチの写真が掲げられていました。
瀬野駅と接続するみどり口駅から、スカイレールサービスに乗車。今日はあくまで、お試し。
ホームに待っていたのは、行楽地にあるような、循環型の小型ロープウェイのゴンドラそのものの、電車?
懸垂式の軌条がこんな感じで、山の中腹に張り付くように広がる住宅地の中を、急こう配で伸びていく。
中間駅のみどり中街で、みどり口(瀬野)行と行違う。
終点の、みどり中央駅。
「スカイレールタウン みどり坂」の全体図。積水ハウスが開発したらしい。
循環型ロープウェイと違って、キチンと運行時刻が決まっている。日中15分間隔というのは、山陽本線への接続を考慮しているという事だろう。夕方の方が朝方より便数が多いのは、なぜだろう。
両端はループ状で折り返すが、みどり中央に関しては保守用のピットもある。ホームからガラス越しに見られるが、なんだか町工場みたいだ。
ホームの反対側の窓から。山間部を走る山陽自動車道が見える。瀬野駅は建物に隠れて見づらい。
改めて、電車というかゴンドラというか、は、こんな感じ。やはり輸送力としては、小さい。
みどり口に戻ってきました。みどり口・みどり中央に関しては、到着と出発でホームが別々になり、出発側にだけ自動改札がある(みどり中街に関しては未確認)。乗車券にはQRコードが描きこまれていて、これを改札機にかざして通過する(ゆいレールと同じ)。ICカードは一切使えない。
スカイレールサービスというのは、千葉のユーカリが丘線同様、デベロッパーが宅地開発とセットで整備した鉄道?だと思うが、山万と違って公式Webがないようなので、全体像は今一つ解らず。次回はもう少しキチンと乗り降りしたい。
瀬野から広島へ移動し、次は可部線。
9時03分発765M。227系4連だが、可部側の2連は、カープラッピング編成。
前回乗った時は乗った列車、行違った列車、全部2連だったが、さすがに朝方は利用が多くなるという事か、行違った列車も全て4連だった。梅林。
同じ227系運用路線とはいえ、元は純粋な私鉄だっただけに、山陽本線とはまるっきり雰囲気が違う、というのは変わっていない。中八木駅。
可部駅。この先は、再延伸後は初乗り。
河戸帆待川駅。なお、一時廃止の時点にあった河戸駅はここではない。こことあき亀山の中間ぐらいに位置していたようだ。
あき亀山到着。
あき亀山で227系が2本並ぶ。左が先発の772Mで、今乗ってきた765Mは、後発の774Mになる。
カープのエース、大瀬良 大地投手。
カープラッピングと言っても、車内は一般の編成と同じ広告が掲げられていて、Jリーグ・サンフレッチェ広島の広告。
もう一つ、Bリーグ・広島ドラゴンフライの広告。野球・サッカー・バスケ、広島のプロスポーツチームが勢ぞろい。
(カープの車内広告はなかった)
あき亀山の駅舎は、フェンスに遮られてキチンとは見られなかった。案の定、無人駅。
「亀山」だからか、「金亀の里 かめやま」の石像。
現在、あき亀山駅の前は大規模な工事が行われていて、安佐市民病院と、交通広場の整備が行われている。市民病院は、現在は可部駅の近くにあるが、引っ越しして、5月1日に新規開業するらしい。同時に、この交通広場を起点としたバス路線の新設や再編成も行われるよう(バス会社の方からは、今日現在はアナウンスはない)。
この周辺は、市民病院を中心とした新しい街づくりが行われるようだ。近くを流れる太田川の治水事業も、合わせて行われるよう。
この盛り土が、かつて加計・三段峡に通じていた非電化路線の跡地、だと思うのだが、確証はナシ。
227系車内。大阪の新快速並みのアコモデーションの電車がローカル路線でも乗れるとは、関東のファンからしたらうらやましい限り、のはずなのだが、この程度では鉄道の利用は繋ぎ留められないのか。
この後は、広島駅前や、宮内の近くでスマホの機能を使った動画を撮ったりしたのだが、ここでは省略。
「青春18きっぷ」の旅と謳いながら、後半2日はきっぷは使わなくてタイトルに偽りあり、だったか。しかも帰りは飛行機。
今回は初めて、岩国空港から乗ります。なので岩国へ。
山陽本線はやはり、可部線とは全然違う。
岩国も久しぶりだったが、全く近代的な橋上駅舎になっていました。
「瑞風」も止まるのか。セレブな乗客は、錦帯橋あたりの観光を楽しむのだろうか。
西口。交通広場も整備されている。停車しているバスは2台とも、旧岩国市営のいわくにバス。
一方、新しくできた東口。
この東口からは、留置線に並ぶ電車群を見る事が出来ます。右は「ひろしまシティ電車」の申し子、115系3000番台。でも227系が新山口まで入るようになったし、昨今の情勢からすると、先は長くないか。乗るなら今の内か。
この後、岩国空港からANA便で羽田に飛びます。空港へ行くバスは東口から出ます。それは木曜日予定の最終回で。
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《今日のニュースから》
19日 れいわ新選組 山本 太郎代表 衆議院議員を辞職