№2485 バスマガジンvol.112 (講談社ビーシー/講談社)

「バスマガジンvol.112」、先月末には発売になっていたが、また相当遅くなってしまいました。

おじゃまします!バス会社潜入レポート Vol.112 名阪近鉄バス

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 大垣地域の路線バスは、ずっと昔は「名古屋近鉄バス」と称していました。名古屋市(どころか愛知県)にも路線がなかったのになぜ?と思ったので、今回は先に「あゆみ」を読みました。今は大垣市中心の路線網が定着しているが、名古屋~大垣間の路線が免許になったのを機に「名古屋近鉄バス」と称したそうだが、「近鉄グループの名古屋での一大発展を期し」という事は、名古屋市など愛知県内でも、近鉄グループの1社として路線網を拡張しよう、とか考えられていたのだろうか?愛知だけでなく、滋賀県の彦根や長浜にも入っていたのは初めて知ったが、今だと?な路線になるだろう。が、1950年代だと、東海道本線も電化はされていても、一般の利用はまだまだ不便で、バスも十分に需要があった、のだろう。その当時の路線図の写真もあって、小さくて少々読みづらいが、桑名にも入っている。完全に近鉄養老線(→養老鉄道)と並走するのだが、近鉄グループ内でのパイの食い合い、という事は起きなかったのだろうか。
「近鉄グループとしての効率的な運営」と言っても、大垣市中心の一般路線バスと、名阪高速道路の高速バス(大垣のBSへの停車はあるが)が合併しても、どれほど効果があるものかと思う。今でも大垣市を起終点とする名阪近鉄の高速バスというものはないし。「にしみのライナー」は路線バスの事業エリアの発着だが、プレスリリースを読むと、やはりコロナ禍が後押ししている感じがある。途中名神大垣・安八に停車(乗降制限なし)に停車するが、大野町はそれほど人口が多くはなさそうな印象があるので(だから名鉄の鉄道も全部なくなってしまったのだろうから)、定着するだろうか。大垣市はまだしも、そのほかの郊外の町村は大変だと思う。その名鉄の谷汲線の代替バスも運行していたが、数年であっさり廃止になってしまったほどなので。
 イオンモール熱田シャトルのバス、私も先日の愛知県の旅で見かけました。あれって、名鉄バスがやっていたんじゃなかったっけ?今更ながらだが、本社は名古屋市なのか。全体の7割が貸切車で、今は貸切が営業の中心になっている。名古屋グランパスの貸切車は、4年とちょっと前の2017(H29)年11月に岡山で見ていて(この年のグランパスはJ2だった)、№1773で出しました。あとは去年、オリンピック輸送の車両を根岸線の列車から見ています。デラックスな貸切車があるし、高速バスは展開が大きくはなく、路線バスも範囲が限られるので、今後も貸切が同社の花形になっていくのだろう。

自衛隊東京大規模接種センターシャトルバス
 状況が状況だったので、見に行く事はしなかった。東京都と東急(トランセ)は貸切車もあるが、動員できなかったのか。並行してオリ・パラも行われていたので、招集が難しかった部分もあっただろう。高速バスを運行する事業者もいくつかあるが、高速車を使用しているのは、写真を見る限りでは、京王バスとウィラーエクスプレスのみ。一番遠い事業者は、磐梯東都バスか。

移籍バスの行方を追跡
 神奈中バスのPART2で、南東北から北関東。福島交通の富士重ボディは、比較的最近まで三菱ふそう一色だった事を思えば、隔世の感あり。経営体制が大きく変わったのが一因だろう。
 神奈中バスが一時期、使用年数が短めだったのは、冷房車への置き換えを進めたから、という事もあったか。東急バスや相鉄バスでは冷房改造を行った車両もあるが、神奈中はそういう事はしなかった。
 本筋から外れるが、グリーン観光バスは行先からして、くりはら田園鉄道の代替バス、ですよね。この市民バスも「くりはら田園線」と称するらしいが、今は平日9往復・土休日は石越発6本・細倉発5本しかない。鉄道時代よりさらに減っているようでは、名鉄谷汲線代替同様、雲行きは怪しいかも。

帰ってきた 路線バス全方位レポート Vol.44 長崎県

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 長崎県は、前回はVol.55(長崎を中心にした南部)とVol.56(佐世保を中心とした北部)の2回に分けられていたが、今回は本号の1回。
 バスから離れるがトリビアとして、「陸上から海岸線への距離が15㎞を超える地点がない」というのが興味深い(もちろん直線距離でという事だろう)。
 事業者としては、佐世保市営バスがなくなったというのが一番大きい。西肥バスにさせぼバス委託車専用カラーがあるが、西肥バスとさせぼバスの折衷になっている。尼崎市営を引き継いだ阪神バスに近い、という所か。また、同じく前回はあった、鷹島を走る松浦市交通課もなくなっているが、「鷹島のりあいタクシー」に移行しているようだ(完全予約制)。
 五島列島などの離島のバスも多いが、離島は長崎県ではあっても、経済的には福岡や佐賀との結びつきが強い、というのは、前回書いてありました。鷹島も、本土と橋で結ばれたが、対岸は佐賀県唐津市で乗り入れてくるのは昭和自動車、県内の足は、今福からの船しかない。また対馬や五島列島への航空便は、長崎県内はORCの小型機だが、福岡へのANA便の方が便数が多い(今はORCも飛び、ORCは全便ANAとのコードシェアあり)。
 長崎県は、「長崎スマートカード」の終了と引き換えのICカードが、長崎自動車の「エヌタスTカード」と、それ以外の事業者(+路面電車)の「nimoca」に分裂してしまい、両者は相互利用はできるが、「エヌタスTカード」はJRの鉄道に乗れないなど、不便も多い。ポイントサービスの違いからの選択なのだろうが、やはり何とか統一できなかったのだろうか?長崎自動車と、特に長崎県営は仲が悪いのか?空港バスの長崎自動車参入時には確執もあったのかも知れないが、共同運行の市内バス路線もあるし、今月には運行エリアの調整も行われていて、先鋭的な対立はないだろう、とは思いたい。
 長崎県はやはり、9月23日の西九州新幹線開業が、最大の関心事となるだろう。当分の間、博多方面へは武雄温泉での乗り換えを必要とするので、これが高速等を含めた長崎のバス事業にはどう影響するのか、少々読みづらい。良い方向に行って欲しいと思います。
「帰ってきた」レポートも、38都府県まで来ました。残るは北海道・岐阜県・大阪府・和歌山県・広島県・高知県・福岡県・佐賀県・宮崎県。結構大物が残っていますねえ。
(和歌山県は次回の予定)

鈴木 文彦が斬る!バスのいま 第38回
 メインのテーマは、改めてコロナ禍がもたらした乗合バスの現状と、地域との関係。これがウィルス感染症の特性という事だが、市井の人々の日常生活とダイレクトに連動して起こる事なので、交通は皆そうだが、特にバスは深刻だと思う。ドライバーが直接感染するリスク(勤務中でも、私生活でも)と、行動自粛要請に伴う利用の激減というダブルパンチ。一昨年の暮れには地下鉄大江戸線でも減便が行われたほどだし、今現在でも、関東地方では東武バスや小田急バスの一部系統でドライバー不足から間引き運転を余儀なくされているほか、他の事業者でも減便を余儀なくされた所は少なくない。また、利用者の減少から、ダイヤ改正の旅に便数が減少(それも相当急に、相当な便数が)が起きていて、このままだと地域によってはバスなしに陥ってしまうのではないかという心配もあります。
 ここでは「理解を深めてもらうためにも情報発信と、課題を整理してアフターコロナに向けて取り組むよう」という提言でまとめられているが、この内、後者で言うと、特に複数の事業者が多数乗り入れている地域では、事業者の垣根を超えた路線再編成とか、インフォメーションの統一など、行われても良いのではないだろうか。特に我が神奈川県ではかなり多数の事業者が運行路線を持っているわけだが、基本的には協調路線ではあるが、一方で並行区間が長いのに時刻が調整されていないので待ち時間が不ぞろいになってしまうとか、系統番号の付与方法がてんでバラバラだったりと、足並みがそろっていない部分が多々あるように感じられます。どこかが音頭を取った上で各事業者が話し合って知恵を絞り、「どの事業者の路線でも、基本的な利用方・利便性のレベルは同じ」という姿に持って行って欲しい。何度か書いているが「案内所」もそう。これには鉄道事業者側にも協力を求めたいが、神奈川県の場合、民営バス事業者はほとんどが鉄道事業者の傘下にあるのだから、駅にバス案内所機能を統合する事は、不可能ではないのではないか。もちろんJRにも協力して欲しい。定期券発売所や「びゅうプラザ」の閉鎖などで、駅に空きスペースがかなり発生しているので。路線・ダイヤに関しては「独占禁止法」に抵触する心配もなくはないが、この現状だから少々の路線・エリアの調整は大目に見て欲しいとも思う。岡山県のような先鋭的な対立はないし。他にもいろいろあると思うが、鉄道もだが、利用者が減少→列車・バスの便数の減少は確かに厳しい、痛いが、一方では様々な「しがらみ」「くびき」を整理する、良い機会とも言えます。是非業界全体で考えて欲しいです。
 冒頭のロシア(+ベラルーシ)だけれど、本当は政治的な事を抜きにすれば、両国とも魅力的な旅先になるだろうと思うのに(言葉は相当困る事になりそうだが)。そういえばロシアのバスの現状は、バス趣味誌ではほぼ取り上げられていない(確かウラジオストックはバスラマ誌が取り上げていたような気がするが)。確かに大多数の市民は戦争を望んでいない、そう信じたいけれども、一方でかなり急進的な政権支持層の存在も決して皆無ではない事も、各種報道から思い知らされる。政権を支持するしないで家族が分裂してしまった、という話も聞きます。外野からの圧力は限界があり(まして武力では)、内部からの変革を望みたいが、「市民が団結して行動を起こし、強権的政権を追放して平和な体制を構築する」(昭和→平成の頃に東欧で起きたような。一方で一部ではその副作用もあったが)という、日本を含めたよその国の平和活動家が夢想するような「おとぎ話」的な甘い展開には、残念ながら簡単にはなりそうもない。

終点の情景を求めて
 徳島県の日和田。阿南からほぼひたすら、高知県との県境の近くの終点を目指す。ここでは途中下車を何度もして観光を楽しみながら行くが、ひたすらバスを乗り継ぐだけでも、阿南から日和田までは、最短でも3時間以上かかる(丹生谷線4往復中の内2往復は、出原下~日和田間の区間運転)。
 平成になってから開業したロープウェイの存在は、初めて知った。札所となっている寺への参拝者の利用を期待して敷設されたのだろうか。
 日和田の先は高知県になるが、昔は国鉄バスが、土佐山田から大栃経由(乗り換え)で県境を超えて、徳島県側では日和田の手前となる北川まで乗り入れていたらしい。JTB「よん・さん・とお」復刻時刻表の索引地図に、路線の記載がある(ただし、高知県側の土佐別府と北川の間は、時刻の記載がない)。阿南から土佐山田まで、バス乗り継ぎで行けたわけだ。

平成初期のバスを振り返る
 くしろバス。昔は東邦交通と呼んでいて、その当時に撮った画像を、本体で公開しています(東邦時代のカラーの復元なんて、やらないかな?)厚岸の旧JRバス路線も後にほぼなくなってしまったし、浜中町には行かなくなってしまった。「ルパン三世」ラッピング車も、もう終わってしまったらしい。でも今本体の方を見直してみたら、現行の鶴を描いたより前の、くしろバスとしてのストライプ新カラーは撮っていなかった。釧路そのものがご無沙汰になってしまったから…。

 他にもいくつか読んだ中では、沖縄・那覇交通の「うたばす」。本筋からは離れてしまうが、修学旅行が規制だらけだったのに、生徒が「来られただけで嬉しい」と話していた、という下りは、やはり考えさせられてしまう。お友達との体験の共有とかも貴重な財産になるのだから、やはり「リモート」はダメ。沖縄県はまた感染が拡大傾向にあるらしく、「JALうたばす」は新車両代替の上で通常通りの運行は確保されているようだが、これがまた運休になったりしない事を願いたいです。
 小湊鐵道のバス部門は、旅館の自動車部から始まっているそうだが、旅館のバスがいつどこで小湊鐵道のバスになったのかが、やや判然としなかった。大多喜は、最近は一時期品川行高速バスもあったほどだから、いすみ地方では有力な町だ。
 スマートバス停は、当面は「Dタイプ」の普及が期待される。ABC各タイプはコストがかかりそうで、トータルの便数が多くないとコスパ的にどうか。在来の紙の時刻表もだが、時刻表に記載する内容も、本当に利用者に読みやすいものになっているかどうか(これはバスそのものの運行形態や、バスの表示にも関わってくるが)適宜確認して欲しいのと、前述した事の繰り返しもあるが、複数の事業者が共用する事になるのなら、事業者に関係なく、スタイルの統一も図って欲しい。根本となるダイヤ作成システムの共用は、できないものだろうか。

 次号、バス会社は鹿児島交通だそうだが、「いわさきグループ」一括とはならないのか。鹿児島市も、いわさきと市営・南国との軋轢を感じる部分がありました。少々ご無沙汰になっているが、今はどうなっているのだろう。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは今月以降どこかの時点、少なくとも半年以内には、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。


 JR西日本は今日、「ローカル線に関する課題認識と情報開示について」というプレスリリースを出しました。JR西日本在来線全区間の輸送状況を地図上で示したうえ、輸送密度2,000人/日未満の17路線・30区間に関しては、経営状況の情報が開示されています。予想以上に厳しい印象です。元々大変だろうと思われていた中国地方山間部(芸備線・東城~備後落合間の収支係数が25,416)などだけでなく、電化されていたり、特急が運行されている路線・区間でも、2,000人/日未満が少なくありません。後日、もう少し詳しく書きたいと思います。

《今日のニュースから》 
10日 熊本県球磨村「球泉洞」 1年9か月ぶり営業再開
11日 アストラゼネカ製新型コロナワクチン 厚労省 4000万回分購入キャンセル
12日 法人SMBC日興証券・前副社長ら4人 証券取引等監視委員会が刑事告発

 日曜日は佐々木 朗希投手の完全試合につきます。令和の世に完全試合が生まれるとは。ナイスピッチング!佐々木投手が20歳、受ける松川捕手が18歳のルーキー、若いペアが大仕事をやってくれました。久しぶりの明るい話題、です。

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 その日曜日、自宅近くの公園で、仕事帰りに撮った写真です。さすがに桜はほぼ終わりになったが、それでも青空の下、子供も大人も、皆楽しそうに遊んでいました。マスクを除けば、「当たり前の休日・そして日常」そのものでした。こういう光景こそ、何の疑いも必要としないで、早く戻ってきて欲しい。

№2484 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.102

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 前にも伊豆急行のものを出したけれど、昨今のコロナ禍が生んだ「新しい生活様式」に対応するような広告を、あちらこちらで目にするようになりました。やはり新幹線があるJR東日本あたりは、PRも強力かな。でも、結局「新しい生活様式」と言っても、市井の人々が進んで求めたものではないはずで、このままスンナリ定着するのか。したとしても、それは本当に正しい方向なのか、「エッセンシャルワーカー」(などと気取るつもりは毛頭ないが、これもコロナ禍で急速に普及した単語)の私には、正直解らないです。「ワーケーション」ができる人とできない人、格差が生まれなければ良いのだが。
 首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日4月8日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
 対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。感染者数が高止まりしている事もあって、特にバスは乗務員不足から運休やダイヤの変更を強いられている所が、まだまだあります。

*** 鉄道 ***

JR東日本 東北新幹線は3月16日の地震のため、福島~仙台間が不通になっているが、4月14日に全線再開の見込み。東北・北海道新幹線は当面の間、8号車の「新幹線オフィス車両」は運用しない。羽越本線〔いなほ5・10号〕は、酒田~秋田間を臨時快速として延長運行(GW中に特急として延長運転する時刻と同じ )しているが、4月13日をもって終了する
 常磐線・原ノ町~仙台間は徐行運転のため、臨時ダイヤで運行している。品川~仙台間〔ひたち〕3往復は、原ノ町~仙台間は快速として運行する。また〔ひたち9・6号〕は、いわき~仙台間を臨時快速として延長運行する。延長区間は途中広野・富岡・原ノ町・相馬・岩沼に停車。なお4月14日より通常ダイヤに復帰し、臨時快速は運行を終了する(仙台発着〔ひたち〕は全列車、全区間特急で運行)。
 首都圏各線は通常通り運行している。
 5月21日(土)22時頃~5月22日(日)いっぱいにかけて、浜松町駅の京浜東北線南行(大宮→大船方向)ホーム拡幅に伴う線路切り替え工事を行う。21日は工事時間中、東海道線・東京~品川間及び常磐線品川~上野間が休止となり、東海道線は品川で、宇都宮線・高崎線(上野東京ライン)は東京で、常磐線は上野で折り返し運転を行う。〔ひたち30号〕〔ときわ83・84・85・86号〕は上野~品川間を取りやめ。22日は、京浜東北線は東十条~蒲田間は約10分間隔、山手線外回りは約4~5分間隔で運行する。京浜東北線は、快速運転は取りやめ。両日とも工事時間中は、京浜東北線南行は、田端→田町間で山手線外回りの線路を運行する。なお、5月22日の4~12時頃、大門通りのJR交差部が通行止めになる(歩行者は利用可)。
 関東地方ではないが、只見線は工事のため、5月11日~7月8日の間の一部日程(全て平日)で、日中の1往復が区間運休する。6月10日までは西若松~会津川口間、6月13日以降は会津坂下~会津川口間が運休する。いずれも代行輸送はない。

JR東海 通常通り運行。東海道新幹線の春の臨時列車は、5月31日まで全て運行する。6月以降は別途通知。
 N700S系に「ビジネスブース」を試験導入する。7・8号車間のデッキ部に設置、テーブル・ハイチェア・コンセントなどを整備する。東京~博多間で7号車「S Work」車両利用者が利用可。1回30分以内。1グループ2名まで。当面は無料。対象列車は当日朝、JR東海公式Webで告知する。5月9日から、3編成に順次導入。この他、駅待合室のビジネスコーナーを品川・新横浜・京都の各駅に新規整備(7月以降)し、東京・名古屋各駅で追加整備(9月以降)する。
 
東京メトロ 通常通り運行。

東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 通常通り運行。
 三田線は4月より順次8連運転を開始し(東急編成)、6500形は5月14日より運行を開始する予定。

京成 通常通り運行。
 4月25日より、全ライナー列車(スカイライナー・モーニングライナー・イブニングライナー・シティライナー・臨時ライナー)に警備員が乗車する。同時に料金を改定する。〔スカイライナー〕は京成上野・日暮里~成田空港間大人1,250円→1,300円、青砥~成田空港間大人970円→1,000円。スカイライナー関連の企画乗車券の金額も改定する。※臨時ライナーは変更しない
 10月1日(予定)より、成田空港線の運賃の値下げを行う。通学定期は京成高砂~成田空港間全駅、普通運賃・通勤定期は京成高砂~印旛日本医大間で値下げを実施。
 
東武 通常通り運行。
 スマホアプリ「NIKKO MaaS」が始まっている。「日光世界遺産デジタルフリーパス」「中禅寺・奥日光デジタルフリーパス」「鬼怒川温泉デジタルフリーパス」「湯西川温泉デジタルフリーパス」を発売する。
 2023(R5)年の新特急車N100系の導入が発表になっている。

西武 通常通り運行。
「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」は一時発売を停止し、通常の「秩父漫遊きっぷ」を発売している。
「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」は、明日4月10日まで。
 7月より「乗車ポイントサービス」を開始する。「スマイルリンク登録」のPASMOで「ポイント付与対象の西武線」に乗車する事でポイントが付与される。SEIBU PRINCE CLUB入会が必須。3月23日より事前登録キャンペーンを行っている。

京王 通常通り運行。千歳烏山・京王八王子・吉祥寺各駅の定期券発売窓口は、4月15日を持って終了する。その他の定期券発売窓口は、4月16日より全日、12時00分~20時00分に営業する。

小田急 通常通り運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
 小田急百貨店新宿店本館の、今年9月いっぱいでの閉店が発表になっている。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
 小田急ホテルセンチュリー相模大野8Fで、2月11日より、ワクチン3回目接種(ブースター接種)を行っている。
「小田急おでかけポイント」が始まっている。同一月内に同一運賃区間を2回以上、登録したPASMOで乗車すると、ポイントが付与される。「ONE」への会員登録が必須。「小田急チケット10」は、7月31日を持って発売を終了する。

東急 通常通り運行。
 鉄軌道の運賃の変更(値上げ)は、来年(2023(R5)年)3月実施が認可された(具体的な期日は後日通知)。改定率12.9%。普通運賃(据え置きのこどもの国線を除き)は、初乗り運賃はIC・乗車券とも140円。他はほぼ改定率と同程度となる。渋谷~横浜間は、IC272→309円、乗車券280→310円。世田谷線はIC・乗車券とも160円。通勤定期券の平均割引率は37.8%で変わらない。通学定期券は73.9%→77.1%に引き上げる事で、相殺して運賃は据え置きになる。「子育て世代・シニア層に向けた施策」も合わせて検討するとしている。
 東急新横浜線は、来年3月に開業予定と発表があった。
 目黒線は4月より順次、8連運転を開始する。
 田園都市線8500系の、来年1月の定期運行終了が発表になった。「ありがとうハチゴー」プロジェクトを開始している。

京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
 PASMO搭載型のフリーパス5種類の発売を開始している。「京急全線1日フリーパス」(大人2,000円・小児1,000円)は、京急線全線が発売当日乗り放題になる。「京急線・京急バス1日フリーパス」(大人3,000円・小児1,500円)は、京急線・京急バス(一般路線のみ)が発売時点から24時間乗り放題になる。どちらも京急線各駅(泉岳寺除く)で発売。この他「羽田空港発着地下鉄1DAYパス」「東京周遊パス」「みなとみらいきっぷ」を発売。全て有人改札窓口のみの発売で、券売機では発売しない。有効な定期券情報が搭載されているPASMO、モバイルのPASMO(モバイルPASMO・Apple PayのPASMO)、PASMO以外のICカード(Suicaも含む)には発売できない。
「よこすか満喫きっぷ」は、4月1日よりリニューアルした。フリー区間は京急線電車が追浜~浦賀・津久井浜間(横須賀市内全区間)・京急バスが浦賀駅~京急久里浜駅間など久里浜エリアに拡大している。また、観光型MaaSアプリ「三浦COCOON」でも発売している。

相鉄 通常通り運行。
 相鉄新横浜線(新横浜~羽沢横浜国大間)は、来年3月に開業と発表があった。

りんかい線 通常通り運行。

つくばエクスプレス 通常通り運行。

関東鉄道 通常通り運行。
 
新京成 通常通り運行。

北総 通常通り運行。
 10月1日(予定)より、運賃の値下げを行う。全体で15.4%、通学定期で64.7%の値下げ。普通運賃(現金)は新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間580円→480円(▲100円)、通勤定期は京成高砂~新鎌ヶ谷間6ヶ月134,360円→108,870円(▲25,490円)、通学定期は京成高砂~印西牧の原間80,950円→26,950円(▲54,000円)など。

東葉高速 通常通り運行。

東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、「トゥインクルツアー編成」(10031F)「キラキラスター編成」(10041F)は、今月一杯の運用を公表している。

ゆりかもめ 通常通り運行している。

多摩都市モノレール 通常通り運行。

舞浜リゾートライン 通常通り運行。

千葉都市モノレール 通常通り運行している。

埼玉高速鉄道 通常通り運行。4月6日に行われたJリーグ(浦和vs清水 19時30分開始)の輸送として、試合終了後に浦和美園発6本の臨時列車の運行を行った。
 4月より順次、8連運転(東急編成)を開始する。
 
埼玉新都市交通 通常通り運行。

横浜市営地下鉄 通常通り運行。ブルーライン新形式4000形の営業運転開始は5月の予定。2023(R5)年度までに8編成を導入し、3000A形を置き替える。
 普通回数券は、発売を終了した。昼間割引回数券・土休日回数券・通学割引回数券・障害者割引回数券は発売を継続。昼間割引券は、平日の適用時間を9時00分~16時00分に拡大。

横浜高速鉄道みなとみらい線 通常通り運行。
 
横浜シーサイドライン 通常通り運行。
  
湘南モノレール 通常通り運行。

江ノ電 通常通り運行。なお、鵠沼駅は4月4日より当面の間、駅員の配置を取りやめている。
 
箱根登山 通常通り運行。
 4月1日付で、箱根ロープウェイを吸収合併した。
 箱根登山鉄道の公式Webは閉鎖した。「箱根ナビ」に項目が移行している。

伊豆箱根 通常通り運行している。
「イケメンシリーズ」(株式会社サイバード運営の恋愛ゲーム)とのタイアップが行われている。コラボの一日乗車券「旅助け」(大人1,040円)と、「旅助け」+「オリジナルガイドマップ」のセット(1,600円 ガイドマップはセットのみで、図柄は選択できない)を、三島・伊豆長岡・修善寺駅で発売。このオリジナル「旅助け」を伊豆箱根交通タクシー利用時に運転手に提示すると、オリジナルポストカードがプレゼントされる。「LOVEキュン♥スタンプラリー」を、3期に渡って展開。スタンプラリー用紙(1,000円)を購入して参加する。第3期は5月31日まで。
 沿線のJA3組合(3JA)との包括連携協定締結を記念し、「3JA コラボ駿豆線 1 日フリー乗車券旅助け」を5月31日まで、終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)・「いずっぱこSHOP」で発売。
 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とのコラボ企画を展開している。大河ドラマ館入館引換券と、三島~韮山間往復乗車券をセットにした「大河ドラマ館セット乗車券」(大人のみ800円)、入館引換券と「旅助け」(通常デザイン)をセットにした「旅助け・大河ドラマ館セット券」(大人のみ1,340円)を、来年1月15日まで間発売する(大河ドラマ館は、韮山駅隣接の時代劇場)。
「HAPPY PARTY TRAIN」運行開始5周年を記念し、記念ヘッドマークを付けて運行するほか、「Aqours」デザインの「旅助け」を発売する。乗車券は「DREAMY COLOR」のコスチュームの「Aqours」がデザインされ、記念ヘッドマークを模したアクリルバッジが付属する。1セット1,400円。来年3月31日まで有効。終日有人駅及び通信販売で発売。また別に、「Aqours」の渡辺 曜誕生日(4月17日)を記念した「旅助け」も発売する。バースデーヘッドマークを模したアクリルバッジが付属する。1セット1,400円。4月12日より三島駅でのみ発売するが、4月16日までの各日は、発売制限が行われる。
 一般の「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」「ジョルダンモバイルチケット」でも発売している。いずれも発売金額・効力は紙券と同じ。
 三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。

 現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。
「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 4月28日まで(4月12日~5月3日は渡辺 曜バースデーヘッドマーク装着 なお4月29日以降の運用はまだ公表されていない)
「イケメンシリーズ」(7501F) 4月28日まで
「鎌倉殿の13人」(3505F) 4月28日まで

伊豆急行 通常通り運行。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。
「温泉むすめ×伊豆急×鉄道むすめ」コラボキャンペーンを展開している。記念乗車券を、伊豆高原・伊豆急下田両駅で発売(1,390円)。1000部限定。
 JR東日本E209系を、3000系として導入する。4連×2本。「アロハ電車」として、4月下旬より運行を開始する。

富士山麓電気鉄道 4月1日より、富士急行から分社して鉄道事業を行っている(旅客案内は引き続き「富士急行線」)。
 通常通り運行。〔フジサン特急〕は土休日のみ運行。〔富士登山電車〕は引き続き運休。

小湊鐵道 通常通り運行。なお4月4日より、平日ダイヤの五井~上総牛久間で、朝方の1往復の時刻を変更している。
「小湊鐵道1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」は、「ジョルダンモバイルチケット」での発売を開始している。

いすみ鉄道 通常通り運行。
 キハ28形は、四国で運行されていた急行〔いよ〕〔うわじま〕のヘッドマークを、JR四国からの貸与を受けて掲出している。

銚子電鉄 朝方3往復・夕方2往復は運休中。

秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は、今年の運行を開始している。全車指定席。「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。
「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。
 小田急のMaaSアプリ「EMot」でフリーきっぷ2種を発売している。「秩父路遊々フリーきっぷ デジタル版」は、大人1,500円・小児500円で、通年利用できる。「宝登山ロープウェイフリーきっぷ」は大人750円・小児380円で一日乗り降り自由(紙券は大人830円・小児420円で往復利用のみ)。
 PASMOを全線で導入した。キャンペーンで当面の間、通常急行料金を必要とする急行〔秩父路〕は、乗車券のみで乗車できる。

*** バス ***
 基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
 新500円硬貨についていくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。
 PASMO・Suicaの「バス特」は、3月いっぱいで全事業者終了しました。

東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ)。
 4月1日より、一部運行形態の変更を行った。〔波01出入〕〔S-1〕〔東20〕系統は廃止。〔深夜01・10・14〕系統は休止(4月4日~)。東大構内発着の学バス〔学01・学07〕系統は一般系統〔上01〕〔茶07〕系統に変更し、一般系統の料金に変更する。また、経路上の全停留所に停車する。〔都03〕系統は、四谷駅~東京駅丸の内北口系統を新設する。〔品99〕〔田92〕〔浜95〕系統は、環状4号線建設工事に伴い、一部のバス停の廃止・移設を行う。
  
日立自動車交通 通常通り運行。
 新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。

京成バス 一般路線は通常通り運行。

京成タウンバス 通常通り運行。

京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。

京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。

ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野操車場行深夜バス2便は運休。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。
 
ちばレインボーバス 通常通り運行。
 現在発売中の土休日限定1日乗車券は、紙券は9月30日まで発売が延長された。1,000枚限定。大人1,000円・小児1,000円(2枚)。車両の写真付き。船尾・白井両車庫、バス車内で発売。電話予約も受け付ける。また、「ジョルダンモバイルチケット」で発売を開始している。モバイル版は小児500円。モバイル版の発売終了日は未定。

ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
 新500円硬貨は、一般路線は不可。高速バスは使用可能。

ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便(千葉内陸バス1便含む)、土休日は1往復が運休。
 4月17日まで、「佐倉チューリップフェスタ」開催に伴い、京成佐倉駅北口~佐倉ふるさと広場間に臨時シャトルバスを運行する。平日40分・土休日20分間隔。どちらもうち1往復は、国立歴史民俗博物館発着(東京駅発着「マイタウンダイレクト」と接続)。

東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。
〔草加22〕系統(草加駅西口~見沼代親水公園駅)・〔松04〕系統(松戸駅~新中川橋~八潮駅南口 平日のみ)で、一部の便が運休している。
『日光グリーンスローモビリティ』を、4月27日~11月30日の間運行する。シンクトゥギャザーeCOM10を使用し、日光山輪王寺~西参道入口間を循環運行する。時刻は後日通知。運賃150円(小児80円)で、PASMOなど交通系ICの他、PayPay決済にも対応する。各種パスも利用可。
 新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。

国際興業 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行しているが、感染の状況によって、運行ダイヤを変更する場合があると予告している。

西武バス 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。東久留米駅~東久留米団地~新座団地間及び吉祥寺駅~西武車庫~大泉学園駅~都民農園セコニック間の各系統は、通常運行に復帰した。なお、今後他の系統でも感染の拡大により、平日ダイヤを土曜日または休日のダイヤに変更する場合があると予告している。
 深夜急行バス「Midnight S-tarmine」(池袋駅東口→小手指駅北口)は「発車オーライネット」からの予約のみで、クレジットカードまたはd払いが必要。

関東バス 〔阿01・02・03・04・05・51・52〕〔萩04・05・06・07〕〔中03〕及び阿佐ヶ谷営業所→練馬駅系統は、土休日ダイヤで運行している。阿佐谷〔営〕で予定していたダイヤ改正は、当面の間延期。武蔵野・青梅街道両営業所は、4月16日よりダイヤ改正を実施する。
〔エクスプレス鳥海号〕を、4月15・16・22・23日及び28日~5月7日新宿発・4月10・15・16・22・23日及び29日~5月8日羽後本荘発を臨時に運行する。
 4月1日より、始発地点を23時00分以降に出発する便全てに、深夜運賃を適用している。

立川バス 一般路線は通常通り運行。
 
西東京バス 一般路線は通常通り運行。
 4月1日より、始発地を23時00分以降に出発する全便を深夜バスとして、深夜運賃を適用している。
〔通勤ライナー〕は、早朝の八王子・日野→新宿方向のみ、運行を再開した。
  
京王バス 一般路線は通常通り運行。
 高速バス・新宿~大阪線は、4月21日より運行を再開する。共同運行会社がアルピコ交通になる。
 京王バス小金井は、4月1日付で京王バスに吸収合併された。

小田急バス 4月4日より、〔吉02・03・04・06・13〕〔新10・15・19・20〕〔百02〕〔向10・12〕各系統・吉祥寺駅~吉祥寺営業所・向ヶ丘遊園駅→登戸営業所間で、平日のみ一部便が運休する(〔向10〕は4月12日より、運休便の一部が運行を再開する)。〔渋24〕〔玉07〕系統は、通常運行に復帰している。
 6月頃からを予定として、始発地を23時00分以降に出発する便を深夜バスとして設定し、系統によって異なる深夜バス設定時間帯を統一する。
 
東急バス 〔渋21・22・23・24〕〔杉06〕系統は、平日は臨時ダイヤで運行している。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
 4月1日より〔渋12〕系統(渋谷駅~二子玉川駅)は、土曜1往復以外は〔玉12〕系統(駒沢大学駅~二子玉川駅)に短縮。駒沢大学駅で、〔渋11・82〕〔等13〕系統と、PASMO・Suicaによる乗り継ぎ割引を導入する。また、〔川32〕系統(川崎駅ラゾーナ広場~小杉駅東口~高津駅前)を新設し、〔玉11〕(土休日運行の小杉駅発着系統)〔川34〕〔青51・52〕系統は廃止する。〔青118〕系統は松風台経由に変更する。〔青27〕は平日のみ60分間隔で運行し、土休日は廃止する。この他、現在土曜日を休日ダイヤで運行している一部系統では、土曜日ダイヤによる運行に変更する。

京浜急行バス 〔須1〕系統(横須賀駅~聖徳寺坂上~衣笠駅)は、通常運行に復帰している。
 YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入している。
 京浜島〔営〕(高速専門)は4月14日を持って廃止になり、担当路線は羽田・大森・新子安各営業所に移管される。6月以降の敷地の譲渡が、京急電鉄より公表されている(譲渡先は明らかにされていない)。
 新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。

KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。

銀河鉄道 通常通り運行。小平国分寺線の特別快速便は、運行を継続している(地域センター~国分寺駅北口間は直行し、中央大学付属中学・高等学校方面は経由しない)。4月1日より、一部時刻を変更している。

東京BRT:プレ(一次)運行中。なお、プレ運行(二次)は、工事の入札が不調に終わったため、開始が遅れると思われる(東京都都市整備局のWebより)。
 
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、14系統は全4便、11・17系統は4便中2便が運休している。

新京成バス 一般路線は通常通り運行。

千葉交通 一般路線は通常通り運行。

千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。

千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。

千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダン㈱の「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
 新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。

成田空港交通 一般路線は通常通り運行。

小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。一般路線バスは通常通り運行。
  
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。

平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。

あすか交通 一般路線は通常通り運行。

東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。

関東鉄道 一般路線は通常通り運行。
「かしてつバス1日フリーきっぷ」は、3月いっぱいで発売を終了した。4月1日より、定期券をPASMO・Suicaによる金額式に変更、「バス特」は3月いっぱいで終了した。
 関鉄パープルバスでは4月1日より、「石岡・やさと観光周遊バス」の運行を開始している。石岡駅~いばらきフラワーパーク~十三塚果樹団地~いばらきフラワーパーク~石岡駅間循環運行。平日3便・土休日6便(区間運転含む)運行。土休日のみ1日フリーきっぷを発売(1,000円)。提示により、沿線の施設や店舗で割引やプレゼント等の特典がある。なお、関東鉄道グループの「IC1日乗車券」(土休日のみ発売)は利用できない(普通運賃のICでの支払いは可)。

朝日自動車 通常通り運行。
 新田駅東口~南町・伊原循環線は、2022(R4)年3月いっぱいで廃止した。

阪東自動車 鳥の博物館線(土休日のみ運行)は運休している。その他の路線は通常通り運行。深夜バス運行(深夜割増運賃設定)を予告しているが、今日現在では具体的な発表はない。

茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。

川越観光 マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。 
 マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
 東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)

国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。
 伊勢崎〔営〕(本庄駅~伊勢崎駅路線・桐生市コミュニティバスを運行)は4月1日より、新会社・十王自動車として分社化している。

関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは、3月いっぱいで終了した。4月1日より、ICカード対応路線を拡大している(一部の路線は、車内でのチャージはできない)。

イーグルバス 4月4日より、一般路線全線が通常運行に復帰する。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。

横浜市営 215系統の「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。
「Visaのタッチ決済」を、「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」に拡大している。5月までの毎月10・20・30日は50%キャッシュバックを実施(109系統特急は除く)。
 
横浜交通開発 通常通り運行。100系統(鴨居駅~ららぽーと横浜)は、3月31日を持って廃止した。

川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは運休を継続。時差登校終了時に運行を再開。
 10月1日実施予定で、料金の改定を申請した。大人(現金・ICとも)210→220円・小児(IC)105→110円。通勤定期も値上げするが、通学定期は「子育て世代の経済的負担を軽減するため」値下げする。
 新500円硬貨は、全線で使用できる。

神奈中バス 一般路線は通常通り運行。
 小田急のMaaSアプリ「EMot」で、神奈MaaSチケット「バスもやりMaaS~神奈中がちょっと本気出してみたチケット~」を期間・枚数限定で発売している。1ヶ月1万円で神奈中の一般路線バスが全線乗り放題となり(平日は9時以降の乗務員への提示から)、さらにチケット利用月の25日までに、対象施設40か所(「らーめん花楽」など、沿線の一部ファストフード店舗や、イオン・ららぽーとなど)中4か所を利用する事で、翌月は無料で再度全線乗り放題となる。2~4月の各月分を、前月の17日10時から発売する。各月先着200枚限定。

相鉄バス 4月1日(横浜・旭〔営〕)及び4日(綾瀬〔営〕)実施の改正ダイヤの下に、通常通り運行。

臨港バス 一般路線は通常通り運行。
「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行される。
  
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
 横浜・鎌倉〔営〕は4月6日にダイヤ改正を実施した。横浜〔営〕は〔船05〕系統以外の全系統、鎌倉〔営〕は〔T8〕〔T81〕(平日のみ)〔N45〕(土休日のみ)〔T61〕(土休日のみ)各系統で改正。横浜〔営〕は区間運転系統を新規に設定する。
 1日乗車券「江ノ電バスのり旅きっぷ」を、実証実験として発売している。来年3月15日までの予定。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。1端末につき大人1人・小児3人まで利用可能。

箱根登山バス 4月4日実施の改正ダイヤの下に、通常通り運行。
 座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている(土休日のみ運行)。下り小田原駅10時15分発(箱根ターンパイク経由)・箱根湯本駅11時50分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発・16時00分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行。乗車券小田原駅発大人1,200円・小児600円、箱根湯本駅発着大人980円・小児490円+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発見。

伊豆箱根バス 沼津駅~沼津港間のEVバスは、点検のため運休中(一般車両で代走)。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している。
 湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、特別ダイヤにおいて運行中。
「歴バスのるーら」は、「てつざえもん号」「義時号」の2ルートに分割の上、通常運行を再開している(土休日を中心に運行)。「北条 義時ゆかりの國 伊豆の国」ラッピング車で運行。
「函南町拠点循環バス」実証運行を行っている。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。10月31日まで運行予定。
 三島市の自主運行バス「なかざと号」「せせらぎ号」は4月1日より運賃改定を実施し、一日乗車券(両路線とも大人300円)を発売。「なかざと号」は一部経路を変更し、休日も運行。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。
 新500円硬貨は、全線で使用できる。

富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。4月4日にダイヤ改正を実施。
 
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線共に、通常通り運行。

富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は、9~17時台の30分間隔運行に減便している。「グリーンライン」(西湖)は4本、「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。富士スバルライン五合目線は、土休日のみ1往復運行。
 4月16日~5月29日、河口湖駅~富士芝桜まつり会場間「富士芝桜ライナー」を運行。期間中毎日6往復、特定日3往復を運行。

富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。

富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中(4月5日まで1往復増便している)。
 高速バス・沼津~東京駅線及び沼津・(三島)~渋谷・新宿線は、再度運休している。

富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。4月16日~5月29日(土休日のみ)、新富士駅・富士宮駅~富士芝桜まつり会場間「富士芝桜ライナー」を運行。新富士駅発1便・会場発2便。

山梨交通 一般路線は通常通り運行。

東海バス 4月1日実施の改正ダイヤの下に、通常通り運行。中伊豆線(修善寺駅~地蔵堂・筏場)の運行を開始している(伊豆市自主運行バス・伊豆箱根バスから引き継ぎ)。内浦線(沼津駅~木負・江梨・戸田)は一部便の取りやめ・運行区間短縮や、経由地の変更がある。下田では中学校の統合による路線の再編成がある。この他、減便や経由地の変更を行う路線が多数ある。天城峠のフリー乗車は3月29日を持って、取り扱いを廃止した。
 定期観光バスは引き続き全便運休。
 ボンネットバス「伊豆の踊子号」は、105周年記念の一環で、半年間のリニューアル整備に入っている。整備の様子は、整備を行う新明工業株式会社のブログ(https://blog.shinmei.co.jp/restore/)で公開している。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している。
 フリーきっぷ全種類を、小田急のMaaSアプリ「EMot」で発売している。「EMot」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円(大人1人に対し、小児5人まで)。
 伊豆観光情報サイト「Izu-Letters」を開設している。
 3月30日より、PASMOを全エリアの一般路線に導入した。通学関連以外の回数券は、発売を終了している。通学関連は4月1日発売より、枚数を13→11枚つづりに変更する。
 新500円硬貨は、一般路線全線で使用できる。

JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
「秦野丹沢登山号」は4月2日よりダイヤ改正を実施。東名向ヶ丘・東名江田・東名大和に新規停車し、秦野丹沢登山口大倉発を17時30分に繰り下げ。4月17日より新東名経由に変更し、東京→大倉間1時間18分・大倉→東京間1時間28分に短縮。なお、来年3月31日まで運行予定(実証運行中・土休日を中心に運行)。
 JR竹芝水素シャトルバスは、平日は東京駅丸の内南口11時00分~19時30分発の8回、土休日10時50分~19時30分発の11回を運行。なお、以降9月いっぱいまで平日2便・土休日3便が東京タワーを経由する(全体の運行回数は変更なし)。

 一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
 東急の運賃改定の認可が下りるなど、鉄道・バスとも、運賃・料金関連の見直しが多々あります。子育て世代対策として子供・学生関係の値下げを行う所(小田急の「子どもIC運賃50円均一」は典型)もあるが、大半は値上げになります。また、回数券の廃止や縮小、ポイントサービスの縮小(逆に拡大もあるが)と、残念ながら、利用の負担は増していくようです。これが、ただでさえ利用者の大幅減少に悩む公共交通にとって、さらに利用者の逸走につながったりはしないかという懸念はあります。交通事業者の努力だけではダメで、何とか政治や行政が手を打ってくれれば、とは思っていますが、どうなっていくでしょうか。

 当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
 当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。

 BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは今月以降どこかの時点、少なくとも半年以内には、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。


《今日のニュースから》 
 8日 隅田川花火大会 3年連続の中止決定
 9日 オリックス 山本 由伸投手18連勝 球団記録更新

 ウクライナの鉄道駅への爆撃は、ただショック…。(私自身が)もう少し落ち着いてからでないとああだこうだは書けないが、これまで日本ではびこってきた、どこか「おとぎ話」的でぬるい、はっきり言って活動家たちの自己満足に過ぎない「平和運動」では、大国による暴虐的軍事侵攻は止められない事が、はっきりしてしまった。どうしたら、「『軍事力・武力・暴力』を超越できる、『平和的で確実な抑止力』を持てるのか」、そういうレベルで反戦とか平和とかを、全世界規模で考えなければならない時が来たと思う。そんなものがあるのかどうか、正直覚束ないけれど。
(ウクライナからの避難民を乗せたLOT機が成田に着いたが、スペシャルカラーだ。よく解らないが、色遣いからして、ポーランドの国旗のイメージなのだろうか?)

№2483 3月 「青春18きっぷ」気まぐれ旅行PART1 その3〈終〉JR武豊線と名鉄西尾・蒲郡線

2022_0308_00 武豊線.jpg
「青春18きっぷ」愛知旅行3日目、最終日は、JR武豊線と、名鉄西尾・蒲郡線に乗る事になります。
 思いっきり年齢をバラしてしまう事になるが、武豊線に乗るのは国鉄時代末期、もちろん非電化時代以来、三十数年ぶりになりました。キハ20形が走っていたなんて、今の目で見たら信じがたい。

 3月 8日(火)

2022_0308_01 鶴舞線ホームローソン.jpg
 地下鉄鶴舞線丸の内駅のホームの、ミニローソン。

2022_0308_02 名鉄堀川バス停上屋.jpg
 武豊線に行く前に、堀田で市バス〔基幹1〕系統の車両と、名鉄の駅で名鉄電車を少し撮影。市バスの方は、先日本体の方で公開しました。市バス撮影場所の近くの、名鉄堀田バス停。

2022_0308_03 名鉄堀川バス停時刻表.jpg
 名鉄堀田バス停は名鉄線を挟んで南北2か所にあり、この南側は、〔基幹1〕は停車しない。〔金山18〕〔瑞穂巡回〕のみ停車。

2022_0308_04 武豊線.jpg
 駅で名鉄電車を数枚撮った後、一旦金山に戻り、「青春18きっぷ」の使用を開始して、JRで大府へ。武豊線に乗ります。

2022_0308_04 武豊線.jpg
 石浜駅。上り列車が待っている。
 何しろ三十数年ぶりの話なので、ほぼ初めて乗るような感覚(しかも電車は完全に初めてだし)。

2022_0308_05 線路.jpg
 武豊線は貨物列車も走っているという事もあってか、線路の状態は、案外良い。直線も長いところが多い。

2022_0308_06 運賃表.jpg
 武豊線で運用される313系1300番台は、転換クロスシート+ワンマン仕様、というのが特徴か。車端部に運賃表があるが、関西本線・中央本線(中津川~松本間)も掲載されている。共通運用だ。場違いだけれどね。

2022_0308_07 武豊駅.jpg
 終点、武豊駅。棒線の駅(他に側線がある)。

2022_0308_08 武豊駅駅舎内.jpg
 案の定、無人駅。「青春18きっぷ」で改札を通過するには、近くのインターホンでオペレーターに申告した上、改札を通してもらった後、カメラ機能がある券売機(一番右)できっぷを示す必要がある。完全なド田舎の無人駅はまだしも、遠隔操作方式の駅だと、めんどくさい事この上ない。一瞬、「『青春18きっぷ』こそ、スマホアプリに搭載可能にして、スマホをかざせば改札を通れるような仕組みにしてしまえばいいじゃんか」とか思った(技術的にできるかは解らないが)。

2022_0308_09 武豊駅のあゆみ.jpg
「武豊駅のあゆみ」。武豊線って、非常に歴史が長い(東海道本線より古い)のだが、一番上の「東京駅にならんで 日本で一番高い駅」(もちろんなぞなぞ)の意味、解りますか?
 武豊線は歴史上の経緯から、武豊→大府が下り、その逆が上りで、武豊に到着する列車は、全て上り列車になるわけです。確かに列車番号も、武豊発が奇数・武豊行が偶数です。
(東京は、近年は上野東京ラインの存在もあるから、上下関係がやや曖昧になっている部分も、なくはない)

 さて、思いっきり端折ってしまうが、大府に戻り、東海道本線で刈谷へ、そして名鉄三河線に乗り換えます。

2022_0308_10 知立駅.jpg
 知立駅。長年高架化工事が行われているが、正直前進のペースが遅いような気がする。

2022_0308_11 連続交差事業.jpg
 駅には連続立体交差事業についてのお知らせも掲げられていて、たぶんスタート時に作られたと思うのだが、現在は「Step3」(左の一番下)の段階。どの線路も高架切り替え、という状況には、まだ程遠いように思えました。

2022_0308_12 名鉄急行特別車.jpg
 名古屋本線では現在、平日のみ上り急行1本の特別車の営業が行われています。本来は特急への送り込みで特別車は回送扱いだったのだろうが、このコロナ禍の影響があるだろう。

2022_0308_13 名鉄三河線ワンマン改造車.jpg
 6000系の三河線ワンマン運転対応改造車。最初期の、固定窓のグループも入っている。三河線は車内での精算は行わず、無人駅でも全部のドアが開く(最近のJR東日本のワンマン化路線もそう)。
 吉良吉田行快速急行で、西尾線を経由して一気に吉良吉田へ。

2022_0308_14 吉良吉田.jpg
 吉良吉田駅。かつては西尾線・蒲郡線・三河線の接続駅だったが、三河線(吉良吉田~碧南)は廃線。今の蒲郡線は、以前の三河線のホームに発着する。西尾線から乗り換えるには、中間改札を通る必要がある。

2022_0308_15 吉良吉田駅ICカード精算書.jpg
 蒲郡線は、基本的にはICカード(manaca)は導入されていない。ただし、吉良吉田に関わる利用のみ、中間改札で行先を申告して先に精算を済ませる事により、利用する事ができる。その際、レシートのような精算済み証を渡される。これを降車時に運賃箱に入れる(蒲郡では改札口で渡す)。

2022_0308_16 三河線ワンマン編成車内.jpg
 やはり6000系2連のワンマン運転だが、三河線向けと違って、車内のリニューアルは行われていない。蒲郡線は車内精算方式なので、基本的に2両目はドアは開かない。

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 沿線はこんな感じの田舎。

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 一方で右手には、海を見る事も。

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 西浦で行き違い。

2022_0308_20 形原駅.jpg
 次の形原は、行き違いはできるが、有効長は2両分しかない。
 やはり蒲郡線は、名鉄という大手私鉄の一路線ではあるが、ローカル私鉄並みのレベルという感じ。確かに、独立した鉄道会社だったら、命運尽きる所かも知れない。平成の世が始まった頃には名古屋直通の全車指定席の特急の設定もあったのだから、確かに凋落は著しいものがあります。沿線自治体共々活性化の道の模索は行われていて、その一環でこの後、白帯を巻いた6000系(その全車指定席の特急で走った7700系を模したもの)も走り出したりはしているが、IC導入が除外になっている事でも解る通り、この先はやはり厳しいものが待ち受けているように思えました。

2022_0308_21 蒲郡駅.jpg
 蒲郡駅。今の蒲郡線で駅員がいるのは、ここと吉良吉田、両端だけ。

2022_0308_22 ラグーナテンボス直行バス.jpg
 名鉄バスの路線バスは少なく、代わってラグーナテンボスへの送迎バスが現れるが、たぶん元東急バスで、自由ヶ丘から駒沢へ行く路線で使っていたものだと思う。

2022_0308_23 JR蒲郡駅最終電車繰り上げ告知.jpg
 再び「青春18きっぷ」でJR線。駅構内には、上り最終繰り上げのお知らせが貼られている。岡崎以遠最終の区間快速が、新ダイヤでは岡崎から先も快速運転となるため、対豊橋は4分の繰り上げだが、通過となる中間4駅へは、20分早い普通電車が最終になる。

 この先は普通列車を乗り継いで行くが、既に何度も通っている区間だし、だんだん暗くもなってくるから、特に見どころみたいなものはない。

2022_0308_24 富士停車中.jpg
 富士停車中の450M。2分停車の間に、キヤ97形が入ってきた。

2022_0308_25 熱海駅表示.jpg
 熱海駅の表示。12日の改正で消滅する、「黒磯」の表記。静岡県の駅から、福島県からそう遠くない所まで、1本で行けてしまう列車だったのだが。

2022_0308_26 上野東京ライン黒磯行表示.jpg
 1662E列車の行先表記。E231系では、「黒磯」は見納め。
 小田原で、始発の1934Eが先発するので、乗り換えて戸塚へ(平日だけ乗り換えができたが、新ダイヤでは不可)。

 こうして、3日間の愛知の旅が終わりました。同じホテルに連泊する事で、割と余裕のある乗り歩きが出来たように思います。315系導入のような、数少ない明るい話題に直接接した一方、市営地下鉄のワンマン化とか、あるいは名鉄蒲郡線の現状を見る事で、愛知の鉄道も、明暗様々な方向に動いている事を実感させられた3日間でした。
 それにしても、余裕があったとはいえ、愛知県だけでも3日間では、やはり足りない。特に名鉄。もっと乗って、もっと撮りたいです。
 月の後半にはもっと遠く、神戸経由で広島に行きます。「青春18きっぷ」の旅、と言いながら最終日は飛行機で帰ってくる事になるのだが、来週以降書きます。

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《今日のニュースから》 
 7日 マツダ 初のプラグインハイブリッド車「CUX-60」発売発表

 藤子不二雄Ⓐ先生が亡くなられました。お悔やみを申し上げます。藤子・F・不二雄ミュージアムからも、お悔やみのメッセージが発出されていました。今後は、「藤子不二雄」としての二人の足跡をたどる展示とかも、企画されたら良ろしいかと思います。去年くらいから、漫画界のレジェンドが、どんどんいなくなってしまっている…。
 今日は、学校の新入式。町中には、親御さんに連れられた、新小学生の子供たちの姿が多数見られました。皆可愛いけれど、マスクだけがねえ…。ウクライナ危機の影に隠れた感があるが、日本では感染が再拡大傾向にあり、今日もプロ野球(阪神vsDeNA)がコロナ禍の影響で中止になったりしています。という状況では仕方がなかろうし、親御さんも心配だろう、とは思うが、やはり教育現場で「リモート」一本は、完全に限界が露呈されている。何とか対面で授業を続ける体制を、構築し続けて欲しい。そういえば2年前は、この機に新学年を秋に変更できないかとか言う議論も、結構活発にやっていましたよねえ。でも、やはり日本でそれは合わないと思う。少なくとも「新学年=桜」のイメージが定着してしまっている私には、到底イメージできない。
 新小学生はこれから6年間、「コロナ」「ウクライナ」に何を見て、何を感じる事になるのだろうか。