「JTB時刻表2022年4月号」、三連休があったためかいつもより少々早く、19日に発売になりました。
表紙は、東武特急スペーシアの、DRC復刻色。撮影場所の記載がないが、雰囲気からして、栗橋~新古河間の、利根川を渡った先の上り列車ではないかと。スペーシアは、スカイツリー開業に合わせてリニューアルされ、同時に「雅」「粋」「サニーコーラル」の3色になったのだけれど、その後一部が「日光詣」になり、さらに近年になって、デビュー当時の復刻と、このDRC色の復刻が見られるようになりました。だから9編成に6種類のカラーパターンがあって、一番カラフルな時期を迎えています。
「のりもの情報局」は、今月は表見返しに戻りました。「広島電鉄 ひろでん缶マグネットがチャ第2弾」「えちごトキめき鉄道『直江津D51レールパーク』営業再開」「津軽鉄道『開運入場券(寅)』発売中。
広電の缶マグネットは、他都市からの移籍車両と、「被爆電車651号車」の6種類+レア。しかし広電でさえ現状は厳しくて、電車は28日にダイヤ改正が行われるがまた減便で、特に③号線の朝ラッシュ時が8→15分毎に大幅削減(代替措置で、②号線宮島→広電前直通4本を、広島駅行からの行先変更の形で運行)、その②号線は、廿日市→宮島口・宮島口→西広島で最終繰り上げ(広島駅→廿日市は繰り下げ)、①号線の初電の繰り上げ、⑨号線の江波車庫直通便削減と、運転間隔拡大、と厳しい内容になっています。広電でこうだとなあ、という印象もあるが、本決まりではないが、今「青春18きっぷ」シーズンの内に、広島行を考えていて、今の広電の現実、みたいなものを見てきたいと考えています。
2022春 私鉄ダイヤ改正注目トピックス
前回のJRグループに続いて、今回は主要な私鉄、特に関東地方についてまとめられています。
基本的には各社のリリース内容をそのまま踏まえた内容でしょうか。
(各社発行の時刻表なども踏まえて)いくつか付け加えると、
①小田急 … 快速急行は平日・土休日共、小田原発着は下り海老名始発1本を除いて、新松田~小田原間を急行に変更(開成に停車)、土休日の片瀬江ノ島延長運転は取りやめになった。
②京成 … 日中の成田空港発着本線特急は、佐倉発着の快速に変更。本線の成田空港発着は、西馬込発着の快速(20分間隔)に変更。夕刻の京成上野発着アクセス特急は、一部が京成上野~青砥間を普通列車として運行。
③京急 … 平日の三崎口行快特が半減して京急久里浜発着に短縮(去年10月からだが、あくまで緊急措置だったのか)
④東京都 … 浅草線のエアポート快特は、日中は羽田空港~成田空港間通しの列車(京成線内アクセス特急)のみの設定。新宿線の急行は一部時間帯のみ48分間隔とやや半端で、京王線に直通する列車も設定(京王線内区間急行)
⑤東急 … 東横線は、日中の菊名折返しを削減。
⑥京王 … 相模原線・京王多摩センター~橋本間は、特急・急行を各駅停車に変更しての運行が、土休日でも実施。
⑦西武 … 平日の日中は、狭山線が20分間隔、飯能~西武秩父間が約40分間隔に削減。
⑧東武 … 南栗橋以北の、栃木県内の普通列車は、原則すべて20400型に統一。それ以外は野岩鉄道から乗り入れの〔AIZUマウントエクスプレス〕・普通各1往復の鬼怒川温泉発着のみ。春日部→北越谷間の9・10時台は、ほぼ準急のみ。
⑨ … その他、東京メトロは、日中は銀座線が毎時18本(3~4分間隔)・丸の内線が毎時13本(平均4~5分間隔)に削減。野岩鉄道は、普通・〔AIZUマウントエクスプレス〕〔リバティ南会津〕全て含めて10往復のみに削減。
北総鉄道の、秋の運賃値下げも見据えた増発、というのもあるが、やはり全体的に減量色が極めて濃くなっているのは、現状ではしょうがないにしても、やはり辛い。ここにはないが近鉄もこのあと4月23日に南大阪線系統のダイヤ改正を控えているが、急行・準急の運行区間の短縮や、吉野線内全線でワンマン運転実施が行われる事になっています。吉野線も観光がないと実態はローカル線、だから、観光需要が減少してしまったら、厳しい。
全体的な傾向としては、「減便」以外では、①夕刻・夜間の「ライナー列車」の運転時間帯の前倒し ①急行系列車の削減や停車駅追加による所要時間の増大 が挙げられます。
辛い辛いとばかり言っても仕方がないが、JRも含めてだが、運行本数の減少が行われる、という事は、都市部においては、ダイヤ編成上の「しがらみ」が少なくなる事も意味していると思います(副作用になるが、JR東日本の東海道本線では、ラッシュ時の所要時間が短縮されている)。一例として、特に関東の相互直通路線では、会社が変わるたびに種別名称がくるくる変わったりして、私たちは良くても、ヨソ者にはちょっと困ってしまうのではないか(特に空港に直結する、京急~都営浅草線~京成)。そういう案内上の問題・課題を解決する機会とも、言えるのではないだろうか。旅客の減少傾向は残念ながらしばらくは続くのだろうが、であれば逆にこの機を利用し、関係各社で持ち寄って、相直の系統毎に抜本的な白紙ダイヤ改正を行って、もっと「解りやすい」単純なダイヤ構成を追求する事も、アリなのではないかと考えます。
「今年注目の新型車両」として、我が横浜市のブルーライン4000形があります。最初の計画では確か、3000V形で3000形を置き替えていく事になっていたと思うが、結局3000V形は1編成(3611F)で終わり、となるようです。4000番台を地下鉄の形式名称で使うのは、日本の全地下鉄で初めて、のはずです(旧営団日比谷線3000系には4000番台の車両があった)。
大阪メトロは、30000A系は万博終了後は他線に転用、その後の400系については触れられていなかった。これまた大胆な正面デザインなのだが。
特集のページ
「NEWS」は、福岡市営地下鉄七隈線3000A系。来年度の博多延伸を見据えた新型車両。延伸開業は恐らく、再来年の今頃になると思われる。
会社線は、今号は1ページだけで全部バス。いよいよ上高地が山開きを迎えて、4月17日の新宿~上高地線を皮切りに、各地と上高地との各路線がスタートする模様です。
日豊本線の特急は、5月17日・6月14日に一部列車、一部区間が運休。〔にちりん3・6・7・9・12号〕〔にちりんシーガイア5号〕は、5月17日は佐伯~宮崎・宮崎空港間が運休(延岡~宮崎・宮崎空港間は〔ひゅうが〕として運行。6月14日は佐伯~延岡間が運休。また〔きりしま7・8・9・10・11・12号〕は、5月の火曜日は全て運休。
しかし、理由が解らない。時刻表にもないし、JR九州の公式Webでも見つからなかった。〔にちりん〕は佐伯~延岡間の保線の工事と思われるが、5月17日も6月14日も、取りやめになる区間は変わらないのに、なぜ延岡以南の運行内容が変わるのか。〔きりしま〕に関しては、普通列車1往復(6942M・6943M)も都城~国分間が運休になるので、この区間の保線の工事と考えられます。特急が運休になるのだから、公式Webで早めに理由を記して欲しい。〔にちりん14号〕は編成を変更し、グリーン車個室・DXグリーンの設定はなし。
これを書いていて気づいたが、南宮崎~鹿児島中央間は、〔きりしま〕も普通列車もほとんど全て、新ダイヤから列車番号が6000番台になっている(吉松→鹿児島中央間直通1本のみ、5223Dで変わっていない)。
学園都市線(札沼線)は北海道新幹線の工事らしいが、4月16・23日、5月21・28日は札幌23時37分発当別行651Mが運休になり、最終23時59分発1653Mは当別へ延長(9653Mとして運行)。またその翌日は当別6時00分発522Mが運休になり、初列車の5時33分発520M(~3822M〔エアポート60号〕)は、札幌で乗り換え。なぜ運休するのが最終・初列車ではないのか、どのような工事なのだろう。
会社線は、特集ページでも書いたが、上高地路線のアルピコ交通バス。電車が一部不通のまま山開きを迎えそうなので、あるいは松本発着便の運行があるのかと思っていたが、新島々~上高地間での運行開始となるようです。
箱根登山バスの湯河原駅→小田原駅路線は、平日の片道1本だけ運行されているが、4月1日を持って廃止になります。平成が始まった頃は、小田原~熱海間で1~2時間に1本程度は運行があったのに。湯河原~熱海間は東海バスが引き継いでいるが、これも4月1日より1日5往復に削減されます。
国際線航空は、「新型コロナウィルス感染症の影響」とは引き続き記されているが、ウクライナ危機の影響に関しては、今号に関しては記されていない。
次号は、実質「10連休」のGWの直前、になるが、コロナ禍の行方が定まらないままでは、ウキウキワクワク、とは行かないだろう。それと東北新幹線は、見込み通りの来月20日までには、全線で再開できるのだろうか?
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BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。このため当ブログは来月・4月以降どこかの時点、少なくとも半年以内には、「Seesaaブログ」に移転する予定です。その時期になったら、改めてお知らせします。
今日は2020(H2)年に起きた京成線の脱線事故(京成から北総にリースされていた7800形の台車に亀裂)や、それより前に起きたJAC機の奄美大島の滑走路離脱、さらにその前、2019(H元)年に起きた、台湾のLCCの乱気流遭遇によるCA負傷事故などの報告書が出ました。京成の一件は複雑なのだが、全体に時間がかかっている印象です。あるいはこれも、コロナ禍の影響が出ているのか。
《今日のニュースから》
23日 上野動物園 2か月ぶり再開
24日 田中 邦衛氏死去1年 富良野市に市民有志の献花台設置
今日は明暗様々あって少々頭がごちゃごちゃ整理がつかないが、ともかく今日は!サッカーW杯出場決定おめでとうございます!ですよ!!1勝2敗から、6連勝!
それにしても、TVの生中継がないとは。NHK-BS1は、今最終予選は全試合中継がなかったし、今日は民放の地上波放送もなかった。DAZNの配信のみ(ラジオは、東京はニッポン放送の中継があった)。これもTV→ネットという、動画配信事情の変化を象徴しているのか。あまりいい方向ではない気がする。