昨日の晩は床に就いて間もなく、大きな揺れに出くわしました。あの時は金縛りみたいな感じで、パッと飛び起きるという事はなかったが、翌朝になって、東北新幹線やまびこの脱線を知りました。新幹線で犠牲者が出なかったのは幸いだが、ニュース画像を見た感じだと、どうも全面復旧までは、少なくとも今月一杯はかかりそうです(JR東日本は、全線再開は今月中は厳しい、としている)。東日本大震災以降、東北新幹線は地震で大きな被害を受ける事が多くなりました。在来線も被害が大きいようで、今日現在では、鉄道で仙台に行く事が出来なくなっています。
(〔こまち〕も直通運行できないので、〔いなほ〕1往復が酒田~秋田間を臨時快速として延長運行を行っている。利用すると、東京~秋田間は新潟経由で約6時間)
「バスジャパン・ハンドブックシリーズ」(以下「BJシリーズ」)最新刊、「V108 那覇バス 琉球バス交通」は、先月末には発売になっていたが、また少々遅くなりました。
BJシリーズで沖縄の事業者が出てくるのはもちろん初めてで、少々意外なチョイスになりました。どちらも今は北九州に本社を構えるタクシー事業者・第一交通産業の傘下になり、那覇バスの市内線を除くとカラーも共通になって、かなり共通化された印象があります。なので、基本的には琉球・那覇で統一して、データを分析します。
◆ 那覇バス・琉球バス交通の車両たち
多少、ここは違うんじゃないの?と思える部分が、データを整理して感じられました。その部分を私なりに整理した結果で、両社の車両の傾向を分析します。
(なのでテキストと若干数値が食い違う所があります)
1.グループ全体では、乗合は390台。那覇が147台、琉球が243台で、ほぼ1:2の割合になります。高速は17台(那覇6台・琉球11台)、貸切は154台(那覇68台・琉球84台)、定期観光は那覇の4台のみ。
両社合計で565台になるが、全体から見た用途別割合は、乗合69.03%(那覇65.33%・琉球71.47%)・高速3.01%(那覇2.67%・琉球3.24%)・貸切27.26%(琉球30.22%・25.29%)・定観0.71%(那覇のみ)となり、貸切車が全体の1/4以上となりました。過去のBJシリーズで、グループ全体で貸切車の割合がこれだけ高い事業者は、初めてです。
一方で高速は少ないが、①当然他県への展開はない ②県内に高速道路が沖縄道1本しかないし、高速バスの行先として有力な目的地は限られている ③メインの那覇~名護路線は他に沖縄・東陽も交えた4社共同運行の上、近年は他事業者の新規参入もあり、独力の開発は難しい という事が挙げられると思われます。
2.まず事業所そのものでは、琉球は、那覇市内には営業所・出張所という、車両を配置した事業所がない。那覇も石嶺と具志しかないが、基本的に市内路線中心の那覇、郊外線がメインの琉球、という構図になるかと思います。琉球の具志川〔営〕はうるま市にあり、那覇市内にある那覇の具志〔営〕とは全く違う場所。
沖縄県は那覇市一極集中の傾向があるので乗合は当然、那覇市内及び脇を固める市町にある事業所への配置が多くなります。琉球は新川〔営〕55台・具志〔営〕50台で、この両営業所で、全体の71.42%になります。乗合は全体の61.97%(88台)が市内線仕様。
那覇は豊見城〔営〕89台・具志川〔営〕77台、合計166台で、この両営業所で、全体の68.31%と7割近くになりました。那覇から結構遠い具志川〔営〕に配置が多いのは、那覇市内とうるま市を結ぶ便が、やや長距離ながら比較的多い、という事でしょうか。あとは配下の出張所に12~20台の配置と、そんなに多くはない。名護〔出〕以外は皆南部に立地しています。
高速は、那覇は具志〔営〕のみ、琉球は名護〔出〕の6台が一番多く、琉球便は名護をベースにしたダイヤ・運用になっていると考えられます。
貸切は、那覇は観光部のみ。琉球は豊崎〔営〕が貸切専門で、あとは具志川〔営〕・名護〔営〕に配置があります。郊外が少ないのは、本土からの入り込みが中心になっているから、当然の傾向でしょう。
3.平均車齢を、用途別に出してみました(2021(R3)年を0年とします)。
① 乗合車は、グループ全体では14.01年と、やはり高齢化している傾向で、那覇15.97年・琉球12.83年と、琉球の方がやや若い。
年式毎で見ると2つの山があり、1993(H5)~2008(H16)年と、2012(H20)~2021(R3)年と別れていて、間の2009(H21)~2011(H23)年式が存在しない(2019(H31~R元)年式もない)。やや極端な傾向が見られ、前半の山は224台中、自社導入は11台しかない。対して、後半の山は166台の内1台を除いて、全て自社導入。後半の山は圧倒的に琉球が多く、那覇は43台だけ。両社合わせると、2016(H28)年式が55台で圧倒的に多く、両社合計の乗合車の14.10%を占める。次いで2014(R26)年度の44台(11.28%)で、2010年代に入って、ノンステップ車を相当強力に導入した結果と言えます。ただし、大型車は2018(H30)年を最後に導入がなく、令和になってからの3台は、沖縄市コミュニティバス用のポンチョと、北中城村観光周遊バス用のコースター(共に琉球)。前半の山では、1998(H10)年式が38台で、両社合計の乗合車全体の9.74%。
事業所別では、琉球は具志川〔営〕が8.69年と相当若返った。63台が2013(H25)年以降の導入で全体の81.82%。豊見城〔営〕も12.63年で、89台中45台が2012(H24)年以降の車両。逆に出張所は高齢化の傾向があって、百名〔出〕は21.42年。一番若くて2005(H17)年式。那覇は全て平均に近く、営業所による差はあまり大きくない。
最古参は、那覇の西原〔営〕2台・石嶺〔営〕1台の1993(H5)年式。乗合では「沖縄22」が両社合わせて6台残っています。
② 高速車は、両社合計17台の平均が17.35年で、一般の乗合より高齢化している。那覇と琉球で大きな差はない。1998(H10)~2010(H22)年の間に集中していて、17台中自社発注は2台のみ。最古参は琉球・名護〔営〕に配置されている1998(H10)年式で、日デの自社発注車。
③ 貸切車は両社合計の平均が13.55年。逆に乗合車より若くなりました。全体には経年化しているが、乗合車より若いのは本土ではほとんどないはずで、この辺も沖縄らしいのかなあ。
ただ、年式のバラつきが割とあって、2005(H17)年式が25台(16.23%)、2016(H28)年式が22台(14.29%)、2009(H21)年式が20台(12.99%)になっています。
那覇と琉球の差は大きくはない。琉球・名護〔出〕が23.55年と図抜けて高く、一番若い車両が2005(H17)年式。貸切の最古参もここ(ただし名護市コミュニティ)。名護は本土からの入り込みを受け入れる事はあまりないだろうと思われるので、こうなっているのか。貸切では、「沖縄22」が両社合わせて27台残っています。
4.乗合車のノンステップ率は、グループ全体では59.49%と、結構高い。琉球は65.43%と、2/3に近づきました。那覇は49.66%で半分近く。2社合計で117台が2013(H25)年以降の自社導入で、ノンステップ車全体の半分を超えている。近年の大量導入は効果があったようです。琉球・糸満〔出〕が84.62%(13台中11台だが)、具志川〔営〕が84.42%。逆に百名〔出〕は2007(H15)年式エルガの1台のみ。
ハイブリッド・CNGなどの低公害車は導入がない。
5.中古車両は、両社合計で252台。全体の44.60%と、半分近い。
譲渡元は27者(茨城急行と国際十王は共に元は東武バスだが、別々にカウント)。京浜急行バスが図抜けて多い。乗合111台は乗合の中古車全体(214台)の51.87%で半分以上、自社導入まで含めた乗合車全体でも28.46%と1/4を上回り、グループ全体の一大勢力になっています。次に多いのは東急バスで、53台、乗合の中古車全体の24.77%。他の譲渡元は全部一桁。関東地方が多い。
高速車も17台中14台は元京浜急行バス。
貸切車は、譲渡元は全て貸切専業で、ケーエス北の星観光バスが7台と最も多く、次がニッコー観光バスの6台。札幌第一交通からも2台譲渡があり、北海道からはるばる渡ってくる車両があるのが面白い。琉球バスも夏には稚内に貸し出されるそうで、車両面で北海道と沖縄の行き来が多いのが興味深い。
こうしてみると、グループ外事業者も含めてだが、沖縄のバス事業もまた、那覇市一極集中になりがちな傾向にあると言えます。車両面でも、特に乗合は自社導入ノンステップバスは、那覇市近郊の事業者に集中して導入しているし、貸切も若年車は那覇市近郊に集められている。那覇市が沖縄県で一番人口が多い県庁所在地で、本土からの玄関口も那覇空港であれば、当然ではあるでしょう。
◆那覇バス・琉球バス交通のあゆみ
沖縄のバスの歴史についてはこれまでにもバス趣味各誌で何度か取り上げられている所だが、やはり一番の転機は「730」という事になるか。直接的な車両の運行方や代替だけでなく、この時に生じた出来事(バス業界外も含めて)が、後々何年、何十年と沖縄のバス事業全体に(あまりいい方向ではない形で)影響を与え続けたという事だろう。
今回は、特に1980年代以降繰り返された労働争議に、だいぶテキストが割かれている。一つは、沖縄のバス全体を巻き込んだ、再編成(統合合併)を模索する経営側と、それに反発する労働組合、もう一つは「ゆいレール」開業以降の、特に旧那覇交通の本土資本(第一交通産業)による救済策と、それに反発する労働組合の闘争に分けられる。経営が悪化すると労使の関係が悪くなるのは本土も同じだが、特に沖縄は米軍基地を多数抱えているので、政治的な意味も込められるのかも知れない(特に旧琉球バスは米軍輸送も大々的にやっていたので)。
第一交通産業は、今でも労働側にはイメージが良くない。検索すれば、第一交通産業を批判する記事は、いくらでも出てくる。特に旧那覇交通引き受けの際には、一時ドライバー不足に陥ったりもして、労働側の抵抗が激しかった事が伺え、その影響を引きずっているのだろう。ただ、沖縄のバスに限らないが、最初の内は労働側もそれなりに激しく抵抗していても、いよいよ会社が進退窮まってくると、実は労働側には選択肢がほとんどなくなってくる、というのが本当の所ではないだろうか?沖縄のバスに限らず、上は日本航空から下は中国バスまで、みんなそう。最終的には、雇用を護る事が絶対条件だから、どこかで妥協を強いられる事になる。労働側の「負け戦」となっても。それが、第一交通産業グループとなった那覇バス・琉球バス交通の闘争の結末では、なかっただろうか。
(こんな事を書いたのは、私が私鉄勤務時代、同僚が労組の役員でもあって、何度か沖縄にも行って、話を聞かされもしていたので)
那覇の新バスターミナルは、もう少し大きく書かれても良かったかも知れない。
◆那覇バス・琉球バス交通のいる風景
やはり、海!特に辺士名の路線の沿線はきれいだなあ。街もそうだけれど、やはり沖縄は本土とはまるで違う、東南アジアの香りがプンプンする土地なのだと、実際に数度足を運んでみても、実感する所です。海だけでなく、街の、特に民家の造りなんてそう。読谷〔出〕は配置台数は少ないが、新ブルーリボンも見えたりして、乗合車の車齢は12.65年だから豊見城〔営〕とそんなに違いはない。那覇市内に向かうバスが1時間に4本はある(沖縄バスと共同運行)。1時間30分はかかるが。ダイバーが路線バスを利用してくれると良いのだが。
◆“琉球の風”を感じに行こう!
谷口さん、沖縄は初めてですか。11月23~24日は、沖縄もそれなりに寒かったらしい。この先もそうで、無論本土ほどではないだろうが、海からの風が涼しい、という事だろうか。
東洋バスの「730」車にあったのは運が良かったのか、初めから会えるように行程を組んだのか。何度か書いているが、那覇・琉球がそろって「730」車を全部処分してしまったのは、両社ともたぶん、「しまった」と思っているのではないかと。「730」は、返還などと並ぶ沖縄の歴史の一大事であるし、動態保存している沖縄バス・東洋バスは経営資源にもなっているので、やはり「もったいない」事をしたのではなかったか。
「ジンベエザメ」を見られたのはうらやましい。飛行機の「ジンベエ」は見た事あるけれど。
この期間はちょうど、コロナ禍の「第5波」と「第6波」の谷間になり、沖縄県内の感染者数「0」の日が続いていたので、幸運だったと思います(昨日3月16日は817人)。
◆終点の構図
名護の北、屋我地島の運転原。屋我地島の観光って、何だろう?と調べてみたら、やはりビーチリゾート。それと、オシャレなカフェの激戦区、なんて書かれたWebサイトもありました。白黒なのでイメージがつかみづらいが、「共同売店」もまた、沖縄チックな印象。名護からの路線はやはり沖縄バスとの共同運行らしいが、検索した時刻表では、運行会社は解らなかった(沖縄バスも同じ)。平日6便・土休日5便。名護BTから40分で行けるよう。
◆那覇バス・琉球バス交通の路線エリア
当然、那覇市を中心とした南部に集中している。北部は辺士名が琉球としては最北だが(これも沖縄バスと共同運行)、この先国頭村営バスが辺土岬を経由して、奥まで運行されている(宮脇 俊三氏が乗られた事がある)。
むろん沖縄のバスはほとんど乗る機会がないからああだこうだは書けないが、何度も他誌の所で書いているように、沖縄のバスは、実は一つのきっかけですごく良い方向に変われる要素がたくさんあると思っています。本格的な鉄道はないからバスが公共交通の主役だし(ゆいレール開業後もそれは変わるまい)、長距離路線でも本数は決して少なくなく、利便性は、決して低くはない。さすがに近年は減少傾向にあるようだが、ともかく何とか現状を維持して欲しい。あとは特にインフォメーションの充実に力を入れて欲しいかなと思う。那覇バスターミナルや那覇空港はあるものの、鉄道のターミナル駅はなくて、公共交通の「核」がぼやけている所は感じられるので。本土のICカードの受け入れも、沖縄としては、本土他地域以上に急務だと思う。
車両面では、今はコロナ禍もあるのか新車導入がやや停滞しているが、ノンステップ率は決して低くはなく(本土のもう少し大きな都市だって、沖縄より低いところはいくらでもある)、この点でも変われる所。EVなど低公害車も、積極的な導入が期待されるが、中国製は、政治的にはどうかな…(本島からは遠いが、尖閣諸島の問題もあるので。貸切バスでは伊江島にBYDのC9があるが)。長距離路線や観光路線は、ノンステップバスをベースにしながらも、長距離の乗車にふさわしい車両の導入も期待されます。
ともかく、グループ外の沖縄バス・東陽バスとも、かつての敵対関係は忘れて(もうないだろうと思うが)連携を強化し、ゆいレールと共に、沖縄の公共交通を大いに盛り上げる方向に行って欲しい。コロナ禍はまだ心配だが、「まん延防止」は沖縄県は既に終わっていて、今後は観光客が戻って来る事が期待されます。インバウンドは当分望み薄だが、是非とも観光客には大いにバスに乗ってもらって、本島以外も含めて、沖縄のバスの活性化につなげたい。そのための施策の充実も、期待したいと思います。
なお、那覇バスの貸切バス事業は今月一杯を持って、琉球バス交通に譲渡、那覇・琉球グループの貸切バス部門は琉球バス交通に一本化される事になります。乗合バスも両社で重複する部分が少なくないので、今後は経営形態の見直し、そこまで行かないとしても、運行路線・エリアの調整が行われる事に、なるのだろうか。
次回刊は、東急バス(+1社は東急トランセのはず)。旧東京急行電鉄から分社して早30年、都内でも有力なバス事業者に成長したが、コロナ禍で一般路線にもだいぶ影響が出ています。深夜バスや深夜急行バスは相変わらず全て運休中だし。特に東京都内では路線・系統の縮小も見られます。高速は「ミルキーウェイ」がなくなって久しいが、最近は中近距離路線を数多く開設しています。前回R69で取り上げられていて、№143で書いたが、12年間でどう変わったのか。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
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予告です。BIGLOBEの「ウエブリブログ」が、来年2023(R5)年1月一杯でサービスを終了します。当ブログは来月・4月以降どこかの時点、少なくとも半年以内には、「Seesaaブログ」に移転する予定です。BIGLOBEから移行用のツールが提供されるとの事だが、またいろいろ面倒な設定の変更とかをやらなければならないのかと、今から憂鬱です。移転を行う時期になったら、改めてお知らせします
《今日のニュースから》
16日 広島カープ鈴木 誠也 MLBカブスと5年契約で合意
17日 京都国際高校 センバツ出場辞退 PCR検査で13人感染確認
ウクライナ危機に地震と慌ただしい最中だが、「まん延等重点措置」が、21日を持って全て解除される事になりました。まずは明るい、のだが、センバツ辞退の報もあるように、減少傾向とはいえ、まだまだ感染者数は、少なくありません。今回の決定も、太鼓判を押して解除OK、という感じではなさそうだし、22日以降ももうしばらくは、不自由さを感じる事になるのでしょう。とりあえず、マスク付けなくてもいいよ、となるのは、いつの日になるのでしょうかねえ。何度でも繰り返すが、政治や行政などの思惑はどうでもよく、まずは我々自身の行動に、少なくとも日本のコロナ禍の行方がかかっています。我が身と自由な暮らしを護るためにも、もうしばらく心して行動しましょう。
№2472 私鉄名車列伝 152.京成電鉄3100形
「私鉄名車列伝」、今回は京成電鉄3100形です。京成は、3700形以来7年ぶりになってしまいました。
3100形は京成グループの新たな標準車両として、3000形以来の16年ぶりの新形として、2019(R元)年にデビューしました。1次車は成田スカイアクセス仕様とし、50番台が付与されています。
「受け継ぐ伝統と 新たな価値の創造」をコンセプトに、実用本位としながらも、空港アクセス特急として、京成初のデザインや設備を備えている。
ステンレス車体だが、先頭部は鋼製で、スピード感のあるデザインとなった。帯色は成田スカイアクセス線の案内用カラーで、アクセス特急の種別表示でも使用されるオレンジ色となり、戸袋部には飛行機の他、浅草雷門や東京スカイツリーなど、沿線の名所のイラストが添えられている。側面の行先・種別表示器はフルカラーLEDで大型化され、英語のほか、韓国語・中国語による案内も行う。6M2Tの8連組成で、素子にSiCを使用したVVVF制御装置を用い、140kwの全閉式誘導電動機を1C4Mで制御する。伝導空気圧縮機は、京成初のオイルフリースクロール式となった。最高速度120㎞。一般車では初の定速制御装置も備えている。
車内は標準的なロングシート仕様だが、座席は背もたれを高くした、ハイバック仕様となった。座席の地はオレンジ色(優先席は青色)をベースとし、桜と菜の花の柄をあしらっている。
特徴的なのは、大荷物になりがちな空港利用者に配慮し、ドア間の8人掛けの中央部2席分は折り畳み式となった事である。「上げ」状態時にはスーツケース3個分の置き場所となる。「上げ」状態と「下げ」状態の鎖錠は、乗務員室からの一括操作で選択する。
中間車では、2020(R2)年4月より対応が義務となる、車いすやベビーカー等に対応するフリースペースを設けている(先頭車には従来と同等の車いすスペースを設置)。ドア上にはLCD表示器を2画面設置。また、京成の通勤車では初めて、防犯カメラを各車に3台設置した。さらに、プラズマクラスターイオン発生装置を搭載し、車内環境の向上を図っている。
2019(H31~R元)年度は総合車両製作所・日本車輛で1編成ずつ新造され、2019(R元)年10月26日のダイヤ改正時より、営業運転に入った。その後2020(R2)・2021(R3)年度も50番台が2編成ずつ導入され、現在は6編成まで増加している。末尾奇数が日車、偶数が総合車両製である。3100形増備に伴い、これまで成田空港アクセス線で活躍していた3050形は、1編成のみ3100形と同じオレンジ帯となり、他5編成は3000形と同じ帯色となって、本線に転用となった。玉突きの形で、3400形・3600形の淘汰が進められている。3100形は成田空港~羽田空港間のアクセス特急~エアポート快特を中心に運用されている。なお、平日のみ京急線・京急久里浜への乗り入れ運用が設定されていて、先月26日の改正でも維持されている。
【編成】
←京成上野・押上方 成田空港方→
M2cs 3100 - *M1s 3100* - Ts 3100 - M1' 3100* - M2 3100 - Tn 3100 - *M1n 3100* - M2cn 3100
今書いたように、京成編成の京急久里浜乗り入れは先月の改正でも維持されたが、下りはこれまでは成田空港からのアクセス特急として直通していたものが、このアクセス特急が東京都の編成による西馬込行(1618T)となり、泉岳寺で始発の、京成編成の京急久里浜行(1810K)に接続する形態になりました。京成11K運用は、ひとつ前の上りアクセス特急として西馬込へ直通し、西馬込から泉岳寺まで区間運転で戻って、京急線運用に入ります。なので、基本的には3100形の運用になるはずです(3050形になる可能性もある)。
今回の記事は
「鉄道ファン2020年1月号」(交友社)
「私鉄車両年鑑2021」(イカロス出版)
「鉄道ピクトリアル2020年10月号」「同2021年10月号」(いずれも民営鉄道車両動向) 等を参考にさせて頂きました。
次回は東武東上線9000系の予定です。9000系は地下鉄有楽町線直通用に造られた東武初のステンレスカーで、昨年デビュー40周年を迎えました。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
13日 NFLトム・ブレイディ 引退撤回 現役復帰発表
14日 河井元法相選挙買収事件 広島県議ら34人を起訴
15日 サッカーJリーグ 新チェアマンに野々村 芳和氏就任
ウクライナ危機の影に隠れた感があるコロナ禍だが、日本では感染者数が減少しつつあり、首都圏各都県の知事は、「まん延等重点措置」は、次の期限の21日を持って終わりにしたい意向のようです。もっとも、一部のバス事業者では感染者増によるドライバー不足から、臨時ダイヤでの運行を余儀なくされている所もあって(京浜急行バスは明日から当面の間、〔須1〕系統(横須賀駅~聖徳寺坂上~衣笠駅)を、平日も土休日ダイヤに変更)、まだまだ大変です。まずは感染者が一日も早く日常生活に復帰し、そしてバスの運行も通常に早く戻る事、ではないでしょうか。我々ももう少し辛抱して、ウィルスから我が身と自由な暮らしを守りましょう。
3100形は京成グループの新たな標準車両として、3000形以来の16年ぶりの新形として、2019(R元)年にデビューしました。1次車は成田スカイアクセス仕様とし、50番台が付与されています。
「受け継ぐ伝統と 新たな価値の創造」をコンセプトに、実用本位としながらも、空港アクセス特急として、京成初のデザインや設備を備えている。
ステンレス車体だが、先頭部は鋼製で、スピード感のあるデザインとなった。帯色は成田スカイアクセス線の案内用カラーで、アクセス特急の種別表示でも使用されるオレンジ色となり、戸袋部には飛行機の他、浅草雷門や東京スカイツリーなど、沿線の名所のイラストが添えられている。側面の行先・種別表示器はフルカラーLEDで大型化され、英語のほか、韓国語・中国語による案内も行う。6M2Tの8連組成で、素子にSiCを使用したVVVF制御装置を用い、140kwの全閉式誘導電動機を1C4Mで制御する。伝導空気圧縮機は、京成初のオイルフリースクロール式となった。最高速度120㎞。一般車では初の定速制御装置も備えている。
車内は標準的なロングシート仕様だが、座席は背もたれを高くした、ハイバック仕様となった。座席の地はオレンジ色(優先席は青色)をベースとし、桜と菜の花の柄をあしらっている。
特徴的なのは、大荷物になりがちな空港利用者に配慮し、ドア間の8人掛けの中央部2席分は折り畳み式となった事である。「上げ」状態時にはスーツケース3個分の置き場所となる。「上げ」状態と「下げ」状態の鎖錠は、乗務員室からの一括操作で選択する。
中間車では、2020(R2)年4月より対応が義務となる、車いすやベビーカー等に対応するフリースペースを設けている(先頭車には従来と同等の車いすスペースを設置)。ドア上にはLCD表示器を2画面設置。また、京成の通勤車では初めて、防犯カメラを各車に3台設置した。さらに、プラズマクラスターイオン発生装置を搭載し、車内環境の向上を図っている。
2019(H31~R元)年度は総合車両製作所・日本車輛で1編成ずつ新造され、2019(R元)年10月26日のダイヤ改正時より、営業運転に入った。その後2020(R2)・2021(R3)年度も50番台が2編成ずつ導入され、現在は6編成まで増加している。末尾奇数が日車、偶数が総合車両製である。3100形増備に伴い、これまで成田空港アクセス線で活躍していた3050形は、1編成のみ3100形と同じオレンジ帯となり、他5編成は3000形と同じ帯色となって、本線に転用となった。玉突きの形で、3400形・3600形の淘汰が進められている。3100形は成田空港~羽田空港間のアクセス特急~エアポート快特を中心に運用されている。なお、平日のみ京急線・京急久里浜への乗り入れ運用が設定されていて、先月26日の改正でも維持されている。
【編成】
←京成上野・押上方 成田空港方→
M2cs 3100 - *M1s 3100* - Ts 3100 - M1' 3100* - M2 3100 - Tn 3100 - *M1n 3100* - M2cn 3100
今書いたように、京成編成の京急久里浜乗り入れは先月の改正でも維持されたが、下りはこれまでは成田空港からのアクセス特急として直通していたものが、このアクセス特急が東京都の編成による西馬込行(1618T)となり、泉岳寺で始発の、京成編成の京急久里浜行(1810K)に接続する形態になりました。京成11K運用は、ひとつ前の上りアクセス特急として西馬込へ直通し、西馬込から泉岳寺まで区間運転で戻って、京急線運用に入ります。なので、基本的には3100形の運用になるはずです(3050形になる可能性もある)。
今回の記事は
「鉄道ファン2020年1月号」(交友社)
「私鉄車両年鑑2021」(イカロス出版)
「鉄道ピクトリアル2020年10月号」「同2021年10月号」(いずれも民営鉄道車両動向) 等を参考にさせて頂きました。
次回は東武東上線9000系の予定です。9000系は地下鉄有楽町線直通用に造られた東武初のステンレスカーで、昨年デビュー40周年を迎えました。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
13日 NFLトム・ブレイディ 引退撤回 現役復帰発表
14日 河井元法相選挙買収事件 広島県議ら34人を起訴
15日 サッカーJリーグ 新チェアマンに野々村 芳和氏就任
ウクライナ危機の影に隠れた感があるコロナ禍だが、日本では感染者数が減少しつつあり、首都圏各都県の知事は、「まん延等重点措置」は、次の期限の21日を持って終わりにしたい意向のようです。もっとも、一部のバス事業者では感染者増によるドライバー不足から、臨時ダイヤでの運行を余儀なくされている所もあって(京浜急行バスは明日から当面の間、〔須1〕系統(横須賀駅~聖徳寺坂上~衣笠駅)を、平日も土休日ダイヤに変更)、まだまだ大変です。まずは感染者が一日も早く日常生活に復帰し、そしてバスの運行も通常に早く戻る事、ではないでしょうか。我々ももう少し辛抱して、ウィルスから我が身と自由な暮らしを守りましょう。
№2471 首都圏の鉄道・バス 新型コロナウィルス感染影響まとめ Ver.99
周知のとおり、昨日3月11日を持って、小田急ロマンスカーVSE(50000形)の定期運用が、終了しました。一般のニュースにもなったが、小田急では各駅で、VSEお別れのメッセージが掲げられていました。これは海老名駅のコンコースで、背後にロマンスカーミュージアムが見えます。来年の完全引退後は保存展示される事になるのか。引退にはいろいろ理由があったのだろうが、それはともかく、やはり私には、コロナ禍の下苦境に陥った交通業界を象徴する出来事だったように思えるのです。期待され、満を持してデビューしたはずの観光ロマンスカーが、わずか20年足らずで消える事になろうとは。今日3月12日、日本各地の大半の鉄道(+バスもいくつか)がダイヤ改正を実施したが、VSE以外にも消えゆく車両は多々ありました。大半の鉄道は、ダイヤ面でも大幅な後退を強いられています。JRに関してはこれも一般のニュースになったが、ローカルはもちろん、大手私鉄や地下鉄でも相当数の減便に追い込まれました。コロナ禍がいつ落ち着いてくれるのか、はっきりした見通しを誰も示せないのが辛いところで、交通業界も我慢を強いられる事になるが、何とかここを底として、反転攻勢に出られる日が来る事を、信じたいと思います。
首都圏の交通の、新型コロナウィルス感染に対する、特にダイヤ面での対応、今回は、昨日3月11日までのリリースで確認できた事項を中心に記します。赤い文字は、この一週間の間の新規リリースです。
対象の交通機関は、基本的に鉄道・バスとも、Suica・PASMO事業者です(それ以外も若干加えています)。特に終了予定日の記載がなければ、「当分の間」です。記載があっても、状況の変化により変更される場合があります。ウィルス対策以外の事項も若干加えています。なおバスではこれ以外に、お彼岸や、20日に行われる「渋谷・表参道 Women's Run」に伴って、臨時運行や運行形態の変更を予告している所がいくつかあります。
*** 鉄道 ***
JR東日本 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。〔成田エクスプレス〕は、3月12日より9・13・15・19・23・27・31・35・39・43号及び10・14・18・22・26・30・34・38号(全て千葉停車)は全区間の運行を再開し、「NEXえきねっとトクだ値」の発売区間を拡大する。
東北・北海道・上越・北陸新幹線(〔こまち〕〔つばさ〕〔つるぎ〕を除く)では、8号車を「新幹線オフィス車両」として運用してる(土休日・繁忙期を除く)。必要な乗車券類があれば利用可能。追加料金は不要。予約はできない。
5月21日(土)22時頃~5月22日(日)いっぱいにかけて、浜松町駅の京浜東北線南行(大宮→大船方向)ホーム拡幅に伴う線路切り替え工事を行う。21日は工事時間中、東海道線・東京~品川間及び常磐線品川~上野間が休止となり、東海道線は品川で、宇都宮線・高崎線(上野東京ライン)は東京で、常磐線は上野で折り返し運転を行う。〔ひたち30号〕〔ときわ83・84・85・86号〕は上野~品川間を取りやめ。22日は、京浜東北線は東十条~蒲田間は約10分間隔、山手線外回りは約4~5分間隔で運行する。京浜東北線は、快速運転は取りやめ。両日とも工事時間中は、京浜東北線南行は、田端→田町間で山手線外回りの線路を運行する。なお、5月22日の4~12時頃、大門通りのJR交差部が通行止めになる(歩行者は利用可)。
JR東海 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。東海道新幹線の春の臨時列車は3月は全て運行する。4月以降は別途通知。
東京メトロ 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
東京都営(地下鉄・都電・日暮里舎人ライナー) 浅草線2月26日、三田線・新宿線・大江戸線・日暮里・舎人ライナーは本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
三田線は4月より順次8連運転を開始し(東急編成)、6500形は5月14日より運行を開始する予定。
京成 通常通り運行している。
「KEISEI SMART ACCESS」サービスは、3月いっぱいで終了する。
10月1日(予定)より、成田空港線の運賃の値下げを行う。通学定期は京成高砂~成田空港間全駅、普通運賃・通勤定期は京成高砂~印旛日本医大間で値下げを実施。
東武 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
スマホアプリ「NIKKO MaaS」が始まっている。「日光世界遺産デジタルフリーパス」「中禅寺・奥日光デジタルフリーパス」「鬼怒川温泉デジタルフリーパス」「湯西川温泉デジタルフリーパス」を発売する。
竹ノ塚駅構内高架切り替え工事のため、3月19日は22時40分頃以降最終列車まで、北千住~草加間で普通・日比谷線直通の運転を取りやめる。北千住~西新井間・西新井~草加間で代行バスを運行する(小菅は停車しない。五反野または千代田線綾瀬から徒歩約20分)。急行線は通常通り運行する。
2023(R5)年の新特急車N100系の導入が発表になっている。
西武 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
「52席の至福」は3月21日まで、ディナーコース・ブランチコースとも、酒類を提供しない。
「秩父市応援 秩父漫遊きっぷ」は一時発売を停止し、通常の「秩父漫遊きっぷ」を発売している。
「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」を開催中。4月10日まで。
京王 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
小田急 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
「ロマンスカーミュージアム」は、事前予約制(ロマンスカーミュージアムWEBより受付)。空きがあれば、当日の入館も可能。
小田急百貨店新宿店本館の、今年9月いっぱいでの閉店が発表になっている。以降は小田急ハルクの一部を改装し、小田急百貨店として営業。
3月12日より、小児IC運賃を一律50円均一とする。小児用の学定期券は(IC・磁気券とも)一律1ヶ月800円均一・3か月2,280円均一・6ヶ月6,320円に改定する(ただし、通学証明書に記載された区間のみ発売)。小児用各種フリーパスは、小田急線利用分を低廉化する。3月25日まで、新規に小児用PASMOを購入し、アンケートに回答すると、先着10,000人に、GSEデザインのオリジナルカードケースがプレゼントされる。
小田急ホテルセンチュリー相模大野8Fで、2月11日より、ワクチン3回目接種(ブースター接種)を行っている。
東急 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
来年(2023(R5)年)3月実施予定で、鉄軌道の運賃の変更(値上げ)を申請した。改定率12.9%。普通運賃(据え置きのこどもの国線を除き)は、初乗り運賃はIC・乗車券とも140円。他はほぼ改定率と同程度となる。渋谷~横浜間は、IC272→309円、乗車券280→310円。世田谷線はIC・乗車券とも160円。通勤定期券の平均割引率は37.8%で変わらない。通学定期券は73.9%→77.1%に引き上げる事で、相殺して運賃は据え置きになる。「子育て世代・シニア層に向けた施策」も合わせて検討するとしている。
東急新横浜線は、来年3月に開業予定と発表があった。
目黒線は4月より順次、8連運転を開始する。
京急 通常通り運行している。
「京急ミュージアム」の土休日の来館・(平日も含めた)「マイ車両工場」「鉄道シミュレーション」は、Web上での事前予約が必要。土休日の来館時間は、10時00分・12時30分・15時00分の3回のいずれかを指定する。
本日3月12日より、PASMO搭載型のフリーパス5種類の発売を開始した。「京急全線1日フリーパス」(大人2,000円・小児1,000円)は、京急線全線が発売当日乗り放題になる。「京急線・京急バス1日フリーパス」(大人3,000円・小児1,500円)は、京急線・京急バス(一般路線のみ)が発売時点から24時間乗り放題になる。どちらも京急線各駅(泉岳寺除く)で発売。この他「羽田空港発着地下鉄1DAYパス」「東京周遊パス」「みなとみらいきっぷ」を発売。全て有人改札窓口のみの発売で、券売機では発売しない。有効な定期券情報が搭載されているPASMO、モバイルのPASMO(モバイルPASMO・Apple PayのPASMO)、Suicaを含めた、PASMO以外のICカードには発売できない(ここには記されていないが、有効な状態の他社の1日乗車券等が搭載されている場合も、発売できないと思われる)。
相鉄 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
相鉄新横浜線(新横浜~羽沢横浜国大間)は、来年3月に開業と発表があった。
りんかい線 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
つくばエクスプレス 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
関東鉄道 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
新京成 通常通り運行している。
北総 通常通り運行している。
10月1日(予定)より、運賃の値下げを行う。全体で15.4%、通学定期で64.7%の値下げ。普通運賃(現金)は新鎌ヶ谷~千葉ニュータウン中央間580円→480円(▲100円)、通勤定期は京成高砂~新鎌ヶ谷間6ヶ月134,360円→108,870円(▲25,490円)、通学定期は京成高砂~印西牧の原間80,950円→26,950円(▲54,000円)など。
東葉高速 通常通り運行している。
東京モノレール 通常通り運行。「キキ&ララモノレール」は、「トゥインクルツアー編成」(10031F)「キラキラスター編成」(10041F)は、今月一杯の運用を公表している。
ゆりかもめ 通常通り運行している。
多摩都市モノレール 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
舞浜リゾートライン 通常通り運行している。
千葉都市モノレール 通常通り運行している。アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」ラッピング列車は、3月31日まで運行を延長。「千葉モノレール×初音ミクコラボ」ラッピングモノレールを、3月29日まで運行する。
埼玉高速鉄道 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
4月より順次、8連運転(東急編成)を開始する。
埼玉新都市交通 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
横浜市営地下鉄 通常通り運行している。ブルーライン新形式4000形の営業運転開始は5月の予定。2023(R5)年度までに8編成を導入し、3000A形を置き替える。
普通回数券は、3月31日を持って発売を終了する。昼間割引回数券・土休日回数券・通学割引回数券・障害者割引回数券は発売を継続。昼間割引券は、平日の適用時間を9時00分~16時00分に拡大。
横浜高速鉄道みなとみらい線 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
横浜シーサイドライン 通常通り運行している。
湘南モノレール 通常通り運行している。「コロナ終息祈願号」を運行している。5607F(黄色帯)。コロナ禍終息まで(3月13日までは「木下大サーカス号」(湘南深沢駅前で開催)として運行される)。
江ノ電 通常通り運行している。
箱根登山 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
4月1日付で、箱根ロープウェイを吸収合併する。
箱根登山鉄道の公式Webは、2022(R4)年内に閉鎖予定(今日現在は存続している)。「箱根ナビ」に項目が順次移行する。
伊豆箱根 通常通り運行している。大雄山線は3月31日、車両輸送のため一部列車が運休する。
「イケメンシリーズ」(株式会社サイバード運営の恋愛ゲーム)とのタイアップが行われている。コラボの一日乗車券「旅助け」(大人1,040円)と、「旅助け」+「オリジナルガイドマップ」のセット(1,600円 ガイドマップはセットのみで、図柄は選択できない)を、三島・伊豆長岡・修善寺駅で発売。このオリジナル「旅助け」を伊豆箱根交通タクシー利用時に運転手に提示すると、オリジナルポストカードがプレゼントされる。「LOVEキュン♥スタンプラリー」を、3期に渡って展開。スタンプラリー用紙(1,000円)を購入して参加する。第2期は3月31日まで、第3期は4月1日~5月31日。
沿線のJA3組合(3JA)との包括連携協定締結を記念し、「3JA コラボ駿豆線 1 日フリー乗車券旅助け」を5月31日まで、終日有人駅(三島・三島広小路・大場・伊豆長岡・修善寺)・「いずっぱこSHOP」で発売。3月13日までデジタルスタンプラリーを実施。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とのコラボ企画を展開している。大河ドラマ館入館引換券と、三島~韮山間往復乗車券をセットにした「大河ドラマ館セット乗車券」(大人のみ800円)、入館引換券と「旅助け」(通常デザイン)をセットにした「旅助け・大河ドラマ館セット券」(大人のみ1,340円)を、来年1月15日まで間発売する(大河ドラマ館は、韮山駅隣接の時代劇場)。
「旅助け」と、大雄山線の一日乗車券「金太郎きっぷ」は、スマホアプリ「RYDE PASS」「ジョルダンモバイルチケット」でも発売している。いずれも発売金額・効力は紙券と同じ。
「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス」を、終日有人駅で発売している。クーポン券3枚セットで、沿線の菓子店などで使用できる。3月31日までの発売だが、なくなり次第終了する。大人1,000円(2,000枚限定)・小児800円(100枚限定)。
三島・修善寺両駅では、クレジットカード・電子マネー・QRコードによるキャッシュレス決済を受け付けている(駿豆線はICカードは導入していない)。
現在、駿豆線では次のラッピング列車・ヘッドマーク付き列車の運用を公表している(日付は運用が公表されている分)。
「HAPPY PARTY TRAIN」(3506F) 4月28日まで
「イケメンシリーズ」(7501F) 4月28日まで
「鎌倉殿の13人」(3505F) 4月28日まで
また、「日大三島高校選抜出場記念」ヘッドマーク掲出列車(2202F)を3月30日まで運行するが、運用は公表されていない。
伊豆急行 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
「リゾート21」の展望席は、前方3列の使用を停止している。
臨時〔踊り子〕の運行日が追加されている。
「伊豆満喫フリーきっぷ」は3月31日まで、伊豆急行線内の特急停車駅(伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田)で発売する。大人1,900円・小児950円。枚数限定。
「温泉むすめ×伊豆急×鉄道むすめ」コラボキャンペーンを、3月19日より展開する。記念乗車券を、伊豆高原・伊豆急下田両駅で発売(1,390円)。1000部限定。
JR東日本E209系を、3000系として導入する。4連×2本。「アロハ電車」として、4月下旬より運行を開始する。
富士急行 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。〔フジサン特急〕は土休日のみ運行。〔富士登山電車〕は引き続き運休。
4月1日より、鉄道部門は新会社・富士山麓電気鉄道に分社して運営する(路線の案内は引き続き「富士急行線」)
小湊鐵道 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
「小湊鐵道1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」は、「ジョルダンモバイルチケット」での発売を開始している。
いすみ鉄道 本日3月12日改正ダイヤの下に、通常通り運行。
キハ28形は、四国で運行されていた急行〔いよ〕〔うわじま〕のヘッドマークを、JR四国からの貸与を受けて掲出している。
銚子電鉄 朝方3往復・夕方2往復は運休中。
秩父鉄道 通常通り運行。「SLパレオエクスプレス」は、今年は3月19日より運行を開始する。全車指定席。「秩父鉄道SL予約システム」からの事前予約を受け付ける。
「あの花」など秩父舞台のアニメ3作品をラッピングした「超平和バスターズトレイン」(7501F)を運行中。記念グッズも、主要駅などで販売。3月31日まで、「超平和バスターズトレインスタンプラリー」を開催。
小田急のMaaSアプリ「EMot」に秩父鉄道が参入し、フリーきっぷ2種を発売している。「秩父路遊々フリーきっぷ デジタル版」は、大人1,500円・小児500円で、通年利用できる。「宝登山ロープウェイフリーきっぷ」は大人750円・小児380円で一日乗り降り自由(紙券は大人830円・小児420円で往復利用のみ)。
本日3月12日より、PASMOを全線で導入した(影森・三峰口駅では、PASMOの発売等は行わない)。キャンペーンで当面の間、通常急行料金を必要とする急行〔秩父路〕は、乗車券のみで乗車できる。なお羽生・熊谷・武川・ふかや花園・寄居・長瀞・御花畑・影森・三峰口以外の各駅は、3月11日を持って、駅員の配置を終了した(無人化)。
*** バス ***
基本的に一般路線バスについて記載。深夜バス・深夜急行バスについては、現状からの変更の発生を確認した時点で記載する事にします。
新500円硬貨についていくつかの事業者からリリースが出ているが、大半は、当面は使用できない。使用できる路線がある事業者のみ、確認できた分を記載しています。
PASMO・Suicaの「バス特」は、関東鉄道グループ・関越交通の終了により、3月いっぱいで全事業者終了となります。
東京都営 一部深夜バスを除き、通常通り運行。3月29日まで、劇団四季「ライオンキング」夜公演に合わせ、有明ガーデン→東京駅丸の内南口間に臨時バス〔四季48〕系統を運行(夜公演開催日のみ)。
青梅地域各系統は、本日3月12日にダイヤ改正を実施。
4月1日より、一部運行形態の変更を行う。〔波01出入〕〔S-1〕〔東20〕系統は廃止。〔深夜01・10・14〕系統は休止(4月4日~)。東大構内発着の学バス〔学01・学07〕系統は一般系統〔上01〕〔茶07〕系統に変更し、一般系統の料金に変更する。また、経路上の全停留所に停車する。〔都03〕系統は、四谷駅~東京駅丸の内北口系統を新設する。〔品99〕〔田92〕〔浜95〕系統は、環状4号線建設工事に伴い、一部のバス停の廃止・移設を行う。
日立自動車交通 通常通り運行。
新500円硬貨は、「晴海ライナー」「風ぐるま」は不可。その他の受託コミュニティバスは使用可能。
京成バス 一般路線は通常通り運行。細田循環線は本日3月12日、ダイヤ改正を実施した(平日のみ実施)。
京成タウンバス 通常通り運行。細田循環線は本日3月12日より、ダイヤ改正を行った。
京成バスシステム 一般路線は通常通り運行。
京成トランジットバス 一般路線は通常通り運行。4月1日より、〔市川03〕系統(市川駅南口~西船橋駅南口間)の新路線の運行を開始する(一部市川地方卸売市場発着区間運転あり)。同日、他系統でもダイヤ改正を実施。
ちばフラワーバス 一般路線は通常通り運行。千葉駅発中野操車場行深夜バス2便は運休。〔特急海幕線〕〔ちば幕線〕は、運休を継続している。
千葉線・海岸線は3月16日にダイヤ改正を実施。千葉線は、千葉駅~中野スポーツセンター系統を廃止(中野操車場発着に変更)。海岸線は、平日の最終便(成東駅21時00分発)を取りやめ。平日の最終は19時00分発になる。
ちばレインボーバス 通常通り運行。高花線・北口循環線・北総循環線・西の原線は3月14日にダイヤ改正を実施。神崎線・船尾車庫~千葉ニュータウン中央駅間の臨時便も時刻を変更する。
現在発売中の土休日限定1日乗車券は、紙券は9月30日まで発売が延長された。1,000枚限定。大人1,000円・小児1,000円(2枚)。車両の写真付き。船尾・白井両車庫、バス車内で発売。電話予約も受け付ける。また3月10日より、「ジョルダンモバイルチケット」で発売を開始している。モバイル版は小児500円。発売終了日は未定。
ちばシティバス 一般路線は通常通り運行。
新500円硬貨は、一般路線は不可。高速バスは使用可能。
ちばグリーンバス 一般路線は通常通り運行。「マイタウンダイレクト」は、平日は東京発夜間2便(千葉内陸バス1便含む)、土休日は1往復が運休。
東武バス スカイツリーシャトル上野・浅草線は、当面の間30分間隔の臨時ダイヤ。「スカイツリーエンジョイパック」を発売している(スカイツリーシャトル1日乗車券+東京スカイツリー展望デッキ入場券)。川越の「小江戸名所めぐり」は、土休日の運行本数を28→14便に減便している(平日は変更なし)。日光の定期観光バスは、「日光満喫一日コース」「午後から世界遺産満喫半日コース」とも、引き続き運休。一般路線は通常通り運行。
葛飾・八潮〔営〕は3月14日、ダイヤ改正を実施。〔有38〕(亀有駅北口~佐野・六ツ木(循環))・〔深夜39〕(綾瀬駅~大谷田~葛飾車庫 深夜バス)を新設、〔六21〕〔有28〕系統を廃止。〔綾21〕系統を八潮駅北口へ延伸。その他各系統で、運行回数の変更を伴うダイヤ変更を行う。
東武バス日光では4月1日より、運賃改定を行う。日光駅~湯元温泉間1,750円→1,950円、湯元温泉フリーパス3,300円→3,500円など。東武鉄道とのセット券は当面現状通り。
新500円硬貨は、東京都内の均一区間・運賃前払い方式の路線で使用可能。
国際興業 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。その他は通常通り運行しているが、感染の状況によって、運行ダイヤを変更する場合があると予告している。
西武バス 一般路線は、〔m02〕系統(東飯能駅~メッツァ)は運休している。東久留米駅~東久留米団地~新座団地間及び吉祥寺駅~西武車庫~大泉学園駅~都民農園セコニック間の各系統で、平日の一部の便が運休している(土休日は通常運行)。なお、他の系統でも感染の拡大により、平日ダイヤを土曜日または休日のダイヤに変更する場合があると予告している。
本日3月12日より、〔志32〕系統(志木駅南口~東北通り~跡見女子大)・〔朝24〕系統(朝霞台駅~泉水三丁目~志木駅南口)は大幅に減便し、〔朝21〕系統(朝霞台駅~野火止七丁目~志木駅南口)・〔志35〕系統(志木駅南口~野火止七丁目~新座駅南口)を新設する。この他、新座・川越・狭山・飯能〔営〕でダイヤ改正を行う。立川〔営〕は3月16日にダイヤ改正を実施する。イオンシャトルバス滝山団地ルートは3月31日を持って運行を終了し、4月1日より、〔ひばり82〕系統(ひばりヶ丘駅~イオンモール東久留米~前沢二丁目~滝山営業所)を新設する。
深夜急行バス「Midnight S-tarmine」(池袋駅東口→小手指駅北口)は、運行を休止している。
ナビタイムジャパンと共同で、「Bluetooth Low Energy」スキャンを利用してバス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを実施中。練馬・上石神井・滝山・新座各営業所の350台が対象。
関東バス 〔阿01・02・04・51・52〕〔萩04・05・06・07〕〔中03〕系統は、土休日ダイヤで運行している(2月一杯の予定)。お台場直行バス(土休日のみ運行)は、当面の間運休する。阿佐谷〔営〕で予定していたダイヤ改正は、当面の間延期。
4月1日より、始発地点を23時00分以降に出発する便全てに、深夜運賃を適用する。
立川バス 一般路線は通常通り運行。
3月16日、一般路線全系統でダイヤ改正を実施。〔立25〕(立川駅北口~玉川上水駅~イオンモール)〔立31-1〕(立川駅北口~幸町三丁目)系統は廃止。
西東京バス 一般路線は通常通り運行。〔通勤ライナー〕は、3月31日まで運休している。奥多摩・御岳エリア(氷川〔支〕)は本日3月12日、JRに合わせてダイヤ改正を実施した。
京王バス 一般路線は通常通り運行。聖蹟桜ヶ丘・多摩センター・若葉台・南大沢・高尾エリアは本日3月12日、ダイヤ改正を実施。4月1日より、〔永80〕系統の実証運行を開始。永山駅→中河原駅→西府駅→総合医療センターの片道運行。平日のみ、永山駅7時05分発の1便。
小田急バス 〔鷹51・55・56・57・59・63〕〔渋24〕〔玉07〕各系統及び三鷹駅~武蔵野営業所間は、3月7日より平日のみ、一部便が運休している。
狛江・町田〔営〕では本日3月12日より、一部系統でダイヤ改正を実施した。
6月頃からを予定として、始発地を23時00分以降に出発する便を深夜バスとして設定し、系統によって異なる深夜バス設定時間帯を統一する。
東急バス 〔渋21・22・23・24〕〔杉06〕系統は、平日は臨時ダイヤで運行している。E-Liner・深夜急行バスは引き続き運休。土曜日は、一部の系統は引き続き休日ダイヤで運行。
4月1日より〔渋12〕系統(渋谷駅~二子玉川駅)は、土曜1往復以外は〔玉12〕系統(駒沢大学駅~二子玉川駅)に短縮。駒沢大学駅で、〔渋11・82〕〔等13〕系統と、PASMO・Suicaによる乗り継ぎ割引を導入する。
ナビタイムジャパンと共同の、バス車内の混雑状況をリアルタイムで案内するサービスを行っている。東急バス公式WEB、「バスNAVI TIME」の他、世田谷通り・目黒通り・山手通りでは、バス停のデジタルサイネージにも表示される。
京浜急行バス 通常通り運行中。
YCAT~羽田空港線(YCAT~お台場線のYCAT~羽田空港間も含む)は、スマホ決済(PayPay・LINEPay・Alipay)を導入している。
「KEIKYU OPEN TOP BUS三浦」は、乗車の年齢制限が撤廃されている。1歳以上6歳未満の幼児は、小児運賃500円で乗車可能。大人の膝上に乗せて乗車させる場合は「抱っこ紐」等の着用が必須になる(大人1人に対し、小児1人が無料)。
堀内〔営〕は明日3月13日、ダイヤ改正を実施。〔須27〕〔堀22・24〕各系統は廃止。その他の系統も、運行回数及び初発・最終バス時刻の変更を伴う時刻変更を行う。
〔野6〕系統(京急ニュータウン野比海岸~YRP野比駅~光の丘2番)は3月31日を持って廃止(現状は平日のみ、朝方下り2本・上り3本 夕方2往復のみ運行)。〔船50〕系統(大船駅~山の上ロータリー~桔梗山)はデマンドシステム終了により、4月1日より一般系統に転換し、運賃を変更。大船駅~桔梗山間は280円(IC278円)→270円(IC263円)に値下げ。
新500円硬貨は、東京都内・神奈川県内(杉田〔営〕のみ)の均一区間路線及び高速バス・空港バスで使用可能。羽田空港・横浜駅・YCATの券売機でも使用できる。
KMバス「お台場レインボーバス」 通常通り運行。スマホアプリ「Ringo Pass」で運賃の決済が可能。
銀河鉄道 通常通り運行。小平国分寺線は3月いっぱい、所要時間16分の特別快速便を朝方2往復、実証運行している。
東京BRT:プレ(一次)運行中。なお、プレ運行(二次)は、工事の入札が不調に終わったため、開始が遅れると思われる(東京都都市整備局のWebより)。
東京ベイシティ交通 一般路線は通常通り運行。深夜バスは、14系統は全4便、11・17系統は4便中2便が運休している。
新京成バス 一般路線は通常通り運行。船橋新京成バスは3月19日にダイヤ改正を実施。「アンデルセンライナー」(11月一杯までの土休日公園開園日、船橋駅~アンデルセン公園間で運行。途中三咲駅・アンデルセン公園西口・県民の森のみ停車)、「高根ライナー」(土休日午前・古和釜十字路→米ヶ崎→船橋駅北口間に4便運行)を新設。建鉄循環線の名称を山手ループ線に変更し、増発・運行時間帯を拡大。この他運行の実態に合わせた所要時間の見直しや、一部便の三咲駅での分断、夏見経由便の廃止などを実施。
千葉交通 一般路線は通常通り運行。香取市循環バス(休日周遊ルート)は、当面の間運休。銚子〔営〕は本日3月12日、府馬線・千葉科学大学線・旭~銚子線・ イオンシャトル線
千葉中央バス 一般路線は通常通り運行。本日3月12日、一部路線でダイヤ改正を実施した。千葉駅23時54分発深夜バス鎌取駅行は誉田駅行に短縮し、0時50分発深夜バス誉田駅行は取りやめ(最終は0時25分発になる)。千葉駅0時25分発深夜バス土気駅行は廃止(最終は23時10分発大宮市民の森行になる)。
千葉内陸バス 一般路線は通常通り運行。
千葉海浜交通 一般路線は通常通り運行。幕張ベイパーク線(京成バスと共同運行)は、当面の間休止している。「海浜1日乗車券」を発売している。紙券の他、ジョルダン㈱の「乗換案内」アプリで、電子チケットも発売する。大人600円・小児300円。
新500円硬貨は、前乗り・運賃先払いの路線で使用できる。
成田空港交通 一般路線は本日3月12日にダイヤ改正を実施した。
小湊鐵道 千葉白子急行は朝3往復・夕方1往復のみの運行に減便。大網駅~白子車庫・サンライズ九十九里線は特別ダイヤで運行。一般路線バスは通常通り運行。
「市原里山ぐるっと周遊バス」を、3月27日までの土休日に運行している。上総牛久駅~養老渓谷間を6往復運行。全区間で大人800円・小児400円。鉄道の「1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」(上総牛久駅~湖畔美術館間のみ)所持者も利用できる。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、日東交通との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(小湊・日東各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。
日東交通 イオンモール木更津線は計画減便ダイヤで運行。白浜千倉館山線は本日3月12日、一部便の時刻を変更した。太田線は4月1日にダイヤ改正を実施。
「オーガニックシティきさらづ周遊バス」を、小湊鐵道との共同で運行中。木更津駅西口~三井アウトレットパーク木更津・木更津駅~クルックフィールズ間を各4往復(日東・小湊各2往復)。木更津市内ではデジタルスタンプラリーも実施中。
平和交通 稲毛駅~平和交通本社・にれの木台中央、新検見川駅~にれの木台線は臨時ダイヤで運行。
あすか交通 一般路線は通常通り運行。
東洋バス・千葉シーサイドバス 通常通り運行。
関東鉄道 本日3月12日、ダイヤ改正を実施した。
「かしてつバス1日フリーきっぷ」は、3月いっぱいで発売を終了する。4月1日より、定期券をPASMO・Suicaによる金額式に変更する。「バス特」は3月いっぱいで終了する。
朝日自動車 通常通り運行。
新田駅東口~南町・伊原循環線は、2022(R4)年3月いっぱいで廃止。
阪東自動車 鳥の博物館線(土休日のみ運行)は運休している。その他の路線は通常通り運行。
茨城急行 北越谷→松伏高校線で金曜日・祝前日のみ運行の深夜便2便の運行を取りやめ。
川越観光 マイタウン循環・東京電機大学循環の各路線は、平日23時台の便の運行を取りやめ、最終バスを繰り上げている。
マイタウン循環線 東松山駅23時03分発は運休(最終22時34分)
東京電機大学循環線 高坂駅23時29分発(深夜バス)は運休(最終22時59分)
入西団地線の2便は、3月7日より深夜バスとして、深夜運賃(通常運賃の倍額)を適用している。
国際十王交通 一般路線は通常通り運行。籠原駅南口~熊谷さくら公園間直行バスは公園の催し物に合わせての運行となり、運行日はその都度告知される。
関越交通 一般路線は通常通り運行。PASMO・Suicaの「バス特」サービスは、3月いっぱいで終了する。
イーグルバス 〔W02〕系統(和紙の里~小川町駅)・〔W03〕系統(和紙の里~寄居駅)は土休日のみ、一部の便が運休している(平日は通常通り)。「小江戸巡回バス」は当面の間、平日は全便運休・土休日は20→14便(あぐれっしゅ川越始終着の区間運転を含む)に減便する。
横浜市営 215系統の「雨の日臨時便」は運行しない。「ピアライン」は運行時間を短縮、桜木町駅発は平日8時18分~20時18分・土休日8時48分~20時26分、ハンマーヘッド発は平日9時07分~20時37分・土休日9時07分~20時45分の間運行。
「Visaのタッチ決済」を、「BAYSIDE BLUE」「あかいくつ」「ピアライン」「ぶらり三渓園バス」に拡大している。5月までの毎月10・20・30日は50%キャッシュバックを実施(109系統特急は除く)。
横浜交通開発 通常通り運行。100系統(鴨居駅~ららぽーと横浜)は、3月31日を持って廃止する。
川崎市営 通常通り運行。深夜バスは全便運休中。市立川崎高校直行バスは運休を継続。時差登校終了時に運行を再開。
上平間・鷲ヶ峰〔営〕は3月27日、ダイヤ改正を行う。〔溝05〕系統(小杉駅前~溝口駅前)は、西下橋~溝口駅前間を高津駅前→新城駅前(JR武蔵新城駅)経由に変更する。〔登06〕系統は、鷲ヶ峰営業所~登戸駅方面系統の稗原~蔵敷間を稗原小学校前→北部市場前経由に変更し、菅生車庫発着は廃止する。〔登14〕〔溝06〕系統(多摩区役所経由便)は、区画整理事業のため、向丘遊園駅前は経由しなくなる。この他各系統で時刻の変更(一部は運行本数・運行区間の変更を伴う)を行う。
新500円硬貨は、全線で使用できる。
神奈中バス 一般路線は通常通り運行。
本日3月12日、二宮駅・国府津駅~橘団地・テクノパーク方面各系統の再編成を行った。〔二46・47・48・49〕系統は廃止し、〔二38・41〕〔国04・05・06〕系統に集約。この他横浜・戸塚・藤沢・平塚・秦野・伊勢原・厚木・厚木北・津久井・相模原・町田・大和(鶴間操車場)・多摩〔営〕でダイヤ改正を実施した(一部は運行回数の変更を伴う)。
小田急のMaaSアプリ「EMot」で、神奈MaaSチケット「バスもやりMaaS~神奈中がちょっと本気出してみたチケット~」を期間・枚数限定で発売している。1ヶ月1万円で神奈中の一般路線バスが全線乗り放題となり(平日は9時以降の乗務員への提示から)、さらにチケット利用月の25日までに、対象施設40か所(「らーめん花楽」など、沿線の一部ファストフード店舗や、イオン・ららぽーとなど)中4か所を利用する事で、翌月は無料で再度全線乗り放題となる。2~4月の各月分を、前月の17日10時から発売する。各月先着200枚限定。
相鉄バス 23時以降の多数の便が運休している。深夜バスは、平日の〔旭6〕系統1本(東戸塚駅→左近山団地)・〔旭11〕系統1往復(中山駅→鶴ヶ峰駅・鶴ヶ峰駅→西ひかりヶ丘)・〔旭22〕系統1本(二俣川駅→旭高校入口)のみ運行。
臨港バス 〔川25〕〕系統は3月7~11日、平日の一部の便を運休した。14日以降も平日のみ、一部の便が運休する。
4月1日、〔大109〕系統(大師橋駅~キングスカイフロント西~天空橋駅)・〔天空01〕系統(浮島バスターミナル~キングスカイフロント西~天空橋駅)を新設する。〔大109〕系統は平日17往復(50分間隔)・土休日12往復、〔天空01〕系統は平日6往復、土休日浮島BT発3本と天空橋駅発2本を運行する。運賃は、天空橋駅発着は大人220円・小児110円(現金・IC共通)。多摩川スカイブリッジを経由する路線バスは初となる。なお、〔大01〕系統は取りやめ。同時に塩浜〔営〕で一部系統・一部便の時刻を変更する。
「すみっコぐらし」ラッピングバス(鶴見〔営〕)は、11月まで運行される。
江ノ電バス 一般路線は通常通り運行。
3月16日(10時~)より、1日乗車券「江ノ電バスのり旅きっぷ」を、実証実験として発売する。来年3月15日までの予定。小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」のみ。大人600円・小児300円。1端末につき大人1人・小児3人まで利用可能。
箱根登山バス 定期観光バス「まるごと箱根号」は運休中。一般路線は、桃源台線(T)・箱根町線(H)・箱根旧街道線(K)・箱根新道線(R)・元箱根港~箱根湯本駅間急行・観光施設めぐりバス(S)・国府津線・芦子橋線・ダイナシティ線で減便を行なっている。
座席定員制「芦ノ湖ライナー」の実証運行を行っている。下り小田原駅10時15分発(箱根ターンパイク経由)・箱根湯本駅11時50分発(箱根新道経由)元箱根港行。上り元箱根港13時50分発・16時00分発(箱根新道経由)箱根湯本駅行。乗車券小田原駅発大人1,200円・小児600円、箱根湯本駅発着大人980円・小児490円+乗車整理券500円が必要。各便30名。「EMot」アプリ・「箱根ナビ」で一ヶ月前~発車20分前まで事前予約可。出発場所では発車20分前以降、空席がある場合のみ紙製乗車券を発見。
以下の系統は4月3日を持って、廃止する。
小田原駅~酒匂六丁目~ダイナシティ、小田原駅~栢山駅、小田原駅~飯泉入口~小田原駅、鴨宮駅~中堀~小田原駅、国府津駅~ダイナシティ~鴨宮駅、小田原駅~真鶴駅~湯河原駅、新松田駅~関本(五反田経由・下原トンネル経由・竹松経由、関本~向田アパート~関本、南足柄幼稚園~関本~内山
伊豆箱根バス 沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南(東海バス)経由のルートに迂回して運行している。
湯河原~箱根線は運休している。その他の路線は、特別ダイヤにおいて運行中。
「歴バスのるーら」は3月5日より、「てつざえもん号」「義時号」の2ルートに分割の上、通常運行を再開している(土休日を中心に運行)。「北条 義時ゆかりの國 伊豆の国」ラッピング車で運行。
「函南町拠点循環バス」実証運行を開始している。函南町役場~伊豆仁田駅~道の駅ゲートウェイ函南間を、平日8往復・土休日5往復運行。大人200円・小児100円均一。3月31日まで運行予定(来年10月一杯までは運行の意向の模様)。
中伊豆線(修善寺駅~地蔵堂・筏場)は3月31日をもって退出し、4月1日以降は伊豆市自主運行バスとなる(東海バスが運行)。時刻・運賃は変更ないが、伊豆箱根バスの回数券等は使用できなくなる。
大場・錦が丘分譲地線は3月31日を持って伊豆箱根バスとしての運行を終了し、4月1日以降は三島市自主運行バス「花のまち号」となる。平日朝夕のみ伊豆箱根バスで運行し、日中・土休日は伊豆箱根タクシーのジャンボタクシーによる、新ルート(パサディナタウン内・函南中学校を経由)での運行となる。運賃は共に200円均一。
「温泉むすめ・箱根彩耶」デザインの「箱根旅助け」を発売中。小田原・箱根・湯河原・真鶴・熱海の特定路線と、駒ケ岳ロープウェー・十国峠ケーブルカー・芦ノ湖遊覧船で利用可能。また水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」(現在はプリンスホテルが運行)の割引もある。2日間有効。大人のみ3,000円。
新500円硬貨は、全線で使用できる(同社公式ツィッターより)。
富士急モビリティ 河口湖~御殿場駅・プレミアムアウトレット路線は、一部減便。
フジエクスプレス 港区コミュニティバス「ちぃばす」、横浜市内路線共に、通常通り運行。
富士急バス 「レッドライン」(河口湖)は、9~17時台の30分間隔運行に減便している。「グリーンライン」(西湖)は4本、「ブルーライン」(鳴沢・精進湖・本栖湖)は3本運行。富士山駅~新富士駅路線は、3往復で運行。「YAMANAKAKO NO KABA」は4便運行。富士スバルライン五合目線は、土休日のみ1往復運行。
富士急湘南バス 一般路線は通常通り運行。新松田駅~西丹沢路線は、3月12日より土休日のみ、春ダイヤに移行する。
富士急シティバス ららぽーと沼津22時15分発・22時40分発沼津駅行は運休している。「三島・河口湖ライナー」は2往復で運行中(3月18日~4月5日は期間限定で1往復増便する)。
高速バス・沼津~東京駅線及び沼津・(三島)~渋谷・新宿線は、再度運休している。
富士急静岡バス 新富士駅~富士山駅路線は、3往復で運行。
山梨交通 一般路線は通常通り運行。
東海バス 全エリアの大半の系統が減便。「三島エクスプレス」は、一部便を運行している。平日・土休日共、大平車庫7時35分・9時35分発、バスタ新宿14時30分・16時50分発。土休日のみ大平車庫8時35分発、バスタ新宿18時40分発を追加で運行。3月19日より土休日のみさらに、大平車庫6時35分発、バスタ新宿19時40分発を追加で運行する(同社公式ツィッターによれば、「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング4号車は、土休日のバスタ新宿発は、3月19日以降は19時40分発に運用)。4月1日にダイヤ改正を実施。バスタ新宿発14時30分発を10分繰り上げ、14時20分発になる。なお、「伊豆長岡・修善寺温泉ライナー」は3月一杯を持って廃止する(現在運休中)。
定期観光バスは引き続き全便運休。
ボンネットバス「伊豆の踊子号」は、105周年記念の一環で、半年間のリニューアル整備に入っている。
「湯~遊~バス」「三島エクスプレス」は、車内で「PayPay」での支払いが可能(「湯~遊~バス」は一日乗車券の購入のみ)。
沼津駅~三島駅路線(新道経由・旧道経由・柿田経由共)は黄瀬川大橋崩落のため、黄瀬川橋南経由のルートに迂回して運行している。
フリーきっぷ全種類の、小田急のMaaSアプリ「EMot」での発売を開始した。「EMot」に限り、全てのフリーきっぷの小児用は、上限が500円(大人1人に対し、小児5人まで)。
伊豆観光情報サイト「Izu-Letters」を開設している。
3月30日より、PASMOを全エリアの一般路線に導入する。なお3月一杯を持って、通学関連以外の現行の回数券は、発売を終了する。通学関連は4月1日発売より、枚数を13→11枚つづりに変更する。
JRバス関東 一般路線は通常通り運行。
JR竹芝水素シャトルバスは、平日は東京駅丸の内南口11時00分~19時30分発の8回、土休日10時50分~19時30分発の11回を運行。なお、3月10日にダイヤ改正を実施し、以降3月いっぱいは平日2便・土休日3便が東京タワーを経由する(全体の運行回数は変更なし)。
この他、一部の事業者より、新型コロナウィルス感染禍に対応した、乗車券・特急券等の取扱い方について発表がある。一部の窓口・案内所は休業または営業時間の短縮を行っている。
一応、各社のリリースなどを細かく見てきたつもり、だが、見落とし・書き漏らしも多々あろうかと思います。発見次第書き直していますが、各事業者の公式WebやSNSで、再度確認して頂ければと思います。
その小田急では一方で、今日からICカードの小児50円均一運賃がスタートしました。コロナ禍がまだ続いているから効果が現れるかどうか判明するには時間がかかると思われるが、この他には都営地下鉄大江戸線の「子育て応援スペース」に新キャラ登場、などというリリースもありました。「アフターコロナ」においては、「家族」「子ども」が重要なターゲット、との認識が、鉄道事業者に生まれつつあるようです。実を結ぶ事を期待したいと思います(そのためには、駅施設などのハード面の見直し・改良も、必要になってくるだろう)。
辛い面は少なくないが、ともあれ今日から新ダイヤ、新しくて、明るい何かを、公共交通の中に追い求めていきたいと思います。
当ブログでは直接のコメントは受け付けないので、何かありましたら、本体の「日本の路線バス・フォトライブラリー」上からメールを下さい。折返し返事をしたいと思います。何か質問がありましたら、やはり本体上からメールを下さい。解かる範囲でお答えをしたいと思います。質問と答えは当ブログにも掲載します。
当ブログ上からでは発表できない緊急の事態が発生した時は、本体でお知らせします。
《今日のニュースから》
11日 安倍元首相 マレーシア・イスマイルサブリ首相と会談
12日 多摩川スカイブリッジ完成 開通式典
多摩川スカイブリッジは上に書いたように、来月1日には臨港バスの新路線が開通します。路線バス第1号が臨港バスとは少々意外だった。京浜急行バスになるだろうと思っていたので。今後、羽田空港~キングスカイフロントや、再び羽田空港~川崎駅間直行便(現状は一般の路線バスで各バス停に停車)という路線が開通したりも、するのだろうか。
昨日は東日本大震災から11年でした。「風化」を懸念する声があるが、近代の世界史上でも稀な大惨事が「風化」などするものなのか。原発事故の後始末など、あと何十年かかるんだ?という現在進行形の事象も少なくないし。今年に関しては、「風化」というよりは、ウクライナ危機が連日大々的に報道され、コロナ禍さえどこかに追いやられているような感もあるので、そういう状況では、多少だが「色褪せて」感じられてしまっている、という事はあるかも知れない。しかし皮肉にも、ロシアが核の使用をほのめかした上、チェルノブイリなどウクライナの原発を占拠した事で、再び「福島」の悪夢が呼び覚まされた、という事は、あったのではないか。